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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • 2型糖尿病が脳の老化を早める可能性

    2022-05-30

    2型糖尿病の脳への影響に、もっと注目するべきかもしれません。米国の研究チームが、英国バイオバンクのデータを使って50~80歳の2万人の脳を調査。2型糖尿病の人はそうでない同年齢の人に比べ、加齢の影響を越えて、実行機能が13.1%、処理速度が6.7%、それぞれ低下したそうです。糖尿病が進行すると、脳の老化が最大で26%加速することも分かったといいます。糖尿病と診断される前から脳が影響を受けている可能性も示唆されています。Neuroscience Newsの記事です。

  • ビタミンD含有の遺伝子組み換えトマトを開発

    2022-05-30

    骨の軟化を引き起こすビタミンD不足は、英国の研究チームが開発した遺伝子組み換えトマトで解消できるかもしれません。ヒトが食べ物から取るべきビタミンD3は、プロビタミンD3(7-DHC)に紫外線(UBV)を当てることで生成されます。プロビタミンD3は本来、葉にしか含まれませんが、チームは実にも含むトマトを作り出すことに成功。スライスした実にUVBを1時間照射したところ、実1個に1日の推奨摂取量に当たるビタミンD3が含まれていたとのこと。SciTechDailyの記事です。

  • 抗てんかん薬「ガバペンチン」で脳卒中後の運動機能が回復する可能性

    2022-05-30

    脳卒中後の運動機能の回復に、抗てんかん薬「ガバペンチン」が有効かもしれません。米国の研究チームが、虚血性脳卒中のモデルマウスを使って調査。ガバペンチンを毎日6週間にわたって投与されたマウスは、脳卒中後の前肢運動機能が回復しやすかったそうです。治療終了から2週間後も、機能回復は持続していたといいます。脳卒中が起きてから1時間後に治療を始めても、1日後に始めても、結果に違いはみられなかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 米国でオミクロン株亜系統「BA.2.12.1系統」の感染が拡大 デルタ株の特徴も備える?

    2022-05-30

    米国でまた、新型コロナウイルスの感染が拡大しています。患者の58%はオミクロン株の亜系統「BA.2.12.1」の感染者だといいます。専門家はBA.2.12.1について、以前のオミクロン株に比べて広がりが速く、免疫をうまく回避する能力があると指摘しています。患者が重症化しやすい可能性もあるそうです。BA.2.12.1はオミクロン株だけでなく、デルタ株の特徴も兼ね備えており、従来のオミクロン株に感染した人もBA.2.12.1に再感染するリスクが高いといいます。AP通信の記事です。

  • EV-D68ウイルスが急性弛緩性脊髄炎を引き起こすメカニズム

    2022-05-30

    ポリオに似た麻痺を起こす「急性弛緩性脊髄炎(AFM)」と「エンテロウイルスD68(EV-D68)」の直接的な因果関係が明らかになったようです。米国の研究チームが、2008年にAFMで死亡した男児の剖検標本を調査。EV-D68が、脊髄ニューロンに直接感染していたことが分かったそうです。EV-D68に感染していたニューロンは、上肢の脱力に関連する領域だったといいます。さらに、感染に伴う強力な免疫反応も確認され、正常なニューロンも破壊された可能性があるようです。Medical Xpressの記事です。

  • サル痘は、どのように感染が広がったのか?

    2022-05-27

    欧米などで報告が相次ぐ「サル痘」は、性交渉によって感染が拡大した可能性があるそうです。WHO(世界保健機関)は、最近欧州内で開かれた二つのダンスパーティー(レイブ)での性的な行為が契機になった可能性に言及。欧州各国の保健当局によると、患者の多くは男性と性交渉をする男性です。ただ、そういった人が他の人より感染リスクが高いわけではなく、たまたまそのコミュニティで最初に感染が起きたことが原因だとみられています。AP通信の記事です。(写真:サル痘ウイルスの電子顕微鏡画像=CDC提供)

  • 新型コロナ入院患者、8人に1人が後に心筋炎発症/英

    2022-05-25

    新型コロナで入院した患者に生じる長期的な影響が明らかになったようです。英国の研究チームが、2020年5月~21年3月に新型コロナで入院した患者159人を1年間にわたり追跡調査しました。8人に1人が後に心筋炎と診断されたそうです。全身炎症や臓器へのダメージにより、再度治療を受けた患者も多くいたといいます。退院後の体調を左右するのは、基礎疾患の有無ではなく、新型コロナ感染時の重症度だということも判明したそうです。iNewsの記事です。

  • がん細胞のみを殺すウイルス、臨床試験で1人目の患者に投与

    2022-05-25

    がん細胞のみに感染して増殖し、それを破壊する「腫瘍溶解性ウイルス」をご存じでしょうか。米国と豪州の研究チームが、ポックスウイルスを遺伝子改変した「CF33-hNIS (別称Vaxinia)」を開発。ウイルスが破壊したがん細胞から抗原が放出され、免疫系を刺激する効果もあるそうです。このほど、第1相試験でこの薬を1人目の患者に投与。少なくとも2つの標準治療を受けたことがある転移性または進行性固形がん患者計100人に試験を行う予定とのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 欧米で感染者の報告が相次ぐ「サル痘」、症状や感染経路は?

    2022-05-24

    各国で相次いで感染者が見つかっている「サル痘」は、サル痘ウイルスによる感染症です。潜伏期間は5日~3週間。患者のほとんどは発熱、体の痛み、悪寒、倦怠感といった症状で済むものの、悪化すると顔や手に発疹が現れ、全身に広がるようです。致死率は最高10%。感染者の体液や発疹に触れたり、飛沫を浴びたり、汚染された衣類、寝具に接触したりすることで感染します。性交渉を通じて感染が広がっている可能性が指摘されています。AP通信の記事です。

  • クランベリーが認知症予防に効く? 記憶力や脳機能が改善

    2022-05-24

    クランベリーを毎日食べると、記憶力や脳機能にプラスの影響があるようです。英国などの研究チームが、正常な認知機能をもつ50~80歳の参加者60人を調査。生のクランベリー100gに相当する量のフリーズドライクランベリー粉末を毎日12週間にわたって摂取した人は、体験した出来事の詳細な記憶や神経機能、脳の血流が改善することが分かったそうです。さらに、動脈硬化を引き起こすとされる悪玉コレステロールのレベルも低下したといいます。EurekAlert!の記事です。

  • サル痘、現時点で心配は不要/米CDC

    2022-05-24

    米疾病対策センター(CDC)などの専門家は、各国で感染報告が相次いでいるサル痘について、「現時点で一般市民が差し迫った危険を心配する必要はない」と考えているようです。専門家は、アフリカ以外の国々で感染が確認されていることは極めて異常だと指摘。一方で、感染例は少なく、大規模な流行が起こる可能性は非常に低いとしています。サル痘には天然痘ワクチンが有効であるため、感染リスクの高い人に接種する用意もできているとのこと。CNNの記事です。

  • 若い世代の急性心筋梗塞を引き起こす危険因子、男女で違い

    2022-05-24

    若い世代の急性心筋梗塞(AMI)を予防するためには、男女で戦略を変えた方がいいそうです。米国の研究チームが、55歳以下のAMI患者2264人と対照群2264人のデータを分析。女性において最もAMIに関連する危険因子は糖尿病で、次いで喫煙、うつ病、高血圧、低世帯所得などが続きました。一方男性は、喫煙とAMI家族歴が主な危険因子だったといいます。近年、特に若い女性のAMIが増えており、これらの危険因子を意識する重要性が指摘されています。ScienceDailyの記事です。

  • 感染後のワクチン接種で、コロナ後遺症が改善する可能性

    2022-05-20

    新型コロナの後遺症に苦しんでいる人は、コロナワクチンを打った方がいいかもしれません。英国の研究チームが、コロナ感染後に少なくとも1回ワクチンを接種した成人2万8356人のデータを分析しました。後遺症に苦しむ人の割合は、感染後にワクチンを1回接種すると13%減り、2回接種するとさらに9%減ることが分かったそうです。生物学的メカニズムを解明することで、後遺症治療薬の開発につながる可能性があるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 欧米でサル痘の報告相次ぐ 性交渉で感染の可能性も

    2022-05-20

    欧米で、中央・西アフリカで流行するサル痘の報告が相次いでいます。このAP通信の記事では、ロンドンで感染したとみられる男性4人について説明。全員がゲイやバイセクシャルで、アフリカへの渡航歴はなかったといいます。サル痘は感染動物の血液や体液に触れることで感染します。症状は発熱や筋肉痛から始まり、ひどくなると顔や性器に発疹が現れます。地域社会で濃厚接触による感染が広がっている可能性があるとのこと。現在、複数の国で感染者の報告が上がっています。

  • 低タンパク質食の「老化防止効果」に不可欠なホルモン、マウスで特定

    2022-05-20

    「低タンパク質食」はげっ歯類などの健康や寿命に好影響を及ぼすと考えられています。肝臓から分泌されるホルモン「線維芽細胞増殖因子21(FGF21)」が、この効果には不可欠であることが分かったそうです。米国の研究チームがオスのマウスで調査。FGF21遺伝子ノックアウトマウスに低タンパク質食を与えたところ、同じものを与えられた通常マウスに比べて老化が早く、自然寿命が短くなったといいます。メスのマウスにも当てはまるかは未確認とのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 北朝鮮で新型コロナの感染が急拡大か

    2022-05-20

    北朝鮮で、新型コロナが原因とみられる発熱者の増加が止まらないようです。同国は5月18日、新たに23万2880人の発熱者と6人の死亡を確認したと発表。4月下旬以降、発熱者は累計で170万人を超え、死者は62人に上るそうです。国外の専門家は、そのほとんどがコロナ感染者で、死者数は少なく報告されている可能性があるとみています。また、同国はワクチンを調達しておらず、WHO(世界保健機関)からの援助の申し出も受け入れていません。AP通信の記事です。

  • 開発中のALS新薬、既存薬より有効な可能性

    2022-05-20

    米ノースウェスタン大学が筋萎縮性側索硬化症(ALS)新薬「NU-9」を開発中で、既存薬より有効な可能性があることが分かったそうです。チームは、ALS(SOD1遺伝子変異型)モデルマウスで薬の有効性を調査。NU-9には、異常が生じた上位運動ニューロンの軸索を伸ばす効果があることが判明したといいます。また、既存薬のリルゾールやエダラボンと組み合わせると、NU-9の効果が高まるとのこと。順調にいけば、2023年には第1相試験が行われる予定だそうです。Medical Xpressの記事です。

  • トキソプラズマに感染している人の顔は魅力的に見える?

    2022-05-20

    トキソプラズマ原虫に感染すると、人の外見が変化する可能性があるようです。フィンランドの研究チームが、トキソプラズマ感染者35人と非感染者178人を比較。感染者は顔が左右対称である傾向が高いことが分かったそうです。別の実験で、同じ感染者と非感染者の顔写真を205人に評価してもらったところ、感染者の方が健康で魅力的に見えるとの結果が出たといいます。感染が内分泌系に与える影響が原因ではないかとの推測があるそうです。ScienceAlertの記事です。

  • テレビゲームは子どもの知能に好影響を与える

    2022-05-18

    テレビゲームは子どもの知能を高める可能性があるようです。スウェーデンの研究チームが、9~10歳の米国の子ども9855人を調査。子どもたちは1日平均1時間、テレビゲームをしていたそうです。2年後にこのうち5000人について調べたところ、テレビゲームに平均以上の時間を費やしていた子どもは、IQが平均的な上昇値より2.5ポイント高かったそうです。テレビ視聴やソーシャルメディア使用による知能への影響はみられなかったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • インフルの心臓合併症、心臓への直接感染が原因/マウスで確認

    2022-05-18

    インフルエンザによる心臓の合併症は、肺での激しい炎症が原因ではなく、心臓への直接感染で起こるようです。米国の研究チームが、心臓の細胞で複製できないウイルスをゲノム編集で作製。インフルエンザによる心臓の合併症を起こしやすいIFITM3遺伝子欠損マウスと通常マウスに、通常のウイルスとゲノム編集したウイルスを感染させて比較しました。その結果、心臓でウイルスが複製されなければ心臓の合併症は起きないことが分かったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 単一バクテリオファージで薬剤耐性菌感染症の治療に成功

    2022-05-17

    バクテリオファージ(ファージ)は細菌を殺すウイルスです。米国の研究チームが、1種類のファージを使い、薬剤耐性菌感染症の治療に成功したそうです。ある関節リウマチ患者が、薬剤耐性を獲得した細菌「マイコバクテリウム・ケロナエ」によって皮膚疾患を起こしていました。チームは「Muddy」と呼ばれるファージがその細菌に有効だということを突き止め、患者に投与しました。すると、感染が8カ月にわたって治まったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 炎症には意味がある! 痛みに対する抗炎症薬の使用が慢性疼痛を引き起こす

    2022-05-17

    けがによる痛みを和らげるために薬で炎症を抑えると、かえって慢性的な痛みに苦しむことになるかもしれません。カナダの研究チームは、炎症の初期段階に深く関与する白血球の一種「好中球」が、痛みの解消に重要な役割を果たすことを発見。マウスの好中球を阻害したところ、通常の10倍も痛みが長引いたそうです。ジクロフェナクやデキサメタゾンといった抗炎症薬やステロイドの使用も、同様の結果につながったといいます。マギル大学が発表しました。

  • 尿路感染症の再発は抗菌薬による腸内細菌叢の乱れが原因か

    2022-05-17

    尿路感染症を抗菌薬で治療するという「常識」を見直す必要があるかもしれません。米国の研究チームが、再発性尿路感染症の女性15人とそうでない女性16人を調査しました。感染を繰り返す女性は健全な腸内細菌の多様性が低く、特に抗炎症作用のある「酪酸」を作り出す菌が少ないことが分かったそうです。尿路感染症治療のために使用した抗菌薬が腸内細菌叢の組成を乱し、再発の機会を増やしてしまう可能性が示唆されたとのことです。Health Europaの記事です。

  • 150人に1人の目に寄生虫のトキソプラズマが感染/豪州

    2022-05-17

    寄生虫のトキソプラズマが目の網膜や脈絡膜に感染すると、組織が破壊され、著しい視力低下などの症状が出ます。豪州の研究チームが、1946~64年生まれで西オーストラリア州在住だった5000人以上の網膜画像を分析。推定150人に1人がこの疾患を持つことが判明しました。感染源は、感染した猫の糞や加熱不足の肉などで、母親から胎児にうつることもあります。豪州では赤身肉をレアで食べる人が多く、リスクを高める要因になっているそうです。ABC NEWSの記事です。

  • 原因不明の小児肝炎、親が知っておくべき注意点

    2022-05-13

    世界中で報告が上がっている原因不明の小児肝炎について、親はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。症状として、まず現れるのは、ウイルス性疾患と同様の胃腸障害や発熱、倦怠感です。濃い色の尿、薄い色の便、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が認められた場合は、至急医師に相談するべきだといいます。もし原因がアデノウイルスと関連しているのであれば、手洗いの徹底などの対策が予防につながるとのこと。CNNの専門科へのインタビュー記事です。

  • 糞便移植で若さを取り戻せる可能性/マウスで確認

    2022-05-13

    若さを保つには、糞便移植が有効かもしれません。英国の研究チームがマウスを使って調査。糞便移植を通じて若いマウスの腸内細菌叢を受け取った高齢マウスは、腸はもちろん、脳や目の老化に関連する有害作用が抑制されたそうです。逆に、高齢マウスの腸内細菌叢を受け取った若いマウスは、加齢による慢性炎症が関連するとされる脳の免疫細胞の過活動状態が起こり、目では網膜変性に関連するタンパク質の増加が認められたといいます。ScienceDailyの記事です。

  • 世界のコロナ死者数、実際は1500万人/WHO推計

    2022-05-12

    新型コロナに関連する実際の死者数は、報告されているよりかなり多い可能性があるようです。WHO(世界保健機関)が、「超過死亡数」と呼ばれる指標を使って調査しました。その結果、世界で2020~21年にコロナ関連で死亡した人は1490万人に上ると推計されるそうです。しかし、各国から公式に報告されている同期間のコロナ関連死者数は計540万人だといいます。WHOは、多くの国がコロナ死者数を実際よりも少なく集計しているとみているとのことです。BBCの記事です。

  • ドナーのブタの心臓からウイルス 移植を受けた患者の死亡原因か

    2022-05-12

    今年1月に世界で初めてブタの心臓をヒトに移植する手術が行われ、移植を受けた男性が2カ月後に死亡しました。手術を担当した米メリーランド大学の教授が、移植された心臓が豚サイトメガロウイルスに感染していたことを発表。このことが患者の死に影響を与えたとみられるようです。臓器提供のために育てられた特別なブタは病原体を持たないと考えられており、事前のウイルス検査が不十分だった可能性を指摘する声もあるといいます。MIT Technology Reviewの記事です。

  • 米CDC、原因不明の小児肝炎100件を調査 5人死亡

    2022-05-12

    米疾病対策センター(CDC)は、世界中から報告が上がっている原因不明の小児肝炎について、患者109人の調査を進めているそうです。このうち14%が肝移植を必要とし、5人が死亡。90%以上の子どもが入院したといいます。また、50%以上の患者からアデノウイルスが検出されたそうです。同国や英国の調査から、胃腸炎を引き起こすアデノウイルス「41F型」がこの肝炎に関連している可能性が指摘されていますが、他の要因も含め引き続き調査中とのこと。CNNの記事です。

  • 遺伝的要因が人の健康や特性に及ぼす影響 きょうだいを調査

    2022-05-12

    遺伝的要因が健康や社会的な結果に及ぼす影響は、過大評価されている可能性があるようです。英国やノルウェーなどの研究チームが世界の19の研究から、きょうだい関係にある計17万8076人の遺伝的特徴、学歴、健康に関するデータを分析。学歴、最初の子どもを持つ年齢、うつ病などの社会的特性は、家庭や社会環境に強い影響を受けることが分かったそうです。逆にBMIなどの生物学的な面は、家庭や社会的影響を受けにくいことのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 山中ファクターで肝臓を素早く修復/マウス実験

    2022-05-10

    損傷した肝臓を素早く修復させる方法が見つかったようです。米国の研究チームが、四つの細胞リプログラミング因子(Oct-3/4, Sox2, Klf4, c-Myc)の効果をマウスの肝臓で調査。この因子は、iPS細胞を作る際に用いる山中伸弥・京都大学教授らが発見した「山中ファクター」です。この因子を使ってマウスを1日だけ治療したところ、細胞増殖が促され、肝組織の再生につながったとのこと。マウスの寿命の1/3にあたる9カ月間、腫瘍の発生もなかったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 米専門委員会、高齢者のアスピリン常用を推奨せず

    2022-05-10

    60歳以上の人は心血管イベントを予防する目的で新たにアスピリンを常用し始めるべきではないそうです。米予防医学専門委員会は、60歳以上の人がアスピリンを常用してもメリットはなく、むしろ胃腸や脳における出血リスクが高まると結論付けたことを発表。ただし、心臓発作や脳卒中の既往歴がある人は対象外だそうです。また、既にこの薬を常用している人に服用の中止を求めるものではなく、医師と相談して決めるべきだとしています。nprの記事です。

  • ED治療薬の常用が深刻な眼疾患と関連 米レセプト分析から判明

    2022-05-10

    バイアグラなどの一般的な勃起不全(ED)治療薬を日常的に使っている人は、眼疾患に注意が必要かもしれません。カナダの研究チームが、米国人男性21万3000人の診療報酬明細書を分析。ED治療薬を常用し始める前の年には、深刻な眼疾患を持つ人はいませんでした。調査の結果、ED治療薬の常用者は、深刻な眼疾患である「漿液性網膜剝離」「網膜血管閉塞症」「虚血性視神経症」のうちの一つを発症するリスクが85%高くなることが分かったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • タンパク質「キスペプチン」、非アルコール性脂肪肝の進行抑制か

    2022-05-10

    非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の治療に有効な物質が発見されたそうです。思春期の開始や生殖機能に関わるタンパク質「キスペプチン」です。米英の研究チームが、西洋食を与えて肥満とNAFLDの状態にしたマウスで調査。マウスにキスペプチンを与えると、脂肪肝や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、線維症の発症が抑制されたそうです。肝細胞のキスペプチン受容体「KISS1R」を欠損させた西洋食のマウスは脂肪肝になることも明らかになったといいます。 EurekAlert!の記事です。

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