医師の求人・転職・アルバイトは【マイナビDOCTOR】

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • サル痘に感染するのは男性と性交渉する男性だけではない

    2022-07-29

    サル痘に感染する可能性があるのは、男性と性交渉する男性だけではありません。米国で、これまでに報告されているリスク因子に全く該当しない30代男性がサル痘に感染していることが判明。この男性は2回目の受診でサル痘感染が分かったのですが、最初は頭にブツブツができていたことから毛包の感染症と誤診されたそうです。同国では感染者の99%が男性と性交渉する男性であるため、それ以外の人たちの感染が見逃される恐れがあるそうです。CNNの記事です。

  • 注射1回で完了か 血友病B患者の出血リスクを抑制する遺伝子治療

    2022-07-29

    血友病Bの患者は、出血を止めるために必要なタンパク質「血液凝固第IX因子(FIX)」を定期的に注射で補充する必要があります。英国の研究チームが、それを不要にするアデノ随伴ウイルス(AAV)遺伝子治療「FLT180a」を開発したそうです。FLT180a は1回の注射でFIXが長期的に発現するよう設計されているとのこと。18歳以上の中等~重度の男性患者10人を対象にした治験では、過剰な出血が抑制され、定期的な補充療法が不要になることが確認されたといいます。Health Europaの記事です。

  • 米国で子ども2人のサル痘感染を確認

    2022-07-29

    米国で子どもへのサル痘感染が初めて確認されたようです。患者は2人で、いずれも家庭内感染の可能性が濃厚といいます。サル痘患者の多くは男性と性交渉する男性です。しかし、皮膚と皮膚の密接な接触があれば、誰もが感染し得るそうです。子どもの場合、抱っこや食べ物を食べさせる行為、日用品の共有で感染する可能性があるといいます。患者は2人とも抗ウイルス薬「テコビリマット」による治療を受けており、容体は良好とのことです。CNNの記事です。

  • アルツハイマー病の原因をアミロイドβとした重要論文に捏造疑惑

    2022-07-29

    2006年に科学誌Natureに掲載されたアルツハイマー病の重要論文に、改ざんした画像が使われた可能性があるそうです。米ヴァンダービルト大学の研究者が捏造を疑い、科学誌Scienceが調査を実施。いくつかの画像の改ざんを示唆する証拠が見つかったといいます。この論文はタンパク質「アミロイドβ」をアルツハイマー病の原因として挙げた重要な研究で、2200以上の他論文に引用されているそうです。改ざんが事実であれば、これらの論文にも影響は必至とのこと。CNNの記事です。

  • 新型コロナ「BA.5」の再感染の割合、「BA.2」と比べ倍増

    2022-07-27

    新型コロナウイルス感染の新たな主流となっているオミクロン株の「BA.5」は、再感染を引き起こす可能性が高いそうです。米国の遺伝子解析会社Helix社が、2021年3月以降に検査でコロナ陽性になった30万人分のデータを分析しました。「BA.2」が主流だった今年5月にコロナに再感染した人の割合は3.6%だったのに対し、「BA.5」が主流になった7月のこの割合は6.4%だったといいます。7月現在、前回の感染から再感染までの平均期間は約9カ月とのことです。CNNの記事です。

  • 謎の小児肝炎、原因は二つの一般的なウイルス

    2022-07-27

    世界で1000件以上の症例が報告されている謎の小児肝炎について、英国の研究チームが原因を突き止めたようです。チームによると、通常は風邪や胃腸炎の原因となる「アデノウイルス」と、感染しても病気にならない「アデノ随伴ウイルス2型」の二つが深刻な肝炎を引き起こしたと考えられるとのこと。コロナ禍での行動制限により、子どもたちがこれらのウイルスに暴露されず、免疫を作る機会を逃したことが影響している可能性があるそうです。BBCの記事です。

  • 低用量ピルが、物体の配置に関する記憶力を向上させる

    2022-07-26

    ホルモン剤の避妊薬(低用量ピル)を使用する若い女性は、特定の認知能力が高くなるかもしれません。米国の研究チームが18~27歳の女性59人を調査。低用量ピルを使用している人はそうでない人に比べて、物体の配置を記憶する課題で、新たに現れた物を特定する能力が有意に高かったそうです。一方、空間認識能力を評価する課題では有意差はみられなかったといいます。薬の種類による効果の違いについては比較されていないとのことです。PsyPostの記事です。

  • サル痘、WHOが「緊急事態」を宣言

    2022-07-26

    世界保健機関(WHO)は、世界74カ国で1万6500人以上の感染が確認されているサル痘について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。現在、ポリオと新型コロナにもこの宣言が出されています。過去には、新型インフル(2009~10年)、エボラ出血熱(14~16年、19~20年)、ジカ熱(16年)の流行時にこの宣言が出されました。サル痘感染者の多くは男性と性交渉する男性で、特に複数のパートナーがいる人に感染が集中しているとのこと。CNNの記事です。

  • 食物アレルギーある人はコロナ感染リスクが低い

    2022-07-22

    食物アレルギーの人は新型コロナ感染に対して、ある利点があるそうです。米国立衛生研究所(NIH)が、4000人以上を対象に調査を実施。その結果、食物アレルギーがある人は、コロナに感染するリスクが50%低いことが明らかになったそうです。食物アレルギーには、免疫反応の一つの型である「2型炎症」が関与しているといいます。この2型炎症が、ウイルスが細胞に侵入する際に取り付く「ACE2受容体」の発現を少なくしている可能性があるそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 致死率90%のマールブルグ病、ガーナで初発生し2人死亡

    2022-07-22

    世界保健機関(WHO)は7月17日、西アフリカのガーナでマールブルグウイルスによる感染症の患者が初発生したと発表しました。患者2人が確認され、下痢や発熱、嘔吐などの症状が現れ、いずれも死亡。90人以上の濃厚接触者が監視下にあるといいます。このウイルスはエボラウイルスと同じ科に属し、致死率は最大88%に達するそうです。オオコウモリからヒトに感染し、感染者の体液などに触れることでヒトからヒトへうつります。治療薬はありません。CNNの記事です。

  • ビタミンB6サプリ、不安やうつ病を改善する可能性

    2022-07-22

    高用量のビタミンB6サプリメントが気分障害の予防や治療に有効かもしれません。英国の研究チームが、300人以上の若年成人を対象に調査を実施。推奨摂取量の50倍近い量のビタミンB6サプリを1日1回食事と一緒に1カ月間摂取した人は、不安感やうつ状態が改善したそうです。ビタミンB6には、神経細胞の興奮を抑制する神経伝達物質GABA(γ-アミノ酪酸)の産生を促す役割があり、ビタミンB6サプリを摂取した人はGABAレベルが上昇していたといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 1回の注射でエイズが治る? 体内のB細胞の遺伝子を改変する新技術

    2022-07-22

    たった1回の注射でエイズを治療できる日が来るかもしれません。イスラエルと米国の研究チームが、遺伝子改変技術CRISPRを使い、体内にある免疫細胞・B細胞を操作する方法を開発。ウイルス(アデノ随伴ウイルス:AAV)を用いてCRISPRシステムを送り、エイズウイルス(HIV)に対する中和抗体を産生できるようにB細胞の遺伝子を改変するといいます。この治療を受けたすべての動物モデルにおいて、血液からHIVに対する抗体が大量に検出されたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 米NY州で9年ぶりにポリオ確認 経口生ワクチン由来株が原因

    2022-07-22

    米ニューヨーク州ロックランド群の若年成人がポリオと診断されたようです。この患者はポリオワクチン未接種で、1カ月ほど前に脱力や麻痺の症状が始まったそう。同国でポリオが確認されたのは2013年以来だといいます。ウイルスの型から、米国外で経口生ポリオワクチンの接種を受けた別の誰かに由来することが判明。弱毒化したウイルスが変異し、有害な株が発生することがあります。米国では2000年以降、経口生ワクチンは使用されていません。CNNの記事です。

  • セロトニンの減少はうつ病リスクに影響しない?

    2022-07-22

    うつ病の原因に関する定説が覆るかもしれません。英国の研究チームが、セロトニンとうつ病の関連を調査した過去の研究を再検討しました。対象者は数千人に上ったといいます。分析の結果、「セロトニンの働きや濃度の低下がうつ病の原因になる」との仮説を支持する証拠は見つからなかったそうです。抗うつ薬として一般に使われている「選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)」の役割に疑問を投げかける結果になったとのことです。Health Europaの記事です。

  • 骨髄移植のドナーの痛みを軽減する新手術法

    2022-07-19

    骨髄移植のドナーの術中・術後の痛みを緩和する新たな方法が見つかったそうです。米国の研究チームが、「腰方形筋ブロック(QLB)」と呼ばれる局所麻酔技術を骨髄採取の手術に応用したといいます。そして、この技術を使って骨髄を採取したドナー13人と、既存の方法で骨髄を採取したドナー19人のデータを比較しました。その結果、QLBを行うと、疼痛管理のためにオピオイドが必要な人の割合が84%から23%に減少することが明らかになったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 米国のサル痘報告数は過小評価か 封じ込めは手遅れとの指摘も

    2022-07-19

    米国では疑い例を含むサル痘患者が7月15日時点で1814人に達しました。米国立アレルギー・感染症研究所長のファウチ氏はこの数値について「過小評価の可能性が高い」とし、サル痘を深刻に受け止める必要性に言及。米食品医薬品局(FDA)元長官のゴットリーブ氏は「封じ込めは手遅れかもしれない」と指摘しています。両氏は検査体制拡大の重要性を強調。米疾病対策センター(CDC)は、1週間の検査能力を6000件から8万件に増やす予定だといいます。CNNの記事です。

  • エボラやサル痘などの人獣共通感染症 アフリカで過去10年間に60%増加

    2022-07-19

    世界保健機関(WHO)は、エボラ出血熱やサル痘、コロナウイルス感染症など、動物からヒトにうつる感染症がアフリカで急増していることに懸念を示したそうです。2012~22年は、前の10年間に比べて人獣共通感染症が63%増加。特に2019~20年にその数は急増し、アフリカにおける重大な公衆衛生事象の半数を占めました。急速な都市化による野生動物の生息地の減少などが影響しているようです。世界中に人獣共通感染症が広がる危険性があるとのこと。AP通信の記事です。

  • オキシトシンの経鼻スプレー、男性が感情読み取る能力高めず

    2022-07-19

    オキシトシンは、感情を調整したり他人への信頼感を高めたりし、「愛情ホルモン」などと呼ばれます。オキシトシンの経鼻スプレーは人間関係の改善に役立つとされていますが、本当でしょうか。英国の研究チームが、平均19歳の健康な男性104人を調査。感情を読み取るためのトレーニングを受けた人は、悲しみや怒りの表情を認識する能力が高まったそうです。一方、オキシトシンを経鼻投与した人には、同様の効果は一切なかったといいます。EurekAlert!の記事です。

  • パルスオキシメーター、有色人種の測定値は不正確 解決策は?

    2022-07-15

    治療方針の判断に重要な役割を果たすパルスオキシメーターは、血液の色から血中の酸素濃度を測定しているため、肌の色の濃い人は実際より高い値が出てしまうという問題があるそうです。米国の研究チームの調査では、実際は血中酸素濃度が88%未満なのに、機器には92~96%と表示されるケースが、黒人患者は白人患者に比べて3倍多かったそうです。皮膚の色素であるメラニンの影響を排除するよう調整することで、誤差を防げるといいます。CNNの記事です。

  • 致死率高いニパウイルスに対するmRNAワクチン、第1相試験を開始

    2022-07-15

    ニパウイルス感染症は、バングラデシュやインドなどを中心に毎年アジアで感染者が報告されています。主に動物を介してヒトにうつり、脳炎症状を引き起こして40~75%を死に至らしめます。米国立衛生研究所(NIH)とモデルナ社がmRNAワクチンを共同開発し、第1相試験を開始したそうです。18~60歳の健康な成人40人が対象で、25、50、100㎍のいずれかの容量のワクチンを原則4週間間隔で2回接種。その後52週間にわたり追跡調査を行うとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 新型コロナのパンデミック初期の治療法が、超多剤耐性菌感染症を増やした可能性/米

    2022-07-15

    新型コロナウイルス感染拡大の初期に行われた治療法が、深刻な問題を引き起こした可能性があるようです。米疾病対策センター(CDC)は、2020年3~10月に新型コロナ入院患者の80%に抗菌薬が投与され、そのことによって「超多剤耐性菌(スーパーバグ)」の院内感染や死亡が15%増加したと報告しているといいます。メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)やカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)などのスーパーバグが入院患者から検出されたそうです。AP通信の記事です。

  • ブタの心臓を脳死患者2人に移植 さまざまな検査を実施/米

    2022-07-15

    米国では、ブタの臓器で人間の命を救うための試みが続けられているようです。米ニューヨーク大学ランゴーン医療センターが、遺伝子操作したブタの心臓を脳死患者2人に移植。移植前には、動物特有のウイルスがブタの心臓に存在していることがないよう、特別な方法でチェックしたそうです。また、心臓移植から生命維持装置が外されるまでの3日間、頻繁な生検など、脳死患者に対してだからこそ行える検査が実施されたといいます。AP通信の記事です。

  • 赤ちゃんと同じように物理の法則を理解するAI

    2022-07-13

    英ディープマインド社が、人間の赤ちゃんと同じように考えることができる人工知能(AI)を開発したそうです。このAIは「PLATO」という名で、物理的概念を習得するといいます。同社はビデオを使って、生後数カ月の赤ちゃんが物体に対して持つような基礎知識をPLATOに学ばせました。その後、PLATOに物理法則上あり得ない現象をみせたところ、驚いたような反応を示したそう。物理法則に反するおかしな現象が起きたことをPLATOが認識したためだといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 化粧品などに使われる成分、妊婦が暴露すると早産リスク高める可能性

    2022-07-13

    食品包装や化粧品などに使われるフタル酸エステル類への暴露が、早産リスクと関連していることが分かったようです。米国立衛生研究所(NIH)が、1983~2018年に出産した妊婦6045人の尿中フタル酸エステル代謝物濃度と出産時期のデータを分析。11のフタル酸エステルのうち4種類に暴露した妊婦は、早産リスクが14~16%高かったそうです。フタル酸エステル代謝物レベルを50%抑えることで、早産が平均12%減少するとの試算もあるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 小児ADHDを治療するためのゲームアプリ

    2022-07-11

    注意欠如・多動症(ADHD)の治療に用いるゲームの話題です。米食品医薬品局(FDA)は2020年、米Akilli社が開発した「EndeavorRx」を小児ADHD治療用ゲームとして初承認。EndeavorRxは宇宙人が宇宙を飛び回って物を集めるゲームで、注意機能に重要な役割を果たす脳領域を改善するよう設計されているそうです。使用者の中には、学校に行く準備がスムーズにできるようになったり、成績が上昇したりする子もいるといいます。米国では医師が必要と判断した子どものみ使用できます。BBCの記事です。

  • 空腹が怒りやいら立ちに関連 科学的な調査で初めて明らかに

    2022-07-11

    「お腹がすくとイライラする」というのは本当なのでしょうか。英豪の研究チームが、成人64人を対象に21日間にわたる調査を実施。参加者は1日5回、スマホアプリで空腹度や精神状態を報告したといいます。その結果、空腹が怒りやいら立ちなどの負の感情を引き起こし、喜びの感情を低減させることが分かったそうです。「日々の空腹度の変動」だけでなく、「3週間の平均の空腹度」も負の感情を引き起こす原因になるとのことです。Neuroscience Newsの記事です。

  • 目への電気刺激で、うつ病や認知症が改善/マウス実験

    2022-07-11

    網膜の病気の治療法として研究が進む経角膜電気刺激(TES)が、神経精神疾患の治療に有効かもしれません。TESは黒目に電極を置いて電気刺激を与える方法です。香港のチームがTESをうつ病モデルのマウスに使ったところ、抗うつ薬と似た効果が現れ、ストレスホルモンが減少。海馬の脳細胞の成長に関与する遺伝子の発現も誘導されました。また、TESがアルツハイマー病マウスの記憶力を大幅に改善し、海馬のアミロイドβ沈着を減少させたといいます。Neuroscience Newsの記事です。

  • 断続的な断食を習慣にする人はコロナ重症化リスクが低い

    2022-07-11

    水だけを飲むという断食を定期的に行っている人は、新型コロナによる重症化リスクが低いとの研究結果が出たようです。米国の研究チームが、ワクチンが普及する前にコロナ陽性になった205人を調査。少なくとも月1回、定期的に断食をすると報告した人が73人おり、その人たちはコロナによる入院や死亡のリスクが低かったといいます。ただ今回の調査は、宗教上の理由から平均40年間も断食を習慣にしている人たちが対象だったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ビタミンDサプリの過剰摂取 健康被害の報告が増加

    2022-07-08

    ビタミンDサプリメントの過剰摂取による健康被害が増えているようです。英国の研究チームが、5万MGのビタミンD (1日の必要量は600MG)を含む多数のサプリを毎日摂取していた中年男性の症例に着目。サプリを飲み始めて1カ月後、男性に嘔吐やこむら返りなどさまざまな症状が現れ、体重は12.7KGも減少していたそう。症状は3カ月間も続いたといいます。男性の血中ビタミンDレベルは必要量の7倍もあり、カルシウムレベルも極端に高かったとのこと。SciTechDailyの記事です。

  • A型肝炎ウイルスの複製メカニズムが明らかに 治療薬開発につながる成果

    2022-07-08

    対処療法しかないA型肝炎に対する経口治療薬を、米国の研究チームが開発しているそうです。A型肝炎ウイルス(HAV)の複製には、ヒトの細胞が持つ「TENT4」と呼ばれる酵素が使われるといいます。HAVがTENT4を使うためには、HAVのRNAとヒトのタンパク質「ZCCHC14」との結合が必要であることが分かったそうです。チームは、HAVがTENT4を使えなくするために、A型肝炎マウスにTENT4を標的とする経口化合物「RG7834」を投与。すると、HAVの複製が止まったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 小耳症の新たな治療法 患者自身の細胞から作製した耳を移植

    2022-07-08

    生まれつき耳の形が不完全で小さい小耳症。患者の耳を再建するための新方法が見つかったかもしれません。米国の研究チームが、小耳症患者の正常な方の耳を3Dスキャンして設計図を作り、患者から採取した耳軟骨細胞を適切な大きさに成長させて本人に移植したそうです。移植された耳は時間とともに自然な見た目や感触に変化すると考えられています。今回の移植は、患者11人の登録が予定されている臨床試験の一環として実施されたそうです。ScienceAlertの記事です。

  • コロナ感染によって作られる抗体が脳血管にダメージを与える可能性

    2022-07-08

    新型コロナによって引き起こされる神経症状の原因が明らかになったようです。米国の研究チームが、感染後に突然死亡した患者9人の脳組織を調査。ウイルス自体は脳から検出されなかったそうです。一方で、コロナ感染に応答して作られる抗体が、脳血管内皮細胞を攻撃し、血管に損傷を与えて炎症を引き起こす可能性があることが判明しました。この細胞は、有害物質が血管から脳内に入り込むのを防ぐ血液脳関門の形成に不可欠だといいます。ScienceDailyの記事です。

  • フリーズドライ体細胞からクローンマウスを作製/山梨大

    2022-07-08

    食品に使われるフリーズドライ(凍結乾燥)技術が、生物多様性の維持に役立つかもしれません。山梨大の研究チームが、マウスから採取した体細胞を凍結乾燥させ、マイナス30度で最長9カ月間保存。この体細胞から取り出した遺伝情報を用いて、クローンを作り出すことに初めて成功したそうです。現時点ではクローンが生まれる成功率は0.02%と非常に低いものの、液体窒素に替わる遺伝資源の保存方法として期待が寄せられているといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 二日酔いを予防する新たなサプリ、その効果は?

    2022-07-08

    スウェーデンのMyrkl社の二日酔いを予防するプロバイオティクスサプリメントの販売が英国で始まったそうです。このサプリは飲酒前に飲む錠剤で、アルコールを分解するとされる腸に有益な「枯草菌」と「有胞子性乳酸菌」を含有。健康で若い白人成人24人を対象に調査を行い14人から得られた結果では、事前にこのサプリを摂取した人は、飲酒から1時間以内の血中アルコール量がプラセボ群より70%少ないことが分かったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • インフルの「万能ワクチン」を開発 A型の亜型に幅広く有効

    2022-07-05

    144種類の亜型があるA型インフルエンザウイルスに対する「万能ワクチン」ができるかもしれません。米ジョージア州立大学が、A型ウイルスの比較的変化しにくい二つの部分(タンパク質)に着目。ワクチンは、これらのタンパク質を遺伝子的に結び付けて開発したそうです。成体及び高齢マウスを使った実験では、この新たなワクチンがA型ウイルスの複数の亜型(H1N1、H5N1、H9N2、H3N2、H7N9)に対して有効であることが確認されたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 北朝鮮、新型コロナ流入は韓国との国境付近の不審物が原因と主張

    2022-07-05

    北朝鮮の国営メディアが、新型コロナウイルスの流入は韓国からの飛来物が原因だと示唆する報道をしているそうです。韓国当局は「あり得ない」と強く否定したといいます。国営メディアは、4月上旬に韓国との国境付近で不審物に触れた18歳の兵士と5歳の子どもがコロナ陽性になり、それ以降、北朝鮮でコロナが急速に拡大したと報道。韓国の活動家は何年もの間、国境を越えて風船を飛ばし、ビラ配布や人道支援を行っているそうです。BBCの記事です。

  • 大麻使用者、救急外来受診と入院のリスク高く/カナダ

    2022-07-05

    娯楽目的の大麻使用が合法化されているカナダで、大麻使用者の健康リスクが明らかになったようです。同国の研究チームが、「1年以内に大麻を使用した」と報告した4800人と、「大麻を使用したことがない」または「1年以上前に1度だけ大麻を使用した」と報告した1万人を比較。1年以内に大麻を使用した人は、対照群に比べて救急外来受診と入院のリスクが22%高かったといいます。受診や入院の主な理由は、外傷と呼吸器関連だったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 鎮痛剤が不要に? 神経を冷却する埋め込み型装置で痛みを緩和

    2022-07-05

    痛みを和らげるためにオピオイドなどの薬を使う必要がなくなるかもしれません。米国の研究チームが、神経を冷却することで麻痺させ、痛みを緩和する埋め込み型の装置を開発。わずか幅5mmほどのこの装置は柔軟性があり、縫合せずに神経に巻き付けることができるそうです。神経が冷えすぎないように監視するセンサーも付いているといいます。使用後は、自然に体内に吸収されるそうです。動物実験で装置の有効性が実証されているとのこと。EurekAlert!の記事です。

@hippocra_editをフォロー

年別

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください