医師の求人・転職・アルバイトは【マイナビDOCTOR】

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • インフルワクチン、新型コロナ感染リスクを抑制する可能性

    2021-09-30

    インフルエンザワクチンで新型コロナの感染リスクが低減されるかもしれません。研究者らがオランダのある病院で医療従事者を対象に調査を実施しました。新型コロナ感染拡大の第2波において、4価インフルエンザワクチンを接種した人と、接種しなかった人の新型コロナ感染率を比べたのです。感染率は接種者が2%だったのに対し、未接種者は3.9%。インフルエンザワクチンの接種がリスクを50%下げていたそうです。News-Medicalの記事です。

  • 自由な時間が多すぎても、幸福度が低くなることが判明

    2021-09-30

    自由な時間が増えれば増えるほど、人の幸福度は高まるのでしょうか。米国の研究チームが同国で21,736 人分のデータを分析。幸福度は、1日の自由時間が2時間程度までは高まるのですが、そこからは横ばいになり、5時間を超えると低下することが分かったそうです。別の6000人以上を対象にしたオンライン調査では、自由時間が多い環境でテレビを見るなどの非生産的な活動をすると、幸福度が下がる傾向にあったとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • ストレスの多い人、高血圧や心血管イベントリスク高く

    2021-09-30

    強いストレスは、すぐに症状が出なくても、後の高血圧や心血管イベントリスクを高めるようです。京都大学が48~87歳で血圧が正常な多民族の成人412人を10年以上調査。尿中のストレスホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン、ドパミン、コルチゾール)レベルの合計値が倍増すると、高血圧リスクが21~31%高くなることが判明したそうです。また、コルチゾールの倍増で心血管イベントリスクが90%上昇したとのこと。CNNの記事です。

  • アルツハイマー病患者の脳に蓄積するアミロイドβ、血中リポタンパク質から漏出か

    2021-09-30

    アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβが脳に蓄積する経路が判明したそうです。豪州の研究チームは、アミロイドβが脂質とタンパク質の複合体「リポタンパク質」として脳外で作られることに着目。肝臓でヒトアミロイドのリポタンパク質を作るよう遺伝子操作したマウスを調べたところ、脳に炎症が起こり脳細胞が死んだそうです。アミロイドβが血中リポタンパク質から脳内に漏れ出している可能性があるとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 米デューク大学、心停止ドナーからの小児心臓移植に成功

    2021-09-29

    米デューク大学が心停止後臓器提供(DCD)による小児心臓移植に成功したそうです。患者は14歳の女性で経過は良好。一般的に心臓は、脳死したドナー(臓器提供者)から摘出され、レシピエント(移植を受ける患者)に移されます。今回は食品医薬品局(FDA)から許可を得て、心停止後のドナーに対し、脳死した成人ドナーの心臓の動きを維持するための技術が活用されたそうです。この技術を使っての小児DCD移植は全米初とのこと。News-Medicalの記事です。

  • 目の悪い子どもに眼鏡を与えると、学力が向上する

    2021-09-29

    「ちゃんと見える」と、子どもの学力はアップするようです。米国の研究チームが、同国の小学3年~中学1年の子ども2,304人を3年間調査。視力検査の結果に基づいて適切な眼鏡を与えられた子どもは、1年後のリーディングや算数の得点が改善されたそうです。特に、成績下位や特別支援教育を受けている子どもで、改善が顕著だったとのこと。研究者は「眼鏡をかけることは2~4カ月の追加教育に相当する」とみています。EurekAlert!の記事です。

  • 脇の下の汗からコロナを検出する携帯型装置 タイで試験

    2021-09-29

    タイのバンコクの市場で、脇の下の汗から新型コロナウイルスを検出する携帯型装置の試験が行われたそうです。同国の研究チームが開発したこの装置は、コロナ患者の汗に含まれる細菌が生み出す特殊なにおいを検知。綿棒を脇の下に15分間挟み、その汗を分析装置で調べるといいます。市場の店員を対象に行った試験では、95%の精度だったとのことです。ただし、研究内容の発表や査読はまだ行われていないようです。Medical Xpressの記事です。

  • ピーナッツ摂取で、脳卒中や循環器疾患リスクが低下/日本で調査

    2021-09-29

    ピーナッツを多く摂取する人は、脳卒中や循環器疾患のリスクが低くなるようです。大阪大学や国立がん研究センターなどの研究チームが、国内に住む45~74歳の成人74,000人を15年間追跡。3,599人が脳卒中を発症し、849人が虚血性心疾患を発症しました。分析の結果、ピーナッツを多く摂取する人は、摂取しない人に比べて▽脳梗塞リスクが20%▽全脳卒中リスクが16%▽循環器疾患リスクが13%――それぞれ低いことが分かったそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 細菌に強く、光線療法の電源を搭載したスマート歯科インプラント

    2021-09-28

    高性能な最新のスマート歯科インプラントが紹介されています。このインプラントは、細菌を寄せ付けないようにするためにチタン酸バリウムナノ粒子を使用しています。また、自然な口の動きから電力が生み出され、歯肉組織を健康に保つための光線療法を行う技術も搭載しているそうです。5~10年で交換しなくてはならない既存のインプラントに比べ耐久性にも優れているといいます。米国の研究チームの成果が、Medgadgetに紹介されています。

  • オフィス内の空気質が、従業員の認知機能や生産性に影響

    2021-09-28

    オフィス内の空気の質は、生産性にも影響を与えるのだそうです。米国の研究チームが、世界6カ国で週3回以上内勤のある18~65歳の会社員計300人を1年間調査。アプリを使い、色を識別したり算数の問題を解いたりする認知テストを実施し、オフィス内の空気の質との関係を調べました。その結果、微小粒子状物質PM2.5や二酸化炭素(CO2)レベルが上昇すると、認知テストにおける反応速度や正確性に悪影響がみられたそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 加齢黄斑変性などの眼疾患、認知症リスク上昇に関連

    2021-09-28

    眼疾患は認知症リスクを高めるようです。研究者らが英国の55~73歳の12,364人のデータを分析。眼疾患のない人に比べて、加齢黄斑変性の人は26%▽白内障の人は11%▽糖尿病関連眼疾患の人は61%――それぞれ認知症リスクが高かったそうです。緑内障の人は血管性認知症リスクのみ上昇したとのこと。眼疾患に加え、心疾患、脳卒中、糖尿病、うつ病を併発していると、どちらか片方だけを発症しているよりもリスクが高いそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 人は面白いと感じると、陰謀論を信じやすくなります

    2021-09-28

    人はなぜ、陰謀論を信じるのでしょうか。オランダの研究チームが英国や米国で5つの調査を実施したそうです。同じ事柄を扱った二つの記事を使い、取り上げ方や文体が読み手に与える印象の違いなどを調査しました。その結果、人は刺激的で注目度抜群の話だと感じるほど、陰謀論を信じやすくなることが分かったそうです。センセーショナルな表現のニュースは、陰謀論を信じる人を増やす危険性があるとのこと。PsyPostの記事です。

  • マインドコントロールを行うカルトに関する10の誤った認識

    2021-09-27

    マインドコントロールを行うカルトにまつわる誤解が挙げられています。記事は、カルト信者は一見普通に見えることが多いため、「マインドコントロールは存在しない」と考える人がいるが、それは誤りだと指摘。マインドコントロールは自律的な意思決定能力を奪ってしまうため、「大人だから干渉すべきでない」というのも間違いだといいます。「知的だからからカルトにはまらない」なども誤った認識とのこと。Psychology Todayの記事です。

  • AIを使って緑内障をスクリーニングする新システム 精度は97%

    2021-09-27

    シンガポールの研究チームが、人工知能(AI)を使って緑内障の診断を行う新たなシステムを開発したそうです。このシステムは、網膜のさまざまな角度の画像を組み合わせて3次元の「ステレオ眼底画像」作成し、それを分析するアルゴリズムを使用。これによって、緑内障の視神経と正常な視神経を識別するといいます。実験の結果、診断の精度は97%だったそうです。医療アクセスが乏しい地域での活用が期待されるとのこと。News-Medicalの記事です。

  • 青年期に重篤な感染症を患うと、のちの多発性硬化症リスクが上昇

    2021-09-27

    多発性硬化症(MS)の発症リスクは青年期にかかった感染症と関係があるそうです。スウェーデンと英国の研究チームが、青年期に脳や脊髄の感染症を患った人は後のMSリスクが180%高くなることを発見。また、呼吸器感染症で入院したティーンエージャーは、同リスクが51%高かったとのこと。なお、これまでの研究で、思春期に脳しんとうを起こしたり肺炎にかかったりすると、MSリスクが上がることが分かっているといいます。News-Medicalの記事です。

  • 洗って繰り返し使える布マスク、1年後も機能衰えず

    2021-09-27

    「再利用している布マスク、まだ捨てないで」。米国の研究者がそう呼び掛けています。米国の研究チームが2層構造の綿布を最大52回(週1回洗濯した場合の年間回数に相当)、洗濯・乾燥しました。布の線維がバラバラになりましたが、ろ過効率に影響はみられなかったようです。ただし、サージカルマスクに比べて保護効果が低いことも事実。サージカルマスクの上に布マスクを重ねると高い保護効果が得られるとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 米国で医学部への出願が急増 海外の医大に目を向ける受験生も

    2021-09-26

    米国で医学部への出願が急増しているそうです。直近の医学部の志願倍率はスタンフォード大学が122倍超、ボストン大学が109倍超。米国全体では、2020年の出願件数が前年比18%増加したといいます。02~20年で出願数は60%近く増加していますが、医学部の新設が進まないため、実際に在籍した学生は35%しか増えていないそうです。こうした状況から、海外、特にカリブ海地域の医学部に目を向ける受験生も多くなっているとのこと。Forbesの記事です。

  • 多発性硬化症とうつ病の併発、早期死亡リスクを高める可能性

    2021-09-26

    多発性硬化症(MS)とうつ病は併発することが多く、両方を発症した人は早期死亡リスクが高まるようです。英国の研究チームがMS患者12,251人と非MS患者72,572人を調査。研究開始時点で、MS患者の21%、非MS患者の9%がうつ病を発症していたといいます。うつ病のあるMS患者は、MSもうつ病も発症していない人に比べて10年間で死亡するリスクが5倍高かったそうです。うつ病のないMS患者は、同リスクが4倍高かったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • ニコチン含有電子タバコ、血栓増加や血管拡張能低下に関連

    2021-09-24

    ニコチンを含有する電子タバコは、血液や血管に悪影響を及ぼすそうです。スウェーデンの研究チームが18~45歳の健康な喫煙者22人を調査。ニコチン含有電子タバコを吸うと、15分後には血栓が23%増加し、血管も一時的に狭くなったそうです。ニコチン非含有電子タバコでは、同様の影響は確認されなかったとのこと。研究者は「長期的に使用すると心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性がある」と注意を呼び掛けています。EurekAlert!の記事です。

  • 免疫介在性炎症性疾患を持つ人、新型コロナ重症化リスク高く

    2021-09-24

    関節リウマチやクローン病、乾癬などの免疫介在性炎症性疾患(IMID)患者は、新型コロナの重症化リスクが高くなるようです。英国の研究チームが18~110歳の成人17,672,065人のデータを分析。1,163,438人がIMIDを持っており、17%が炎症性関節疾患、17%が炎症性腸疾患、66%が炎症性皮膚疾患でした。IMID患者は一般集団に比べて、コロナによる▽死亡リスクが23%▽集中治療を要するリスクが24%▽入院リスクが32%――それぞれ高かったそうです。News-Medicalの記事です。

  • ヒトも注意が必要? 山火事の煙にさらされたアカゲザルは流産率が高い

    2021-09-23

    山火事の煙と流産の関係について、気になる研究結果が報告されています。米国の研究チームが2018年11月にカリフォルニア州で起きた山火事の影響を調査。この時期に妊娠初期だったアカゲザル45匹のうち、無事に出産したのは37匹(82%)だったそうです。通常は86~93%が無事に出産までたどり着くとのこと。アカゲザルはヒトの妊娠に関する有用な動物モデルと考えられています。妊婦はなるべく煙を避けた方がよさそうです。ScienceDailyの記事です。

  • 食物アレルギー患者の7割が経口免疫療法に関する知識なく/米

    2021-09-22

    食物アレルギーの治療として、原因となる食べ物を少しずつ摂取して症状が出ないようにする「経口免疫療法(OIT)」が注目されています。米食品医薬品局(FDA)は2020年、4~17歳のピーナッツアレルギー患者に対する治療薬として、ピーナッツ粉を原料とした薬を承認しました。しかし、米国の研究チームが、全50州から集めた食物アレルギー患者781人を対象に調査を実施したところ、72%がOITのことを知らなかったそうです。ScienceDailyに紹介されています。

  • 高レベルの大気汚染に暴露した子ども、肥満や喘息リスク高く/印

    2021-09-21

    大気汚染が子どもの健康に与える悪影響が、また明らかになりました。インドの研究チームが同国の子ども3,157人を調査。比較的空気がきれいな地域に住む子どもの16.4%が太り過ぎだったのに対し、大気汚染が深刻とされるデリーでは太り過ぎの子どもが39.8%に上ったそうです。研究者は、大気中の汚染物質によって内分泌系が異常をきたすことが肥満につながると説明します。また、デリーの子どもは喘息リスクも高かったとのこと。BBCの記事です。

  • 3人に1人は他人のそわそわが気になる「ミソキネシア」と判明

    2021-09-21

    他人が無心に手や足をそわそわ動かしているのを見て、強い不快感を持ったり激しい怒りが沸き起こったりする人はいませんか。これは「ミソキネシア」と呼ばれる心理現象だそうです。カナダの研究チームが4,100人を調査したところ、3人に1人が、他人の動きに過敏であると報告したといいます。そういった人は、そわそわ動いている人を見ると無意識に共感し、一緒にネガティブな感情になっている可能性があるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 依存症や問題行動に関連する600の遺伝子座を同定 150万人を調査

    2021-09-20

    過去最大規模の調査で、「自己調整」に関連する遺伝子座が600近く同定されたそうです。米国などの研究チームがヨーロッパ系の150万人分のデータを分析。アルコールやオピオイドへの依存、行動障害などに関連する579の遺伝子座を特定したそうです。これを基に、さまざまな遺伝的リスクを予測するスコアも構築したといいます。リスクを抱えていることが分かれば、早期介入や予防プログラムの実施が可能になるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 脳卒中後の失読、損傷した脳領域に応じて2つのパターンが存在

    2021-09-20

    脳卒中後の「失読」について、有効なリハビリ方法が見つかるかもしれません。米国の研究チームが、脳卒中既往歴のある人30人とそうでない人37人の読む能力とMRI脳画像を分析。失読には脳の損傷領域に応じて2パターンあることが判明したそうです。左前頭葉を含む脳卒中は単語を発音することに問題が生じ、左側頭葉と頭頂葉を含む場合は単語を発音することに加えて単語全体の認識力にも問題が生じていたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • コロナ感染歴、再感染に対してワクチンと同等の保護効果

    2021-09-20

    新型コロナウイルスに感染したことがある人は、再感染リスクが低いそうです。研究者らが、新型コロナの再感染に関して言及している全ての研究を対象に系統的レビューを実施。コロナへの感染歴が再感染に対して、ワクチンと同等あるいはそれ以上の保護効果をもたらすとの結論に達したそうです。具体的には、感染歴のある人は再感染のリスクが90%減少し、予防効果は10カ月間持続することが分かったとのことです。News-Medicalの記事です。

  • 子ども時代に親が喫煙していた女性、関節リウマチリスク高く

    2021-09-19

    親の喫煙が子どもに与える悪影響が、また一つ明らかになりました。子ども時代に親が喫煙していた女性は、成人後に血清陽性の関節リウマチ(RA)を発症するリスクが高くなるそうです。米国の研究チームが35~52歳の女性90,923人を中央値で27.7年間追跡。子ども時代に親が喫煙者だった人は血清陽性のRA発症リスクが75%高かったといいます。また、後に本人が喫煙者になるとこのリスクはさらに上昇することも分かったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 緑の多い地域に住む人、心血管疾患リスク低く

    2021-09-17

    緑の多い地域に住む人は心血管疾患を発症しにくいようです。米国の研究チームが65歳以上の高齢者243,558人を5年間調査。緑の多い地域に住み続けた人は、緑の少ない地域に住み続けた人に比べて心血管疾患の発症リスクが16%低かったそうです。5年間で周囲の緑が増えた人もリスクが低くなったといいます。要因としては、大気汚染や騒音から守られていること、屋外での運動量が多くなることなどが考えられるようです。News-Medicalの記事です。

  • コロナワクチンを拒否する人の割合とその理由/米

    2021-09-17

    米国で新型コロナワクチンの接種に否定的な立場を取る人について、その割合と理由がさまざまな角度から分析されています。カイザー・ファミリー財団の全国調査によると、若者(18~29歳)の21%が「ワクチンを接種しない」と回答。女性より男性、民主党支持者より共和党支持者の方がワクチンに否定的な人が多いそうです。財団は、新型コロナで死亡している人の98%が、ワクチン接種を拒否した人たちだったとの推計も出しています。Forbesの記事です。

  • 塩の代わりに「低ナトリウム塩」を使うと、脳卒中リスク低下

    2021-09-16

    料理で使う塩を「低ナトリウム塩」に換えると、脳卒中のリスクを下げるようです。豪州の研究チームが中国の農村で、脳卒中既往歴がある人または60歳以上で高血圧の成人20,995 人を平均4.74年間調査。半数には低ナトリウム塩(塩化ナトリウム75%、塩化カリウム25%)を使ってもらい、別の半数には通常の塩を使ってもらいました。低ナトリウム塩を使った人は通常の塩を使った人に比べて脳卒中を発症するリスクが低かったそうです。ScienceDailyの記事です。

  • つらい片頭痛を和らげるカギはサケ?マグロ?

    2021-09-14

    脂肪が多い魚を食べると片頭痛が和らぐかもしれません。片頭痛を緩和するには、日ごろの食生活で植物油を控え、魚に含まれる脂肪を多く取ると効果的ということが、米国内の研究で分かりました。実験には、複数の頭痛薬を服用していながら、1日に5時間以上の片頭痛が月平均で16日以上ある成人182人が参加。植物油を控え、脂肪の多い魚を多く食べた患者は、他の患者に比べ、頭痛を感じる時間が30~40%減ったといいます。「Medical Xpres」の記事です。

  • 新型コロナ治療の新たな武器は「ウンコ」?

    2021-09-14

    糞便移植療法が、新型コロナの治療に有効かもしれません。新型コロナに感染している19歳と80歳のポーランド人の男性が、クロストリジウム・ディフィシル腸炎を治療するために糞便移植をしました。2人はそれぞれ、コロナの重症化リスクを高める要因である免疫不全と肺炎を患っていましたが、症状が悪化することはなく数日で熱は治まり、再発もしなかったといいます。研究者は、糞便移植がコロナに対する免疫を強化する可能性があるとみています。「ScienceAlert」の記事です。

  • 飲酒習慣が若者の動脈硬化を促進

    2021-09-14

    若い時の飲酒は動脈硬化を促進するようです。英国の研究チームが、若者1,655人を対象に17歳と24歳時点の飲酒・喫煙習慣と動脈硬化の進行を調査。飲酒量が多い人ほど、この期間内に動脈硬化が進行したそうです。喫煙に関しては、1日に10本以上タバコを吸う女性にのみ有意な関連が認められたとのこと。動脈硬化は心臓病や脳卒中につながる可能性があります。研究者は若い時の行動に注意するよう呼び掛けています。EurekAlert!の記事です。

  • 「超加工食品」を多く摂取する人、心血管疾患リスク高く

    2021-09-14

    インスタント麺やスナック菓子などの「超加工食品」をたくさん食べる人は、心血管疾患になりやすいようです。ギリシャの研究チームが、平均年齢45歳の心血管疾患のない成人2,020人を10年間調査。超加工食品の摂取が週に1回増えるごとに、10年以内に心血管疾患を発症するリスクが10%増加することが分かったそうです。超加工食品の例としては、再構成肉や甘い炭酸飲料、大量生産のパンなども挙げられています。Medical Xpressに紹介されています。

  • 今冬インフルとコロナの同時流行に警戒 「早めのワクチン接種を」/米

    2021-09-13

    米国でインフルエンザと新型コロナの同時流行に対する警戒が高まっているようです。昨冬インフルエンザは流行しませんでしたが、今冬は学校が再開していることなどから感染拡大が懸念されています。専門家は、マスクの着用、手指衛生、旅行の制限などでウイルスのまん延を防ぐよう呼び掛けています。また、米疾病対策センター(CDC)は10月末までにインフルエンザワクチンを接種するよう提言しているそうです。CNNの記事です。

  • 1日8時間以上座っている人、脳卒中リスク高く

    2021-09-13

    1日8時間以上座って過ごしている人は注意が必要です。カナダの研究チームが、40歳以上で脳卒中既往歴のない143,000人を平均9.4年間調査。座っている時間が1日8時間以上で身体活動をあまりしない人は、座っている時間が4時間未満で10分以上運動をする人に比べて脳卒中リスクが7倍高かったそうです。報告された脳卒中は2965件で、動脈が詰まって脳に十分な血液が届かなくなる虚血性脳卒中が9割を占めたとのこと。CNNの記事です。

  • 妊娠中の肥満、子どもの成人後の大腸がんリスク上昇に関連

    2021-09-13

    母親が妊娠中に太っていると、子どもの大腸がんリスクが高まるようです。研究者らが米国の母子18,000組を抽出し、子どもを60年にわたり追跡。母親が妊娠中に「太り過ぎ(BMI25~29.9)」「肥満(BMI30以上)」だった子どもは、母親が「正常(BMI18.5~24.9)」「痩せ気味(BMI18.5未満)」だった子どもに比べて成人後の大腸がんリスクが倍増したそうです。胎内で受け取った栄養素やさらされたホルモンの量がリスクと関係している可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • コロナには効かない?イベルメクチンについて知っておくべきこと

    2021-09-12

    新型コロナに対する効果を巡り物議を醸している抗寄生虫薬「イベルメクチン」について、注意点がまとめられています。この薬はヒトや家畜の寄生虫症治療に使われ、コロナへの有効性を示す科学的証拠は不十分です。米疾病対策センター(CDC)によると、過剰摂取によって神経障害やけいれんなどの有害事象が起こることがあり、死亡する危険もあります。米国や豪州はコロナ治療薬としての使用に警鐘を鳴らしているそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 低中所得国で有用 安価でシンプルなコロナ患者用呼吸補助装置

    2021-09-10

    英国の研究チームが、新型コロナ患者の治療に使う呼吸補助装置を開発したそうです。この装置の製造にかかる費用は150ポンド(約22,700円)と安価。電子機器の冷却ファンを使って空気の流れを作る簡単な仕組みです。酸素ボンベや酸素供給システムの使えない低中所得国での活用が期待されています。10人の健康な人に対する試験では有害事象は報告されず、患者を対象にした治験が9月にウガンダで実施される予定とのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 妊娠中の抗精神病薬服用、出産や子どもへの悪影響認められず

    2021-09-10

    妊娠中に抗精神病薬を服用しても、出産や子どもに悪影響はないようです。英国のチームが香港で出産した数十万人を15年以上追跡。妊娠中の抗精神病薬服用と、子どもが自閉症スペクトラム(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などを持つリスクの間に関連性は認められなかったそうです。早産や赤ちゃんの低体重との関連性を示す証拠も得られなかったとのこと。研究者は「抗精神病薬による治療を中止すべきではない」としています。ScienceAlertの記事です。

  • ミュー株とは?WHOが「注目すべき変異株」に位置付け

    2021-09-09

    世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株」に位置付けた新型コロナウイルス「ミュー株」についての情報です。ミュー株は2021年1月にコロンビアで最初に発見され、8月下旬までに39カ国で確認されているそうです。ウイルスが細胞に侵入する時に使うスパイクタンパク質に変異を起こしている可能性があるといいます。ワクチンはスパイクタンパク質を標的にしているので、ワクチンの効果の低下が懸念されているとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • サラミや生ハムが原因?米複数州でサルモネラ菌食中毒が発生

    2021-09-09

    米国の複数州でサルモネラ菌による食中毒が発生したようです。米疾病対策センター(CDC)によると、8月26日現在で患者は合わせて36人。2種類のサルモネラ菌株が検出されたそうです。患者は発症前にサラミや生ハムなどの加工肉製品を食べていたことが分かっています。CDCは「原因が特定されるまで、これらの食品は内部が約74℃になるまで加熱して食べるように」と注意を呼びかけています。CNNの記事です。

  • ファイザー製コロナワクチンの安全性を実世界でも確認/最大規模の調査

    2021-09-08

    ファイザー製の新型コロナワクチンの安全性を裏付ける研究結果が出たようです。イスラエルなどの研究チームが同国の数百万人分の健康記録を分析。ワクチン接種後の有害事象については、心筋炎、リンパ節の腫れ、虫垂炎、帯状疱疹のリスクが上昇することが分かりました。一方で未接種者がコロナに感染すると、心膜炎や肺塞栓症、脳卒中などのリスクが大幅に上がることが明らかになったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ヒトミルクオリゴ糖、B群連鎖球菌の感染を抑制/マウスで確認

    2021-09-07

    母乳中に多く含まれるヒトミルクオリゴ糖(HMO)がB群溶血性連鎖球菌(GBS)感染の抑制に有効かもしれません。GBSは膣などの常在菌で、出産の時に赤ちゃんに感染して重大な病気を引き起こすことがあります。米国の研究チームが、HMOが胎盤免疫細胞などのGBS増殖を阻害することを発見したそうです。また、妊娠中のGBS感染マウスをHMOで治療したところ、生殖器の5カ所でGBS感染が有意に抑制されたとのこと。News-Medicalの記事です。

  • 貧困層の子ども、特定の大脳皮質下領域の体積小さく

    2021-09-07

    幼少期を貧困の中で過ごすと、脳の発達が妨げられるようです。米国の研究チームが、3~5歳の子ども216人を17年間調査。未就学時代に貧困状態にあった子どもは、情報伝達に関わる皮質下領域、記憶や学習に関わる海馬、感覚情報の中継点となる視床などの体積が小さく、その後もあまり大きくならなかったそうです。これが認知機能の低さや行動面での問題につながる可能性があるとのこと。News-Medicalの記事です。

  • 生殖期間延長も可能?女性の生殖寿命に影響する300の遺伝子を特定

    2021-09-06

    女性の生殖可能年齢に影響を与える遺伝子が新たに見つかったそうです。国際的な研究チームが何十万人もの女性のデータを分析。これまで、生殖可能年齢に関連する遺伝子変異は56個が知られていました。今回の新発見で計290個が特定されたことになるといいます。さらに、「CHEK2遺伝子を不活性化」または「CHEK1遺伝子を過剰発現」させると、マウスの生殖可能期間が25%延長することも新たに分かったそうです。ScienceDailyの記事です。

  • ジカウイルス関連の小頭症、脳内のNAD減少が原因か/マウスで確認

    2021-09-06

    ジカウイルス(ZIKV)感染症に関連する新生児小頭症の原因が判明したようです。治療法開発につながるかもしれません。中国の研究チームが、ZIKVに感染させたマウスの脳内で、エネルギー産生に関わる物質「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)」のレベルが劇的に低下していることを発見。子どものZIKV感染マウスにNADを注射で投与したところ、神経細胞死を抑え、脳重量の減少を防ぐことができたそうです。Medical Xpressの記事です。

  • がんワクチンで、リンチ症候群マウスの生存率が改善

    2021-09-05

    がんワクチンで、遺伝性大腸がん「リンチ症候群」のマウスの生存率を改善させることに成功したそうです。米国などの研究チームが、リンチ症候群モデルマウスを使って、ワクチンの標的にすべきネオアンチゲン(がん細胞に発現するタンパク質)4種を同定。この4種のネオアンチゲンを組み入れたワクチンをモデルマウスに投与したところ、強力な免疫反応が誘導され、生存率が改善したそうです。News-Medicalの記事です。

  • 脳卒中生存者、1日30分歩くと早期死亡リスクが半減

    2021-09-05

    脳卒中患者にとって運動は、早期死亡リスクを下げるための有効な手段になるようです。カナダの研究チームが、脳卒中既往歴のある895人(平均72歳)と既往歴のない人97,805人(平均63歳)を平均4.5年間調査。脳卒中後に週3~4時間(1日約30分)のウォーキングに相当する運動を行った人は、そうでない人に比べて全死因死亡リスクが54%低かったそうです。週6~7時間の運動はさらに効果があるとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 回復期血漿療法、コロナ外来患者の症状悪化を防ぐ効果なく

    2021-09-03

    新型コロナから回復した人の血漿を使う回復期血漿療法は、軽症の「コロナ外来患者」の症状悪化を防ぐことはできないようです。米国の研究チームがコロナ感染後1週間以内に軽症で外来を受診した患者511人を調査。患者はみな肥満や高血圧、糖尿病、心臓病などがあり、重症化リスクの高い人々です。回復期血漿で治療をした群もそうでない群も、症状が悪化した人の割合は変わらなかったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ADHDの子どもの9割に成人後も何らかの症状が残存

    2021-09-03

    注意欠陥多動性障害(ADHD)の人の約半数は、大人になると症状がなくなると考えられてきました。しかし実態は全く違うようです。米国などの研究チームがADHDの子ども558人を8歳から25歳まで調査。このうち90%が大人になっても何らかのADHD症状を経験していたといいます。ほとんどの場合、症状の断続的な寛解期間があるとのこと。再発時に自分に合った対処法を持っていないと、悪化する可能性があるそうです。News-Medicalの記事です。

  • 抗凝固薬ヘパリン、新型コロナ中等症患者の生存率を改善

    2021-09-02

    抗凝固薬「ヘパリン」が新型コロナの中等症患者の治療に有効かもしれません。米国などの研究チームが、新型コロナで入院している中等症患者2,200人を調査。ヘパリンで治療された患者は、通常の治療を受けた患者と比べ、挿管などを行うことなく回復して退院する可能性が4%高かったそうです。ただし別の研究で、重症患者にはヘパリン治療は効果がないことが明らかになっているようです。ScienceDailyに紹介されています。

  • タンパク質ラクトフェリンが新型コロナ感染を防ぐ可能性

    2021-09-02

    新型コロナに有効な化合物が見つかったようです。米国の研究チームが、米食品医薬品局(FDA)の承認済みの化合物1,400種類について調査しました。それらの化合物が、コロナウイルスに感染したヒト細胞にどのような影響を与えるのかをAIを使って画像分析しました。その結果、栄養補助食品「ラクトフェリン」が感染を防ぐのに有効であることが分かったそうです。近く臨床試験を実施予定とのこと。Medical Xpressの記事です。

  • モデルナ社のHIVに対するmRNAワクチン、第1相臨床試験開始

    2021-09-01

    モデルナ社がヒト免疫不全ウイルス(HIV)ワクチンの第1相臨床試験を開始したようです。この治験はHIVに感染していない18~50歳の健康な成人56人が対象です。10カ月間かけて、安全性と基本的な免疫反応を確認するそうです。このワクチンは、同社の新型コロナワクチンで成功を収めているmRNAの技術を利用しているとのこと。HIVのmRNAワクチンについてヒトで臨床試験を行うのは、世界で初めてです。ScienceAlertの記事です。

@hippocra_editをフォロー

年別

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください