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世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。
高齢者がペットを飼うと、脳の健康を維持できる可能性があるそうです。米国の研究チームが、50歳を超える米国人2万人の2010~16年のデータを分析。ペットを5年超にわたって飼っていると申告した65歳以上の高齢者は、ペットを飼っていない同年代の高齢者に比べて、言葉に関する短期記憶と長期記憶がはるかに優れていることが明らかになったそうです。ただし、65歳未満の参加者では、このような有意差は認められなかったといいます。ScienceAlertの記事です。
米食品医薬品局(FDA)が、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスの抗体薬「エバシェルド」について、緊急使用許可を停止したそうです。この薬はワクチンが効きにくい免疫不全者向けの予防薬です。米国では現在、エバシェルドが効かない変異型「XBB.1.5」「XBB」「BQ.1」「BQ.1.1」の感染者が全体の93%近くを占めているといいます。今後はこの薬が効かない変異型の感染者の占める割合が全体の90%以下になった場合に限り、使用が許可されるとのことです。CNNの記事です。
世界の半数以上の人の胃に存在する「ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)」が、悪性黒色腫(メラノーマ)患者における化学療法の治療反応性に影響を及ぼすようです。カナダの研究チームが、化学療法を受けるメラノーマ患者100人を調査。血液によるピロリ菌抗体検査で陽性の人は、陰性の人に比べて免疫チェックポイント阻害薬治療の効果が得られない傾向が強かったそうです。ピロリ菌陽性の患者は、全生存率も有意に低かったといいます。Medical Xpressの記事です。
米国の献血規制が大きく変わるようです。現在米国では、エイズウイルス(HIV)感染のリスクが高いとの理由で、男性と性交渉する男性による献血を「最後の性交渉から3カ月経過している場合」に制限しています。米食品医薬品局(FDA)は1月27日、現在の制限を廃止し、ドナーに性行動などに関する質問票に答えてもらうことでHIV感染リスクを評価するというガイドライン案を公表。男性同性愛者など1600人を対象に行われた研究に基づくものだといいます。AP通信の記事です。
子宮内膜症の発症要因解明や治療につながる研究成果です。米国の研究チームが、腸内細菌叢を除去した子宮内膜症モデルマウスは、腸内細菌叢を持つモデルマウスに比べて子宮内膜症の病変が小さいことを発見。さらに、腸内細菌叢を除去したモデルマウスに子宮内膜症マウスの腸内細菌叢を移したところ、子宮内膜症病変が大きくなったそうです。腸内細菌叢由来の代謝物「キナ酸」が、子宮内膜症の進行に関与する可能性も示唆されたといいます。EurekAlert!の記事です。
映画「アバター」などでは、人間の動きを記録してCGなどで再現するモーションキャプチャー技術が使われています。英国の研究チームがこの技術を使い、運動機能障害を生じる疾患の研究に活用できる人工知能(AI)システムを開発。フリードライヒ運動失調症(FA)やデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の患者を対象にした調査で、専門医より迅速かつ正確に疾患の進行を予測できることが示されたそうです。新薬開発時の治験に利用する計画もあるといいます。BBCの記事です。
筋肉や脂肪、神経などの軟部組織から発生する悪性腫瘍「軟部肉腫」には、微生物叢は存在しないと考えられてきました。しかし、米国の研究チームによる非転移性軟部肉腫の成人患者15人の調査で、それが誤りであることが分かったそうです。また、微生物叢の量が患者の予後に影響を及ぼす可能性も明らかに。軟部肉腫内に呼吸器疾患を引き起こすレスピロウイルスが多いと、腫瘍を攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞の数が増えるのだそうです。Medical Xpressの記事です。
新型コロナの最新ワクチンの追加接種には、オミクロン株の派生型「XBB」系統の発症を防ぐ効果があることが分かったそうです。米国ではこの系統の「XBB.1.5」が急拡大しています。米疾病対策センター(CDC)が新たな調査結果を公表しました。それによると、初期のワクチンを接種した上で、従来株とオミクロン株BA.4/BA.5に対応した最新の2価ワクチンを追加接種した場合、XBB系統による発症リスクが抑制されることが明らかになったといいます。USA Todayに紹介されています。
最近新たに「VEXAS症候群」という自己免疫疾患が特定されました。その有病率が想定より高いことが分かり、専門家が懸念を示しています。この症候群はUBA1遺伝子変異によって血液異常が起こり、発疹や発熱、関節の腫れなどさまざまな症状が出ます。米国のチームが16万3096人のデータを分析したところ、50歳超の米国人の有病率(推定)は男性が4269人に1人、女性は2万6238に1人。診断から5年以内に約半数が死亡するといい、治療法は研究中とのこと。Healthlineの記事です。
米ジョンソン・エンド・ジョンソン社が開発中のヒト免疫不全ウイルス(HIV)ワクチンについて、有効性が示されなかったとして後期臨床試験が打ち切られたそうです。この治験は2019年に始まり、PrEP(予防的に抗HIV薬を服用する事)を拒否した男性同性愛者やトランジェンダーの3900人以上が参加したといいます。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)の報告によると、今回の治験でワクチンの安全性は示されたものの、感染予防効果は認められなかったとのこと。ScienceAlertの記事です。
新型コロナウイルスは胎児の健康に深刻な影響を及ぼすようです。英国の研究チームが、2020年7月~22年4月に選択的人工妊娠中絶をされた661人の胎児の脳組織検体を調査。このうち26検体で脳出血が確認されたそうです。そしてこの26検体すべてから、新型コロナウイルスが検出されたといいます。脳出血の兆候がみられた検体のほとんどが、脳の発達にとって重要な時期とされる妊娠初期の終わりや妊娠中期の初めの胎児のものだったとのこと。ScienceAlertの記事です。
米食品医薬品局(FDA)が、新型コロナワクチンの接種方法をインフルエンザワクチンのように原則年1回に簡略化することを検討しているそうです。米国では既に多くの国民がワクチン接種や感染によって既存のウイルスに対して十分な免疫を獲得しており、今後はその年に流行している変異株に対応したワクチンを接種する方法で対応できるといいます。ただし、免疫不全者や乳幼児など一部の人は、2回の接種が必要になる見込みとのことです。AP通信の記事です。
大腸(結腸)がんの再発リスクを抑制する方法が見つかったかもしれません。英国の研究チームが、英国や北欧の結腸がん患者1053人を2群に分けて調査しました。化学療法について、「術前に6週間と術後に18週間」受けた人は、「術後のみ24週間」受けた人に比べて結腸がんが2年以内に再発するリスクが28%低かったそうです。結腸がんの治療は現在、術後に化学療法を行うのが標準的とのことですが、見直しが必要かもしれません。Health Europaの記事です。
米食品医薬品局(FDA)はイーライリリー社のアルツハイマー病(AD)新薬「ドナネマブ(Donanemab)」の迅速承認を見送る判断を下しました。薬を最低12カ月間使用した患者の数が少な過ぎたためだそうです。この薬はADの原因と考えられている脳内のタンパク質アミロイドβ(Aβ)を減らし、認知機能低下を遅らせる効果があるといいます。同社側は「Aβの蓄積が予想より早く消失したケースがあり、12カ月間使用しなくてもいい患者がいたため」と説明しているとのこと。CNNの記事です。
米国で、多くの抗菌薬が効かない淋菌が新たに見つかったそうです。米マサチューセッツ州保健当局がこの新たな菌株に感染した淋病患者2人を特定。2人とも抗菌薬セフトリアキソンの注射で回復したそうです。しかし2人が感染した菌株は、七つ中六つの抗菌薬にある程度の耐性の兆候を示したといいます。患者2人に直接的な関係は認められず、1人は最近の旅行歴がないことから、この菌株が既に州内で広がっている可能性があるとのことです。CBS Newsの記事です。
トゥレット症候群はチックを引き起こす神経疾患です。米国人の少年患者(17)に、パーキンソン病の治療に使われる外科的処置(DBS)が施され、効果があったそうです。少年は3年前から呼吸困難になるほど制御不能なチック症状に苦しんでいたといいます。米マウント・サイナイ・ウェスト病院が少年の脳にワイヤーを挿入し、神経の活動をコントロールするための電気刺激を与えられるようにしました。少年によると、処置以降チックが70%減少したとのこと。CBS Newsの記事です。
有鉛ガソリンを使う小型航空機が離着陸する空港の近くに住む子どもは、健康に悪影響があるようです。米国の研究チームが、カリフォルニア州のリードヒルビュー空港から2.4km以内に住む6歳未満の子ども1万4000人の血液サンプルを分析。住まいが空港に近いほど、血中鉛レベルの基準値として同州が定めている4.5μg/dLを超える可能性が高かったとのこと。空港から 0.5~1.5kmの距離に住む子どもに、鉛リスクの上昇がみられたといいます。NewScientistの記事です。
生きた微生物「プロバイオティクス」を摂取すると、有益な腸内細菌叢に悪影響を与えることなく、さまざまな疾患を引き起こす「黄色ブドウ球菌」のコロニー形成を抑制できるそうです。米国立衛生研究所(NIH)が、体に黄色ブドウ球菌が定着している参加者115人を対象に、タイで第2相試験を実施。プロバイオティクスの「枯草菌」を1日1回、4週間続けて投与された人は、黄色ブドウ球菌が便中で96.8%、鼻腔内で65.4%減少したとのこと。ScienceDailyの記事です。
短時間の激しい運動は、アルツハイマー病など神経変性疾患の発症を抑制するかもしれません。ニュージーランドのチームが、18~56歳の男女計12人を対象に脳由来神経栄養因子(BDNF)を増やす方法を調査。BDNFは、神経細胞の生存や新たなネットワーク作り(神経可塑性)の促進に重要な働きをします。全力で6分間自転車をこぐ高強度の運動は、20時間の断食や90分間ゆっくり自転車をこぐ運動に比べてBDNFが4~5倍増えることが明らかになったそうです。ScienceDailyの記事です。
腸内細菌叢は肺の健康にも影響を及ぼすようです。米国の研究チームが新型コロナ患者71人について、集中治療室(ICU)に入院する際に便を採取して腸内細菌叢の組成を分析しました。呼吸不全が進行して死亡した患者はコロナから回復した患者に比べて、プロテオバクテリア門の腸内細菌が多かったそうです。こうした予後不良の患者は、腸内細菌叢由来代謝物質で免疫に関わる二次胆汁酸やデスアミノチロシンが少ないことも分かったといいます。EurekAlert!の記事です。
肥満気味の2型糖尿病患者は、肝臓の健康のためにコーヒーを多く飲んだ方がいいかもしれません。ポルトガルの研究チームが、肥満気味の中年156人のコーヒー摂取量を調査。2型糖尿病を持つ98人については、尿中代謝物も分析して正確な摂取量を調べたそうです。太りすぎの2型糖尿病患者がコーヒーのカフェインやポリフェノールなどを多く摂取すると、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の重症化リスクが低下する可能性が示唆されたといいます。EurekAlert!の記事です。
難病の「アラジール症候群」が移植以外の方法で治せるようになるかもしれません。この疾患は遺伝子異常が原因で、胎児期に体を作るための「Notchシグナル伝達」が正常に起こりません。胆管がうまく成長しないことで肝損傷が起こるケースが多いそうです。米国の研究チームが、このNotch経路を標的とした治療薬「NoRA1」を開発。この疾患に似た遺伝子変異をもつゼブラフィッシュにNoRA1を投与したところ、肝損傷が回復し、生存率も3倍向上したといいます。ScienceAlertの記事です。
点鼻薬を毎朝サッとスプレーするだけで、新型コロナを予防できるかもしれません。米国の研究チームが、新型コロナウイルスが細胞に侵入する際、ACE2受容体に結合することに着目。ACE2受容体を持つ「超分子フィラメント」のスプレーを設計しました。おとり役となるこのACE2受容体にウイルスが結合するため、肺細胞への感染が阻止される仕組みです。マウスの実験では、フィラメントは炎症を起こすことなく最大24時間肺の中に存在し続けたといいます。Medical Xpressの記事です。
中国政府は14日、12月8日~1月12日に同国で新型コロナによって6万人近くが死亡したと明らかにしたようです。発表によると、コロナ感染による呼吸不全で5503人が死亡し、基礎疾患との合併症による死者は5万4435人に上るそうです。この発表を受けて世界保健機関(WHO)は、感染状況の把握に役立つとして歓迎し、今後も詳細なデータを共有するよう中国に求めたといいます。なお、今回の発表には自宅で死亡した患者は含まれていないとのこと。AP通信の記事です。
新型コロナの軽症患者が後遺症に1年間以上苦しむことは少ないそうです。イスラエルの研究チームが、同国のコロナ軽症患者30万人と非感染者30万人のデータを比較しました。コロナ後遺症に関連する65の症状について調査したそうです。コロナ軽症患者は感染から30~360日後に、息苦しさや思考力低下をはじめとするいくつかの症状について発症リスクが高まるものの、そのほとんどが感染後1年以内に軽快することが示されたといいます。CNNの記事です。
アフリカ南東部のマラウイで昨年3月以来、コレラが拡大し続けているそうです。これまでに2万2759人の患者が確認され、死者は750人。最近は1日に約15人が死亡しており、過去20年で最悪の状況だといいます。コレラはコレラ菌に汚染された水や食品を通じて伝染します。同国の保健相は、安全な水やトイレ、衛生的なごみ処理場を確保できない施設に閉鎖を命じたそうです。屋台や市場などで調理済みの食品を売ることも禁止されたとのこと。AP通信の記事です。
健康に長生きするには、水分補給が重要なようです。米国立衛生研究所(NIH)が、45~66歳の米国人1万1000人を25年にわたり追跡調査しました。体内の水分量の指標で、数値が高いと水分を十分に摂取していない可能性がある血液中のナトリウム濃度に着目。参加者はみな正常範囲内の135~146mmol/Lでしたが、144mmol/Lを超える人は早期老化リスクが50%、早死リスクが20%高かったそうです。濃度が142mmol/Lを超えると、心不全や脳卒中などの慢性疾患リスクが上昇したとのこと。NBC Newsの記事です。
睡眠不足が原因で失われた記憶が取り戻せるかもしれません。睡眠不足で記憶障害が起こる時は、ある細胞シグナル伝達分子が減少しているそうです。オランダの研究チームが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の一般的な治療薬「ロフルミラスト」が、その分子レベルを上昇させる効果があることに着目。物の置き場所を覚えた後に睡眠不足状態にされ、記憶が失われたマウスにロフルミラストを投与したところ、置き場所の記憶が回復することが示されたそうです。ScienceAlertの記事です。
米国でガスを使ったコンロが使えなくなるかもしれません。米消費者製品安全委員会(CPSC)が、人体に有害な影響を及ぼす可能性があるとして、ガスコンロの使用禁止を検討していることを明言したそうです。昨年12月に発表された研究では、同国における小児喘息症例の13%が屋内でのガスコンロの使用に起因する可能性が示されたといいます。ガスコンロから放出される微小粒子状物質が、認知症やアルツハイマー病の発症率を高める恐れもあるとのこと。CBS Newsの記事です。
英国で、深刻な呼吸器疾患の原因となるウイルスを追跡するための新プロジェクトが始まるようです。同国の研究機関が政府などと協力し、新型コロナの検査で鼻や喉から採取された何百万もの検体の残りを使い、遺伝子情報を詳細に分析するそうです。インフルエンザウイルスやアデノウイルス、RSウイルスなど呼吸器疾患を引き起こす8~9種類のウイルスについて調べ、次の感染症の脅威を早い段階で見つけ出す戦略だといいます。BBCの記事です。
米国小児科学会が15年ぶりに、小児肥満に関する新たなガイドラインを公表したそうです。肥満に苦しむ子どもに対して、早い段階から積極的に治療を行う必要性を指摘。食事制限や運動だけでなく、12歳以上には投薬、13歳以上には減量手術を検討するべきだと明記しているそうです。投薬や手術の対象とするべき年齢が設定されたのは初めてといいます。ガイドラインの著者は「これまでのような経過観察は効果がない」と述べているとのこと。AP通信の記事です。
米食品医薬品局(FDA)は1月6日、製薬大手エーザイと米バイオジェンが開発したアルツハイマー病(AD)治療薬「レカネマブ」を迅速承認しました。この薬は早期AD患者の脳から異常なタンパク質のアミロイドβを除去することで、認知機能の低下を遅らせる可能性があるといいます。一方で、脳の腫れや出血などの深刻な有害事象との関連も指摘されています。なお、米国での卸売価格は患者1人当たり年2万6500ドル(約350万円)とのことです。CNNの記事です。
新型コロナの迅速抗原検査キットで、誤った結果が出ることがあるのはなぜなのでしょうか。まず、保管時や使用時の温度が不適切だと、結果が不正確になる可能性があるそうです。そして、検査前にコーヒーやコーラなどの酸性の飲み物を飲むと偽陽性になることがあるといいます。歯磨きなどは口腔のウイルスを一時的に除去するため偽陰性につながるとのこと。また、検査のタイミングはウイルスへの暴露から3~5日は待つ必要があるそうです。INSIDERの記事です。
米国の研究チームがゲノム編集技術「CRISPR-Cas9」を使い、腫瘍細胞を直接殺すだけでなく、免疫系を訓練してがんの再発を防ぐ作用を持つワクチンを開発したそうです。チームは、不活化しない「生きた」腫瘍細胞の遺伝子を改変。改変した腫瘍細胞は、腫瘍を殺す物質を放出し、さらに免疫系が長期的に腫瘍を攻撃するようになる因子を発現するといいます。この改変した腫瘍細胞を膠芽腫マウスに投与したところ、安全性と有効性が確認できたといいます。EurekAlert!の記事です。
米国で、新型コロナウイルス新規感染者のうち、オミクロン株から派生した「XBB.1.5」感染者の占める割合が昨年12月の1カ月間で4%から41%に急増したそうです。専門家や世界保健機関(WHO)はこの急拡大に懸念を表明。少なくともすでに世界29カ国でXBB.1.5が確認されているといいます。免疫をすり抜ける能力や感染力が強い可能性が指摘されています。XBB.1.5に対するワクチンの効果は調査中で、重症化の割合が高いかどうかは現時点では不明とのこと。CNNの記事です。
中国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、世界保健機関(WHO)は中国当局が公表しているデータについて、実際の状況が反映されていないと考えているようです。中国は先月、呼吸器疾患で死亡した患者のみを「コロナによる死者」として計上するよう基準を変更。12月以降の死者はわずか22人としています。WHOはこの定義が狭すぎると指摘。死者数だけでなく、コロナによる入院者数や集中治療室(ICU)の患者数も過少報告されている可能性があるといいます。BBCの記事です。