医師の求人・転職・アルバイトは【マイナビDOCTOR】

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • カフェイン摂取が睡眠パターンや脳内血流に与える影響

    2023-09-29

    米国の研究チームが慢性的なカフェイン摂取の影響を明らかにしたそうです。数週~数カ月間、毎日カフェインを摂取したマウスは昼寝をしなくなり、入眠のタイミングが遅くなったといいます。一方で、ぐっすりと長く眠るようになったとのこと。人間は生活リズムを変えられないために、カフェイン摂取が睡眠不足につながるようです。またカフェイン摂取は睡眠時の脳内血流を増加させ、神経変性疾患に関連する老廃物の排出を助ける可能性があるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • ブラジルの猛毒グモ「バナナ・スパイダー」の毒成分を活用したED治療薬

    2023-09-29

    「バナナ・スパイダー」と呼ばれる南米原産の猛毒グモが、「勃起不全(ED)」の治療に役立つかもしれないそうです。ブラジルの研究チームが、このクモにかまれた後に「持続勃起症」が起こることに着目。クモ毒の成分に似た合成分子を使い、ED向け塗り薬を開発したそうです。この分子は、勃起現象に重要な役割を果たす一酸化窒素の放出を促進。薬を男性器に直接塗り込むことで、数分で効果が得られるといいます。現在、第2相試験が行われているとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 減量効果で注目の糖尿病治療薬「オゼンピック」、副作用に腸閉塞を追加

    2023-09-29

    ノボノルディスク社の糖尿病治療薬「オゼンピック(一般名セマグルチド)」は使用後に腸閉塞を発症することがあるとして、製品情報に説明が追加されたそうです。米食品医薬品局(FDA)には、オゼンピックなどのセマグルチド製剤使用後の胃腸障害について8571件の報告が寄せられているといいます。また、製剤使用後に腸閉塞が発生した例は33件で、そのうち2人は死亡しているとのこと。オゼンピックはGLP-1受容体作動薬で、その減量効果にも注目が集まっています。CBS Newsの記事です。

  • 治療抵抗性うつ病にDBSが有効 治療効果の把握も可能に

    2023-09-28

    重度の治療抵抗性うつ病には、脳内に電極を埋め込んで電気刺激を与える「脳深部刺激療法(DBS)」が有効であることが分かり、治療効果の把握もできるようになったそうです。米国の研究チームが、DBSを受ける患者10人を6カ月間調査。患者の90%に症状の有意な改善が見られ、70%がうつ病の基準を満たさないまでに改善したといいます。また、患者の脳活動の記録を人工知能(AI)で分析したことで、回復過程であることを示す特徴的な脳活動のパターンを特定できたそうです。SciTechDailyの記事です。

  • コロナ後遺症の人、血中コルチゾール値が低いことが判明

    2023-09-27

    新型コロナ罹患後の後遺症(コロナ後遺症)のある人は、血液に特徴があることが分かったそうです。米国の研究チームが268人の血液を調査。後遺症のある人はそうでない人に比べて、免疫抑制や抗炎症作用のあるホルモン「コルチゾール」のレベルが有意に低かったといいます。コルチゾールレベルの低下によって、倦怠感が出る可能性があるとのこと。また、コロナ後遺症の人は、免疫細胞のT細胞やB細胞の動きが通常と異なることも明らかになったといいます。NBC Newsの記事です。

  • 米で「人食いバクテリア」の感染が増加 CDCが勧告発表

    2023-09-27

    深刻な壊死性筋膜炎を引き起こし、「人食いバクテリア」と知られる細菌ビブリオ・バルニフィカスの感染例が増加しているとして、米疾病対策センター(CDC)が勧告を発表したそうです。この細菌はこれまで、米国ではメキシコ湾岸の暖かい海水に生息していました。しかし地球温暖化の影響で、北東部のコネチカット州でも感染者が出ているといいます。汚染された水や魚介類を介して傷口から体内に侵入し、米国では感染者の5人に1人が死亡しているそうです。CBS Newsの記事です。

  • 食道炎のない胃食道逆流症、がんリスクに関連せず

    2023-09-26

    胃食道逆流症が食道がんリスクを高めるとの考えは間違っているようです。スウェーデンなどの研究チームが、内視鏡検査で食道炎が見つからなかった胃食道逆流症(非びらん性胃食道逆流症)患者28万5811人を最長で31年間にわたり追跡調査。このうち食道(腺)がんを発症したのは228人で、発症率は一般集団と変わらなかったそうです。一方、びらん性食道炎がある胃食道逆流症(逆流性食道炎)患者は、食道がん発症率が明らかに高くなったといいます。Medical Briefの記事です。

  • 超加工食品を多く摂取する女性、うつ病リスク高く

    2023-09-26

    インスタント食品やチップス、炭酸飲料などの「超加工食品」を取りすぎると、心の健康を損なう可能性があるようです。米国の研究チームが、42~62歳の女性3万1000人以上を対象に調査を実施。参加者のほとんどが白人だったそうです。超加工食品の摂取量が最も多い(1日9食分)群は、最も少ない(1日4食分以下)群に比べてうつ病を発症するリスクが50%高かったといいます。特に、人工甘味料がリスクに悪影響を及ぼす可能性が示されたとのことです。NBC Newsの記事です。

  • ネガティブな思考を抑えると、メンタルヘルスが改善する

    2023-09-25

    「負の感情を抑えるのは心の健康に良くない」との考えは間違っているようです。英国の研究チームが世界16カ国の120人を調査。チームは参加者に、2年以内に実際に起こりそうなさまざまな状況を想像してもらいました。ネガティブな出来事について考えると不安な気持ちになります。しかし、そのようなことを考えるのをやめる訓練を受けることで、出来事に対するイメージを不鮮明にすることができたそうです。その上、メンタルヘルスも改善したといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 米でブタの心臓を人間に移植 世界で2例目の手術を実施

    2023-09-25

    米メリーランド大学は22日、ブタの心臓を58歳の男性に移植したと発表したそうです。男性は末期の心臓病患者で、末梢血管疾患や内出血をともなう合併症があるため、通常の心臓移植には不適格だったといいます。心臓は拒絶反応を抑えるための遺伝子操作を加えたブタのものです。移植後、男性は自発呼吸をしており、心臓は補助装置なしで正常に機能しているそうです。同大学は2022年に同様の移植を世界で初めて実施。その際は、患者は2カ月後に死亡しています。CNNの記事です。

  • 早産児を人工子宮でケア? 治験に向けて米FDAが会合

    2023-09-23

    米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が、早産児を「人工子宮」で育てることの議論を進めているそうです。19、20日に行われた会合では、妊娠28週以前に生まれた早産児の臨床試験の実施に向けて、必要なデータや規制、倫理的配慮などについて話し合ったといいます。人工子宮は人間の子宮のように、酸素や栄養素、ホルモンを赤ちゃんに供給でき、肺や脳の最終段階の発育を助けるそうです。既にヒツジなど複数の動物実験で、良好な結果が示されているとのことです。CNNの記事です。

  • CRISPRを搭載した細菌で、腸内の腫瘍を検出

    2023-09-22

    米国の研究チームが、腫瘍の存在を知らせる細菌を開発したそうです。この細菌は、がんから放出されるDNAのかけらを素早く認識するCRISPRシステムを搭載。ベースとなる細菌には、周囲の環境からDNAを取り込むことに長けている「アシネトバクター・ベイリー」が使用されたそうです。腸に投与した細菌が腫瘍関連DNAを取り込むと、蛍光タンパク質や抗菌薬耐性をもたらす遺伝子が発現。便を抗菌薬を含む培地で培養することで腫瘍の存在が分かる仕組みだといいます。Medgadgetの記事です。

  • 高血圧の適切な治療で7600万人の命が救われる WHO公表

    2023-09-21

    WHO(世界保健機関)が高血圧の世界的な影響について、初の報告書を公表したそうです。血圧が140/90mmHg以上の状態を高血圧と分類。全世界の成人の1/3が影響を受けているといいます。高血圧は脳卒中、心臓発作、心不全、腎臓損傷などを引き起こします。安価で手軽な薬でコントロールできるにもかかわらず、高血圧をきちんと管理できているのは患者の1/5ほどだそうです。適切な治療を受ける患者が増えれば、2023~50年で7600万人の死亡を防げる可能性があるといいます。CNNの記事です。

  • 難病の赤ちゃんの延命治療 継続か中止かを裁判所が判断へ/英

    2023-09-21

    まれな遺伝子疾患「ミトコンドリア病」に苦しむ英国人の女の子(生後6カ月)について、延命治療を続けるかどうかを裁判所(高等法院)が決めることになるようです。女の子を治療する英ノッティンガムの病院が、高等法院に対して延命治療の中止を申請。病院によると、女の子は瀕死の状態だそうです。これ以上治療法はなく、痛みや苦しみをともなう延命治療は患者の最善の利益ではないといいます。一方、女の子の両親は治療の継続を希望しているとのこと。BBCの記事です。

  • 仕事上のストレスで男性の心臓病リスクが上昇

    2023-09-20

    ストレスフルな職場環境は、特に男性の健康に悪影響を及ぼすようです。カナダの研究チームが、心臓病のない平均45歳の事務系労働者約6500人(男性3118人、女性3347人)を18年間追跡調査。「仕事の重圧」か「労力と報酬の不均衡」のどちらかを経験している男性は、いずれも経験していない男性に比べて心臓病リスクが49%高かったそうです。両方を経験している男性の同リスクは2倍に上昇したといいます。女性に関してはこれらの関係が立証できなかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 朝に運動すると痩せやすい?

    2023-09-20

    痩せたい人は午前7~9時に運動するといいかもしれません。香港の研究チームが、20歳以上の5200人について運動、食事、生活習慣のデータを分析。朝に中~高強度の運動をする人は、昼間や夕方に運動をする人に比べて体格指数(BMI)が低いことが示されたそうです。ただし、朝に運動していた人は平均年齢が10歳以上高く、このことが調査結果に影響を及ぼしている可能性があるといいます。さらに人種や生活環境など他の要因も考慮に入れる必要があるとのこと。NBC Newsの記事です。

  • 仕事ばかりで遊ばないと、人はダメになる

    2023-09-19

    楽しみより仕事での成功を優先していると、幸せになれないようです。英国の研究チームが、インド、トルコ、英国で計180人を調査。参加者は9日間日記をつけ、さまざまな価値観に従って行動した際の自身への影響を記録したそうです。国籍に関係なく、生きる最大の目的を快楽とする「快楽主義」や自分独自の道を行く「自主独往(どくおう)」に従って行動すると、幸福感が増したといいます。「成功」や「適合・準拠」は幸福感に影響を与えなかったとのこと。Science Dailyの記事です。

  • 心肺蘇生を患者が覚えている? 心停止後も脳は機能か

    2023-09-19

    臨死体験の謎に迫る研究です。心臓が止まった後も、脳はしばらく静かに活動を続けている可能性があるそうです。米国の研究チームが、病院で心停止に至り心肺蘇生法(CPR)を受けた患者567人を調査。このうち28人は蘇生に成功し、インタビューに答えられるまで回復したそうです。何人かはCPR時の胸部圧迫や皮膚に貼られた電極などを覚えていると報告したとのこと。またCPR時の脳波は、生存者の40%で正常に近い数値が最大で1時間も維持されていたといいます。Science Alertの記事です。

  • 厳しい残暑 体を冷やすのに有効な四つの科学的な方法

    2023-09-15

    厳しい残暑に対処するよい方法はあるのでしょうか。英国の研究チームが次の四つを推奨しています。暑さを感じた時は、顔ではなくまず手を冷やすとよいそうです。冷たい水に手を15~20分入れると効果的だといいます。シャワーを浴びるなら、冷水は皮膚への血流を遮断してしまうため非効率なので、ぬるま湯がいいそうです。ノンカフェインの温かい飲み物を飲むのも有効。うちわなどで全身に弱い風を当てて、汗を蒸発させるのも効果的とのことです。BBC Science Focusの記事です。

  • 新発見 認知症は免疫細胞ミクログリアの細胞死が一因か

    2023-09-15

    アルツハイマー病や血管性認知症の原因解明につながる新たなヒントが見つかったようです。米国の研究チームが、死亡した認知症患者の脳組織を分析。神経伝達を円滑にするためにニューロン(神経細胞)の軸索に巻き付くミエリン(髄鞘)が加齢などで損傷を受けると、免疫細胞のミクログリアが除去します。この時、そこに含まれる鉄を取り込みすぎることでミクログリアが変性し、細胞死してしまうそうです。これが認知症に関与している可能性があるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 腸内細菌が産生する代謝物が、大腸がん治療の鍵になる?

    2023-09-14

    食物繊維を消化する際に腸内細菌によって代謝物として産生される「酪酸」と「プロピオン酸」が、大腸がんに対する免疫応答を促進するようです。カナダの研究チームが、マウスやヒトのがん細胞を使って調査。その結果、この二つの代謝物によってがん細胞の表面にある分子が活性化され、免疫細胞のT細胞が大腸がんを検出しやすくなることが分かったそうです。さらに代謝物はがん細胞の遺伝子発現も変化させ、免疫系の注意を引き付けるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 市販の鼻炎薬フェニレフリン、錠剤では効果なし/米FDA諮問委

    2023-09-14

    米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、風邪やアレルギー性鼻炎の市販薬に含まれる「フェニレフリン」について、錠剤で服用しても効果はないと認めたそうです。同薬は鼻粘膜の血管の腫れを一時的に抑えることで、鼻づまりを改善するとされています。委員会では、16人の委員が満場一致でフェニレフリン錠剤の有効性について「ノー」を投票したそうです。なお、研究で一時的な効果があることが示されている点鼻スプレー薬については、議論されなかったとのこと。CNNの記事です。

  • インターネットを定期的に使う高齢者、認知症リスクが1/2に

    2023-09-13

    インターネットの定期的な利用は、脳の健康を保つのに役立つ可能性があるそうです。米国の研究チームが、調査開始時に50~65歳だった認知症ではない1万8154人を平均8年間追跡したデータを分析しました。その結果、定期的にインターネットを利用すると答えた人の認知症発症リスクは、そうでない人のリスクの57%だったことが分かったといいます。認知症を発症するリスクが最も低かったのは、1日に6分~2時間インターネットを使う人だったとのことです。PsyPostの記事です。

  • ヒトとブタのキメラ胚 ブタの体内で成長させ腎臓の発達を確認

    2023-09-13

    中国の研究チームが、異種動物の体内でヒトの細胞を持つ固形臓器を成長させることに初めて成功したそうです。チームは、ヒトとブタの細胞が混在する「キメラ胚」を作製し、これを雌ブタに移植。25または28日後に五つのキメラ胚を取り出し、腎臓の発達状況を分析したそうです。すると、腎臓は正常に発達しており、ヒト細胞を50~60%含んでいることが明らかになったとのことです。腎臓では尿細管や尿管芽細胞が形成されていたといいます。ScienceDailyに紹介されています。

  • 米国で、14歳の少年が激辛チップスを食べた後に死亡

    2023-09-12

    米マサチューセッツ州の14歳の少年が、世界一辛い唐辛子を使ったチップスを食べた数時間後に死亡したそうです。少年はチップスを食べた直後に胃痛を訴え、その後、意識を失って呼吸が停止したといいます。激辛製品は大脳動脈狭窄や食道損傷など深刻な合併症を引き起こすことがあるそうです。SNSではこのチップスに挑戦する姿を投稿する企画「ワンチップチャレンジ」が行われていました。少年の死因は未特定ですが、製品は自主回収されているとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • セマグルチドが1型糖尿病にも効果か インスリン不要になる患者も

    2023-09-12

    2型糖尿病や肥満の治療に使われるノボノルディスク社の「セマグルチド」は、1型糖尿病にも有効かもしれません。米国の研究チームが、3カ月以内に1型糖尿病と診断された患者10人を対象に調査を行いました。患者はみな基礎インスリンと追加インスリンを使用していたといいます。この10人にセマグルチドを週1回、3カ月間投与したところ、全員が追加インスリンをやめられたそうです。6カ月後には、7人が基礎インスリンも不要になったとのことです。CNNの記事です。

  • 電子タバコを吸うと免疫細胞「好中球」の動きが止まる

    2023-09-11

    液体を熱して蒸気を吸う電子タバコを使うと、免疫系のなかで最初に防御反応を示す免疫細胞の好中球が適切に機能しなくなるようです。英国の研究チームが、タバコや電子タバコ製品を吸ったことがない健康な人の血液から好中球を採取。これを少量のノンフレーバーの電子タバコの蒸気に暴露させたそうです。電子タバコにニコチンが含まれているかどうかに関わらず、好中球はその場に立ち往生してしまい、敵に向かっていくことができなくなったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 無精子症患者の精巣から精子を数秒で見つけ出すAI

    2023-09-11

    豪州の研究チームが、精巣で精子を作る能力が低下した「非閉塞性無精子症(NOA)」の男性不妊患者から素早く健康な精子を見つけ出すAI(SpermSearch)を開発したそうです。NOAの場合、患者の精巣から精細管と呼ばれる組織を取り出し、顕微鏡を使って健康な精子を見つけます。通常、専門家の手で6~7時間かかるそうです。しかしSpermSearchは、コンピューターに組織の画像を読ませると、数秒後には健康な精子を特定できるといいます。チームはSpermSearchの治験の準備を進めているそうです。BBCの記事です。

  • 尿路感染症の再発、膀胱細胞のエピゲノムによる免疫系の反応の高まりが原因か

    2023-09-08

    尿路感染症(UTI)はなぜ再発することが多いのでしょうか。米国の研究チームが、大腸菌によってUTIを発症させたマウスを調査。重度のUTIを患ったマウスの膀胱細胞では、次のUTIの発生に対して積極的に反応するよう免疫系に指示を出してしまう変化が起こるそうです。これは、DNA塩基配列の変化を伴わずに遺伝子発現に影響を及ぼす「エピゲノム」によるものだといいます。衛生状態に関係なくUTIは繰り返されますが、一定期間感染がなければ元に戻る可能性があるそうです。nprの記事です。

  • 目の動きを追跡するタブレットツールで、ASDを短時間で正確に診断

    2023-09-08

    米国の研究チームが、生後16~30カ月の子どもの自閉スペクトラム症(ASD)を専門家と同じくらい正確に診断するタブレットツールを開発したそうです。対象者に子ども同士が社会的交流をしている様子のビデオを見せ、このツールがその際の目の動きを追跡して測定します。ビデオからどんな情報を得ているのかを知ることで、ASDを診断できるといいます。ASDの診断は高度な訓練を受けた専門家が何時間もかけて行うそうですが、ツールはわずか30分で結果を出すとのこと。NBC Newsの記事です。

  • 砂糖入り炭酸飲料がうつリスク上昇に関連

    2023-09-07

    甘い炭酸飲料を飲むと、メンタルヘルスに悪影響が及ぶようです。韓国の研究チームが、同国で平均年齢39.5歳の8万7115人に調査を実施。砂糖入り炭酸飲料の消費量が増えるのに比例して、うつのリスクも上昇することが分かったといいます。砂糖入り炭酸飲料を1日1缶飲むだけで憂うつな気分になる可能性があるそうです。当初、インスリン抵抗性や血糖値などの代謝が関連すると考えられていましたが、それだけでは説明がつかないことが示唆されたとのこと。PsyPostの記事です。

  • 過去30年で50歳未満のがん患者が急増 人口増加は未考慮

    2023-09-07

    米中英などの研究チームが、50歳未満のがん症例数が過去30年間で急増しているとの研究結果を発表したそうです。チームは世界200カ国以上の情報が集められた疾病データを分析。2019年の50歳未満のがん症例数は326万件で、1990年と比べて79%増加したといいます。消化器系、皮膚、乳房のがんが多かったそうです。若い世代のがんの早期発見や予防に力を入れる必要がありますが、今回の調査には総人口が40%増えたことが考慮されておらず、深読みは禁物とのことです。BBCの記事です。

  • ハダカデバネズミの「長寿遺伝子」を移植 マウスの寿命が延長

    2023-09-06

    加齢に伴う病気が少なく長寿な「ハダカデバネズミ」の遺伝子を活用することで、長生きが実現するかもしれません。ハダカデバネズミはヒトやマウスに比べて、体内の高分子量ヒアルロン酸(HMW-HA)の量が多いといいます。米国の研究チームが、HMW-HA産生に関わるハダカデバネズミの遺伝子を移植したマウスを作製。自然発生がんや化学的に誘発した皮膚がんへの防御力が高くなったほか、通常のマウスに比べて健康状態が全般的に改善し、平均寿命が4.4%延びたといいます。Science Dailyの記事です。

  • 鳥インフル 中国で分離のウイルスがヒトに感染しやすく変異か

    2023-09-06

    中国の養鶏場で流行している鳥インフルエンザウイルス(H3N8型)が、ヒトの間で感染が広がりやすく変異している危険性があるようです。中国と英国の研究チームが、このウイルスに感染した人から分離したウイルス株の特徴を分析。その結果、ヒトの気管支や肺の上皮細胞で効率的に複製されることが分かったそうです。マウスやフェレットを使った実験では、この株が重篤な症状を引き起こすうえ、飛沫を介して空気感染する可能性が示されたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 難病末期の10代女性、医療の継続巡りNHSと法廷闘争/英

    2023-09-05

    英国に住むミトコンドリア病を患う女性患者(19)とその家族が、治療方針を巡って英国民保健サービス(NHS)と法廷で闘っているそうです。この女性は、カナダで行われている同疾患のヌクレオシド療法の治験に参加することを希望。しかし担当医は、女性はすでに限りなく死に近い状態であり、終末期医療に進むべきだと考えているようです。裁判所は、女性に医療の継続について自ら決める能力はないと判断。今後の治療については法廷の審理で決まるといいます。BBCの記事です。

  • 化学療法耐性の頭頸部がん、原因遺伝子特定で治療可能に?

    2023-09-05

    化学療法(抗がん剤)が効かない頭頸部がんへの対処法が見つかったかもしれません。英国の研究チームは、「NEK2遺伝子」と「INHBA遺伝子」が原因で頭頸部扁平上皮細胞がん(HNSCC)に化学療法への抵抗性(耐性)が起こることを発見したそうです。そして、これらの遺伝子を標的にする真菌毒素「シロデスミンA」や細菌由来の「カルフィルゾミブ」を使うと、耐性がん細胞に対するシスプラチンなどの抗がん剤の反応が30倍になることを突き止めたといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 多発性硬化症の治療薬がアルツハイマー病に有効な可能性

    2023-09-04

    再発型多発性硬化症の治療に使われる経口薬「ponesimod(ポネシモド)」が、アルツハイマー病(AD)の治療に有効な可能性があるそうです。米国の研究チームがADモデルマウスで調査。ポネシモドを投与すると、ADの特徴である神経炎症が抑制されるだけでなく、神経に有害なタンパク質アミロイドが除去される可能性も示唆されたといいます。ADが進行しているマウスの注意力や、一時的な記憶機能「ワーキングメモリー」が改善することも明らかになったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 大麻使用者、血中や尿中の鉛・カドミウムレベル高く

    2023-09-04

    大麻草は土壌から重金属をよく吸い取るため、大麻製品を使うとそれらが体内に吸収される危険性があるようです。米国のチームが7200人のデータを分析。過去30日以内に大麻を使用した人は、大麻もタバコも使っていない人に比べて血中の鉛レベルが27%高く、カドミウムレベルは22%高かったといいます。尿の調査でも同様の結果が出たとのこと。鉛は神経系や造血系、腎臓などに障害を与え、カドミウムはイタイイタイ病の原因や発がん性物質として知られます。NBC Newsの記事です。

  • 「大麻がメンタルヘルスや痛みを改善」は誤り?

    2023-09-01

    カナダの研究チームが、大麻に関する100以上の研究を分析し、結果を発表しました。不安やうつなどの症状緩和に大麻は有害で、臨床転機を悪化させるだけでなく、精神疾患発症のリスクを高めるそうです。また、つわりを抑えるための使用は、低出生体重児のリスクを上昇させるようです。さらに、大麻は認知機能に悪影響を及ぼすため、若年層の使用はリスクが高いといいます。けいれん性疾患や慢性疼痛などの分野も、効果があるのは特定の人だけとのこと。CNNの記事です。

  • 深刻な頭頸部がんの発見遅れ 誤診で抗菌薬を処方される患者多数/米

    2023-09-01

    頸部に腫れなどの症状がある場合、臨床実践ガイドラインではがんの可能性を疑うことが推奨されているといいます。しかし、実際には抗菌薬が処方されることが多いようです。米国の研究チームが、頭頸部がん(HNC)患者7811人のデータを分析。このうち15.6%がHNCと診断される3カ月以内に抗菌薬を処方されており、結果的に診断までにかかる時間が21.1%長くなっていたそうです。プライマリ・ケアの医師にNHC診断のガイドラインが普及していないことが一因のようです。Medical Xpressの記事です。

@hippocra_editをフォロー

年別

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください