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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • NYの医科大に理事長が10億ドルを寄付 授業料無償化へ

    2024-02-29

    有名投資家の未亡人(93)が、自身が理事長を務める米ニューヨーク市のアルバート・アインシュタイン医科大学に10億ドル(約1500億円)を寄付したそうです。これを受け大学は、全学生の授業料を無償化する予定だといいます。同大は米ニューヨーク市の低所得地域にあるそうです。現在の同大の授業料は年間6万3000ドルで、多くの学生は返済に何十年もかかるような借金を抱えて卒業するとのことです。今回の無償化が、移民など多様な志願者の呼び込みにつながることが期待されるといいます。なお、寄付金の運用により、同大の授業料無償化は永続するとみられています。AP通信の記事です。

  • 生物学的年齢も若くなる! 断食模倣食「FMD」の驚くべき効果

    2024-02-29

    1カ月に連続5日間だけ食事を制限して、体を断食時と似た状態にするダイエット法「断食模倣食(FMD)」は、健康に有益なようです。米国の研究チームが、18~70歳の男女を対象に2件の臨床試験を実施。FMDを実践する人、通常の食事を取る人、地中海食を取る人に分けて比較したそうです。FMD実践者は、食事制限の5日間は野菜中心のスープなどを食べ、その生活を3~4カ月継続。その結果、FMD実践者は、その他のグループと比べて、免疫系の加齢や糖尿病、脂肪肝の兆候が低減したそうです。また、生物学的年齢も実年齢より平均2.5歳若くなったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 「チョウセンゴミシ」の成分、大腸がんに有効な可能性

    2024-02-28

    日本や韓国、中国などに自生する「チョウセンゴミシ(朝鮮五味子)」の果実の成分が、大腸がんに有効なことが分かったそうです。果実に含まれるポリフェノールの一種「シサンドリンB(SchB)」は肝臓がん、乳がん、卵巣がん、胃がん、胆のうがんに対して抗がん作用があることが知られているといいます。チームが大腸がんについて調査したところ、さまざまなステージの大腸がんに抗がん効果を発揮することが判明。特に、末期の大腸がんに高い有効性が確認されたといいます。その上、正常な細胞に対する毒性は非常に低かったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病、症状出現までの脳変化が明らかに

    2024-02-28

    アルツハイマー病(AD)患者の脳には、どのような流れで変化が起こるのでしょうか。中国の研究チームが、ADと診断された中高年648人と認知的に健康な中高年648人について、脳脊髄液や脳画像の20年間にわたる定期検査の記録を比較したそうです。AD患者は、診断の18年前の時点で髄液中のAD関連タンパク質アミロイドβのレベルが高かったといいます。それに続いて、神経細胞におけるタウタンパク質の異常な蓄積が起こり、神経細胞の伝達不良が出現したとのことです。その数年後に、脳萎縮と認知機能低下が認められたといいます。AP通信の記事です。

  • 韓国の研修医スト、復職しなければ医師免許停止と政府が警告

    2024-02-27

    韓国政府は26日、医学部増員計画に反発して研修医約9000人が起こしているストライキについて、4日以内に復職しなければ医師免許停止などの法的措置を講じると警告したようです。29日までに復職すれば、処分は求めない方針。ストの影響で、手術や治療の中止が多発しているそうです。政府は公立医療施設の診療時間を延長するなどして医療の安定を図っていますが、急患がたらい回しの末に死亡する事例も起きているといいます。スト参加者は「計画している数の新入生を大学は受け入れられない」「この計画では慢性的な医師不足を解消できない」と主張しているとのこと。AP通信の記事です。

  • 「乳房切除」で、乳がん発症リスクが80%低減か

    2024-02-27

    乳がんのリスクが高い女性に対して、リスク低減乳房切除(RRM)を推奨することを検討するべきかもしれません。カナダの研究チームが、乳がんリスクを高めるとされるBRCA1またはBRCA2遺伝子の変異を持つがん患者ではない1600人を6年にわたり追跡調査したそうです。このうち半数がRRMを受けたといいます。調査終了時点で乳がんを発症したのは、RRMを受けた群が20人、受けなかった群は100人。RRMが乳がん発症リスクを80%抑制することが示されたそうです。また、RRMを受けてから15年以内に乳がんで死亡する確率は1%未満だったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • ドイツが娯楽目的の大麻使用・栽培を合法化 4月から

    2024-02-26

    ドイツで早ければ4月から、公共の場での大麻の使用が合法化される見込みです。ドイツ連邦議会が23日、娯楽目的での大麻使用・栽培を認める法案を可決。闇市場の取り締まりや汚染された大麻から使用者を守ることが目的だといいます。法案によると、18歳以上の成人は公共の場で25g、自宅では50gまで大麻の所持が可能になります。1世帯あたり3株まで大麻栽培も認められます。大麻の購入に関しては厳しいルールを設ける予定で、非営利の会員制「大麻クラブ」に所属するメンバーのみが入手できるといいます。一方で、医療関係者などは強く反対しているようです。BBCの記事です。

  • ダメ! 皮膚に刺さない血糖値測定機器 米FDAが警告

    2024-02-26

    米食品医薬品局(FDA)は、皮膚に刺さずに血糖値を測定するスマートウォッチやスマートリングを使用しないよう警告を発したそうです。こうした機器をFDAは承認しておらず、血糖値の不正確な測定や命を脅かす誤った糖尿病管理につながる恐れがあるとしています。FDAは消費者に対し、「非侵襲的技術」は血糖値を直接検査するものではないため、購入しないよう呼びかけたといいます。また、医療機関に対しては、未承認の機器を使うことのリスクを患者と話すよう求めたそうです。なお、FDAはこうした機器が原因で起きた有害事象の情報収集を行っているといいます。CNNの記事です。

  • これでも吸う? たばこが免疫系に与える悪影響が明らかに

    2024-02-22

    喫煙が健康に与える深刻な影響が、また一つ明らかになりました。フランスの研究チームが、20~69歳の健康な男女1000人の血液検体を細菌やウイルスに暴露させ、免疫応答を評価したそうです。その結果、生活習慣や食生活、遺伝的性質など136の条件のうち、喫煙が免疫応答に最も悪影響を及ぼすことが分かったとのこと。禁煙をすると免疫応答はある程度改善するものの、完全に回復するには数年かかったといいます。特に、リンパ球のT細胞やB細胞が関与し特定の病原体に対する強力な「適応免疫」への影響が長く続いたそうです。CNNの記事です。

  • イーロン・マスクも大注目の「脳インプラント」のいまに迫る!

    2024-02-22

    米起業家イーロン・マスク氏のニューラリンク社が1月、脳インプラントの臨床試験を開始したと発表しました。マスク氏はまず、視力回復▽筋肉を動かせない人による電子機器の操作▽首を骨折した人の脳の信号を脊髄に送達――を実現したいと考えているようです。同社が手がけるもの以外にも、脳インプラントの研究は進んでいます。話すことができなくなった人が脳波で文字を入力したり、念ずることでアバターが発話したり。まひの男性が100m歩けるようになったとの研究発表や、強迫性障害とてんかんを改善した女性がいるとの報告もあります。マイナビRESIDENTの記事です。

  • 単純ヘルペスウイルス1型の感染で認知症リスクが倍増か

    2024-02-22

    口唇ヘルペスの原因「単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)」の感染歴が、認知症発症の危険因子である可能性が示されたそうです。スウェーデンの研究チームが、70歳の認知症ではない1002人を15年にわたって追跡調査した結果です。対象者の82%がHSV-1抗体を保有していた(感染歴があった)そうです。そして、HSV-1抗体を持つ人は、そうでない人に比べて追跡期間中に認知症を発症するリスクが2倍高かったといいます。こうした関連性は、認知症の危険因子とされるAPOE4遺伝子や年齢に関係なく認められたとのこと。Science Alertの記事です。

  • ナイアシンの取り過ぎに注意! 心臓発作や脳卒中と関連

    2024-02-21

    「ナイアシン(ビタミンB3)」は代謝やエネルギー産生、DNAの修復・合成などに関わる重要な物質です。しかし、取り過ぎには注意が必要なようです。米国の研究チームが、心臓病患者 3163人のデータを分析。ナイアシンが過剰な場合に分解産物「4PY」が作られ、血中にこれが見つかると心臓発作や脳卒中のリスクが高まることが明らかになったそうです。マウスに4PYを注入して調べたところ、血管の炎症が増加することも示されたといいます。ナイアシンはシリアルやパン、魚や肉などに多く含まれており、米国人の4人に1人が推奨量より多く摂取しているそうです。NBC Newsの記事です。

  • 若返り・老化防止にも「CAR-T細胞」が有効⁉

    2024-02-21

    血液がんの治療で注目を集めている「キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞」が、若さの維持にも有効な可能性があるそうです。米国の研究チームが、体に蓄積して有害な炎症を引き起こす老化細胞に着目。白血球の一種であるT細胞に遺伝子改変を行い、老化細胞を除去できるCAR-T細胞を作製しといいます。これをマウスに投与したところ、肥満や糖尿病など老化に関連する疾患が抑制されたのだそうです。そして、高齢マウスは若返り、若いマウスは老化スピードが遅くなったといいます。CAR-T細胞をたった一回投与するだけで、その効果は生涯にわたって続いたとのことです。Science Dailyの記事です。

  • 韓国の研修医が一斉に退職届 政府の医学部増員方針に反発

    2024-02-20

    韓国政府が医師不足の対応策として、来年度以降の医学部入学定員を2000人増やすという方針を示し、医師側から医療の質の低下につながるとして大反発が起きているそうです。韓国の5大病院に勤務する研修医らが19日、一斉に退職届を提出したといいます。20日からは、各自の持ち場を離れる予定だとのことです。他の病院でも数百人の研修医が退職届を提出しており、一部で手術や治療に遅れが生じているそうです。政府は研修医に勤務の継続を要求しているといいます。政府は急患に対応するため、状況に応じて軍医を投入する用意をしているとのことです。AP通信の記事です。

  • 「匂い」がうつ病患者の記憶を呼び起こすきっかけに

    2024-02-20

    うつ病の人は記憶を思い出すのが困難であることが知られています。うつ病の人が過去の具体的な出来事を思い出すのに、「匂い」が役立つかもしれません。米国の研究チームが、成人うつ病患者32人を対象に調査を実施。24種類の匂いを嗅がせ、それらに関連する過去の記憶を呼び起こしてもらったそうです。すると参加者の68%が、匂いに応じて過去の具体的な出来事を思い出すことができたといいます。参加者にそれぞれの匂いを表す言葉を説明してみたところ、52%が過去の出来事を思い出したものの、匂いを嗅いだ場合よりも不鮮明だったとのこと。NBC Newsの記事です。

  • 米FDA、治療困難な「転移性メラノーマ」の細胞療法を初承認

    2024-02-19

    米食品医薬品局(FDA)が2月16日、米バイオテクノロジー企業Iovance Biotherapeuticsが開発した転移性の悪性黒色腫(メラノーマ)に対する初の細胞療法「Amtagvi」を承認したそうです。AmtagviはTIL(腫瘍浸潤リンパ球)療法と呼ばれるもので、患者自身の免疫細胞・T細胞(TIL)を利用し、がんを破壊します。1回の治療で少なくとも数年間効果が続くといいます。メラノーマ患者73人を対象とした臨床試験では、Amtagviの効果があった人(客観的奏効率)は31.5%だったそうです。このうち43.5%で、12カ月が経過した時点まで腫瘍の進行や死亡が発生することなく効果が持続したといいます。CNNの記事です。

  • 喘息治療薬「ゾレア」の使用を食物アレルギー患者に拡大/米FDA

    2024-02-19

    喘息治療薬「ゾレア(一般名:オマリズマブ)」が、食物アレルギー患者のアレルギー反応を減らす目的での使用について、米食品医薬品局(FDA)から2月16日に承認されたそうです。対象は1歳以上の患者で、2~4週間に1回、注射で投与。ピーナッツアレルギー患者を対象とした臨床試験では、ゾレアを投与された群の68%がティースプーン半量のピーナッツタンパク質に耐えられるようになったのに対し、プラセボ群は6%だったといいます。ナッツや牛乳、卵、小麦についても同様の結果が出たそうです。ただし、ゾレアでの治療自体がアナフィラキシーを起こすことがあり注意が必要とのこと。AP通信の記事です。

  • 【食べるだけで!】うつに効果あり/なし/逆効果の食品【食べるだけで…】

    2024-02-16

    多くの人がうつ症状に苦しんでいます。症状の抑制に効果がある食品や、逆に症状を進行させる食品の研究が進んでいます。キウイやヨーグルトはうつ治療に効果があり、ビタミンB6サプリメントは気持ちを落ち着かせるそうです。一方で、インスタント食品やスナック菓子、炭酸飲料などの超加工食品は、特に女性のうつ病リスクを高めるといいます。揚げ物もリスクを高め、特にフライドポテトが悪いそうです。そして、うつ予防に効果があると考えられていたオメガ3サプリは、実は効果がないことが分かったといいます。マイナビRESIDENTの記事です。

  • 感染症後の長引くせきは「我慢」が一番の薬

    2024-02-16

    呼吸器感染症後に長引くせきは、ほとんどの場合、時間がたてば改善するそうです。カナダの研究チームが、感染症後のせきに関する重要ポイントをまとめています。まず、こうしたせきは、呼吸器感染症を患った成人の11~25%が経験するそうです。ただし、8週間を超えて続くせきは注意が必要で、嚥下困難や過度の息切れ、喀血などの症状、肺炎の再発歴や長期にわたる喫煙歴がある場合は追加の検査や評価をしなくてはならないとしています。また、長引くせきに使われている吸入薬や経口薬は、ほとんど効果がなく副作用もあることを知っておくべきだとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • うつ病の人は体温が高い 体の冷却が症状軽減の鍵?

    2024-02-16

    うつ病と体温には奇妙な関連性があるそうです。米国の研究チームが、世界106カ国の2万880人から7カ月にわたって収集したデータを分析。うつ症状(自己申告)が深刻になるほど、平均体温が高くなることが明らかになったそうです。ただし、うつ病が体温を上昇させるのか、体温上昇がうつ病の原因になるのかは不明とのこと。また、サウナなどがうつ症状を軽くするという研究報告があるそうです。これは、発汗による自己冷却で体温が下がることが理由の可能性があるそうです。冷水を浴びるよりもサウナなどの方が体温が下がり、その状態が長く続くといいます。Science Alertの記事です。

  • 雷が鳴ったら頭を濡らした方がいい 落雷ダメージを軽減

    2024-02-15

    雷が頭に落ちたとき、頭皮が雨水で濡れていると生存率が高くなるそうです。ドイツの研究チームが、ヒトの頭皮、頭蓋骨、脳の頭部モデルを作製して実験を行ったといいます。この「頭部」はヒトの組織の電気伝導性(電気の通りやすさ)が再現されているとのこと。チームは、乾燥した状態の「頭部」と人工の雨水で濡らした「頭部」に、雷を模した電流を流したそうです。雨水で濡れている頭部の方が、濡れていない頭部に比べて落雷による傷(穿孔)や深刻な損傷部位が少なかったといいます。さらに、頭部が濡れているほうが、脳に届く電流強度も低かったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 南アジア系は心臓病リスクが高い 血管再生の幹細胞が原因か

    2024-02-15

    南アジアの人は、白人に比べて若いうちから心血管疾患を患うリスクが高いそうです。カナダなどの研究チームがその理由を明らかにしたようです。チームは、南アジア系だと自認する成人60人と欧州系の白人60人の血液細胞を比較。参加者はみな、心血管疾患か糖尿病のどちらかを患っている上、心臓病の危険因子を一つ以上持っていました。その結果、南アジア人は、白人に比べて血管の修復や再生に必要な幹細胞が非常に少ないことが示されたといいます。南アジアはインド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン、モルディブで構成される地域です。CBCの記事です。

  • バイデン大統領に記憶力低下の指摘 認知機能に問題はない?

    2024-02-14

    11月の米大統領選で再選を目指すバイデン大統領(81)の認知力に、注目が集まっているようです。きっかけは、バイデン氏が機密文書を自宅に持ち出した問題についての報告書です。検察当局は訴追しないと結論付け、「(バイデン氏は)高齢で記憶力が乏しい」と指摘したそうです。ただ、複数の医師によると、過去の日付や時系列を忘れただけでは、認知機能や意思決定などのレベルの判断はできないといいます。その瞬間の記憶力や認知力に影響を与える要因は多岐にわたり、特にプレッシャーがかかる状況ではこうした能力が損なわれることがあるそうです。ABC Newsの記事です。

  • 米オレゴン州で8年ぶりにペスト患者発生 飼い猫から感染か

    2024-02-14

    米オレゴン州デシューツ郡で、8年ぶりにペスト患者が確認されたそうです。ペストは通常、ペスト菌を持つネズミなどからノミを介してヒトに感染します。家庭のペットも同様のルートで感染することがあり、そのペットの飛沫などからヒトに感染することもあるそうです。特に猫はネズミを追いかける習性がある上、体質的にペスト菌を除去するのが難しいといいます。今回の患者については、飼い猫から感染した可能性が指摘されています。患者はリンパ節が腫れる「腺ペスト」から始まり、血液まで感染が拡大したそうです。幸い抗菌薬がよく効いているといいます。NBC Newsの記事です。

  • アレルギーの主犯格か 新たな「メモリーB細胞」を発見

    2024-02-13

    アレルギー治療の新たな標的が見つかったかもしれません。カナダとデンマークの研究チームが、新たなタイプの免疫細胞「2型メモリーB細胞(MBC2)」を発見したそうです。チームは、花粉などのアレルゲンから蛍光分子の一種(四量体)を作製したり、舌下免疫療法臨床試験の検体を活用したりすることで、MBC2とアレルギー反応を引き起こすIgE抗体が直接関連することを明らかにしたそうです。MBC2がアレルギーであることを記憶し、アレルゲンに遭遇するとIgE抗体を多く産生するといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 世界共通? 「声の低い人」は威厳があって魅力的

    2024-02-13

    低い声で話すと、他人に良い印象を与えられるそうです。米国の研究チームが、男女2人ずつに同じ文章を読んでもらい、その音声記録を編集して、それぞれについて声の高さが「高い」「平均的」「低い」の3パターンを作成したといいます。これを世界22カ国の男女計3100人に聞かせたそうです。そして、長期的な関係を築く相手として魅力に感じる声を尋ねたところ、男女ともに「低い声」と答えたといいます。また、低い声の男性は、他の男性に怖く威厳がある印象を与えることも分かったとのことです。Science Dailyの記事です。

  • 衝撃!身近に潜む健康リスク5連発!

    2024-02-09

    私たちの身の回りには、たくさんの健康リスクが潜んでいるようです。豪州の首都圏では、薪ストーブの影響で年間63人が死亡している可能性があるそうです。また、シンガポールの研究チームが、現在の「たばこ規制」がなければ、副流煙などで2万人以上が心臓発作を起こしていたとの推計を発表しています。健康への影響は今のところ分かってはいませんが、ペットボトル飲料水には大量の微小なプラスチック片が入っているといいます。そして、飲食物に残る殺虫剤は精子濃度を低下させるとの報告もあります。マイナビRESIDENTの記事です。

  • 抗凝固薬、原因不明の脳卒中患者の再発予防に効果低く

    2024-02-09

    原因不明の脳卒中患者が再度脳卒中を起こすのを防ぐために、抗凝固薬が使われることがよくあるといいます。米国の研究チームが、これを「やめるべき」とする研究結果を発表したようです。チームは、原因不明の脳卒中を起こし「心房心臓病(atrial cardiopathy)」の兆候がある患者1015人を調査しました。標準治療である「アスピリン」を使用した群と、それよりもリスクがある抗凝固薬「アピキサバン」を使用した群との脳卒中再発率は共に4.4%だったそうです。心房心臓病は心房細動(AF)に似ているため、AF向けの抗凝固薬が使われることが多いといいます。Medical Xpressの記事です。

  • バイアグラが男性のアルツハイマー病リスク抑制か

    2024-02-09

    バイアグラなどの勃起不全(ED)治療薬を使用している男性は、アルツハイマー病(AD)を発症するリスクが18%低くなることが分かったそうです。英国の研究チームが、ED患者26万人の処方データを分析し、5年間の追跡調査を実施。その結果、1万人年あたりのAD発生数は、ED治療薬を処方されていた群が8.1人だったのに対し、こうした薬を処方されていない群は9.7人だったそうです。AD発症リスクが一番低かったのは、ED治療薬を最も多く処方されていた群だったといいます。研究者は、血流の増加の影響や、薬が神経細胞に直接作用した可能性があるとみています。BBCの記事です。

  • ウイルス感染に伴う神経損傷、過剰な免疫応答が原因か

    2024-02-08

    ジカウイルスや新型コロナウイルスなどに感染すると、神経損傷が起きやすいことが知られています。カナダの研究チームが、これはウイルスそのものが原因ではなく、免疫系に問題があることを突き止めたそうです。チームは、ジカウイルスに感染させたマウスを使って調査を実施。その結果、免疫細胞・T細胞の中の「NKG2D+CD8+T細胞」が、ジカウイルスに感染していない細胞を大量に死滅させていることが明らかになったといいます。この攻撃的な免疫応答が脳内で起こると、神経疾患につながる可能性があるとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 楽器の演奏や合唱の経験がある人は認知能力が高い

    2024-02-08

    楽器の演奏や合唱などの音楽経験は、後の認知機能にどのような影響を及ぼすのでしょうか。英国の研究チームが、主に女性の中高年に音楽経験に関するアンケートと認知テストを実施。楽器の演奏経験がある人は、そうでない人に比べて記憶力と実行機能(計画を立てて目的を達成する能力)が優れていたそうです。特に今も楽器を演奏している人は、最も高い認知能力を示したといいます。合唱の経験者は、実行機能のみ優れていたとのこと。なお、音楽鑑賞と認知機能の間に関連性は見いだせず、「モーツァルト効果」は誤りのようです。The Conversationの記事です。

  • 永久凍土に眠るゾンビウイルス、専門家が「覚醒」への備えを呼び掛け

    2024-02-07

    フランスの研究チームが、北極圏の永久凍土に眠る数十万年前の「ゾンビウイルス」を複数見つけたそうです。これらのウイルスは培養細胞に感染できることが分かり、研究者は次のパンデミックを引き起こすかもしれないと警戒を呼び掛けています。チームは、シベリアの異なる7カ所で採取した永久凍土を調査し、ゾンビウイルスを発見。温暖化や採掘作業の影響で、こうしたウイルスが現代に蘇る可能性があるといいます。北極ではそのような場合に備えて、隔離施設の整備や専門家の派遣が計画されているとのことです。Medical Briefの記事です。

  • トリプルネガティブ乳がんの増殖を抑制、新薬が前臨床試験で有望な結果

    2024-02-07

    がん細胞の増殖を促すタンパク質「CDK9」を阻害する経口新薬「CDDD11-8」が、予後不良で知られる「トリプルネガティブ乳がん(TNBC)」に対する前臨床試験で有望な結果を示したようです。豪州の研究チームが、TNBC患者から採取した組織を使って調査をしました。その結果、CDDD11-8がTNBCの増殖を効果的に抑制することが示されたそうです。その上、この薬は乳房組織の正常な細胞には影響を及ばさないことも明らかになったといいます。CDDD11-8は当初、急性骨髄性白血病向けに開発されたのだそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 脳インプラントで、てんかんと強迫性障害の治療に成功

    2024-02-06

    てんかんと強迫性障害(OCD)に苦しんでいた34歳の女性が幸せを取り戻したそうです。米国の研究チームが、この女性のてんかん発作を治療するために32mmの小型装置を脳に埋め込む手術を実施。その際、OCDの症状が出た時に起こる、脳内の特定の信号に反応するプログラムもこの装置に追加したそうです。手術から8カ月後、女性が10代から悩まされ続けていたOCDによる1日8~9時間の執拗な手洗いや施錠の確認などの「儀式行為」が徐々に減り始め、現在は通常の生活を送れるようになったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 大気汚染物質NO2とPM2.5、連携して肺を損傷

    2024-02-06

    大気汚染物質の「二酸化窒素(NO2)」や「微小粒子状物質(PM2.5)」が、健康な人の肺にどのようにダメージを与えるかが明らかになったようです。英国の研究チームが、肺の複数の細胞を使い、ガス交換や肺胞の構造維持の役割を担う肺深部の「肺胞上皮」を体外で再現。これをNO2やPM2.5に暴露させ、肺への影響を調査したそうです。NO2とPM2.5に同時に暴露させた場合と別々に暴露させた場合を調べたところ、NO2とPM2.5が連携して肺の深部の重要な細胞に損傷を与える可能性が示されたとのことです。The Conversationの記事です。

  • 世界のがん患者、2050年には77%増の3500万人/WHO発表

    2024-02-05

    2022年にがんと診断された患者は世界に2000万人おり、50年には77%増の3500万人に達する可能性があるそうです。世界保健機関(WHO)が、世界185カ国、36種類のがんを対象にした調査結果を公表しました。22年に最も患者数が多かったのは肺がんで、全体の12.4%に当たる250万人だったそうです。患者数は、女性の乳がん、大腸がん、前立腺がん、胃がんが肺がんに続くといいます。死者数も肺がんが最も多く、全体の19%にあたる180万人だったとのこと。がんの治療や検査について、先進国と発展途上国で深刻な格差が生じていることも指摘されています。CNNの記事です。

  • ある視覚症状が、アルツハイマー病の強力な予測因子と判明

    2024-02-05

    距離感がなくなったり物体が認識できなくなったりするなど、視空間認知に支障をきたす「後部皮質萎縮症(PCA)」が、アルツハイマー病(AD)と密接に関連していることが分かったそうです。米国などの研究チームが、PCA患者1092人のデータを分析。患者の94%で明らかにADに関連する脳の変化が確認され、PCAがADの強力な予測因子であることが示されたといいます。PCA患者は、視空間情報の処理に関与する脳の後部に、ADに関連するとされるタンパク質タウの病変が多く存在することも判明。研究者は、これが治療のヒントになる可能性があるとしています。ScienceAlertの記事です。

  • キウイフルーツ、気分や活力の向上に即効性あり

    2024-02-02

    メンタルヘルスの向上には、ビタミンCが豊富なことで知られるキウイフルーツが有効かもしれません。ビタミンCの不足は、うつ病の増加や認知障害と関連しているそうです。ニュージーランドの研究チームが、ビタミンC不足の成人155人に8週間の調査を実施。キウイフルーツを1日2個ずつ毎日食べると、4日以内に気分や活力が向上することが分かったそうです。この効果は14~16日後にピークに達するといいます。ビタミンCサプリメントの摂取も有効ではあったものの、キウイフルーツの方が効果が高かったとのこと。Neuroscience Newsの記事です。

  • 認知症薬「アデュヘルム」の販売・研究打ち切り

    2024-02-02

    米製薬大手バイオジェンは、2021年に米食品医薬品局(FDA)の迅速承認を得たアルツハイマー病(AD)治療薬「アデュヘルム(一般名アデュカヌマブ)」の販売を中止するそうです。正式承認のために必要な追加の研究も打ち切るといいます。同薬は有効性を示す証拠に乏しく、商業化に苦戦していたそうです。同社は今後、日本のエーザイと共同開発し、すでにFDAの正式承認を得ているAD治療薬「レケンビ(一般名レカネマブ)」などに注力するといいます。アデュヘルムは世界で約2500人が使用しており、11月までは継続使用できるとのこと。AP通信の記事です。

  • マスク氏の企業、人の脳に機器埋め込む臨床試験開始

    2024-02-01

    米国の起業家のイーロン・マスク氏が率いるニューラリンク社が、手術で人の脳に小型の装置を埋め込み、コンピューターに直接つなぐ臨床試験を開始したそうです。マスク氏は詳細を明らかにしていませんが、患者の経過は良好だとしています。同社は、脳卒中などで体が不自由な患者の自律性を回復させることを目標に、「ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)」を開発しているそうです。BMIは脳に埋め込んだ装置が神経活動を読み取ることで、患者が頭の中で考えるだけでコンピューターやスマートフォンを操作できる技術です。ABC Newsの記事です。

  • 2022年の米の梅毒患者20.7万人を超える 1950年以来最多

    2024-02-01

    米疾病対策センター(CDC)は、米国における2022年の性感染症に関する報告書を公表しました。22年に報告された梅毒の全患者数は 20万7000人を超え、前年より17%増加したそうです。梅毒患者数は1950年以来最多を記録したとのこと。梅毒は異性愛者の患者も増えているといいます。異性愛者には通常あまり検査が行われないため、気づかないうちに感染が広がっている可能性が指摘されています。胎盤を通して梅毒が母子感染する先天梅毒も増えているとのこと。一方、淋病は前年より9%減少し、クラミジアは横ばいだったそうです。AP通信の記事です。

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