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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • New

    トキソプラズマに感染している人の顔は魅力的に見える?

    2022-5-20

    トキソプラズマ原虫に感染すると、人の外見が変化する可能性があるようです。フィンランドの研究チームが、トキソプラズマ感染者35人と非感染者178人を比較。感染者は顔が左右対称である傾向が高いことが分かったそうです。別の実験で、同じ感染者と非感染者の顔写真を205人に評価してもらったところ、感染者の方が健康で魅力的に見えるとの結果が出たといいます。感染が内分泌系に与える影響が原因ではないかとの推測があるそうです。ScienceAlertの記事です。

  • New

    感染後のワクチン接種で、コロナ後遺症が改善する可能性

    2022-5-20

    新型コロナの後遺症に苦しんでいる人は、コロナワクチンを打った方がいいかもしれません。英国の研究チームが、コロナ感染後に少なくとも1回ワクチンを接種した成人2万8356人のデータを分析しました。後遺症に苦しむ人の割合は、感染後にワクチンを1回接種すると13%減り、2回接種するとさらに9%減ることが分かったそうです。生物学的メカニズムを解明することで、後遺症治療薬の開発につながる可能性があるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • New

    開発中のALS新薬、既存薬より有効な可能性

    2022-5-20

    米ノースウェスタン大学が筋萎縮性側索硬化症(ALS)新薬「NU-9」を開発中で、既存薬より有効な可能性があることが分かったそうです。チームは、ALS(SOD1遺伝子変異型)モデルマウスで薬の有効性を調査。NU-9には、異常が生じた上位運動ニューロンの軸索を伸ばす効果があることが判明したといいます。また、既存薬のリルゾールやエダラボンと組み合わせると、NU-9の効果が高まるとのこと。順調にいけば、2023年には第1相試験が行われる予定だそうです。Medical Xpressの記事です。

  • New

    北朝鮮で新型コロナの感染が急拡大か

    2022-5-20

    北朝鮮で、新型コロナが原因とみられる発熱者の増加が止まらないようです。同国は5月18日、新たに23万2880人の発熱者と6人の死亡を確認したと発表。4月下旬以降、発熱者は累計で170万人を超え、死者は62人に上るそうです。国外の専門家は、そのほとんどがコロナ感染者で、死者数は少なく報告されている可能性があるとみています。また、同国はワクチンを調達しておらず、WHO(世界保健機関)からの援助の申し出も受け入れていません。AP通信の記事です。

  • New

    低タンパク質食の「老化防止効果」に不可欠なホルモン、マウスで特定

    2022-5-20

    「低タンパク質食」はげっ歯類などの健康や寿命に好影響を及ぼすと考えられています。肝臓から分泌されるホルモン「線維芽細胞増殖因子21(FGF21)」が、この効果には不可欠であることが分かったそうです。米国の研究チームがオスのマウスで調査。FGF21遺伝子ノックアウトマウスに低タンパク質食を与えたところ、同じものを与えられた通常マウスに比べて老化が早く、自然寿命が短くなったといいます。メスのマウスにも当てはまるかは未確認とのこと。ScienceAlertの記事です。

  • New

    欧米でサル痘の報告相次ぐ 性交渉で感染の可能性も

    2022-5-20

    欧米で、中央・西アフリカで流行するサル痘の報告が相次いでいます。このAP通信の記事では、ロンドンで感染したとみられる男性4人について説明。全員がゲイやバイセクシャルで、アフリカへの渡航歴はなかったといいます。サル痘は感染動物の血液や体液に触れることで感染します。症状は発熱や筋肉痛から始まり、ひどくなると顔や性器に発疹が現れます。地域社会で濃厚接触による感染が広がっている可能性があるとのこと。現在、複数の国で感染者の報告が上がっています。

  • インフルの心臓合併症、心臓への直接感染が原因/マウスで確認

    2022-5-18

    インフルエンザによる心臓の合併症は、肺での激しい炎症が原因ではなく、心臓への直接感染で起こるようです。米国の研究チームが、心臓の細胞で複製できないウイルスをゲノム編集で作製。インフルエンザによる心臓の合併症を起こしやすいIFITM3遺伝子欠損マウスと通常マウスに、通常のウイルスとゲノム編集したウイルスを感染させて比較しました。その結果、心臓でウイルスが複製されなければ心臓の合併症は起きないことが分かったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • テレビゲームは子どもの知能に好影響を与える

    2022-5-18

    テレビゲームは子どもの知能を高める可能性があるようです。スウェーデンの研究チームが、9~10歳の米国の子ども9855人を調査。子どもたちは1日平均1時間、テレビゲームをしていたそうです。2年後にこのうち5000人について調べたところ、テレビゲームに平均以上の時間を費やしていた子どもは、IQが平均的な上昇値より2.5ポイント高かったそうです。テレビ視聴やソーシャルメディア使用による知能への影響はみられなかったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 150人に1人の目に寄生虫のトキソプラズマが感染/豪州

    2022-5-17

    寄生虫のトキソプラズマが目の網膜や脈絡膜に感染すると、組織が破壊され、著しい視力低下などの症状が出ます。豪州の研究チームが、1946~64年生まれで西オーストラリア州在住だった5000人以上の網膜画像を分析。推定150人に1人がこの疾患を持つことが判明しました。感染源は、感染した猫の糞や加熱不足の肉などで、母親から胎児にうつることもあります。豪州では赤身肉をレアで食べる人が多く、リスクを高める要因になっているそうです。ABC NEWSの記事です。

  • 尿路感染症の再発は抗菌薬による腸内細菌叢の乱れが原因か

    2022-5-17

    尿路感染症を抗菌薬で治療するという「常識」を見直す必要があるかもしれません。米国の研究チームが、再発性尿路感染症の女性15人とそうでない女性16人を調査しました。感染を繰り返す女性は健全な腸内細菌の多様性が低く、特に抗炎症作用のある「酪酸」を作り出す菌が少ないことが分かったそうです。尿路感染症治療のために使用した抗菌薬が腸内細菌叢の組成を乱し、再発の機会を増やしてしまう可能性が示唆されたとのことです。Health Europaの記事です。

  • 炎症には意味がある! 痛みに対する抗炎症薬の使用が慢性疼痛を引き起こす

    2022-5-17

    けがによる痛みを和らげるために薬で炎症を抑えると、かえって慢性的な痛みに苦しむことになるかもしれません。カナダの研究チームは、炎症の初期段階に深く関与する白血球の一種「好中球」が、痛みの解消に重要な役割を果たすことを発見。マウスの好中球を阻害したところ、通常の10倍も痛みが長引いたそうです。ジクロフェナクやデキサメタゾンといった抗炎症薬やステロイドの使用も、同様の結果につながったといいます。マギル大学が発表しました。

  • 単一バクテリオファージで薬剤耐性菌感染症の治療に成功

    2022-5-17

    バクテリオファージ(ファージ)は細菌を殺すウイルスです。米国の研究チームが、1種類のファージを使い、薬剤耐性菌感染症の治療に成功したそうです。ある関節リウマチ患者が、薬剤耐性を獲得した細菌「マイコバクテリウム・ケロナエ」によって皮膚疾患を起こしていました。チームは「Muddy」と呼ばれるファージがその細菌に有効だということを突き止め、患者に投与しました。すると、感染が8カ月にわたって治まったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 糞便移植で若さを取り戻せる可能性/マウスで確認

    2022-5-13

    若さを保つには、糞便移植が有効かもしれません。英国の研究チームがマウスを使って調査。糞便移植を通じて若いマウスの腸内細菌叢を受け取った高齢マウスは、腸はもちろん、脳や目の老化に関連する有害作用が抑制されたそうです。逆に、高齢マウスの腸内細菌叢を受け取った若いマウスは、加齢による慢性炎症が関連するとされる脳の免疫細胞の過活動状態が起こり、目では網膜変性に関連するタンパク質の増加が認められたといいます。ScienceDailyの記事です。

  • 原因不明の小児肝炎、親が知っておくべき注意点

    2022-5-13

    世界中で報告が上がっている原因不明の小児肝炎について、親はどのようなことに注意すればいいのでしょうか。症状として、まず現れるのは、ウイルス性疾患と同様の胃腸障害や発熱、倦怠感です。濃い色の尿、薄い色の便、皮膚や白目が黄色くなる黄疸が認められた場合は、至急医師に相談するべきだといいます。もし原因がアデノウイルスと関連しているのであれば、手洗いの徹底などの対策が予防につながるとのこと。CNNの専門科へのインタビュー記事です。

  • 遺伝的要因が人の健康や特性に及ぼす影響 きょうだいを調査

    2022-5-12

    遺伝的要因が健康や社会的な結果に及ぼす影響は、過大評価されている可能性があるようです。英国やノルウェーなどの研究チームが世界の19の研究から、きょうだい関係にある計17万8076人の遺伝的特徴、学歴、健康に関するデータを分析。学歴、最初の子どもを持つ年齢、うつ病などの社会的特性は、家庭や社会環境に強い影響を受けることが分かったそうです。逆にBMIなどの生物学的な面は、家庭や社会的影響を受けにくいことのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 米CDC、原因不明の小児肝炎100件を調査 5人死亡

    2022-5-12

    米疾病対策センター(CDC)は、世界中から報告が上がっている原因不明の小児肝炎について、患者109人の調査を進めているそうです。このうち14%が肝移植を必要とし、5人が死亡。90%以上の子どもが入院したといいます。また、50%以上の患者からアデノウイルスが検出されたそうです。同国や英国の調査から、胃腸炎を引き起こすアデノウイルス「41F型」がこの肝炎に関連している可能性が指摘されていますが、他の要因も含め引き続き調査中とのこと。CNNの記事です。

  • ドナーのブタの心臓からウイルス 移植を受けた患者の死亡原因か

    2022-5-12

    今年1月に世界で初めてブタの心臓をヒトに移植する手術が行われ、移植を受けた男性が2カ月後に死亡しました。手術を担当した米メリーランド大学の教授が、移植された心臓が豚サイトメガロウイルスに感染していたことを発表。このことが患者の死に影響を与えたとみられるようです。臓器提供のために育てられた特別なブタは病原体を持たないと考えられており、事前のウイルス検査が不十分だった可能性を指摘する声もあるといいます。MIT Technology Reviewの記事です。

  • 世界のコロナ死者数、実際は1500万人/WHO推計

    2022-5-12

    新型コロナに関連する実際の死者数は、報告されているよりかなり多い可能性があるようです。WHO(世界保健機関)が、「超過死亡数」と呼ばれる指標を使って調査しました。その結果、世界で2020~21年にコロナ関連で死亡した人は1490万人に上ると推計されるそうです。しかし、各国から公式に報告されている同期間のコロナ関連死者数は計540万人だといいます。WHOは、多くの国がコロナ死者数を実際よりも少なく集計しているとみているとのことです。BBCの記事です。

  • 山中ファクターで肝臓を素早く修復/マウス実験

    2022-5-10

    損傷した肝臓を素早く修復させる方法が見つかったようです。米国の研究チームが、四つの細胞リプログラミング因子(Oct-3/4, Sox2, Klf4, c-Myc)の効果をマウスの肝臓で調査。この因子は、iPS細胞を作る際に用いる山中伸弥・京都大学教授らが発見した「山中ファクター」です。この因子を使ってマウスを1日だけ治療したところ、細胞増殖が促され、肝組織の再生につながったとのこと。マウスの寿命の1/3にあたる9カ月間、腫瘍の発生もなかったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • タンパク質「キスペプチン」、非アルコール性脂肪肝の進行抑制か

    2022-5-10

    非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の治療に有効な物質が発見されたそうです。思春期の開始や生殖機能に関わるタンパク質「キスペプチン」です。米英の研究チームが、西洋食を与えて肥満とNAFLDの状態にしたマウスで調査。マウスにキスペプチンを与えると、脂肪肝や非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、線維症の発症が抑制されたそうです。肝細胞のキスペプチン受容体「KISS1R」を欠損させた西洋食のマウスは脂肪肝になることも明らかになったといいます。 EurekAlert!の記事です。

  • ED治療薬の常用が深刻な眼疾患と関連 米レセプト分析から判明

    2022-5-10

    バイアグラなどの一般的な勃起不全(ED)治療薬を日常的に使っている人は、眼疾患に注意が必要かもしれません。カナダの研究チームが、米国人男性21万3000人の診療報酬明細書を分析。ED治療薬を常用し始める前の年には、深刻な眼疾患を持つ人はいませんでした。調査の結果、ED治療薬の常用者は、深刻な眼疾患である「漿液性網膜剝離」「網膜血管閉塞症」「虚血性視神経症」のうちの一つを発症するリスクが85%高くなることが分かったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 米専門委員会、高齢者のアスピリン常用を推奨せず

    2022-5-10

    60歳以上の人は心血管イベントを予防する目的で新たにアスピリンを常用し始めるべきではないそうです。米予防医学専門委員会は、60歳以上の人がアスピリンを常用してもメリットはなく、むしろ胃腸や脳における出血リスクが高まると結論付けたことを発表。ただし、心臓発作や脳卒中の既往歴がある人は対象外だそうです。また、既にこの薬を常用している人に服用の中止を求めるものではなく、医師と相談して決めるべきだとしています。nprの記事です。

  • サプリ2種と運動の組み合わせで、高齢者の浸潤がんリスク6割減

    2022-4-27

    「高用量ビタミンD」「オメガ3」「簡単な運動」の三つを組み合わせることで、高齢者のがんを抑制できるようです。スイスの研究チームが、欧州5カ国から参加した70歳以上の健康な高齢者計2157人を、ビタミンD、オメガ3、運動の組み合わせなどで八つのグループに分けて3年間調査。サプリメントで「ビタミンD3を2000IU」「オメガ3を1g」毎日摂取した上で、簡単な運動を週3回行った人は、浸潤がんのリスクが61%低くなったそうです。EurekAlert!に紹介されています。

  • カルシウムサプリ、心臓弁膜症の高齢者の死亡リスク上昇に関連

    2022-4-27

    心臓弁膜症の一つである「大動脈弁狭窄症」がある高齢者は、カルシウムサプリメントを控えた方がいいようです。オーストリアの研究チームが、軽~中度の大動脈弁狭窄症患者2657人を平均5.5年以上調査。患者の平均年齢は74歳だったそうです。カルシウムとビタミンDのサプリを摂取していた人は、全死因死亡リスクが31%上昇し、心血管関連死リスクは倍増したといいます。カルシウムだけを摂取した人も全死因死亡リスクが24%上昇したとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 前立腺がんに関連する可能性がある細菌5種を特定

    2022-4-26

    英国の研究チームが、全ゲノムシーケンシングなど各種の方法を用いて、前立腺がん患者と非前立腺がん患者計600人以上の尿や組織を分析。進行性前立腺がんに関連するとみられる5種類の嫌気性菌を特定することに成功したそうです。Anaerococcus、Peptoniphilus、Porphyromonas、Fenollaria、Fusobacteriumのいずれかの細菌がサンプルから発見された患者は、進行性のがんの可能性があるとのこと。研究者は今回の発見を、前立腺がんの予防や治療につなげたいと考えているようです。Health Europaの記事です。

  • 喫煙者でも肺がんにならない人がいる理由が明らかに?

    2022-4-26

    喫煙は肺がんの主因とされるのに、喫煙者の一部しか肺がんを発症しないのはなぜなのでしょうか。米国の研究チームが、最新の全ゲノムシーケンシング技術を使って、喫煙経験がない14人と喫煙者19人の肺胞上皮細胞を調査。がんにつながるDNA突然変異の蓄積は、ヘビースモーカーほど多いわけではないことが判明したそうです。一部の人が、突然変異の蓄積を抑制するメカニズムを持ち合わせている可能性が示唆されたといいます。MedicalBriefの記事です。

  • 超音波を使った新たながん療法、肝臓がんラットで有望な結果

    2022-4-22

    米ミシガン大学が超音波を使った非侵襲的がん療法「ヒストトリプシー(histotripsy)」を開発し、ラットの実験で肝臓がんを消滅させることに成功したそうです。チームはラット22匹に肝臓がんを移植。このうち11匹に対して、腫瘍の50~75%を標的としてヒストトリプシーで治療したそうです。治療を受けたラットのうち9匹は腫瘍が完全に退縮し、観察を続けた3カ月間、再発や転移もみられなかったといいます。対照群は全11匹でがんが進行したそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 腸内細菌が「食の好み」に影響/マウスで確認

    2022-4-22

    何かを無性に食べたくなる時は腸内細菌が関与しているかもしれません。米国の研究チームが、腸内細菌を持たないマウス30匹に、食生活が違う3種類の野生げっ歯類から採取した腸内細菌を移植。複数の餌を与えたところ、各グループが異なる栄養素を含む餌を選んだそうです。また餌を与える前の血液検査では、ヒトの必須アミノ酸で腸内細菌からも産生されるトリプトファンの値がグループ間で異なっていたといい、関連性が指摘されています。EurekAlert!の記事です。

  • 心血管リスクの高さが高齢者のうつ病リスクを上昇させる

    2022-4-22

    心血管の健康を改善すると、高齢者のうつを抑制できるかもしれません。スペインの研究チームが、太り過ぎの人を対象に地中海式ダイエットの効果を評価した研究のデータを分析。対象者は心血管や内分泌疾患のない6545人で、男性は55~75歳、女性60~75歳でした。心血管リスクとうつの状態を評価したところ、心血管リスクの高さがうつ症状のリスクを高めることが分かったそうです。これは特に女性に顕著だったとのことです。EurekAlert!の記事です。

  • アデノウイルスが原因? 謎の小児肝炎、欧米で報告例相次ぐ

    2022-4-22

    原因不明の小児肝炎が、英国をはじめとする欧州や米国で相次いで報告されているようです。英国では1月以降、4月19日までに74症例を確認。肝臓移植が必要なほど重症化した子どももいたといいます。患者からは肝炎を引き起こす一般的なウイルスは検出されていないそうです。未確定段階ですが、胃腸炎を引き起こす「アデノウイルス41型」が原因として疑われているとのこと。なお、新型コロナワクチンとの関連はないとみられています。AP通信の記事です。

  • 2種類のホルモンが関与? BMI増加で子宮がんリスク倍増

    2022-4-22

    太り過ぎが子宮がんリスクを上昇させるようです。英国の研究チームが、世界7カ国の女性計12万人の遺伝子を分析。このうち1万3000人が子宮がんだったといいます。そして、BMIが5増加するごとに、子宮体がんリスクが88%上昇することが分かったそうです。肥満と子宮がんリスクを関連付ける可能性がある14のマーカーについて調べたところ、空腹時インスリンとテストステロンという2種類のホルモンの関与が指摘されたとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 感染から7カ月経過した人の便に新型コロナウイルスのRNA

    2022-4-22

    新型コロナウイルスは、呼吸器から排除された後も腸に存在し続ける可能性があるそうです。米国の研究チームが、コロナ軽~中等症と診断された患者110人を追跡調査。肺にはウイルスが残っていないのに便からウイルスのRNAが見つかった人が、診断から4カ月後に13%おり、診断から7カ月後には4%いたそうです。このことが腹痛や吐き気などのコロナ後遺症に関連している可能性もあるといいます。便から他者に感染する可能性は低いとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 腸内細菌が視床下部の神経細胞に直接作用している可能性

    2022-4-22

    腸内細菌は脳に直接作用するようです。フランスの研究チームが、細菌の細胞壁の主要成分で細菌増殖の指標となる「ムロペプチド」と、それを検出する動物細胞の「NOD2受容体」に着目。マウスの脳を調査したところ、視床下部の神経細胞がNOD2受容体を発現させることが分かりました。視床下部は本能行動の中枢で、自律神経や内分泌と深く関わる領域です。ムロペプチドを視床下部の神経細胞が検出することで食欲や体温が調節されるといいます。ScienceDailyの記事です。

  • 左側頭葉がない女性、脳の右側で言語を処理

    2022-4-22

    言語の理解に関わる左側頭葉がないのに、普通に会話ができる女性がいるそうです。米国の研究チームが、左側頭葉がない50代女性の脳をfMRI で調査したところ、全ての言語処理が右脳で行われていることが判明。女性は幼い頃に脳卒中で左側頭葉を失い、それを補うために右脳で言語機能が発達したようです。女性の女きょうだいも同様に、右側頭葉がないのに脳機能障害はない状態とのことで、遺伝的要素が関係している可能性があるそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 心臓病患者の半数が悩む不眠症、心血管イベント再発に関連

    2022-4-22

    心臓病患者の不眠症には注意が必要なようです。ノルウェーの研究チームが、心臓発作や閉塞した動脈の処置から平均16カ月経過した患者1068人を調査。45%の人が不眠症に苦しんでおり、24%の人が「過去1週間に睡眠薬を使用した」と答えたそうです。平均4.2年の追跡調査期間中に、1068人中225人の患者に計364回の主要有害心血管イベント(MACE)が発生。分析によると、参加者が誰も不眠症を患っていなければ、MACE再発の16%を回避できる可能性があるとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • 小型ロボットが脳の深部まで到達 2年以内に臨床試験へ

    2022-4-22

    米カリフォルニア州のBionaut Labs社が、脳内に入り込んで患部を直接治療できる小型ロボットを開発したそうです。大きさは数ミリメートルで、頭の外側に設置した磁気コイルをコンピューターにつなぎ、遠隔操作で脳の特定の領域に誘導できます。ヒツジやブタの実験では安全性が確認されているといいます。米食品医薬品局(FDA)は、ダンディー・ウォーカー症候群と悪性神経膠腫に対する臨床試験の実施を認めており、2年以内に開始予定とのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 睡眠不足、お腹まわりの内臓脂肪増加に関連

    2022-4-22

    睡眠が不足すると、心疾患や代謝異常の原因となる内臓脂肪が付きやすくなる可能性があるそうです。米国の研究チームが、肥満ではない健康なボランティア12人を調査。2週間にわたって睡眠を1日4時間に制限された人は、腹部脂肪の総面積が9%増え、腹部内臓脂肪は11%増加したそうです。睡眠時間を戻しても、体重は減るのに内臓脂肪は増え続けたといいます。また、睡眠時間が短い人ほど1日の摂取カロリーが多いことも分かったとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 腸内細菌叢を変えると糖尿病が治る?

    2022-4-22

    腸内細菌叢が糖尿病治療の鍵を握っているかもしれません。米国とオランダの研究チームが、肥満及び2型糖尿病の状態にしたマウスに抗生物質を投与し、腸内細菌叢を再構成しました。抗生物質を投与したマウスは、そうでないマウスに比べてインスリン感受性が高まり、膵臓の大きさや消化管ホルモンの分泌も正常レベルに戻ったといいます。インスリン感受性については、痩せたマウスでも抗生物質の投与で高まることが確認されたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • オミクロン株の複数のタイプが組み合わさった「XE」系統とは?

    2022-4-22

    新型コロナウイルスの「XE」と呼ばれる新たな系統をご存じでしょうか。XEはオミクロン株のBA.1とBA.2が組み合わさったウイルスで、1月中旬に英国で初めて発見されました。今のところ、オミクロン株の一種として扱われています。英国の研究では、感染力はBA.2を5~10%上回ると推計され、オミクロン株の中では最も感染力が高いと考えられています。現時点では、過度に恐れる必要はないとのこと。ScienceAlertの記事です。4月11日に日本でも感染者が初確認されました。

  • ジカ熱大流行の恐れ ウイルスのわずかな変異で感染力が急激に高まる可能性

    2022-4-22

    ジカ熱の大流行が懸念されています。メキシコの研究チームが、ジカ熱の原因であるジカウイルスのアミノ酸がたった一つ変異するだけで、人間や蚊、マウスの細胞においてウイルスの複製が増加し、感染が起こりやすくなることを発見。また、生物学的に似ているデングウイルス(デング熱の原因)に感染するとジカウイルスにも有効な免疫ができますが、この変異株はそれもすり抜ける可能性があることがマウスの実験で分かったといいます。Forbesの記事です。

  • マジックマッシュルームでうつ病患者の脳接続が改善

    2022-4-13

    マジックマッシュルームに含まれる幻覚成分「サイロシビン」が、脳の領域間の信号伝達(接続性)を長時間にわたって高めるようです。英国の研究チームが、うつ病患者60人の脳画像を分析。サイロシビンを摂取した患者は、標準的な抗うつ薬を摂取した患者と違って脳領域間の接続性が向上することが明らかになりました。効果は摂取した時だけでなく、最大3週間持続。さらにうつ病症状の改善と相関関係があることも分かったといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 他の組織にも応用可能?皮膚細胞を30歳若返らせることに成功

    2022-4-13

    英国の研究チームがiPS細胞技術を応用し、53歳女性の皮膚細胞を30歳も若返らせることに成功したそうです。iPS細胞を作る際、通常は体細胞を特殊な化学物質に50日間浸します。しかし、今回の研究では12日間に短縮。すると皮膚細胞は幹細胞になるのではなく、23歳相当に若返ったといいます。チームは最終的に、人間の健康寿命を延ばすことを目標にしています。ただ、安全性のほか、他組織にも応用可能かどうかなど課題が残されています。BBCの記事です。

  • 人間の細気管支に隠れる新たな細胞を発見 COPD治療の改善に期待

    2022-4-12

    新たな細胞がヒトの肺で発見され、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療法改善につながる可能性があるそうです。米国の研究チームが、幹細胞に似た性質を持つ「呼吸器気道分泌細胞(RAS細胞)」をヒトの細気管支で発見。RAS細胞には細気管支内の水分を保持する役割があるといいます。また、肺胞2型細胞の前駆細胞として働き、傷ついた肺胞を修復する役目も持つとのこと。喫煙によるRAS細胞の破壊が、COPD発症につながっている可能性があるそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 産後うつの原因か 患者のB細胞に著しい変化

    2022-4-12

    女性の7人に1人が悩まされる「産後うつ」の原因解明に一歩近づいたようです。米国の研究チームが、産後6週間以内の女性1500人の血液を調査。このうち482人が産後うつと診断されていたといいます。RNAシーケンシングや遺伝子型判定などを使って血液成分を分析したところ、産後うつ女性のB細胞に著しい「違い」が認められたとのこと。さらなる解析で、B細胞の活性化の変化とインスリン抵抗性が関与していることが示唆されたそうです。Medical Xpressの記事です。

  • コロナ感染から6カ月間は、血栓症に注意

    2022-4-12

    新型コロナから回復した後も、血栓症や出血に注意が必要なようです。スウェーデンの研究チームが、2020年2月1日~21年5月25日に新型コロナに感染した100万人と感染しなかった400万人のデータを分析。コロナ感染から、60日間は出血▽90日間は深部静脈血栓症▽180日間は肺塞栓症――を起こすリスクが高まることが分かりました。第1波で重症だった患者は、これらのリスクが最も高かったそうです。血栓症のリスクは軽傷者でも高まるとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • キツネが議員など9人をかむ 検査で狂犬病と判明/米

    2022-4-12

    米国の首都ワシントンの連邦議会議事堂周辺で9人がキツネにかまれ、そのキツネが狂犬病ウイルスに感染していたことが分かったそうです。アミ・ベラ下院議員が、散歩中に突然キツネに襲われたとの被害を報告。他に少なくとも8人の被害が確認されているといいます。キツネは程なく捕獲され、安楽死させられたそうです。その後の検査で、狂犬病ウイルスの陽性が判明したとのこと。当局は被害者全員と連絡を取っているといいます。INSIDERの記事です。

  • 一般的な食品添加物「キサンタンガム」で、腸内細菌叢が変化

    2022-4-12

    グルテンフリー食品などに使われる添加物「キサンタンガム(E415)」は当初、人体では消化されないと考えられていました。しかしノルウェーなどの研究チームが、腸内細菌のルミノコッカス科の一種がE415を消化できるように変化し、またバクテロイデス属の細菌もE415の消化に関与することを発見したそうです。これらの変化は西洋式の食事をする人にのみみられるとのこと。健康影響の有無は不明ですが、腸内細菌叢は変化する可能性があるようです。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病に関連する42の遺伝子を新たに特定

    2022-4-12

    アルツハイマー病の治療や予防のヒントになる可能性がある遺伝子が新たに発見されたそうです。英国の研究チームが、アルツハイマー病と診断された患者111,326人と認知機能が正常な人677,663人の遺伝子を比較。アルツハイマー病リスクを上昇させる75の遺伝子が特定され、このうち42は新たに発見されたものだったといいます。今回見つかった遺伝子は炎症や免疫システムに関連するものが多く、治療の新たな標的になる可能性が示唆されています。CNNの記事です。

  • コーヒーを飲むと、便意をもよおすのはなぜ?

    2022-4-12

    米国の研究チームが、コーヒーを飲んでから数分後に便意をもよおす理由を分析したようです。過去の研究は、カフェイン以外の成分が突然の便意をもたらす可能性を示唆。コーヒーを飲んでから4分以内に腸の運動が活発になることから、コーヒーの成分が腸ではなく胃の内壁を介して神経系またはホルモンに作用していると考えられるそうです。コーヒーが腸運動の促進につながるホルモン「ガストリン」の分泌を促す可能性もあるといいます。CNNの記事です。

  • コロナ禍のインドで「ムコール症」大流行、牛糞が原因か

    2022-4-12

    新型コロナが流行する中、ムコール症の感染拡大がインドで突出しています。なぜなのでしょうか。米国の研究チームによると、ムコール症を引き起こす真菌は牛の糞(ふん)に豊富に含まれ、それが原因とみられるそうです。インドでは、伝統的な儀式や病気の治療に牛の排泄物が使われるそうです。糞を燃やした煙が真菌を拡散させることが考えられるほか、近年はコロナの治療や予防のために牛の糞が多く使われている可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 男性用ピル、マウス実験で99%の効果 年内に治験へ

    2022-4-12

    非ホルモン性の男性用経口避妊薬(ピル)の治験が年内に始まるようです。米ミネソタ大学が、精子の形成などに重要な役割を果たすタンパク質「レチノイン酸受容体アルファ(RAR-α)」に着目。RAR-αのみを標的とする化合物「YCT529」を開発したそうです。これをオスのマウスに4週間経口投与したところ精子数が激減。交配試験での妊娠予防効果は99%に達したといいます。明らかな副作用は認められず、投与中止から4~6週間で生殖能力は回復したとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 死亡や入院は減らず?減塩食が心不全患者にもたらす効果

    2022-4-12

    塩の摂取を控えても、心不全の重症化を防ぐことはできないようです。カナダの研究チームが、心不全患者806人を1年間にわたり調査。減塩食に関する栄養指導を受けた人は、1日のナトリウム摂取量がティースプーン1/4杯ほど減ったといいます。それにもかかわらず、死亡率や入院率については、摂取量を減らさなかった群と比べて有意差はみられなかったそうです。ただし、腫れや疲労感などの症状と生活の質には改善が認められたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 健康な人にコロナを感染させる試験を実施 判明したこととは?

    2022-4-4

    健康な人に敢えて新型コロナウイルスを感染させるヒューマンチャレンジ試験が世界で初めて行われたそうです。英国の研究チームが、18~30歳でコロナ重症化リスク因子を持たない参加者36人をコロナに感染させ、経過を観察。咳などから生じるわずか10ミクロンの飛沫で、コロナに感染することが分かったといいます。患者は感染から2日後にはウイルスを排出し始め、たとえ無症状だとしても平均6.5日間、最長12日間排出が続いたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 糖尿病治療が一歩前進か 膵島を凍結保存する新技術

    2022-4-4

    米国の研究チームが、膵島の長期凍結保存を可能にする技術を開発したそうです。膵島は糖尿病患者に移植することがありますが、これまでの技術ではドナーから採取した膵島を安全に保存できるのは48~72時間でした。チームは凍結保存する際の余分な液剤を取り除くことで、膵島の急速な冷凍及び解凍に成功。この方法で凍結保存された膵島は9カ月後でも87%が生存しており、齧歯類へ移植したところ正常に機能することが確認されたようです。Medgadgetの記事です。

  • 高揚感を求めて?音を通じた「デジタルドラッグ」を試す若者

    2022-4-4

    左右の耳で異なる周波数の音を流す「バイノーラルビート」は不安やうつ症状を緩和するという報告があります。これを「デジタルドラッグ」として使用する人がいるようです。豪州と英国の研究チームが、22カ国から参加した計3万人のデータを分析。約5%がバイノーラルビートの経験者だったそうです。その多くは10代後半から20代前半の若者で、禁止薬物を使用した経験があったとのこと。経験者の1割が娯楽目的での使用だったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • ヒトゲノムの配列、20年の時を経て完全解読

    2022-4-4

    人間の設計図とも言えるヒトゲノム配列の全貌がついに明らかになったようです。各国の研究者で構成される国際チームが、31億塩基対からなるヒトゲノム配列を初めて完全に解読したと発表。これまでに分かっていたゲノム配列は完全なものではなく、約8%が解読できていなかったといいます。今回の完全解読が、老化や神経変性疾患、がんなど様々な分野における医学的進歩への道を開くカギになることが期待されています。AP通信の記事です。

  • ブルース・ウィリスも苦しむ「失語症」とは?

    2022-4-1

    米国の映画俳優ブルース・ウィリスが引退を表明しました。その理由である「失語症」を知っていますか。失語症は、後天的に言語になんらかの問題が生じる状態を指すそうです。もっとも一般的な原因としては、脳卒中や頭部損傷が挙げられるといいます。「聞く」「話す」「読む」「書く」能力に障害が起こる可能性があるものの、通常は知能には影響を及ぼさないとのこと。2016年の調査では、失語症を知っている人は9%未満だったそうです。ScienceAlertの記事です。

  • UV-LEDライトで、コロナやHIVの感染力を抑制

    2022-4-1

    オフィスや公共空間の照明を変えるだけで、新型コロナウイルスの感染を抑制できるかもしれません。カナダの研究チームが、ある液滴を作製。公共の場で人がコロナウイルスやエイズウイルス(HIV)に暴露する環境に似せたものです。これを紫外線LED(UV-LED)ライトに30秒当てたところ、ウイルスの感染力が93%低下したそうです。UVは人体に無害ではないため、人がいる時は白色光、誰もいない時にはUVライトに自動的に切り替わるUV-LED照明を開発中とのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 関節炎治療薬で、円形脱毛症患者の1/3が脱毛改善

    2022-3-30

    関節炎治療薬「バリシチニブ」の円形脱毛症に対する有効性が明らかになったようです。米エール大学などが、円形脱毛症患者1200人を対象に第3相試験を実施。バリシチニブ4mgを36週間服用した人の35%において、脱毛が有意に改善したといいます。服用量が2mgの場合でも、20%の人に同様の効果が確認されたそうです。吹き出物の悪化、上気道感染症、頭痛などの副作用がみられたものの、そのほとんどが許容できる範囲のものだったとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 個人に適切な薬を提供するための遺伝子検査 来年にも無料で実施か/英

    2022-3-30

    英国では来年にも、医薬品が患者個人の遺伝的性質に合うかどうかを調べる遺伝子検査が、国民保健サービス(NHS)で無料で受けられるようになるかもしれません。医薬品は、個人の体質によって効果が出なかったり、有害事象を引き起こしたりします。英国では、国内で多く処方されている100の医薬品のうち40について、遺伝子検査を提供する技術が既に存在しています。現状では検査は約100ポンドで、血液か唾液のサンプルを使用するといいます。BBCの記事です。

  • 父親の「メトホルミン」使用、子どもの先天性欠損症リスクに関連

    2022-3-29

    パートナーの妊娠を希望している男性は、2型糖尿病治療薬「メトホルミン」の使用に注意した方がいいかもしれません。デンマークの研究チームが、1997~2016年に同国で生まれた子ども100万人以上のデータを分析しました。出生時に母親が35歳未満、父親が40歳未満の子どもを対象にしたそうです。母親の妊娠直前の3カ月間に父親がメトホルミンを使用していると、生まれた子どもの先天性欠損症リスクが40%高くなることが分かったといいます。CNNの記事です。

  • コロナ感染、糖尿病のリスク上昇と関連

    2022-3-29

    新型コロナの後遺症の一つとして、糖尿病を念頭に置くべきかもしれません。米国の研究チームが、感染者18万人と対照群のデータを比較。感染者は、感染から1年後に糖尿病を発症するリスクが40%高かったそうです。感染者の100人に2人が新たに糖尿病と診断されることが見込まれるといいます。コロナ感染時に重症だった人ほど、糖尿病リスクも上昇することが指摘されています。リスクは、糖尿病の危険因子がない人でも上がるそうです。CNNの記事です。

  • AIとロボット工学で、パーキンソン病の新たな特徴を特定

    2022-3-28

    米ニューヨーク幹細胞財団(NYSCF)が、Google社と共同でパーキンソン病の特徴を特定する新たなプラットフォームを開発したそうです。NYSCFは、ロボットシステムを使ってパーキンソン病患者91人と健康な人の皮膚から採取した線維芽細胞の画像を100万枚以上作成。人工知能(AI)を使ってこれらの画像を分析することで、パーキンソン病の新たな特徴の特定に成功したそうです。この研究が、パーキンソン病の新薬発見につながることも期待されているといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 「人工甘味料の摂取でがんリスク上昇」で議論勃発

    2022-3-28

    人工甘味料の安全性を巡って議論が起きています。フランスの研究チームが、同国に住む10万3000人のデータを分析。人工甘味料を平均量より多く摂取すると報告した人は、全く摂取しないとした人に比べてがん発症リスクが13%高かったとの結果を発表しました。特にソフトドリンクに使われる人工甘味料が高リスクだったとしています。これに対し、「人工甘味料ががんの原因になる」ことを示す証拠としては不十分であるとの指摘が出ています。ScienceAlertの記事です。

  • 中年女性の抗生物質使用、のちの認知機能低下に関連か

    2022-3-25

    腸内細菌叢と脳は深く関係しているとの指摘があります。腸内細菌叢を変えてしまう抗生物質の使用は認知機能に影響を及ぼすかもしれません。米国の研究チームが、平均年齢54.7歳の女性看護師1万5129人のデータを分析。抗生物質を2カ月以上服用していた人は、全く飲んでいない人や服用期間が短い人に比べて、抗生物質の使用から7年後に実施した認知テストのスコアが低かったそうです。約3~4歳老化したのと同等の低さだったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 結核菌に感染すると新型コロナには感染しない?/マウス実験

    2022-3-25

    結核菌に感染したことがあると、新型コロナウイルスに感染しにくくなるかもしれません。米国の研究チームが、2種類の系統のマウスを使って調査した結果です。マウスをまず結核菌に感染させ、次に新型コロナウイルスに暴露させました。その結果、事前に結核菌に感染させたマウスには、コロナ感染の兆候がみられなかったといいます。結核菌に対する免疫反応が、新型コロナウイルスの肺での急速な増殖を防いだ可能性が指摘されています。EurekAlert!の記事です。

  • 治療用細菌を一時的に「不可視」に 腫瘍への薬剤送達に成功

    2022-3-25

    米国の研究チームが、治療用の大腸菌(E. coli)を使って、がん細胞を殺すことに成功したそうです。チームは、細菌が一時的に免疫系から感知されないようにする「遮蔽システム」を開発しました。細菌の表面に存在し、免疫系などの攻撃から身を守る莢膜多糖体(CAP)に着目。CAPを制御することで、大腸菌(E. coli)がヒトの血液中で生存できる時間を調節できるようになったそうです。マウスを使った実験では、腫瘍に薬剤を効果的に送達できたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • モデルナ製コロナワクチン、6歳未満にも有効 FDAに申請へ

    2022-3-25

    米モデルナ社が新型コロナワクチンについて、6歳未満への有効性に関する中間結果を公表したそうです。結果は生後6カ月~5歳の子ども6900人のデータに基づくもの。この年齢の子どもにワクチン25㎍を2回投与したところ、18~25歳の成人に100㎍を2回投与した場合と同様の免疫反応が確認されたといいます。重篤な副反応はほとんどみられなかったとのこと。同社は近く米食品医薬品局(FDA)にこの年齢に対する緊急使用許可を申請するそうです。CNNの記事です。

  • エボラウイルス属2種を同時に標的にする新たな抗体カクテル

    2022-3-24

    エボラウイルス病の原因であるエボラウイルス属は六つの型に分類されます。そのうち、大規模な流行を引き起こし、致死率が高いことで知られるザイール型とスーダン型。この両方に有効な抗体カクテルが開発されたそうです。米国の研究チームが、エボラ生存者のサンプルから、2種類のモノクローナル抗体1C3と1C11を作製。サルにおいて、この二つを組み合わせた抗体療法がザイール型とスーダン型による深刻な症状を改善したといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 頭痛や乾いた咳は要注意? コロナをインフルと見分ける方法

    2022-3-24

    検査以外に、新型コロナをインフルエンザと見分ける方法はあるのでしょうか。コロナとインフルエンザは両方、発熱、倦怠感、体の痛み、喉の痛み、下痢や嘔吐などの症状が出ます。ただし、頭痛や乾いた咳がある場合はコロナを疑ってもいいかもしれません。味覚や嗅覚の異常も、引き続きコロナの特徴的な症状として挙げることができるといいます。乾いた咳が悪化し、ひどい胸の痛みがある場合は病院を受診した方がいいそうです。CNNの記事です。

  • オミクロン株には通用しない?中国の「ゼロコロナ政策」正念場

    2022-3-24

    新型コロナウイルスオミクロン株の影響で中国や香港では患者が急増しています。その中で、感染を厳しく抑え込む「ゼロコロナ政策」はいつまで持ちこたえられるのでしょうか。同国はこれまで、軽症患者でも病院に入院させていました。しかし、最近になって、軽症患者は専用施設に隔離するようルールを緩和。退院の基準も引き下げられました。ゼロコロナに対する国民の理解が得られなくなってきていると指摘する専門家もいるといいます。BBCの記事です。

  • 血液脳関門を開くことができる新たな抗体を開発/マウス実験

    2022-3-24

    血液脳関門を思い通りに開き、薬剤を脳内に届けることができるようになるかもしれません。米エール大学が、重要な細胞プロセスを調節する「Wntシグナル経路」に着目。成体のマウスを使って、この経路のカギとなる受容体「Unc5B」を阻害したところ、血液脳関門が開いたままになったそうです。Unc5Bは「ネトリン-1」という物質が結合することによって働きが制御されます。最終的に、ネトリン-1をブロックする抗体の開発に成功したといいます。ScienceAlertの記事です。

  • リチウムの服用が認知症発症を抑える可能性

    2022-3-23

    双極性障害やうつ病患者の気分安定薬として使われるリチウムが、認知症の発症を予防する可能性があるようです。英国の研究チームが、メンタルヘルスの問題で受診した50歳以上の患者2万9618人のデータを分析。患者はみな認知症の既往歴はなかったといいます。リチウムを服用していた患者は548人おり、そのうち9.7%が認知症と診断されたそうです。一方、リチウムを服用していなかった2万9070人においては、11.2%が認知症と診断されたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • 高齢者の過度の昼寝は認知症のサイン?

    2022-3-23

    発高齢者の昼寝の頻度や時間が大幅に増えたら、医師に相談した方がいいかもしれません。米国の研究チームが、74~88歳の高齢者1400人から14年にわたって集めたデータを分析。1日1回以上昼寝をする人や1日1時間以上昼寝をする人は、昼寝が毎日の習慣ではない人や1日の昼寝時間が1時間未満の人に比べてアルツハイマー病を発症するリスクが40%高かったそうです。夜間睡眠の質や量は、この結果に影響を与えなかったといいます。CNNの記事です。

  • 世界初のクロイツフェルト・ヤコブ病治療薬、開発へ一歩前進

    2022-3-22

    発症すると半年から2年で死に至るクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)。英国の研究チームが開発している治療薬が、初期研究で有望な結果を示したそうです。この薬は「PRN100」と呼ばれるモノクローナル抗体。CJD患者6人に投与したところ、薬は安全で、脳まで到達することが分かったそうです。最終的に全員が死亡したものの、患者3人においては一時期、病気の進行が安定したようにみえたといいます。副作用を報告した人はいなかったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 大麻ベースの大腸がん治療薬、がん細胞の90%を破壊

    2022-3-22

    大麻草に含まれるカンナビノイドやキノコの抽出物を組み合わせた、大腸がん治療薬の開発が進んでいるようです。この薬はイスラエルのバイオテクノロジー企業であるCannabotech社の製品。大腸がんのモデル細胞を使った研究では、この「組み合わせ製品」は、カンナビノイドを単体で使うより大腸がんの治療に有効なことが分かったそうです。さらに、この製品を使うと大腸がん細胞の90%以上を破壊できることも明らかになったといいます。Health Europaの記事です。

  • うつ病になりやすい人、謝る代わりに自分を責める行動を取る?

    2022-3-22

    うつ病になりやすい人は、人との関係が良くない状況に陥った際、ふさわしくない行動を取ることが多いようです。英国の研究チームが、うつ病寛解後に薬が不要になった76人と、うつ病既往歴がない44人にアンケートを実施。うつ病が寛解した人は対照群に比べて、自分が親友に対して悪いことをしたと仮定した場合に、隠れたい気持ちや自分自身から距離を置きたい気持ちになる傾向が強かったそうです。その反面、謝ろうとする人は少なかったとのこと。PsyPostの記事です。

  • 血液中のアミロイドβ、末梢組織から分泌されていることを発見

    2022-3-22

    血中アミロイドβ(Aβ)レベルをアルツハイマー病(AD)の診断マーカーとして使う際は、食事の影響に注意が必要かもしれません。大阪市立大学がマウスを使って調査。血中Aβは、グルコースやインスリンの刺激により膵臓や脂肪組織などの末梢組織から分泌されることが分かったそうです。分泌されたAβがインスリン分泌を抑制することも判明したといいます。今回の結果は、2型糖尿病がADのリスク因子となるメカニズムを示唆しているとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • ピューレ食が原因? 舌から黒い毛が生えてきた男性

    2022-3-17

    インドに住む50代の男性の舌から、黒い毛のようなものが生えてきたそうです。男性は3カ月前に発症した脳卒中の影響で左半身が麻痺しており、ピューレ状の食事を取っていたといいます。医師は男性の舌について、「黒毛舌」と呼ばれる状態だと診断したそうです。黒毛舌の誘因はさまざまですが、ピューレ食を取る人に起こりやすいと指摘されています。この男性は口腔内を適切に洗浄することで、20日後には舌の状態が改善したとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 明るい部屋での睡眠、心血管機能や糖代謝に悪影響

    2022-3-17

    夜、電気やテレビをつけっぱなしにしたまま寝ていませんか。米国の研究チームが、100ルクス(中程度の明るさ)の部屋で一晩眠った参加者と3ルクス(ほのかな明るさ)の部屋で眠った参加者を比較。中程度の明るさの部屋で眠った人は覚醒状態に入り、心拍数や心収縮力などが増大したそうです。これでは体が休まらないといいます。明るい部屋で寝ると、次の朝にインスリン感受性が低くなることも明らかになったようです。Medical Xpressの記事です。

  • 1日1杯のアルコールでも脳の萎縮につながる可能性

    2022-3-17

    たとえ適度といわれている量でも、飲酒は脳に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。米国と欧州の研究チームが、英国バイオバンクのデータから中高年3万6678人の飲酒量と脳の大きさを調査。50歳の人が1日当たり1~2ユニット(1ユニット=純アルコール8g相当)のアルコールを摂取すると、脳の灰白質と白質において2歳老化したのと同等の萎縮がみられたそうです。1日4ユニット飲酒する人は、10歳以上老化したのと同等だったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 生後12カ月で自閉症を正確に特定できるスクリーニング法

    2022-3-17

    豪州の研究チームが開発した自閉症のスクリーニング法「SACS-R」の精度の高さが明らかになったようです。チームは、13,500人以上の子どもを対象に5年にわたる調査を実施。生後12~24カ月時点でSACS-Rで自閉症の可能性を指摘された子どものうち、83%がのちに実際に自閉症と診断されたそうです。豪州の一部の州ではすでに乳幼児健診でSACS-Rが使用されており、日本を含む10カ国で導入に向けた専門家のトレーニングが行われているといいます。Medical Xpressの記事です。

  • Fli-1タンパク質がアルツハイマー病治療の新たなターゲットか

    2022-3-16

    アルツハイマー病の新たな治療ターゲットが見つかったようです。米国の研究チームがアルツハイマー病で死亡した患者の脳を調査。健康な人の脳に比べて、学習や記憶に関連する海馬における血管の周皮細胞が34%少ないことが分かったそうです。そして、残っている周皮細胞には高レベルのFli-1タンパク質が存在していたといいます。アルツハイマー病モデルマウスのFli-1タンパク質を阻害したところ、記憶に関するパフォーマンスが向上したとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • セラピー犬、救急患者の痛みや不安を和らげる可能性

    2022-3-16

    患者の痛みや不安を和らげるセラピー犬を知っていますか。このセラピー犬が、緊急救命室(ER)でも役に立つ可能性があるそうです。カナダの研究チームが、セラピー犬を大学病院の救急部門に10分間滞在させ、患者への影響を対照群と比較。セラピー犬の介入を受けた患者の48%が、不安が軽減したと報告したそうです。さらに「痛みが軽減した人が43%」「うつが軽減した人が46%」「健康状態が改善した人が41%」いたことも分かったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 糞便検査で、膵がんを早期に発見できる可能性

    2022-3-14

    便中の腸内細菌を調べることで、早い段階から膵がんの兆候をつかむことができるかもしれません。スペインの研究チームが、膵管腺がん患者と対照群合わせて136人の唾液と便を比較。膵管腺がん患者の便から、腸内細菌叢の独特なパターンが特定されたそうです。このパターンは、がんの進行度と関係なく確認されたことから、膵がんの早期発見に活用できる可能性が示唆されています。現在、日本でもこの検査の臨床試験が行われているとのこと。BBCの記事です。

  • 世界初のブタの心臓移植を受けた米国人男性が死亡 術後2カ月で

    2022-3-14

    米メリーランド大学は、今年1月7日に世界で初めて遺伝子操作したブタの心臓の移植を受けた57歳の男性が死亡したと発表したようです。男性は数日前から容体が悪化。緩和ケアを受け、死の直前の数時間は家族と話をすることができたといいます。男性は通常の心臓移植には不適格で、ブタの心臓移植が生きるための唯一の選択肢だったそうです。移植された心臓は、術後数週間は拒絶反応の兆候を示すことなく正常に機能していたとのこと。CNNの記事です。

  • 有鉛ガソリンへの暴露で、米国人半数のIQが低下した可能性

    2022-3-10

    米国では1996年まで有鉛ガソリンが使われていました。自動車の排ガスを通じて鉛に暴露したことで、IQが低くなるリスクがあるそうです。同国の研究チームが、現在公表されているデータから有鉛ガソリンへの暴露が脳に与える影響を調査。2015年の時点で米国の人口の半数にあたる1.7億人が、子ども時代に臨床的に懸念されるレベルの鉛に暴露していたそうです。その結果、米国人のIQが累積で8.24億ポイント低下した可能性があるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 拒絶反応を防げる? 同一ドナー由来の心臓と胸腺を乳児に移植

    2022-3-10

    米国で生後6カ月の乳児に、心臓と胸腺の移植が行われたそうです。乳児は心臓の弁に異常があり、心臓移植が行われました。T細胞の成熟を担う胸腺の機能にも異常があったため、心臓移植から2週間後、同じドナーの胸腺細胞から培養した胸腺が移植されました。これにより、心臓への拒絶反応が抑えられることが期待されています。移植から半年たった今、胸腺は正常に機能しているようです。今後、免疫抑制薬からの離脱を目指すとのこと。CBS Newsの記事です。

  • ADHDの人、「ためこみ症」のリスク高く

    2022-3-8

    物を捨てられず必要以上にため込んでしまう「ためこみ症」が、注意欠陥多動性障害(ADHD)と関連しているかもしれません。英国の研究チームが、成人のADHD患者88人と非ADHD患者(対照群)にアンケート調査を実施。ADHD患者の20%にためこみ症の症状が認められたのに対し、対照群で症状が認められたのはわずか2%だったそうです。ADHDの症状が重い人ほど、生活の質の低下、うつや不安といった、ためこみ症の問題を多く抱える傾向にあったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 新型コロナ感染後に脳が縮小 MRIで調査

    2022-3-8

    新型コロナウイルスの感染が脳に与える影響が明らかになったようです。英国の研究チームが、コロナ感染から平均4.5カ月経過した患者401人と非感染者384人の脳をMRIで調査。なお、感染者の96%が軽症だったそうです。コロナに感染した人は、脳全体の大きさが0.2~2%縮小したことが分かったといいます。特に、嗅覚や記憶に関連する領域の灰白質が減少していたそうです。この調査は従来株やアルファ株が流行していた時期に行われたとのこと。BBCの記事です。

  • 一度に50の遺伝子疾患を診断 画期的なDNA検査を開発

    2022-3-8

    豪州などの研究チームが、診断が難しい遺伝性神経疾患を迅速かつ正確に特定する遺伝子検査を開発したそうです。遺伝子の一部で塩基の繰り返し配列が異常伸長することによって起きる50以上の疾患を一度に調べられます。ハンチントン病、脆弱X症候群、遺伝性脊髄小脳変性症、筋緊張性ジストロフィーなどが対象です。現在は、症状などから調べるべき遺伝子に当たりを付けて検査をしており、特定までに何年もかかることがあるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • コロナ感染拡大傾向でも、多数の地域がマスク着用義務を撤廃/米

    2022-3-8

    現在米国ではほとんどの地域でマスク着用義務が撤廃されています。しかし実際は、472の郡でマスクの着用が推奨される状況だそうです。米疾病対策センター(CDC)は、新型コロナの感染状況に関する郡ごとの警戒レベルを毎週公表しています。警戒レベルが「高」に分類される地域では、引き続き屋内でのマスク着用が推奨されるといいます。しかし、警戒レベルが「高」の郡を抱えているのに、マスク着用義務を早々に撤廃した州が多くあるとのこと。CNNの記事です。

  • 猫が新型コロナ・デルタ株に感染 深刻な変異を起こす可能性は低く

    2022-3-8

    米ペンシルベニア州の猫が、この地域で流行していた新型コロナウイルスのデルタ株「AY.3」に感染していたことが分かったそうです。飼い主が先に感染し、その後、猫に嘔吐や軟便の症状が出ました。ペンシルベニア大学が、猫のウイルスのゲノムを解析し、10の変異(一塩基バリアント)を確認。ウイルスに深刻な変異をもたらすものは、ほぼなかったとのこと。地域の感染者4200人のうち同じバリアントのウイルスを持っていたのは5%未満でした。ScienceAlertの記事です。

  • 関節炎治療薬バリシチニブ、新型コロナ死亡リスクを13%抑制

    2022-3-8

    関節リウマチの治療に使われる抗炎症薬「バリシチニブ」が、新型コロナの重症患者に有効なことが分かったそうです。英国の研究チームが、2021年2~12月に新型コロナで入院した重症患者8156人を調査。バリシチニブを投与された人は、そうでない人に比べて28日以内に死亡するリスクが13%低かったそうです。抗ウイルス薬やステロイド、モノクローナル抗体など他のコロナ治療を同時に受けていた場合でも、効果は一貫していたといいます。Forbesの記事です。

  • ウクライナの惨状 産科病棟は地下防空壕に移設

    2022-3-8

    ロシアによる侵攻が続くウクライナで、産科病院が通常通りに運営できなくなっているそうです。ロシアの攻撃が激しさを増すなか、沿岸都市マリウポリの産科病院では、薄暗い地下室を防空壕と新生児室として使うことを余儀なくされています。爆撃による犠牲者や遺体がこの病院に運び込まれ、地下室の上階では犠牲者を治療するために医師が奔走している状態だといいます。ハリコフでも同様に、産科病棟が防空壕に移されているとのこと。AP通信の記事です。

  • ウクライナで深刻な医療用酸素不足 WHOが警告

    2022-3-8

    ロシアによる侵攻が続くウクライナで、医療用酸素の供給に深刻な影響が及んでいるようです。現在同国では、医療用酸素を工場から病院に運ぶことができなくなっており、大半の病院で今ある酸素を近々使い切ってしまうといいます。このような状況を受けて、WHO(世界保健機関)は酸素が必要な患者に安全に医療用酸素を供給するよう求める声明を発表。ポーランドを経由する安全な輸送ルートの確保に取り組んでいるそうです。WHO Europeの記事です。

  • RSV感染症予防薬、一般乳児への第3相試験で有望な結果

    2022-3-4

    全ての乳児をRSウイルス(RSV)から保護する予防薬の開発が進んでいるようです。米国などの研究チームが、アストラゼネカ社とサノフィ社が開発したRSV予防薬「Nirsevimab」の第3相試験を実施。この薬は、人工的に作ったRSVに対する抗体(モノクローナル抗体)薬です。治験では、RSVの流行期を初めて迎える健康な乳児が対象になったそうです。その結果、Nirsevimabを1回投与すると、治療が必要なRSVによる下気道感染症に対して74.5%の有効性を示したといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 腸内細菌叢のバランスの乱れが心疾患に関連

    2022-3-4

    腸内細菌叢の不均衡が心筋梗塞、狭心症、心不全などの心疾患を引き起こすかもしれません。欧州の研究チームが、中年1241人を対象に腸内細菌叢と心疾患の関係を調査。心疾患治療薬の影響ではない「腸内細菌叢の乱れ」の75%は、心疾患の症状が現れる何年も前から発生していたことが判明したそうです。心疾患患者の腸内細菌叢の特徴として、健康によい影響を与える細菌が減り、悪い影響を与える細菌が増えていることが分かったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 多発性硬化症に関連する前駆細胞を発見 一卵性双生児を調査

    2022-3-4

    多発性硬化症(MS)を発症する非遺伝的なリスク要因が見つかったかもしれません。スイスなどの研究チームが、遺伝的な要因の影響を排除するため、双子のうち1人がMS、もう1人は健康だという一卵性双生児61組を調査。MSは病原性のT細胞が脳や脊髄に入り込んで神経細胞を破壊することで起こると考えられています。チームが最新鋭の技術を使って参加者の免疫系を分析したところ、病原性T細胞の基になる前駆細胞を発見したそうです。ScienceDailyに紹介されています。

  • 脳の情報処理能力、60歳までは低下せず

    2022-3-4

    若い頃に比べて即断ができなくなったと感じることはありますか。ドイツの研究チームが120万人を対象に、課題に対する反応速度を測るテストをオンラインで実施。20歳を超えると反応が遅くなることは事実だったものの、正解を導く情報処理能力は60歳まで衰えないことが分かったそうです。反応速度が低下する理由は、脳が衰えるからではなく、年とともに衝動性が抑えられたり、反射神経が鈍くなったりすることが原因だと指摘しています。Medical Xpressの記事です。

  • 1型糖尿病の根治へ一歩前進?幹細胞由来の移植療法

    2022-3-2

    幹細胞由来の膵島細胞移植を受けた64歳の1型糖尿病の男性患者が、薬を使わずにインスリンを産生し、自力で血糖値を制御できるようになったそうです。この結果を受けて、1型糖尿病患者17人を対象とした臨床試験が行われる予定。ただし、米Vertex Pharmaceuticals社が開発したこの治療法は、移植に対する拒絶反応を防ぐため、免疫抑制薬が不可欠だといいます。そこで複数の会社が、免疫抑制薬を使わなくてよい次世代移植療法の研究も進めているとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 死の直前直後に脳内で起きていること ある患者の脳波から偶然判明

    2022-3-2

    死の間際にこれまでの人生が走馬灯のように駆け巡る――。このような現象は本当に起こるのでしょうか。カナダの研究チームが、てんかんの男性患者(87)の脳波を計測していたところ、患者が心臓発作で死亡したそうです。そのため、予期せぬ形で死亡前後の脳波を記録することができたといいます。それによると、心停止の前後ともに30秒間、夢を見たり記憶を呼び起こしたりする時と同じパターンの脳波が確認されたとのことです。BBCの記事です。

  • 不妊治療で妊娠した女性の心血管疾患と妊娠合併症リスク

    2022-3-2

    英国の研究チームが、生殖補助医療(ART)で妊娠した女性の分娩10万6000件を自然妊娠による分娩3400万件と比較した結果を公表したそうです。それによると、ARTで妊娠した女性は高血圧や糖尿病などの既往歴がある人が多く、妊娠合併症のリスクが高いことが判明。さらに心血管関連の既往歴がない場合でも、ARTによる妊娠が合併症リスクの上昇に関連していることも分かったといいます。今回の研究では、ARTの種類については考慮されていないとのこと。CNNの記事です。

  • デュシェンヌ型筋ジストロフィーの新たな治療薬、高い有効性に期待

    2022-3-2

    開発中のデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)の治療薬は、既存薬に比べて高い有効性が期待できるようです。カナダの研究チームが、筋肉構造を保つタンパク質が作られるように、六つのエクソン・スキップ分子を組み合わせたカクテル療法治療薬を開発。患者の組織やマウスを使った実験では、患者の約45%において症状が軽減する可能性が示唆されたそうです。さらに、この薬は心筋内にも浸透するため、心臓機能の改善も確認されたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • オミクロン株「BA.2」 重症化や再感染のリスクは高くない?

    2022-2-25

    新型コロナウイルスオミクロン株の亜種「BA.2」について、実世界における二つの研究結果が公表されたそうです。南アフリカの研究チームが陽性者9万5000人を調査。従来のオミクロン株(BA.1)感染者とBA.2感染者の間で、入院リスクに差はみられなかったそうです。デンマークの研究チームによると、BA.1に感染した人がBA.2に再感染する割合は非常に低く、再感染者のほとんどがワクチン未接種者だったといいます。再感染で入院した人はいなかったとのこと。CNNの記事です。

  • 英イングランド、陽性でも隔離不要 コロナ規制全廃へ

    2022-2-25

    英国が「コロナとの共生」に舵を切りました。英政府は、イングランドにおける新型コロナに関する法的規制を2月24日から全面撤廃する方針を表明。陽性者の自主隔離は、推奨(5日間)されますが、法的には不要になります。さらに濃厚接触者の追跡も終了。4月1日からは一般市民向けの無料のPCR検査も終了し、重症化リスクの高い人たちに対象を絞るとのこと。欧州では既に、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンが規制を解除しています。BBCの記事です。

  • 筋ジストロフィーへのステロイド治療、投薬の時間帯がカギか

    2022-2-24

    デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する「プレドニゾン」を使ったステロイド治療は、投薬する時間帯によって効果に違いが生じるようです。米国の研究チームがマウスを使って調査しました。週1回のプレドニゾン投薬を午前7時ごろに行うと、筋肉機能の強化が促進されたそうです。夜に投薬を行うと、この反応はみられなかったといいます。マウスは夜行性のため、人間にとっては別の時間帯が効果的である可能性が示唆されています。ScienceDailyの記事です。

  • 新たな抗インフルエンザ薬使った併用療法、効果確認されず

    2022-2-24

    インフルエンザの新治療薬「バロキサビルマルボキシル(商品名ゾフルーザ)」と標準的な治療薬「ノイラミニダーゼ阻害薬(NAIs)」を併用しても、効果が高まることはないようです。米国の研究チームが、インフルエンザで入院した患者366人を対象に臨床試験を実施。新治療薬とNAIsを投与された人は、臨床的改善がみられるまでに平均97.5時間かかったそうです。プラセボとNAIsを投与された人もこれとほとんど変わらず、平均100.2時間だったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 肺炎を引き起こす細菌がアルツハイマー病に関連か

    2022-2-24

    一般的に呼吸器感染症を引き起こすとされる細菌「クラミジア・ニューモニエ」が、アルツハイマー病の発症に影響を及ぼしているかもしれません。豪州の研究チームがマウスを使って調査したところ、クラミジア・ニューモニエが鼻腔の神経を介して脳に侵入できることが判明しました。一旦この細菌が中枢神経系に入ると、数日以内に脳細胞が反応し、アルツハイマー病の特徴であるアミロイドベータペプチドの蓄積が起きるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • マラウイで野生株ポリオを確認 アフリカでは5年ぶり

    2022-2-24

    アフリカのマラウイで、3歳の女の子が野生株のポリオウイルスに感染していることが分かったそうです。アフリカで野生株ポリオが確認されるのは5年ぶり。2020年にはアフリカで野生株ポリオの根絶宣言が出され、このウイルスが残っているのはアフガニスタンとパキスタンだけになっていました。今回マラウイで確認された野生株は、パキスタン由来のものとみられています。しかし、いつどのようにマラウイに入ってきたのかは不明とのこと。BBCの記事です。

  • RSウイルスの新薬、成人対象の治験で有望な結果

    2022-2-21

    米エナンタ社が、RSウイルス(RSV)感染症の治療薬の臨床試験を行ったそうです。「EDP-938」と呼ばれる新薬は、RSVが複製するのを妨げる効果が期待されています。RSVに対する抗体レベルが低い18~55歳の178人を対象に、意図的にRSVに感染させて薬の効果を評価する「ヒューマンチャレンジ」試験を実施。感染後に新薬を摂取した人はプラセボ群に比べて、ウイルス量が少なく、症状も抑えられたそうです。副作用はほとんどが軽いものだったとのこと。CNNの記事です。

  • オミクロン株「BA.2」重症化しやすい可能性/東大

    2022-2-21

    新型コロナウイルスオミクロン株の亜種「BA.2」は、感染力が強いだけでなく重症化しやすい可能性があるようです。東京大学などの研究チームが、BA.2は従来のオミクロン株(BA.1)に比べて細胞内で自分のコピーを素早く大量に作れることを発見。BA.2に感染したハムスターは、BA.1に感染したハムスターに比べて重症化しやすく、肺組織の損傷も大きかったといいます。ワクチンやモノクローナル抗体療法の効果が得られない可能性も指摘されています。CNNの記事です。

  • HIV感染女性、さい帯血移植後に寛解状態を維持

    2022-2-18

    米国の研究チームが、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染から治癒したとみられる三つ目の症例を報告しました。患者は人種の異なる両親を持つ女性で、HIV感染に加えて白血病も発症したそうです。白血病治療のため、あるドナーのさい帯血と、血縁者の血液幹細胞が患者に移植されました。さい帯血のドナーはHIVの感染を阻害する遺伝子変異を持っていたといいます。抗HIV薬を中止してから14カ月たった現在も、患者は寛解状態を維持しているとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 130年前に大流行したロシア風邪、実はコロナだった?

    2022-2-18

    1889年にロシアで発生し、世界中で猛威を振るった「ロシア風邪」の原因について新たな説が浮上しているようです。これまでロシア風邪は、インフルエンザウイルスが原因と考えられてきました。しかし複数の研究者が、症状や高齢者に死者が多かったことなど、新型コロナとの類似点を指摘。原因はコロナウイルスだった可能性があるといいます。英国や米国の研究者は、当時の肺組織サンプルを探し、証拠を見つけ出そうとしているそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 新型コロナ、妊娠中のワクチン接種が赤ちゃんの重症化リスク抑制

    2022-2-18

    妊娠中に母親が新型コロナワクチンを接種すると、生まれた赤ちゃんのコロナによる入院リスクが61%低下するようです。米疾病対策センター(CDC)が、コロナで入院した6カ月未満の乳児176人と、コロナとは関係なく入院した乳児203人を調査した結果から判明しました。母親が2回の接種を妊娠21週以降に受けた場合、乳児のコロナによる入院を抑制する効果は80%だったといいます。妊娠21週より早い段階で接種した場合、同効果は32%だったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • コロナワクチン接種から数カ月後、抗体の量は減るが質は向上

    2022-2-18

    新型コロナワクチン接種から時間がたつと、抗体の質は変化するのでしょうか。米国の研究チームが、リンパ節などの免疫組織に作られる微小構造「胚中心」に着目。B細胞が強力な抗体を産生できるように生まれ変わる場です。ファイザー製ワクチン2回目接種から半年経過後も、15人中10人のリンパ節の胚中心内にB細胞が存在していたそうです。抗体量の減少と共に、より強力な抗体を産生する仕組みに切り替わることが示唆されています。Medical Xpressの記事です。

  • 自力で泳ぐ?ヒト心筋細胞を使った魚型ロボット

    2022-2-17

    米国の研究チームが、ヒト心筋細胞を使った魚型ロボットを開発したそうです。幹細胞技術によって作製したヒト心筋細胞を左右に配置し、片側の心筋細胞が収縮すると、もう片方が拡張します。この動きを繰り返すことで、魚型ロボットは100日以上にわたり自力で泳ぎ続けることができるそうです。泳ぎ続ける過程で、人間の心臓と同じように細胞が強化されることも分かったといいます。機能不全の心臓の修復に使用できる可能性があるそうです。nprの記事です。

  • エストロゲンレベルの低い高齢女性、コロナ死亡リスク高く

    2022-2-17

    女性ホルモンのエストロゲンが新型コロナによる死亡リスクに関連するようです。スウェーデンの研究チームが女性1万4685人のデータを分析。過去に乳がんと診断され、再発を防ぐために抗エストロゲン薬を使用していた人は、エストロゲンによる治療を何も受けていない人に比べてコロナによる死亡リスクが倍増したそうです。更年期障害の改善のためにエストロゲンを増やすホルモン補充療法(HRT)を受けていた人は、同リスクが54%低かったとのこと。iNewsの記事です。

  • 治療期間が大幅に短縮?脳への電気刺激でうつ病改善

    2022-2-14

    米スタンフォード大学が、うつ病を短時間で効果的に治療する方法を開発したそうです。これは新しいタイプの「反復経頭蓋磁気刺激療法(rTMS療法)」です。従来のrTMS療法は治療に6週間かかっていましたが、新たな治療法はわずか5日間で完了。他の治療法で効果がみられなかったうつ病患者29人を対象に臨床試験を行ったところ、新たなrTMS療法を受けた患者の80%近くが寛解状態になったといいます。プラセボ群で寛解したのは13%だったとのこと。nprの記事です。

  • コロナワクチン接種後の軽い運動で、抗体量が増加

    2022-2-14

    新型コロナやインフルエンザのワクチン接種後に軽~中度の運動を90分間行うと、その後4週間の抗体量が、運動をしなかった場合よりも多くなることが分かったそうです。調査したのは、ファイザー製コロナワクチンと2種類のインフルワクチン。被験者は心拍数が120~140になるように、サイクリングマシンをこいだり、速足で歩いたりしたそうです。45分間の運動では同様の効果はみられなかったといいます。米国の研究チームの成果が、ScienceDailyに紹介されています。

  • エボラ再発の原因? 治療後何年もウイルスが「脳室」に潜伏

    2022-2-10

    エボラウイルスの持続感染について、ウイルスの隠れ場所が明らかになったそうです。米国の研究チームが、エボラウイルスに感染したサルを調査。モノクローナル抗体療法を受けて生き延びたサルの20%の脳室系で、ウイルスが生存し続けていたそうです。エボラが再発して死んだサル2匹においては、他の臓器には明らかな異常はみられなかったにもかかわらず、脳室系でエボラウイルスの感染が広がり重度の炎症が起きていたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 米カリフォルニア大学、医師の性的虐待に関する民事裁判で原告と2.44億ドルで和解

    2022-2-10

    米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の産婦人科医から性的虐待を受けたとして、被害を訴える女性たちが民事裁判を起こし、同大学と女性たちの間で和解が成立したようです。この医師は1983年から30年以上にわたりUCLAの学生保健センターなどに勤務していました。2019年に性的暴行の容疑でこの医師が逮捕されると、多くの女性が被害を訴え出たといいます。同大学は、原告の203人の女性たちに計2億4360万ドルを支払うことで和解したそうです。CNNの記事です。

  • 歯肉に存在するタンパク質、アルツハイマー病を抑制する可能性

    2022-2-10

    歯と歯茎の間の溝にある歯肉(付着上皮)に発現するタンパク質「SCPPPQ1」に、光が当てられています。カナダの研究チームが、SCPPPQ1に抗菌効果がある可能性を発見。特に口腔細菌ポルフィロモナス・ジンジバリス(Pg菌) に対して抗菌作用があることが示唆されたそうです。Pg菌はアルツハイマー病の主要な危険因子であると考えられており、SCPPPQ1が歯周病だけでなくアルツハイマー病などの神経変性疾患も抑制できる可能性に期待が高まっています。Medical Xpressの記事です。

  • 脊髄インプラントで下半身不随患者が歩行可能に

    2022-2-10

    電気刺激を使った革新的な技術で、脊髄損傷患者の生活の質を大幅に改善できるかもしれません。スイスの研究チームが、脳の働きに似せて筋肉に信号を送ることができる6cmの脊髄インプラントを開発。これを事故で下半身不随になった患者3人に埋め込んだところ、3人ともすぐに数歩踏み出せるようになったといいます。患者の1人はリハビリを経て、バランスをとる補助器具を使いながら休まず1km歩けるようになるまで回復しているとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 「ビタミンD」がコロナ重症化を防ぐカギに

    2022-2-9

    ビタミンDが不足している人は、新型コロナの重症化リスクが高くなるかもしれません。イスラエルの研究チームが、オミクロン株拡大以前のコロナ入院患者253人を調査。コロナにかかる前の血中ビタミンDレベルが不十分だった人のうち、半数が重症化したそうです。一方、レベルが十分だった人の重症化率は10%にも満たなかったとのこと。呼吸器系を狙うウイルスに対しての免疫が、ビタミンDによって強化される可能性が示唆されています。INSIDERの記事です。

  • コロナ患者、感染から1年以内の心血管疾患リスク高く

    2022-2-9

    新型コロナウイルスに感染すると、重症度や年齢に関係なくその後の心血管疾患リスクが高くなるようです。米国の研究チームが、ワクチン普及前にコロナ陽性になり、最初の30日間を生き延びた患者15万3760人のデータを非感染者群と比較。コロナ患者は、感染から1年以内に主要心血管イベントを発症するリスクが55%高かったそうです。この傾向は、感染前は心臓に問題がなく、心血管疾患リスクが低いと考えられる人にもみられたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 新タイプの前立腺がんホルモン療法で、うつ病リスク倍増

    2022-2-8

    前立腺がんはアンドロゲン(男性ホルモン)の刺激によって増殖します。これを効果的にブロックする「第2世代抗アンドロゲン薬」を使ったホルモン療法について、米国の研究チームが前立腺がん患者3万100人のデータを分析。「アビラテロン」や「アパルタミド」などの第2世代抗アンドロゲン薬による治療を受けた人は、従前のホルモン療法を受けた人やホルモン療法を受けなかった人に比べてうつ病を発症するリスクが倍増したといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 心不全を15秒で診断する「AI聴診器」

    2022-2-8

    新たに開発された「AI聴診器」で、心不全が早期に発見できるようになるかもしれません。英国の研究チームが、心電図の記録が可能な既存の「スマート聴診器」を使い、そのデータをAIが分析することで、心不全の診断をわずか15秒で正確に行う装置を開発。この装置は、人間には見つけることができない心不全の微細な兆候も心電図から検出できるといいます。1000人を対象とした臨床試験では、心不全患者の91%を特定することができたそうです。iNewsの記事です。

  • コロナ重症患者の意識障害、ほとんどが6カ月以内に回復

    2022-2-7

    新型コロナの重症患者で、気管内挿管による人工呼吸を行った人の中には、その際に使用する鎮静剤をやめた後も意識が回復しないケースがあるそうです。米国の研究チームが、「意識障害のあるコロナ患者10人」「健康な人14人」「外傷性脳損傷による意識障害患者18人」の脳をMRIで調査したのですが、意識が戻る時期を予測することはできませんでした。ただ、コロナ患者のほとんどが6カ月以内に意識障害から回復して自宅に戻ったそうです。PsyPostの記事です。

  • 非常に毒性の強い新たな変異HIV、欧州で確認

    2022-2-7

    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の新たな変異型が見つかったようです。英国の研究チームが、オランダなど欧州の国々のデータの中から他とは明らかに違うHIV変異型に感染した人を17例発見。この変異型は「VB変異型」と呼ばれ、欧米や日本で感染者が最も多いHIVの「サブタイプB」に属します。VB変異型に感染しながら治療を受けずにいると、免疫細胞であるCD4陽性リンパ球の数が急激に減少し、平均2~3年以内にエイズを発症すると報告されています。ScienceAlertの記事です。

  • 白血病患者2人がCAR-T療法で10年寛解

    2022-2-4

    慢性リンパ性白血病に対するCAR-T細胞療法の効果が、長期にわたって持続することが分かったそうです。米国の研究チームが、2010年に第1相試験の参加者としてCAR-T細胞を投与された慢性リンパ性白血病患者2人を追跡調査しました。投与から10年以上経過した後もCAR-T細胞は体内に存在しているといい、この期間は2人とも寛解状態が続いているそうです。この結果を受けて、チームは「CAR-T細胞療法は白血病の有望な治療法である」と結論付けています。CNNの記事です。

  • 男性型脱毛症の治療には「デュタステリド」が最も有効

    2022-2-4

    カナダの研究チームが、男性型脱毛症(AGA)治療に使われている3種類の薬について23の研究を分析し、その効果を調べました。効果が最も高かったのは、内服薬「デュタステリド」を1日5mg摂取する方法でした。以下、内服薬「フィナステリド」1日5mg▽内服薬「ミノキシジル」1日5mg▽量を減らしたフィナステリドと1日1mgの経口避妊薬(ピル)――の順で効果が確認されました。1日5mgのミノキシジルを患部に塗布する方法は5番目でした。CNNの記事です。

  • 子宮頸部細胞診で、卵巣がんや乳がんリスク高い人を特定

    2022-2-3

    子宮頸部細胞診検査(スメア検査)で、卵巣がんや乳がんを早期に検出できるかもしれません。英国の研究チームが、スメア検査のために採取した細胞サンプルを調べました。卵巣がん患者242人と非卵巣がん女性869人、乳がん患者329人と非乳がん女性869人のサンプルを分析。その結果から、卵巣がんや乳がんのリスクの高い女性を特定するのに役立つ特徴が見つかったといいます。高リスク患者が特定されれば、追加のがん検診を行いやすくなります。BBCの記事です。

  • ローズマリーに含まれる成分が、コロナ感染と重症化を抑制する可能性

    2022-2-3

    ローズマリーに含まれる「カルノシン酸」が、新型コロナに対して二つの効果を発揮するようです。一つは、感染抑制の効果です。新型コロナウイルスは感染の際に、細胞の「ACE2受容体」に結合します。カルノシン酸は、この結合を阻害するといいます。もう一つは、炎症反応を抑える効果です。コロナ後遺症は強い炎症反応によって起こると考えられており、カルノシン酸がこれを防ぐ可能性があるそうです。日米の研究チームの成果が、Medical Xpressに紹介されています。

  • 飲み込むだけのワクチンが実現? カプセルでRNAを胃に送達

    2022-2-2

    注射をせずに、mRNAワクチンが接種できるようになるかもしれません。米国の研究チームが、mRNAを経口摂取が可能なカプセルに入れて、胃に送達する方法を開発したそうです。50㎍のmRNAが入ったカプセルを三つ、計150㎍のmRNAをブタの胃まで送り届けることに成功したとのこと。これは新型コロナのワクチンに使われているmRNAの量より多いといいます。RNAやDNAを胃に直接送達できることから、消化器疾患治療の改善に寄与することも期待されています。Medical Xpressの記事です。

  • 適度の飲酒でも、心血管疾患リスク上昇

    2022-2-2

    「適度な飲酒は健康によい」との説が覆されたようです。英国の研究チームが、飲酒習慣のある33万3259人とこれまでに飲酒したことがない2万1710人のデータを分析。健康の問題で飲酒を控えている人のデータを制限するため、「以前飲酒していた人」は調査対象から除外しました。ビール、シードル(リンゴ酒)、蒸留酒の摂取量が同国の健康ガイドラインで推奨されている上限より少ない人でも、心血管疾患で入院するリスクが高かったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 「スフィンゴ脂質」の合成阻害で筋ジストロフィーを抑制

    2022-2-1

    細胞の生存に必須な「スフィンゴ脂質」の合成を阻害することで、筋ジストロフィーを抑制できる可能性があるそうです。スイスなどの研究チームが、デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)モデルマウスを調査。スフィンゴ脂質の代謝が異常に高まっていることが分かったそうです。次にミリオシンと呼ばれる化合物を使って、スフィンゴ脂質の合成に重要な役割を果たす酵素を阻害したところ、マウスのDMDによる筋肉機能の喪失が防げたといいます。ScienceDailyの記事です。

  • 新型コロナ治療に抗生物質? 標準的な治療と同等の効果か

    2022-2-1

    抗生物質が新型コロナの治療に有効かもしれません。英国などの研究チームがエジプトの病院で、中等~重症のコロナ患者に「セフタジジム」か「セフェピム」をステロイドと一緒に投与。この患者らは、少なくとも7種類の薬を使う「標準的なコロナ治療」を受けた患者と同程度の期間で回復したそうです。抗生物質がウイルスに直接作用するのか、あるいは入院患者によくある他の感染症を防ぐことで回復につながるのかは不明だといいます。News-Medical.Netの記事です。

  • 結節性硬化症の原因となる前駆細胞を特定 脳オルガノイドで

    2022-1-31

    結節性硬化症(TSC)には、遺伝的な問題だけでなく人間の脳に特有の発達プロセスが関与しているようです。オーストリアの研究チームが、TSC患者由来の脳オルガノイド(ミニ臓器)を使って原因を調査。神経細胞のもとになる前駆細胞の「CLIP細胞」が過剰に増殖することで、TSCに特徴的な腫瘍や結節と呼ばれる大脳皮質病変が発生することが分かったそうです。この前駆細胞は発達段階の人間の脳で見つかるもので、動物の脳にはみられないといいます。ScienceDailyの記事です。

  • ファイザー社、オミクロン特化ワクチンの治験を開始

    2022-1-31

    米ファイザー社は、18~55歳の成人1420人を対象に新型コロナウイルスのオミクロン株に特化したワクチンの臨床試験を開始したそうです。既存のファイザー製ワクチンを2回接種済みの人に対して、新たなワクチンを1回または2回接種。既存ワクチンを3回接種済みの人には、新たなワクチンか既存ワクチンを1回投与するといいます。ワクチン未接種者に対しては、オミクロン特化ワクチンを3回接種し、安全性や効果を調査するとのこと。CNNの記事です。

  • 英国やEU諸国で卵巣がん死亡率が低下 経口避妊薬の普及が寄与

    2022-1-28

    他国よりはやく経口避妊薬の普及が進んだ英国で、卵巣がんによる死亡率が大幅に低下することが見込まれるそうです。イタリアの研究チームが、英国における2022年の卵巣がん死亡率は17年に比べて17%低下すると予測。この劇的な低下は、主に経口避妊薬の普及に起因すると考えられるそうです。EU諸国における同死亡率は7%の低下にとどまるそうで、英国との差は経口避妊薬の普及のタイミングの違いから生じている可能性が指摘されています。Health Europaの記事です。

  • 人の介入は不要?ロボットだけでブタの腹腔鏡手術に初成功

    2022-1-28

    ロボットが自動で手術を行う日が来るかもしれません。米国の研究チームが、軟部組織を縫合することに特化した手術ロボットを開発したと発表しました。ブタへの腹腔鏡手術で、人の支援を受けることなく、最も複雑で繊細な作業の一つである腸吻合に成功したそうです。その技術は人間よりも優れていたといいます。このロボットは、予測が難しいとされる軟部組織の手術にその場で臨機応変に対応できるよう設計されているとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • コロナ抗原検査は正確? オミクロン株は陽性が出にくい可能性

    2022-1-27

    新型コロナの迅速抗原検査はどのくらい正確なのでしょうか。米国の研究チームが、オミクロン株に対する抗原検査の感度を評価。他の変異株に比べて、オミクロン株は検出されにくい可能性があることが分かったそうです。感染して症状が現れているにもかかわらず、初めの数日間は抗原検査で陽性にならない人も多いといいます。研究チームは、現在この現象が起こる理由を調査中で、結果を抗原検査の改善につなげたいとしています。nprの記事です。

  • 腸内細菌叢の組成が「コロナ後遺症」リスクに関連か

    2022-1-27

    新型コロナ感染後に倦怠感や睡眠障害などの症状が続く「コロナ後遺症」は、腸内細菌叢の組成から発症しやすい人を特定できるかもしれません。研究者らがコロナ患者106人と非コロナ患者68人の便から腸内細菌叢の変化を分析。感染から6カ月後、後遺症がある人は、後遺症がない人やコロナに感染しなかった人に比べて、腸内細菌の種類や数が少なかったそうです。コロナで入院した際に採取した便でも同様の傾向がみられたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 早期治療で子どものピーナッツアレルギーを抑制できる可能性

    2022-1-25

    幼いうちに治療をすれば、ピーナッツアレルギーを克服できるかもしれません。米国の研究チームが1~3歳の子ども146人を2年半にわたり調査。ピーナッツパウダーを毎日少しずつ食事に混ぜて摂取した子どものうち、71%がピーナッツを16粒食べてもアレルギーを発症しないくらいの耐性を獲得したそうです。治療終了から6カ月後には、21%が同様の耐性を保持していたといいます。プラセボ群で同耐性を獲得したのはわずか2%だったとのこと。AP通信の記事です。

  • 感染力強い? オミクロン亜種「BA.2」が欧州などで拡大傾向

    2022-1-25

    新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の亜種「BA.2」について、専門家が動向を注視しているそうです。BA.2は昨年12月にフィリピンで最初に確認された後、デンマーク、英国、シンガポール、インドなどで感染者数が増加。従来のオミクロン株(BA.1)よりも感染力が強い可能性が指摘されています。デンマークではBA.2への置き換わりが進んでおり、今や新規感染者の半数近くを占めているといいます。初期データでは入院数に変化はみられないとのこと。INSIDERの記事です。

  • アルツハイマー病の治療法がなかなか見つからない理由が判明

    2022-1-25

    アルツハイマー病には、タンパク質のアミロイドβとタウが関与していると考えられています。治療に向けて、異常なタウがどのように脳内に広がるのかを特定する研究が多く行われています。そんな中、米国の研究チームが、細胞内にタウが取り込まれる経路が複数あることを発見しました。これまでの研究の多くは、この経路は一つだという前提で進められてきました。これが、それぞれの結果に矛盾を生じさせていた可能性があるそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ワクチン3回目接種でオミクロン株による入院予防効果90%に

    2022-1-25

    新型コロナワクチンを2回接種しただけでは「ワクチン接種完了者」とはいえなくなるかもしれません。米疾病対策センター(CDC)が、オミクロン株が主流になった12月と1月のコロナ入院患者8万8000人を調査。3回目のワクチンを接種している場合、入院予防効果は90%に達したそうです。2回の接種では、入院予防効果は57%だったといいます。CDCによると、3回目接種でオミクロン株による救急外来受診、発症、感染を抑制する効果も高まったとのこと。CNNの記事です。

  • 米大学で、遺伝子操作したブタの腎臓を脳死男性に移植

    2022-1-24

    米アラバマ大学が、拒絶反応が起こりにくいよう遺伝子操作したブタの腎臓を脳死の男性に移植する実験を行ったそうです。患者はバイクレースの事故で脳死状態になっていた57歳男性。移植から生命維持装置を外されるまでの3日あまり、拒絶反応の兆候はみられず、尿を作る機能も再開したそうです。患者からブタのウイルスや細胞は見つかっていないとのこと。チームは生きている患者への移植を試みることも視野に入れているといいます。AP通信の記事です。

  • HIVやマラリアより怖い?薬剤耐性菌による死者、世界で127万人

    2022-1-24

    2019年の薬剤耐性菌感染による死者数はHIVやマラリアによる死者数を上回るそうです。米国などの研究チームが、薬剤耐性に関する4億7,100万人分のデータを分析。2019年の世界における「薬剤耐性菌による死者数は少なくとも127万人」「薬剤耐性菌に関連する死者数は495万人」に達すると推計されるそうです。調査した23の病原体のうち、大腸菌(E. coli)をはじめとする6つの菌が薬剤耐性による死亡の原因の73.4%を占めることが分かったといいます。CNNの記事です。

  • 「網膜年齢」が死亡リスクを予測する指標に

    2022-1-21

    AIのディープラーニング(深層学習)を用いて算出する「網膜の生物学的年齢」で、死亡リスクを予測できるようです。中国などの研究チームが、英国バイオバンクに登録されている40~69歳の成人4万6969人の眼底画像8万169枚を分析。AIで予測した網膜年齢と実年齢の差に注目したそうです。この差が1歳上がるごとに、11年間の追跡期間における▽全死因死亡リスクが2%▽心血管疾患とがん以外による死亡リスクが3%――上昇したといいます。News-Medical.Netの記事です。

  • 1型糖尿病の子どもに有用な「人工膵臓」 親の負担軽減も

    2022-1-21

    新たな「人工膵臓」が1型糖尿病の子どもとその家族の生活を一変させるかもしれません。英国の研究チームが、血糖値の監視とインスリン供給の両方を兼ね備えた人工膵臓を開発。食事の時以外は、親がインスリンの量を調整する必要はないそうです。1~7歳の1型糖尿病患者74人を対象に実験を行ったところ、この人工膵臓は、現在普及しているセンサー付きポンプ(SAP)療法に比べ、安全かつ血糖管理に有用だということが分かったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • コロナワクチン副反応の60%以上が「ノセボ効果」の可能性

    2022-1-21

    ワクチン接種後の副反応を懸念する気持ちから有害事象が生じる「ノセボ効果」の影響はかなり大きいようです。米国の研究チームが、計4万5380人を対象とした新型コロナワクチンに関する12の研究(ランダム化プラセボ対照試験)の結果を分析。プラセボを接種されたにもかかわらず、頭痛や倦怠感をはじめとする副反応を報告する人がいたそうです。分析の結果、報告された副反応の最大64%がノセボ効果によるものだと考えられるといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 香港でハムスターからヒトにコロナが感染?2000匹を殺処分へ

    2022-1-21

    香港当局は、新型コロナウイルスがペットショップのハムスターから人間に感染した可能性があるとして、市内のハムスターなど約2000匹を殺処分する方針を明らかにしたそうです。ペットショップの店員がデルタ株に感染していることが判明し、店内の動物を検査。ハムスター11匹が陽性だったそうです。昨年12月22日以降にこの店から購入されたハムスターも殺処分の対象だといいます。ハムスターを含む小動物の輸入と販売も禁止されるとのこと。BBCの記事です。

  • ワクチン4回目接種の効果は? オミクロン株を防ぐには不十分か

    2022-1-21

    イスラエルの研究チームが、新型コロナワクチンの4回目接種に関する初期データを公表したそうです。4回目接種について、ファイザー製ワクチンを打った医療従事者154人の2週間後と、モデルナ製ワクチンを打った医療従事者120人の1週間後の効果を測定。いずれも抗体量は上昇しており、その量は3回目接種後よりもわずかに多かったといいます。しかし、オミクロン株の感染を予防するには不十分な可能性があることが指摘されています。CNNの記事です。

  • 人の顔と名前が一致しない?改善には「睡眠」がカギ

    2022-1-21

    良質な睡眠の最中に記憶を再活性化させると、記憶力が向上するようです。米国の研究チームが、18~31歳の24人を対象に80人分の顔と名前を記憶する試験を実施。その後、被験者が昼寝で深い眠りに達した際に、先ほどの名前をスピーカーから流して記憶を再活性化させました。すると、目覚めた後に名前を思い出しやすくなったそうです。これには睡眠の質が重要で、睡眠を妨げられた人には、記憶の再活性化の効果は認められなかったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • EBウイルス感染が多発性硬化症の原因に?

    2022-1-19

    ヘルペスウイルスの1種で、成人の95%が感染しているとされるエプスタインバーウイルス(EBV)が、多発性硬化症(MS)に関連しているかもしれません。米国の研究チームが、同国の軍人1000万人分のデータを分析。EBVに感染していない人を特定し、追跡したそうです。その結果、MSを発症するリスクが、EBV感染後に32倍になることが判明したといいます。特定の遺伝子をもつ人が、EBVの影響を受けてMSを発症しやすくなると考えられるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 退屈が「サディスティックな行動」の引き金になる可能性

    2022-1-19

    人は退屈を感じると加虐心が増すようです。デンマークの研究チームが、他者を侮辱したり、いじめたりする「サディスティックな行動」に関する九つの研究を分析。このうちの一つの実験では、暇つぶしの手段として「うじ虫をコーヒーグラインダーで押しつぶす行為」を認めたところ、つまらないビデオを見ている人はこの行為を多くしたのだそうです。他の研究でも、退屈がサディスティックな行動に関連することが示唆されたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 「ブタの心臓をヒトに移植」に潜む三つの問題

    2022-1-18

    遺伝子操作したブタの心臓をヒトに移植したニュースが世間をにぎわせています。これについて、いくつかの問題点が指摘されています。まず、異種移植は拒絶反応などの点で医学的にリスクが高すぎるということです。次に、動物を遺伝子操作し、殺して臓器を摘出することが非倫理的だと非難する声もあります。最後は宗教上の問題です。ユダヤ教やイスラム教では豚肉食が禁じられており、移植に関しても物議を醸す可能性があるとのことです。BBCの記事です。

  • 妊娠中のコロナ感染、母体や胎児へのリスク高く

    2022-1-18

    妊娠中の新型コロナウイルス感染は死産や早産、胎児の低体重などに関連するようです。米国の研究チームが、妊娠中に新型コロナの検査を受けた女性1万8000人のデータを分析。妊娠中にコロナに感染した人は、重症度に関係なく死産や早産のリスクが高いことが分かったそうです。この傾向は、妊娠初期または中期にコロナに感染した人で顕著だったといいます。胎児の低体重リスクは、主に妊娠後期の感染で高まることが指摘されています。Medical Xpressの記事です。

  • 心不全治療につながる新たな細胞リプログラミング技術

    2022-1-17

    革新的な細胞リプログラミング技術を使って、心不全を治療できる日が来るかもしれません。米国の研究チームが、リプログラミングに耐性があるとされるヒトの線維芽細胞を可塑性のある内皮細胞に似た状態に変換。次に、この細胞を心筋細胞になるようリプログラミングしたところ、リプログラミング効率が向上したそうです。ラットを使った実験では、この方法で瘢痕組織をきちんと機能する心筋によみがえらせることができたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 米のがん死亡率、20年近く低下傾向続く 肺がん死亡率低下が寄与

    2022-1-17

    米国がん協会の年次報告書によると、同国のがん死亡率は、ピークを迎えた1991年から2019年の間に32%低下しているそうです。これには、肺がん患者の死亡率低下が寄与している可能性があるといいます。2015~19年をみると、全がん死亡率が毎年2%ずつ低下したのに対し、肺がん死亡率は毎年5%ずつ低下しています。肺がんの早期発見が増えていることや、治療が目覚ましい進歩を遂げていることなどが影響していると考えられるそうです。CNNに紹介されています。

  • 脳細胞のみを標的とした遺伝子治療、実現へ一歩前進

    2022-1-14

    ハンチントン病などの遺伝子治療の開発が前進するかもしれません。米国の研究チームが、脳細胞のみを標的にできる新たな遺伝子送達技術を開発したそうです。アデノ随伴ウイルス(AAV)の外殻タンパク質を操作し、血液脳関門を通過して特定の脳細胞に特異的に到達する「AAVベクター」を設計しました。この治療で懸念されていた肝障害の発生も避けられるといいます。霊長類のマーモセットを使った実験でも、脳細胞への到達を確認したとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 向精神薬の服用で、心疾患患者の死亡リスク倍増か

    2022-1-14

    心疾患患者が向精神薬を服用すると、死亡リスクが上昇するかもしれません。デンマークの研究チームが、心疾患で入院した患者1万2913人を調査。退院後1年以内の全死因死亡率は、入院前6カ月間になんらかの向精神薬を処方されていた人が1.9倍、退院時に不安症状があった人は1.81倍、それぞれ高かったそうです。ただし、高い死亡率が向精神薬の使用と根本にある精神疾患のどちらによるものなのかを評価するには、さらなる調査が必要とのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • 米で、コロナ陽性医療従事者の勤務を許可する動き

    2022-1-13

    新型コロナウイルスに感染した医療従事者が軽症または無症状の場合は勤務を許可するという異例の措置が、米国各地で取られ始めているようです。米国はオミクロン株の急拡大にともない深刻な医療従事者不足に直面。患者数の急増だけでなく、コロナ陽性のために出勤できない医療従事者が多数いることが原因だといいます。人員不足を補うための措置とはいえ、感染者のさらなる増加につながる可能性を懸念する声も上がっているとのこと。AP通信の記事です。

  • 世界初、ブタの心臓を米男性に移植 遺伝子操作で免疫拒絶抑える

    2022-1-13

    米メリーランド大学は、遺伝子操作したブタの心臓を世界で初めてヒトに移植したと発表しました。患者は重い心臓病をもつ57歳の男性。通常の心臓移植には適さず、異種移植以外の選択肢はなかったそうです。手術から3日後の現在も経過は良好だといいますが、移植が完全に成功したかを判断するには時期尚早とのこと。今回移植されたブタの心臓は、遺伝子操作により拒絶反応の原因となる糖が除去されている点が画期的だといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 成分がカギ?大麻治療で子どものてんかん発作が86%減少

    2022-1-13

    難治てんかん治療には、大麻成分の中のカンナビジオール(CBD)が有効だとされています。しかし、CBDだけを使った薬剤では不十分かもしれません。英国の研究チームが、大麻草全体の成分を含む薬剤を服用した難治てんかんの子ども10人を調査。発作の頻度が平均86%減少しました。重篤な有害事象はなく、認知機能や行動にも改善がみられたそうです。この10人は過去にCBD製品を使用したこともありましたが、その際は効果が確認できなかったとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 米、昨年狂犬病で5人死亡 過去10年で最多

    2022-1-13

    米国では2021年、狂犬病による死者が5人確認されました。19年と20年は狂犬病による死者は報告されておらず、ここ10年で最多だそうです。このうち3人はコウモリと接触があったのに、狂犬病の発症を抑えるワクチンを打たなかったといいます。コウモリにかまれてワクチンを接種したものの、免疫系に問題があったためワクチンが効かなかった人も1人いたようです。残りの1人はフィリピン旅行中に犬にかまれ、帰国後に死亡したとのこと。AP通信の記事です。

  • ED治療薬バイアグラで、マウスの腹部大動脈瘤が悪化

    2022-1-7

    動脈瘤がある男性は、勃起不全治療薬「シルデナフィル(商品名バイアグラ)」の使用に注意が必要かもしれません。米国の研究チームが腹部大動脈瘤モデルマウスを4週間調査。シルデナフィルを毎日投与されたマウスは、そうでないマウスに比べて大動脈瘤が平均37%大きくなり、大動脈瘤の弾力性も大幅に低下していたそうです。シルデナフィルは血管平滑筋細胞の機能調節に関わるPDE5酵素を阻害するため、その影響が指摘されています。EurekAlert!の記事です。

  • オミクロン株、ネズミ由来の可能性

    2022-1-7

    新型コロナウイルス「オミクロン株」の起源に関する説が覆るかもしれません。中国の研究チームがオミクロン株の変異スペクトラムを解析。ヒトではなく、ネズミの細胞で起こるウイルス変異に似ていることが分かったそうです。ヒトからネズミに感染した新型コロナウイルスがネズミの細胞内で変異し、再びヒトに感染したと考えられるとのこと。特に研究用マウスでは、自然界に比べて変異のスピードが速まることがあるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • オミクロン株、感染者数より「入院者数」が重要?

    2022-1-6

    新型コロナウイルス「オミクロン株」が猛威を振るっています。ただ米国では、新規感染者数は急増しているものの、入院者数はそこまで増えていないそうです。一部の専門家は、1日の感染者数より「入院者数」に着目するべきだと主張。感染者数は曜日による偏りがあるほか、自宅で行う検査結果が含まれていないといった問題点を指摘しています。一方で、感染の状況を知るためには、感染者数の追跡も重要だという意見もあるとのこと。AP通信の記事です。

  • インフルとコロナに同時感染する「フルロナ」イスラエルで初確認

    2022-1-6

    イスラエル保健省は、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスに同時感染した症例を同国で初めて確認したと発表しました。患者はワクチン未接種の30代妊婦で、治療を受け既に退院。今冬はコロナだけでなくインフルへの警戒も高まっており、同時感染を意味する「フルロナ(flurona)」という造語も生まれたといいます。同時感染で重症化リスクが高まるかはまだ判断できないようですが、両ウイルスの流行による医療逼迫が懸念されています。CNNの記事です。

  • HIVの暴露前予防「注射薬」を米FDAが初承認

    2021-12-28

    ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対する暴露前予防(PrEP)のための注射薬が、米食品医薬品局(FDA)に承認されました。ViiV Healthcare社が開発した「Apretude」です。これまでにPrEP薬として承認されたのは「ツルバダ」「デシコビ」の錠剤2種類のみで、注射薬の承認は初。臨床試験の結果、Apretudeは毎日服用が必要な飲み薬に比べてはるかに高い予防効果を示したそうです。2カ月に1回の投与で済むという利便性からも大きな期待が寄せられているといいます。NBC Newsの記事です。

  • 米国では期待薄? FDAが承認したメルクのコロナ飲み薬

    2021-12-28

    米食品医薬品局(FDA)が緊急使用許可を出した、米メルクの新型コロナの飲み薬「モルヌピラビル」。前日に承認されたファイザーの「パクスロビド」と比べて効果が低く、対象にも制限があるため、米国では第2選択薬になる公算が大きいそうです。モルヌピラビルの対象は、重症化リスクの高い18歳以上の軽症患者。先天性欠損症リスクがあることから、妊婦には使用できない可能性があります。また、効果はパクスロビドの3分の1とのこと。AP通信の記事です。

  • IBDと関連か 患者の便にはマイクロプラスチックが多く含まれる傾向

    2021-12-28

    いたるところに存在するマイクロプラスチックが炎症性腸疾患(IBD)に関連しているかもしれません。中国の研究チームが、同国の健康な50人とIBD患者52人から採取した便を調査。IBD患者の便には、健康な人の便に比べて約1.5倍のマイクロプラスチック粒子が含まれていたそうです。また、IBD患者の便からは50μm未満のより小さな粒子が多く見つかったといいます。IBDの重症患者は、便中のマイクロプラスチックレベルが高い傾向にあったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • オミクロン株は軽症? 英と南アの初期研究で判明

    2021-12-28

    新型コロナウイルス「オミクロン株」に感染しても、入院が必要になる人は少ないようです。スコットランドの研究チームが、オミクロン株にデルタ株と同レベルの重症化リスクがあると仮定して計算。その場合、入院患者は既に47人に達していることになりますが、実際は3分の1の15人だといいます。南アフリカで行われた研究でも、オミクロン株に感染した人は、他の株に感染した人に比べて入院リスクが70~80%低いことが分かったそうです。BBCの記事です。

  • 米国、コロナ検査キット5億個配布へ オミクロン拡大受け

    2021-12-27

    新型コロナウイルス「オミクロン株」の急拡大を受けて、米国のバイデン大統領は、自宅で使える簡易検査キット5億個を、希望者に無料で配ると発表したそうです。配布は来年1月から開始予定。専用のウェブサイトで申し込むと、自宅まで配送されるといいます。またバイデン氏は、大規模なロックダウンについては慎重な姿勢を示しました。12月18日までの1週間をみると、米国の新規感染者の75%はオミクロン株感染者だそうです。AP通信の記事です。

  • 魚油に多く含まれる「オメガ3」サプリ、うつ病予防の効果なく

    2021-12-27

    オメガ3脂肪酸のサプリメントにはうつ病の再発抑制効果があるとされています。本当に発症を予防できるのでしょうか。米国の研究チームが、うつ病のない50歳以上の成人1万8353人を調査。参加者は「ビタミンD」「オメガ3」「プラセボ」のいずれかを5~7年にわたり毎日服用したそうです。ビタミンDとオメガ3の両方を摂取した人もいました。その結果、オメガ3サプリがうつ病発症を予防するという証拠は見つからなかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 1歳以上の子どもに起こる「小児突然死」 関連する新生突然変異を発見

    2021-12-27

    米国では1歳以上の子どもの小児突然死(SUDC)が毎年約400件起こるそうです。しかし関連する研究はほとんど行われていないといいます。そこで同国の研究チームが、SUDCで死亡した子どもとその両親124組のDNAコードを解析。11人(9%)の子どもから、カルシウム調節に関連する遺伝子で変異が見つかったそうです。ほとんどのケースで、両親に同様の変異はみられなかったとのこと。なお、カルシウムは脳や心臓の機能に重要な役割を果たすとされています。News-Medical.Netの記事です。

  • 「ランナーズハイ」の原因物質はエンドルフィンではない?

    2021-12-27

    運動で幸福感を得られる「ランナーズハイ」には、内因性オピオイドであるエンドルフィンが関連していると長年考えられてきました。しかし、米国の研究チームが、運動をすると大麻類似物質の内因性カンナビノイドが体内で増加することを発見。エンドルフィンが作用するオピオイド受容体をブロックしても運動後の幸福感を得られますが、カンナビノイド受容体をブロックすると、運動による幸福感や不安軽減などの効果が低下したといいます。ScienceAlertの記事です。

  • ファイザー製ワクチン、2歳以上5歳未満での免疫反応不十分

    2021-12-24

    ファイザー製の新型コロナワクチンは、2歳以上5歳未満の子どもが接種する場合、2回では十分な効果が期待できないようです。同社は、生後6カ月以上5歳未満の乳幼児に対するワクチン用量を大人の1/10にあたる3㎍に設定。臨床試験の中間データによると、2歳以上5歳未満の子どもでは、期待された免疫反応が確認されなかったそうです。これを受けて、5歳未満の子どもに3回目接種を行うことで、免疫反応が上がるか検証するといいます。CNNの記事です。

  • アルツハイマー病の新薬、欧州医薬品庁が承認せず

    2021-12-24

    欧州医薬品庁(EMA)は、米バイオジェンが開発したアルツハイマー病の新薬「アデュカヌマブ」の使用を承認するべきではないと勧告したようです。今回の判断は、初期のアルツハイマー病患者3000人を対象にした二つの臨床試験の結果に基づくもの。試験結果が矛盾していることが問題視され、アデュカヌマブが有効だとはいえないと結論付けられたそうです。何人かの患者の脳スキャン画像から、腫れや出血が疑われるケースも確認されたといいます。BBCの記事です。

  • 毎日電子たばこを吸う男性、EDリスク倍増

    2021-12-23

    加熱した溶液の蒸気を吸う「電子たばこ」は、男性の性機能に深刻な影響を及ぼすようです。米国の研究チームが、同国における電子たばこの使用に関する研究データを分析。20~65歳の健康な男性で毎日電子たばこでニコチンの蒸気を吸う人は、電子たばこを吸わない人に比べて勃起不全(ED)になるリスクが倍増することが分かったそうです。紙巻たばこの喫煙歴があるかどうかにかかわらず、電子たばこの使用がEDリスクに関連しているようです。CNNの記事です。

  • コロナワクチン接種後の心筋炎・心膜炎は「極めてまれ」/デンマークの調査

    2021-12-23

    新型コロナウイルスmRNAワクチンの接種は心筋炎や心膜炎リスクの上昇と関連があるものの、実際にそれらが起こるのは極めてまれだそうです。デンマークの研究チームが、12歳以上の国民500万人分のデータを分析。ワクチン接種後28日以内に心筋炎または心膜炎を発症したのは、「ファイザー製ワクチンを接種した348万2295人のうち48人(10万人に1.4人)」「モデルナ製ワクチンを接種した49万8814人のうち21人(10万人に4.2人)」だったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 生殖補助医療、生まれた子どものメンタルヘルスに影響及ぼさず

    2021-12-22

    生殖補助医療(ART)は、生まれた子どもの心の健康に悪影響を及ぼすのでしょうか。スウェーデンの研究チームが、1994~2006年に同国で生まれた子ども120万人のデータを分析。このうち3万1565人がARTで生まれた子どもだったといいます。子どもたちが12~25歳になるまで追跡でき、それを分析した結果、ARTで生まれた子どもは強迫性障害のリスクがわずかに高かったそうです。しかし両親の背景要因を調整すると、このリスク上昇は解消されたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • 「オミクロン株感染、前例のないスピードで拡大」WHOが警告

    2021-12-22

    新型コロナウイルス「オミクロン株」の感染は、これまでに世界77カ国で確認されているそうです。しかしWHO(世界保健機関)は、実際にはもっと多くの国・地域に感染が広がっている可能性が高いと警告。WHOの最新データによると、この変異株は既存ワクチンの予防効果を回避する可能性があり、再感染リスクも高いそうです。WHOは、たとえ重症化リスクが低いとしても、多くの感染者が出れば、再び医療体制を圧迫する恐れがあると指摘しています。BBCの記事です。

  • コロナワクチン追加接種後の副反応は?おおむね2回目と同様

    2021-12-22

    新型コロナウイルスワクチンの追加接種後の副反応はどのくらい起こるのでしょうか。米疾病対策センター(CDC)によると、ファイザーまたはモデルナのワクチンの場合、3回目接種後に接種部位の痛みなどの局所反応を経験する人が2回目接種後より増加。一方、その他の副反応については3回目接種後のほうが若干少なくなるようです。ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンは、他の2種と比べて追加接種後の副反応が少なかったとのこと。Insiderの記事です。

  • ビタミンB12不足で、中高年のうつ病リスク上昇/アイルランド

    2021-12-22

    ビタミンB群や葉酸の不足はうつ病と関係があるのでしょうか。アイルランドの研究チームが、同国の50歳以上の地域在住中高年のデータを分析。ビタミンB12が不足している人は、4年以内にうつ症状が現れるリスクが51%高かったそうです。一方で、葉酸の不足とうつ病との間に関連は認められませんでした。同国では中高年の8人に1人がB12不足だといいます。Medical Xpressの記事です。健康長寿ネットによると、B12はアサリやシジミ、ノリ、レバーなどに多く含まれます。

  • 白内障手術を受けた高齢者、認知症リスク30%低く

    2021-12-16

    白内障手術を受けると、脳の健康に思わぬメリットがあるようです。米国の研究チームが、白内障または緑内障と診断された認知症のない高齢者3038人を調査。白内障手術を受けた人は、10年以内に認知症を発症するリスクが30%低かったそうです。一方、緑内障手術を受けた人と受けていない人の間に認知症発症リスクの違いはみられなかったといいます。認知機能に関連する網膜の細胞が、白内障手術によって再活性化する可能性が指摘されています。ScienceAlertの記事です。

  • 航空宇宙エンジニアや脳外科医、一般の人より賢いわけではない?

    2021-12-16

    「ロケット科学者や脳外科医は賢い」とのイメージは本当なのでしょうか。英国の研究チームが、航空宇宙エンジニア329人と脳神経外科医72人を、一般集団1万8257人と比較。参加者に6分野の知能レベルを測定するテストを実施したといいます。航空宇宙エンジニアと一般集団の間には、有意な得点差はみられなかったそうです。脳神経外科医は、一般集団より問題を解決するのが速かったものの、記憶を呼び起こすのに時間がかかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • インフルに対するmRNAワクチン 第1相試験で有望な結果

    2021-12-14

    米モデルナ社が、mRNA技術を使ったインフルエンザに対する4価(A/H1N1、A/H3N3、B/山形、B/ビクトリア)ワクチンの臨床試験データを公表したそうです。180人を対象にした第1相試験で、安全性を確認。若者、高齢者ともに高レベルの抗体が誘導されたそうです。主に若者に、接種部位の痛みや頭痛などの副反応がみられたといいます。同社は500人規模の臨床試験をすでに開始。適切な用量の調査や既存のインフルワクチンとの比較が行われるようです。ScienceAlertの記事です。

  • オミクロン株へのワクチン効果 3回目接種がカギ/英の初期調査

    2021-12-14

    新型コロナウイルスのオミクロン株に対しては、ワクチン2回接種だけでは不十分かもしれません。英国の研究チームが、オミクロン株に感染した581人とデルタ株に感染した数千人のデータを分析。オミクロン株は、デルタ株に比べてワクチンの効果が低くなることが分かったそうです。3回目接種により、オミクロン株感染による発症を75%抑制できるといいます。この研究の対象になったのは、アストラゼネカ製とファイザー製のワクチンとのこと。BBCの記事です。

  • 米FDAが老眼改善薬として初承認 画期的な目薬「Vuity」発売へ

    2021-12-13

    老眼を一時的に改善する点眼薬「Vuity」が、米国でついに市場に出るそうです。米食品医薬品局(FDA)はこの薬を10月に承認。老眼の人がこの処方薬を1滴ずつ点眼すると、15分後には見えやすくなるといいます。効果は6~10時間持続。40~55歳の人に最も効果がみられ、65歳を超えると有効性が低くなるそうです。価格は30日分で約80ドル。今のところ保険適用外だといいます。臨床試験では、頭痛と目の充血の副作用が確認されたとのこと。CBS Newsの記事です。

  • NZ、若者のたばこ購入を生涯禁止へ 法制化目指す

    2021-12-13

    ニュージーランドが、若者のたばこ購入を禁止する法律を来年にも成立させる方針を示したそうです。法制化されれば、14歳以下の世代は生涯にわたりたばこを購入できなくなります。世界で最も厳しい水準の規制だといいます。専門家からはこの動きを歓迎する一方、闇市場の拡大を懸念する声も上がっているようです。政府はたばこの販売ができる場所を制限することも発表。たばこ販売の許可を持つ店は、現在の8000から500未満に減るそうです。BBCの記事です。

  • 脊髄損傷による麻痺に有効な新薬 マウスが再び歩けるように

    2021-12-13

    ナノファイバーを使った「超分子薬」で、脊髄を損傷したマウスが歩けるようになったようです。米国の研究チームが、神経再生を促す信号を送るペプチドを何十万も含んだ超極細ナノファイバーを開発。これをゲル状にして、脊椎の損傷から24時間経過したマウスの脊髄周辺組織に注入したところ、4週間後にはほとんど元通りに歩けるようになったそうです。ファイバー内の分子が激しく振動するよう設計されている点がカギだといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 禁煙による体重増加に腸内細菌叢が関連/マウスで確認

    2021-12-13

    禁煙した後に体重が増えるのはなぜなのでしょうか。定期的にたばこの煙にさらしたマウスは、ただ「禁煙」させるよりも、広域抗菌薬で腸内細菌叢を除去して「禁煙」させた方が体重増加が少ないことが判明。たばこの成分による腸内細菌叢の組成の変化が、代謝に影響を及ぼしているとのこと。ジメチルグリシンとアセチルグリシンという代謝産物が、体重増加に関与していることが分かったといいます。イスラエルのチームの成果が、Medical Xpressに紹介されています。

  • オンライン会議でのカメラ「オン」で、女性や新入社員に「Zoom疲れ」

    2021-12-09

    オンライン会議でwebカメラをオンにすると、疲労感が増して、会議への貢献度が低くなるかもしれません。米国の研究チームが、リモートで働く103人を対象に調査を実施。オンライン会議中にカメラをオンにすると、疲れを感じやすくなることが分かったそうです。疲れから、会議中のパフォーマンスが低下する可能性も指摘されたといいます。これらの傾向は、他人からの見られ方を気にしやすいと考えられる女性や新入社員に顕著だったとのこと。PsyPostの記事です。

  • ブドウ種子抽出物「PCC1」 マウスの老化を防ぎ、寿命を延ばす

    2021-12-09

    ブドウの種に含まれる「プロシアニジンC1(PCC1)」には、マウスの老化を防ぐ効果があるようです。米中の研究チームが、46種類の植物エキスの中からPCC1のアンチエイジング作用に着目。細胞を使った実験では、高用量のPCC1が、老化に関与する細胞のみを破壊することが分かりました。そこで、高齢マウスにPCC1を投与する実験を実施。平均で「寿命が9%」「余命が60%」延びたそうです。若いマウスにPCC1を投与すると、体力の改善がみられたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 体外受精の成功率、年齢とともに低下/豪

    2021-12-08

    赤ちゃんを望む人は体外受精(IVF)を先延ばしにするべきではないそうです。豪州の研究チームが、2016年に同国ビクトリア州でIVFを開始した女性数千人を20年まで追跡調査しました。1サイクルのIVFで無事に出産までたどり着いたのは、IVFを▽40歳で開始した人の13%▽30代半ばで開始した人の40%▽30歳以前に開始した人の43%――だったそうです。男性についても、年齢が1歳上がるごとにIVF成功率が約4%ずつ低下することが分かったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • ED治療薬「バイアグラ」、アルツハイマー病に有効な可能性

    2021-12-08

    勃起不全の治療薬「バイアグラ」や肺高血圧症の治療薬「レバチオ」で知られる「シルデナフィル」がアルツハイマー病(AD)の予防や治療に有効かもしれません。米国の研究チームが、1600以上の米食品医薬品局(FDA)承認薬の中からADに有効な薬を調査。シルデナフィルが最有力候補に挙がったそうです。次に、同国のデータベースから700万人のデータを分析。この薬を服用していた人は、そうでない人に比べてAD発症のリスクが69%低かったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 膵臓がんリスクを高める細菌を特定 膵嚢胞の調査で

    2021-12-07

    細菌が、膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)をはじめとする膵嚢胞のがん化リスクを高めるそうです。スウェーデンの研究チームが、膵嚢胞性腫瘍の手術を受けた患者29人の嚢胞を調査。嚢胞液内にいる生きた細菌の調査に初めて成功しました。通常は消化管にいるガンマプロテオバクテリア綱やバシラス綱の細菌が多く存在していることが分かったそうです。これらの細菌の一部が、がんにつながるDNA損傷を引き起こす可能性も示唆されたといいます。Medical Xpressの記事です。

  • オミクロン株、再感染リスク高い可能性/南ア研究

    2021-12-07

    新型コロナ感染歴のある人が新型コロナに再感染する可能性は、ベータ株やデルタ株に比べてオミクロン株の方が高いようです。南アフリカの研究チームが同国でコロナに感染した270万人のデータを分析。少なくとも2回感染した疑いのある人は3万5670人いました。サンプルの遺伝子解析結果などから、その多くがオミクロン株に再感染したとみられます。オミクロン株には、過去の感染による免疫を回避する能力があることが示唆されたといいます。CNNの記事です。

  • アルツハイマー病の治療薬候補「BACE1阻害薬」が膠芽腫に有効か

    2021-12-06

    アルツハイマー病治療薬の候補として設計されたBACE1阻害薬「ベルベセスタット(verubecestat)」で、膠芽腫の成長を抑制できるかもしれません。米国の研究チームが、ヒト由来の膠芽腫前臨床モデルをこの薬で治療。腫瘍の成長を「促進する」マクロファージが腫瘍の成長を「抑制する」マクロファージに再プログラミングされることが分かったそうです。結果として、グリオーマ(神経膠腫)幹細胞をはじめとする腫瘍細胞の破壊が進んだといいます。Medical Xpressの記事です。

  • アストラ製コロナワクチンによる血栓症の仕組み解明

    2021-12-06

    アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種後にまれにみられる血栓症は、どのようにして起こるのでしょうか。このワクチンはチンパンジーのアデノウイルスをベクターとして使用しています。低温電子顕微鏡でアデノウイルスを詳しく観察したところ、ウイルスの表面が血液中のタンパク質「血小板第4因子」とくっつきやすいことが判明。これが血栓症の「引き金」になると考えられるそうです。英米の研究チームの成果がBBCに紹介されています。

  • 母親の性感染症が早産リスクを高める 米の母子1400万組を調査

    2021-12-03

    米国では2016~19年に早産がわずかに増加したそうです。2013~18年には性感染症の患者も増加していることが分かっています。そこで同国の研究チームが母子1400万組のデータを分析し、この関係性を調査しました。妊娠32~36週で出産するリスクは、「性感染症に感染していない母親」と比べて、妊娠前または妊娠中に母親が▽クラミジアに感染していた場合は1.04倍▽淋病に感染していた場合は1.10倍▽梅毒に感染していた場合は1.17倍――だったそうです。CNNの記事です。

  • 米FDA、近くコロナ飲み薬を初承認か 諮問委が緊急使用許可を勧告

    2021-12-03

    米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は、メルク社が開発した新型コロナの飲み薬「モルヌピラビル」について、緊急使用許可を出すよう勧告したそうです。諮問委は13対10の僅差で今回の勧告を決定。発症から5日以内の重症化リスクの高い患者が対象で、入院や死亡のリスクを30%下げる可能性があるそうです。妊婦への使用については慎重な姿勢を示す委員もいたとのこと。FDAは勧告に従う義務はないものの、通常は従うことが多いといいます。ScienceAlertの記事です。

  • オミクロン株は感染力強い?デルタ株上回る可能性も

    2021-12-02

    新型コロナウイルス「オミクロン株」は分子的特徴から強い感染力を持つ可能性が指摘されています。実際、最初にこの新変異株が報告された南アフリカでは感染が急拡大。初期のデータでは、デルタ株より速いスピードで広がっている可能性が示されているそうです。しかし同じことが他の地域でも起こるとは限らないといいます。専門家は、オミクロン株がデルタ株を上回る「最強」の変異株になるかは、近いうちに明らかになるとみています。CNNの記事です。

  • オミクロン株患者は軽症?倦怠感や頭痛が主な症状/南ア医師

    2021-12-02

    新型コロナウイルス「オミクロン株」に感染するとどのような症状がみられるのでしょうか。最初に新変異株に気づいた南アフリカの医師によると、患者はほとんどが軽症。今のところ多くが40歳以下だそうです。主な症状として1~2日間続く強い倦怠感、その後頭痛や体の痛みがみられるといいます。喉のいがらっぽさや乾いた咳の症状がある患者も。専門家は、これらはあくまでも現時点までの初期症例に基づく情報である点を強調しています。CNNの記事です。

  • ワクチン各社、オミクロン株に対する有効性の調査開始

    2021-12-01

    新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」の感染拡大を受け、ワクチン各社が対応を始めているようです。モデルナ社は、数週間以内に既存ワクチンの有効性を確認。オミクロン株に特化したワクチンを製造する必要がある場合、提供開始は2022年初めになるとしています。ファイザー社は、2週間以内に既存ワクチンの有効性を調査するといいます。オミクロン株に対応した改良版ワクチンが必要な場合は100日以内に出荷可能だそうです。ScienceAlertの記事です。

  • WHOが新変異株を「オミクロン」と命名 2文字飛ばした理由は?

    2021-12-01

    WHO (世界保健機関)はコロナ変異株の名前にギリシャ文字を順番に使ってきました。今回南アフリカで見つかった変異株は、順番からいくと「ニュー(英語表記Nu)」と命名されるはずでした。しかし、2文字飛ばして「オミクロン」に。WHOは、ニューは「new」と混同しやすく、次の「クサイ(英語表記Xi)」は姓として使われているため避けたと説明しているそうです。中国の習近平国家主席の「習」が英語表記で「Xi」だから忖度したとの憶測も……。CNNの記事です。

  • ワクチンは効く?新型コロナ「オミクロン株」とは何か

    2021-11-30

    新たに見つかった新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」。WHO(世界保健機関)が11月26日に「懸念される変異株」に指定しました。全部で50カ所もの変異が確認されており、32カ所はウイルスが細胞に侵入する際に必要な「スパイクタンパク質」で見つかっているそうです。ワクチンはこのタンパク質を標的にしているため、専門家は既存のワクチンの効果が弱まる可能性について懸念を示しています。BBCの記事をマイナビDOCTORで紹介します。

  • 健康な男性に突如として起きたけいれん 脳の寄生虫が原因と判明

    2021-11-30

    3年前、米ボストンに住む38歳の健康な男性が、未明に突然けいれんを起こしたそうです。病院でさまざまな検査を行った結果、脳スキャン画像に3カ所の石灰化病変を発見。寄生虫「有鉤(こう)条虫」の幼虫によって形成される嚢胞で、男性は神経嚢虫症と診断されました。主に幼虫や卵を持つ豚肉を食べることで感染します。男性はこの疾患が多い中南米グアテマラから20年前に移住してきたそうです。米国の研究チームの成果が、ScienceAlertに紹介されています。

  • コロナワクチン、2回目接種から90日経過で効果が徐々に低下

    2021-11-29

    ファイザー製の新型コロナワクチンの2回目接種から90日が経過すると、ワクチン接種済みでも感染する「ブレイクスルー感染」のリスクが徐々に高まるようです。イスラエルの研究チームが、コロナ感染歴がなく、2回目接種から3週間以上経過後にPCR検査を受けた成人8万57人のデータを分析。感染リスクは、「2回目接種~90日未満」と比べて▽90~119日後は2.37倍▽120~149日後は2.66倍▽150~179日後と180日以上経過は2.82倍――だったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 腫瘍に薬剤を送達する魚型マイクロロボット

    2021-11-29

    魚やカニの形をしたマイクロロボットが、腫瘍に到達すると口やはさみを開いて薬剤を放出するという新たな技術が開発されたそうです。中国などの研究チームが、ヒドロゲルを使ってpHに反応するマイクロロボットを設計し、これを磁化。体外から磁石を使ってこのロボットを腫瘍まで誘導すると、腫瘍の酸性環境に刺激されて薬剤が放出されるそうです。これまでのところ、ペトリ皿内の人工血管を使った実験で成功が確認されているとのこと。Medgadgetの記事です。

  • 膵臓がんの初期兆候 喉の渇きと暗色尿を新たに追加

    2021-11-26

    膵臓がんの早期発見に役立つ初期兆候が明らかになったようです。英国の研究チームが、2000~17年に膵臓がんと診断された患者2万4236人のデータを分析。膵管腺がん(PDAC)の兆候として23の症状、膵神経内分泌腫瘍(PNEN)の兆候として9の症状が特定されたそうです。喉の渇きと暗色尿が、初めてPDACの初期兆候に追加されたといいます。ほとんどの症状は膵臓がんに特異的ではないものの、診断の1年前にはいくつかの症状を経験する可能性が高いとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 慢性骨髄性白血病治療薬「ダサチニブ」が糖尿病に有効か

    2021-11-26

    2型糖尿病の新たな治療薬候補が見つかったそうです。米国の研究チームが25年にわたる930万人分のデータを分析。慢性骨髄性白血病などの治療に使われる「ダサチニブ」には、2型糖尿病を持つ患者の血糖値を下げる効果があることが確認されたそうです。メトホルミンなどの一般的な糖尿病治療薬を服用した場合に匹敵するそうです。ダサチニブが老化細胞を標的とするセノリティック薬であることが関連している可能性があるといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 米研究施設で見つかった「天然痘」の小瓶、中身はワクチン用のウイルス

    2021-11-26

    先日米ペンシルバニア州のワクチン研究施設で見つかった「天然痘」と書かれた小瓶に関する続報です。米疾病対策センター(CDC)は、瓶の中に入っていたのは天然痘ワクチンに使われる「ワクシニアウイルス」だったと報告しました。天然痘を引き起こすバリオラウイルスが瓶の中に含まれているという証拠は見つからなかったそうです。ワクシニアウイルスはバリオラウイルスと同属です。天然痘ワクチンはワクシニアウイルスを弱毒化して作ります。CNNの記事です。

  • 栄養が多く配合された乳児用ミルク、学業成績にメリットなし

    2021-11-25

    栄養成分が強化されたミルクは認知発達に好影響をもたらすのでしょうか。英国の研究チームが、1993~2001年に同国の5カ所の病院で実施された栄養調整乳に関する七つのランダム化試験の結果を分析。対象者は計1763人だったそうです。2018年に、このうち1607人の11歳と16歳時における全国統一テスト(GCSE)の成績を調べたところ、通常のミルクを飲んだ子どもに比べ、栄養成分強化ミルクの子どもの成績が良くなるという証拠は見つからなかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病にも「効果あり」? がん治療薬2種を特定

    2021-11-25

    がん治療のための薬をアルツハイマー病(AD)治療に転用できるかもしれません。米国の研究チームが、若者や高齢者の病理解剖した脳を使って、ADの危険因子であるAPOE4 遺伝子に関連するタンパク質の変化を特定。既存薬の中で、慢性骨髄性白血病治療薬「ダサチニブ」と肝臓がんの実験薬がこのタンパク質に作用することが分かったそうです。さらに、この二つの薬は細胞培養の実験で、ADの原因とされるタンパク質の分泌や変化を抑えたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • コーヒーや紅茶の摂取、脳卒中や認知症リスク低下に関連

    2021-11-24

    コーヒーや紅茶を適度な量飲む人は、脳卒中や認知症のリスクが低くなるそうです。中国の研究チームが、英国バイオバンクのデータを使って50~74歳の健康な中高年36万人を10~14年間調査。1日に「コーヒーを2~3杯」「紅茶を3~5杯」「コーヒーと紅茶を計4~6杯」飲むと報告した人は、脳卒中や認知症を発症するリスクが最も低かったそうです。コーヒーや紅茶の摂取量については自己申告だったという点に注意が必要とのこと。CNNの記事です。

  • 新型コロナによる呼吸不全リスクが倍増? 英チームが関連遺伝子を特定

    2021-11-24

    新型コロナによる呼吸不全のリスクを倍増させる遺伝子が特定されたようです。英国の研究チームが、AIなどを使って全身の細胞の遺伝子データを解析し、明らかにしました。「LZTFL1」という遺伝子に「高リスク型」があり、この型を持っていると、新型コロナウイルスに対して肺や気道の細胞が取るべき適切な防御反応が妨げられる可能性があるのだそうです。南アジア系の人の60%、ヨーロッパ系の人の15%がこの遺伝子型を持っているといいます。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病ワクチンの臨床試験、ボストンの病院で開始

    2021-11-22

    アルツハイマー病の予防や進行抑制の効果が期待される経鼻ワクチンの第1相試験が始まるようです。米国のブリガム・アンド・ウィメンズ病院が、アルツハイマー病の初期症状がある60~85歳の高齢者16人を対象に治験を実施。ワクチンは1週間間隔で2回投与されるそうです。ワクチンには免疫系を刺激するプロトリンと呼ばれる物質が使われ、病気の原因と考えられているタンパク質アミロイドβを除去するように設計されているといいます。CBS Newsの記事です。

  • 「天然痘」と書かれた小瓶、米研究施設で見つかる

    2021-11-22

    米ペンシルバニア州にあるワクチン研究施設の冷凍庫で、「天然痘」と書かれた小瓶が5本見つかったそうです。冷凍庫を整理していた職員が偶然発見。瓶は冷凍された状態で、誰かが触れた形跡はなかったそうです。極めて危険なウイルスで、既に根絶した天然痘ウイルスのサンプル保管を許されているのは、アトランタにある米疾病対策センター(CDC)の研究所とロシアの研究所の2カ所のみです。米連邦捜査局(FBI)とCDCが詳細を調査中とのこと。Live Scienceの記事です。

  • モデルナ製コロナワクチン接種者の心筋炎 10万人に1人以下の割合

    2021-11-19

    モデルナ社が、同社の新型コロナワクチンを接種した人に心筋炎・心膜炎が起こる割合を調査したようです。同社のデータベースを使って、2億7500万回分の接種データを分析。1400件の心筋炎・心膜炎が確認されたそうです。ほとんどが米国や欧州からの報告で、78%が男性、61%が18~29歳だったといいます。症例が報告された割合は10万人あたり0.95例だったとのことです。ワクチンのメリットが心筋炎・心膜炎のリスクを上回ると結論付けられています。News-Medical.Netの記事です。

  • HIV感染女性が治療なしで完治か 世界で2例目

    2021-11-19

    HIV感染者の女性が、特別な治療を受けずに治癒したようです。アルゼンチンに住むこの女性は、2013年にHIV-1に感染していることが判明。治療は、妊娠中(2019~20年)に通常の抗レトロウイルス療法を受けたのみ。診断から8年たった現在、体内から複製可能なウイルスは見つからなかったそうです。このようなケースは世界で2例目。HIV感染については他に、幹細胞移植で治癒した人が世界に2人います。ブエノスアイレス大学などによる報告がScienceAlertに紹介されています。

  • 抗うつ薬SSRI、コロナによる死亡リスクを低減する可能性

    2021-11-19

    抗うつ薬を飲んでいる人は、新型コロナで死亡するリスクが低くなるかもしれません。米国の研究チームが、昨年同国で新型コロナに感染した患者8万3584人のデータを分析。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を飲んでいた人の死亡率が14.6%だったのに対し、そうでない人は16.3%だったそうです。SSRIは、ウイルスが細胞に感染する際に必要な酸性スフィンゴミエリナーゼ(ASM)という酵素を阻害する作用があり、感染抑制につながる可能性があるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • コロナワクチン3回目接種 40歳以上の人に対象を拡大/英

    2021-11-19

    英国で40~49歳の全ての人が新たに新型コロナワクチン3回目接種の対象になるそうです。英国では50歳以上の人や重症化リスクの高い人、医療従事者などを対象に既に3回目接種を開始。これまでに1260万人が3回目のワクチンを接種したそうです。今回のブースター接種はファイザー製かモデルナ製が対象で、2回目の接種から6カ月以上経過していることが条件だといいます。3回目接種により、コロナへの感染リスクは93%以上減少するとのこと。BBCの記事です。

  • 「腸内細菌が自閉症を引き起こす」は間違い

    2021-11-18

    「腸内細菌叢の組成が自閉症を引き起こす」との説が覆されたかもしれません。豪州の研究チームが、自閉スペクトラム症の子ども99人と、その兄弟51人を含む非自閉症児148人の便から微生物のDNAを調査。総じて腸内細菌叢と自閉症の関連を示す証拠は見つからなかったそうです。代わりに、自閉症児は偏食の傾向が強いことが判明したといいます。偏食の結果、腸内細菌の種類が少なくなり、便がゆるくなる可能性も示唆されたとのことです。ScienceAlertの記事です。

  • 好きな音楽を繰り返し聞くことで、初期アルツハイマー病が改善

    2021-11-18

    個人的に思い入れのある音楽を聞くと、アルツハイマー病患者の脳の性質に有益な効果がもたらされるようです。カナダの研究チームが、認知機能低下の初期段階にある14人を調査。このうち6人は音楽家だったそうです。3週間にわたって、1日1時間それぞれにとってなじみ深い音楽を聞いてもらったところ、特に思考などを担う前頭前野の神経経路に構造的・機能的変化が確認されたといいます。全参加者で認知機能の改善がみられたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • コロナ関連プラスチックごみ、すでに2.8万トンが海へ

    2021-11-17

    新型コロナウイルス感染拡大が、海洋環境に深刻な影響を及ぼす懸念があるようです。米中の研究者によると、コロナ下でマスクや手袋などのプラスチックごみが急増。2021年8月半ばまでに193カ国で計920万トンのコロナ関連プラスチックごみが排出されたそうです。その87.4%は病院からのもの。8月23日時点で、すでに2万8550トンが海へ流出したと推定されるといいます。発展途上国における医療プラスチックごみの廃棄方法の改善が必要とのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 母乳にコロナ中和抗体 ワクチン接種や感染歴ある母親から検出

    2021-11-17

    母乳から新型コロナウイルスに対する中和抗体が見つかったそうです。米国の研究チームが、コロナの感染歴がある母親47人、mRNAワクチンを接種済みの母親30人を調査。感染歴のある母親の母乳からはIgA抗体、ワクチン接種済みの母親の母乳からはIgG抗体が多く検出されたそうです。抗体は共に新型コロナウイルスを中和する作用があったといいます。ただし研究者は「母乳を飲んだ子どもに保護効果がもたらされるかは未確認」と強調しています。Medical Xpressの記事です。

  • 男性医師は男性外科医を好む?外科医紹介の際に男女格差/カナダ

    2021-11-15

    男性医師は患者に、女性の外科医を紹介したがらない傾向があるようです。カナダの研究チームが、同国オンタリオ州で1997~2016年に、医師が患者に外科医を紹介した際のデータ4000万件を分析。紹介を受けた外科医は5660人で、このうち男性の割合は77.5%だったそうです。それにも関わらず、患者に男性外科医を紹介した割合は「男性医師で87%」「女性医師で79%」だったといいます。男性医師が女性外科医に偏見を持っている可能性が示唆されたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • はしかが新たな脅威に コロナ下、2200万人がワクチン未接種

    2021-11-15

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界的にはしか流行の脅威が高まっているそうです。米疾病対策センター(CDC)は、コロナ下で2200万人以上の乳児が1回目のはしかワクチンを未接種だと指摘しています。2019年と比べて300万人増えたといいます。20年のはしか発生数に増加はみられなかったものの、今後の大流行が懸念されるそうです。コロナの影響でおろそかになっている定期予防接種を強化する対策が必要とのこと。CNNに紹介されています。

  • 2022年、注射器が最大20億本不足する恐れ WHOが警告

    2021-11-12

    世界的に注射器が不足し、各種ワクチン接種ができなくなる懸念があるそうです。世界保健機関(WHO)は、2022年に予防接種用の注射器が最大20億本不足する恐れがあると警告。新型コロナワクチンの接種が進むにつれて、注射器の供給が追いつかなくなるといいます。これまでにコロナワクチンは世界で72億5000万回以上接種されており、この数は定期予防接種の2倍に上るそうです。WHOは必要な注射器の量を計画的に確保するよう各国に要請したとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 注目のがん治療薬の標的「SHP2」 阻害すると逆にがん悪化か

    2021-11-12

    近年、脱リン酸化酵素「SHP2」を標的とした薬の開発が注目されています。しかし、この方法はがん治療においては逆効果になる可能性があるようです。米国の研究チームが、遺伝子操作したマウスを使ってSHP2が肝細胞がんの成長を促進することを確認。ただし、SHP2を肝細胞から除去すると、がん遺伝子「Myc」ががんの成長を劇的に加速させることも分かったそうです。SHP2を阻害することで、予期せぬ複雑な免疫抑制環境が引き起こされたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • HPVワクチンで子宮頸がんリスクが87%減少 英の大規模調査

    2021-11-12

    ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンが、子宮頸がんリスクを大幅に減少させることを示す報告です。英国の研究チームが、同国における2006~19年のがん登録データを調査。12~13歳でHPVワクチンを接種した人は、そうでない人に比べて子宮頸がん発症リスクが87%低かったそうです。14~16歳で接種した人は、同リスクが62%低かったとのこと。調査対象になった女性は2価ワクチン「サーバリックス」を接種した世代だといいます。CNNの記事です。

  • 用量や副反応は?専門家に聞く「子どものコロナワクチン接種」

    2021-11-11

    米国でファイザー製新型コロナワクチンの5~11歳向け接種が始まる中、よくある質問に専門家が答えています。5~11歳の子どもは、通常の1/3の量を大人同様21日以上の間隔をあけて2回接種します。接種部位の痛みや頭痛、倦怠感、発熱などの副反応が起こることもありますが、大人と比べてそのリスクは低いといいます。若者にまれにみられる心筋炎の副反応は、臨床試験では確認されませんでした。感染歴のある子どもも接種すべきだそうです。CNNの記事です。

  • ファイザーのコロナ経口薬、高リスク患者の入院・死亡を9割低減

    2021-11-11

    米ファイザー社の新型コロナ経口薬「パクスロビド」が、高リスク成人患者の入院・死亡リスクを89%減らしたそうです。ウイルスの複製に必要な酵素の働きを阻害する薬です。重症化リスクの高い新型コロナ患者1,219人を対象にした臨床試験の中間結果が公表されました。発症から3日以内にこの薬を投与された患者で入院が必要になったのは0.8%で、死者はいなかったそうです。一方、プラセボを投与された患者は7%が入院し、7人が死亡したとのこと。BBCの記事です。

  • 子どもの新型コロナ後遺症 ほとんどが12週間以内に回復か

    2021-10-04

    子どもにおける新型コロナの後遺症は大人ほど長引かないかもしれません。豪州の研究チームが、計19,426人の子どもを対象にしたコロナ後遺症に関する14研究を分析。後遺症の症状が12週間を超えて持続するという証拠はほとんど見つからなかったといいます。感染の4~12週間後に報告された症状は、頭痛、疲労、睡眠障害、集中力低下、腹痛でした。ただ、生活の変化の影響と区別が難しく、さらなる研究が必要だそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 米Grail社のがんを早期発見する血液検査 英で14万人規模の臨床試験へ

    2021-10-04

    米国のGrail 社が開発したがんを早期発見する血液検査「Galleri」の臨床試験が英国で始まるようです。Galleriは早期発見が難しい膵臓がんや肺がん、胃がんなどを含む多種のがんの初期兆候を調べる検査です。腫瘍から血液中に漏れ出る遺伝情報の断片があり、その化学変化を見つけるのだそうです。米国ではすでに使用されているといいます。英国では、ランダム化比較試験に参加するボランティア140,000 人を募集する予定とのこと。BBCの記事です。

  • スタチンが潰瘍性大腸炎に有効か データ分析で判明

    2021-10-04

    血中コレステロール値を下げる薬「スタチン」が潰瘍性大腸炎に有効かもしれません。米国の研究チームが潰瘍性大腸炎に有効な既存薬を調査。スタチンが候補に挙がったそうです。次に同国の電子カルテを分析したところ、スタチンを服用している潰瘍性大腸炎患者は切除手術を受ける割合が50%低かったとのこと。研究者によると、潰瘍性大腸炎患者の3割は抗炎症薬が効かず、大腸の切除手術を受けているといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 2mの距離だけでは不十分 屋内のエアロゾル対策には換気が不可欠

    2021-10-04

    屋内で新型コロナウイルスのエアロゾル感染を防ぐには、身体的距離の確保だけでは不十分だそうです。米国の研究チームが、コロナウイルスを運ぶことができる、人間の呼吸器から発生する1~10マイクロメートルのエアロゾルの流れを調べました。マスクなしの感染者が屋内で会話をすると、ウイルスを含む粒子が1分以内に2m離れた相手まで届くことが判明。この傾向は換気が不十分な部屋で顕著だったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 自由な時間が多すぎても、幸福度が低くなることが判明

    2021-09-30

    自由な時間が増えれば増えるほど、人の幸福度は高まるのでしょうか。米国の研究チームが同国で21,736 人分のデータを分析。幸福度は、1日の自由時間が2時間程度までは高まるのですが、そこからは横ばいになり、5時間を超えると低下することが分かったそうです。別の6000人以上を対象にしたオンライン調査では、自由時間が多い環境でテレビを見るなどの非生産的な活動をすると、幸福度が下がる傾向にあったとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • インフルワクチン、新型コロナ感染リスクを抑制する可能性

    2021-09-30

    インフルエンザワクチンで新型コロナの感染リスクが低減されるかもしれません。研究者らがオランダのある病院で医療従事者を対象に調査を実施しました。新型コロナ感染拡大の第2波において、4価インフルエンザワクチンを接種した人と、接種しなかった人の新型コロナ感染率を比べたのです。感染率は接種者が2%だったのに対し、未接種者は3.9%。インフルエンザワクチンの接種がリスクを50%下げていたそうです。News-Medicalの記事です。

  • アルツハイマー病患者の脳に蓄積するアミロイドβ、血中リポタンパク質から漏出か

    2021-09-30

    アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβが脳に蓄積する経路が判明したそうです。豪州の研究チームは、アミロイドβが脂質とタンパク質の複合体「リポタンパク質」として脳外で作られることに着目。肝臓でヒトアミロイドのリポタンパク質を作るよう遺伝子操作したマウスを調べたところ、脳に炎症が起こり脳細胞が死んだそうです。アミロイドβが血中リポタンパク質から脳内に漏れ出している可能性があるとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • ストレスの多い人、高血圧や心血管イベントリスク高く

    2021-09-30

    強いストレスは、すぐに症状が出なくても、後の高血圧や心血管イベントリスクを高めるようです。京都大学が48~87歳で血圧が正常な多民族の成人412人を10年以上調査。尿中のストレスホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン、ドパミン、コルチゾール)レベルの合計値が倍増すると、高血圧リスクが21~31%高くなることが判明したそうです。また、コルチゾールの倍増で心血管イベントリスクが90%上昇したとのこと。CNNの記事です。

  • 米デューク大学、心停止ドナーからの小児心臓移植に成功

    2021-09-29

    米デューク大学が心停止後臓器提供(DCD)による小児心臓移植に成功したそうです。患者は14歳の女性で経過は良好。一般的に心臓は、脳死したドナー(臓器提供者)から摘出され、レシピエント(移植を受ける患者)に移されます。今回は食品医薬品局(FDA)から許可を得て、心停止後のドナーに対し、脳死した成人ドナーの心臓の動きを維持するための技術が活用されたそうです。この技術を使っての小児DCD移植は全米初とのこと。News-Medicalの記事です。

  • 目の悪い子どもに眼鏡を与えると、学力が向上する

    2021-09-29

    「ちゃんと見える」と、子どもの学力はアップするようです。米国の研究チームが、同国の小学3年~中学1年の子ども2,304人を3年間調査。視力検査の結果に基づいて適切な眼鏡を与えられた子どもは、1年後のリーディングや算数の得点が改善されたそうです。特に、成績下位や特別支援教育を受けている子どもで、改善が顕著だったとのこと。研究者は「眼鏡をかけることは2~4カ月の追加教育に相当する」とみています。EurekAlert!の記事です。

  • 脇の下の汗からコロナを検出する携帯型装置 タイで試験

    2021-09-29

    タイのバンコクの市場で、脇の下の汗から新型コロナウイルスを検出する携帯型装置の試験が行われたそうです。同国の研究チームが開発したこの装置は、コロナ患者の汗に含まれる細菌が生み出す特殊なにおいを検知。綿棒を脇の下に15分間挟み、その汗を分析装置で調べるといいます。市場の店員を対象に行った試験では、95%の精度だったとのことです。ただし、研究内容の発表や査読はまだ行われていないようです。Medical Xpressの記事です。

  • ピーナッツ摂取で、脳卒中や循環器疾患リスクが低下/日本で調査

    2021-09-29

    ピーナッツを多く摂取する人は、脳卒中や循環器疾患のリスクが低くなるようです。大阪大学や国立がん研究センターなどの研究チームが、国内に住む45~74歳の成人74,000人を15年間追跡。3,599人が脳卒中を発症し、849人が虚血性心疾患を発症しました。分析の結果、ピーナッツを多く摂取する人は、摂取しない人に比べて▽脳梗塞リスクが20%▽全脳卒中リスクが16%▽循環器疾患リスクが13%――それぞれ低いことが分かったそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 細菌に強く、光線療法の電源を搭載したスマート歯科インプラント

    2021-09-28

    高性能な最新のスマート歯科インプラントが紹介されています。このインプラントは、細菌を寄せ付けないようにするためにチタン酸バリウムナノ粒子を使用しています。また、自然な口の動きから電力が生み出され、歯肉組織を健康に保つための光線療法を行う技術も搭載しているそうです。5~10年で交換しなくてはならない既存のインプラントに比べ耐久性にも優れているといいます。米国の研究チームの成果が、Medgadgetに紹介されています。

  • オフィス内の空気質が、従業員の認知機能や生産性に影響

    2021-09-28

    オフィス内の空気の質は、生産性にも影響を与えるのだそうです。米国の研究チームが、世界6カ国で週3回以上内勤のある18~65歳の会社員計300人を1年間調査。アプリを使い、色を識別したり算数の問題を解いたりする認知テストを実施し、オフィス内の空気の質との関係を調べました。その結果、微小粒子状物質PM2.5や二酸化炭素(CO2)レベルが上昇すると、認知テストにおける反応速度や正確性に悪影響がみられたそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 加齢黄斑変性などの眼疾患、認知症リスク上昇に関連

    2021-09-28

    眼疾患は認知症リスクを高めるようです。研究者らが英国の55~73歳の12,364人のデータを分析。眼疾患のない人に比べて、加齢黄斑変性の人は26%▽白内障の人は11%▽糖尿病関連眼疾患の人は61%――それぞれ認知症リスクが高かったそうです。緑内障の人は血管性認知症リスクのみ上昇したとのこと。眼疾患に加え、心疾患、脳卒中、糖尿病、うつ病を併発していると、どちらか片方だけを発症しているよりもリスクが高いそうです。EurekAlert!の記事です。

  • 人は面白いと感じると、陰謀論を信じやすくなります

    2021-09-28

    人はなぜ、陰謀論を信じるのでしょうか。オランダの研究チームが英国や米国で5つの調査を実施したそうです。同じ事柄を扱った二つの記事を使い、取り上げ方や文体が読み手に与える印象の違いなどを調査しました。その結果、人は刺激的で注目度抜群の話だと感じるほど、陰謀論を信じやすくなることが分かったそうです。センセーショナルな表現のニュースは、陰謀論を信じる人を増やす危険性があるとのこと。PsyPostの記事です。

  • 洗って繰り返し使える布マスク、1年後も機能衰えず

    2021-09-27

    「再利用している布マスク、まだ捨てないで」。米国の研究者がそう呼び掛けています。米国の研究チームが2層構造の綿布を最大52回(週1回洗濯した場合の年間回数に相当)、洗濯・乾燥しました。布の線維がバラバラになりましたが、ろ過効率に影響はみられなかったようです。ただし、サージカルマスクに比べて保護効果が低いことも事実。サージカルマスクの上に布マスクを重ねると高い保護効果が得られるとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 青年期に重篤な感染症を患うと、のちの多発性硬化症リスクが上昇

    2021-09-27

    多発性硬化症(MS)の発症リスクは青年期にかかった感染症と関係があるそうです。スウェーデンと英国の研究チームが、青年期に脳や脊髄の感染症を患った人は後のMSリスクが180%高くなることを発見。また、呼吸器感染症で入院したティーンエージャーは、同リスクが51%高かったとのこと。なお、これまでの研究で、思春期に脳しんとうを起こしたり肺炎にかかったりすると、MSリスクが上がることが分かっているといいます。News-Medicalの記事です。

  • AIを使って緑内障をスクリーニングする新システム 精度は97%

    2021-09-27

    シンガポールの研究チームが、人工知能(AI)を使って緑内障の診断を行う新たなシステムを開発したそうです。このシステムは、網膜のさまざまな角度の画像を組み合わせて3次元の「ステレオ眼底画像」作成し、それを分析するアルゴリズムを使用。これによって、緑内障の視神経と正常な視神経を識別するといいます。実験の結果、診断の精度は97%だったそうです。医療アクセスが乏しい地域での活用が期待されるとのこと。News-Medicalの記事です。

  • マインドコントロールを行うカルトに関する10の誤った認識

    2021-09-27

    マインドコントロールを行うカルトにまつわる誤解が挙げられています。記事は、カルト信者は一見普通に見えることが多いため、「マインドコントロールは存在しない」と考える人がいるが、それは誤りだと指摘。マインドコントロールは自律的な意思決定能力を奪ってしまうため、「大人だから干渉すべきでない」というのも間違いだといいます。「知的だからからカルトにはまらない」なども誤った認識とのこと。Psychology Todayの記事です。

  • 米国で医学部への出願が急増 海外の医大に目を向ける受験生も

    2021-09-26

    米国で医学部への出願が急増しているそうです。直近の医学部の志願倍率はスタンフォード大学が122倍超、ボストン大学が109倍超。米国全体では、2020年の出願件数が前年比18%増加したといいます。02~20年で出願数は60%近く増加していますが、医学部の新設が進まないため、実際に在籍した学生は35%しか増えていないそうです。こうした状況から、海外、特にカリブ海地域の医学部に目を向ける受験生も多くなっているとのこと。Forbesの記事です。

  • 多発性硬化症とうつ病の併発、早期死亡リスクを高める可能性

    2021-09-26

    多発性硬化症(MS)とうつ病は併発することが多く、両方を発症した人は早期死亡リスクが高まるようです。英国の研究チームがMS患者12,251人と非MS患者72,572人を調査。研究開始時点で、MS患者の21%、非MS患者の9%がうつ病を発症していたといいます。うつ病のあるMS患者は、MSもうつ病も発症していない人に比べて10年間で死亡するリスクが5倍高かったそうです。うつ病のないMS患者は、同リスクが4倍高かったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • ニコチン含有電子タバコ、血栓増加や血管拡張能低下に関連

    2021-09-24

    ニコチンを含有する電子タバコは、血液や血管に悪影響を及ぼすそうです。スウェーデンの研究チームが18~45歳の健康な喫煙者22人を調査。ニコチン含有電子タバコを吸うと、15分後には血栓が23%増加し、血管も一時的に狭くなったそうです。ニコチン非含有電子タバコでは、同様の影響は確認されなかったとのこと。研究者は「長期的に使用すると心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性がある」と注意を呼び掛けています。EurekAlert!の記事です。

  • 免疫介在性炎症性疾患を持つ人、新型コロナ重症化リスク高く

    2021-09-24

    関節リウマチやクローン病、乾癬などの免疫介在性炎症性疾患(IMID)患者は、新型コロナの重症化リスクが高くなるようです。英国の研究チームが18~110歳の成人17,672,065人のデータを分析。1,163,438人がIMIDを持っており、17%が炎症性関節疾患、17%が炎症性腸疾患、66%が炎症性皮膚疾患でした。IMID患者は一般集団に比べて、コロナによる▽死亡リスクが23%▽集中治療を要するリスクが24%▽入院リスクが32%――それぞれ高かったそうです。News-Medicalの記事です。

  • ヒトも注意が必要? 山火事の煙にさらされたアカゲザルは流産率が高い

    2021-09-23

    山火事の煙と流産の関係について、気になる研究結果が報告されています。米国の研究チームが2018年11月にカリフォルニア州で起きた山火事の影響を調査。この時期に妊娠初期だったアカゲザル45匹のうち、無事に出産したのは37匹(82%)だったそうです。通常は86~93%が無事に出産までたどり着くとのこと。アカゲザルはヒトの妊娠に関する有用な動物モデルと考えられています。妊婦はなるべく煙を避けた方がよさそうです。ScienceDailyの記事です。

  • 食物アレルギー患者の7割が経口免疫療法に関する知識なく/米

    2021-09-22

    食物アレルギーの治療として、原因となる食べ物を少しずつ摂取して症状が出ないようにする「経口免疫療法(OIT)」が注目されています。米食品医薬品局(FDA)は2020年、4~17歳のピーナッツアレルギー患者に対する治療薬として、ピーナッツ粉を原料とした薬を承認しました。しかし、米国の研究チームが、全50州から集めた食物アレルギー患者781人を対象に調査を実施したところ、72%がOITのことを知らなかったそうです。ScienceDailyに紹介されています。

  • 高レベルの大気汚染に暴露した子ども、肥満や喘息リスク高く/印

    2021-09-21

    大気汚染が子どもの健康に与える悪影響が、また明らかになりました。インドの研究チームが同国の子ども3,157人を調査。比較的空気がきれいな地域に住む子どもの16.4%が太り過ぎだったのに対し、大気汚染が深刻とされるデリーでは太り過ぎの子どもが39.8%に上ったそうです。研究者は、大気中の汚染物質によって内分泌系が異常をきたすことが肥満につながると説明します。また、デリーの子どもは喘息リスクも高かったとのこと。BBCの記事です。

  • 3人に1人は他人のそわそわが気になる「ミソキネシア」と判明

    2021-09-21

    他人が無心に手や足をそわそわ動かしているのを見て、強い不快感を持ったり激しい怒りが沸き起こったりする人はいませんか。これは「ミソキネシア」と呼ばれる心理現象だそうです。カナダの研究チームが4,100人を調査したところ、3人に1人が、他人の動きに過敏であると報告したといいます。そういった人は、そわそわ動いている人を見ると無意識に共感し、一緒にネガティブな感情になっている可能性があるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 依存症や問題行動に関連する600の遺伝子座を同定 150万人を調査

    2021-09-20

    過去最大規模の調査で、「自己調整」に関連する遺伝子座が600近く同定されたそうです。米国などの研究チームがヨーロッパ系の150万人分のデータを分析。アルコールやオピオイドへの依存、行動障害などに関連する579の遺伝子座を特定したそうです。これを基に、さまざまな遺伝的リスクを予測するスコアも構築したといいます。リスクを抱えていることが分かれば、早期介入や予防プログラムの実施が可能になるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 脳卒中後の失読、損傷した脳領域に応じて2つのパターンが存在

    2021-09-20

    脳卒中後の「失読」について、有効なリハビリ方法が見つかるかもしれません。米国の研究チームが、脳卒中既往歴のある人30人とそうでない人37人の読む能力とMRI脳画像を分析。失読には脳の損傷領域に応じて2パターンあることが判明したそうです。左前頭葉を含む脳卒中は単語を発音することに問題が生じ、左側頭葉と頭頂葉を含む場合は単語を発音することに加えて単語全体の認識力にも問題が生じていたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • コロナ感染歴、再感染に対してワクチンと同等の保護効果

    2021-09-20

    新型コロナウイルスに感染したことがある人は、再感染リスクが低いそうです。研究者らが、新型コロナの再感染に関して言及している全ての研究を対象に系統的レビューを実施。コロナへの感染歴が再感染に対して、ワクチンと同等あるいはそれ以上の保護効果をもたらすとの結論に達したそうです。具体的には、感染歴のある人は再感染のリスクが90%減少し、予防効果は10カ月間持続することが分かったとのことです。News-Medicalの記事です。

  • 子ども時代に親が喫煙していた女性、関節リウマチリスク高く

    2021-09-19

    親の喫煙が子どもに与える悪影響が、また一つ明らかになりました。子ども時代に親が喫煙していた女性は、成人後に血清陽性の関節リウマチ(RA)を発症するリスクが高くなるそうです。米国の研究チームが35~52歳の女性90,923人を中央値で27.7年間追跡。子ども時代に親が喫煙者だった人は血清陽性のRA発症リスクが75%高かったといいます。また、後に本人が喫煙者になるとこのリスクはさらに上昇することも分かったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • コロナワクチンを拒否する人の割合とその理由/米

    2021-09-17

    米国で新型コロナワクチンの接種に否定的な立場を取る人について、その割合と理由がさまざまな角度から分析されています。カイザー・ファミリー財団の全国調査によると、若者(18~29歳)の21%が「ワクチンを接種しない」と回答。女性より男性、民主党支持者より共和党支持者の方がワクチンに否定的な人が多いそうです。財団は、新型コロナで死亡している人の98%が、ワクチン接種を拒否した人たちだったとの推計も出しています。Forbesの記事です。

  • 緑の多い地域に住む人、心血管疾患リスク低く

    2021-09-17

    緑の多い地域に住む人は心血管疾患を発症しにくいようです。米国の研究チームが65歳以上の高齢者243,558人を5年間調査。緑の多い地域に住み続けた人は、緑の少ない地域に住み続けた人に比べて心血管疾患の発症リスクが16%低かったそうです。5年間で周囲の緑が増えた人もリスクが低くなったといいます。要因としては、大気汚染や騒音から守られていること、屋外での運動量が多くなることなどが考えられるようです。News-Medicalの記事です。

  • 塩の代わりに「低ナトリウム塩」を使うと、脳卒中リスク低下

    2021-09-16

    料理で使う塩を「低ナトリウム塩」に換えると、脳卒中のリスクを下げるようです。豪州の研究チームが中国の農村で、脳卒中既往歴がある人または60歳以上で高血圧の成人20,995 人を平均4.74年間調査。半数には低ナトリウム塩(塩化ナトリウム75%、塩化カリウム25%)を使ってもらい、別の半数には通常の塩を使ってもらいました。低ナトリウム塩を使った人は通常の塩を使った人に比べて脳卒中を発症するリスクが低かったそうです。ScienceDailyの記事です。

  • つらい片頭痛を和らげるカギはサケ?マグロ?

    2021-09-14

    脂肪が多い魚を食べると片頭痛が和らぐかもしれません。片頭痛を緩和するには、日ごろの食生活で植物油を控え、魚に含まれる脂肪を多く取ると効果的ということが、米国内の研究で分かりました。実験には、複数の頭痛薬を服用していながら、1日に5時間以上の片頭痛が月平均で16日以上ある成人182人が参加。植物油を控え、脂肪の多い魚を多く食べた患者は、他の患者に比べ、頭痛を感じる時間が30~40%減ったといいます。「Medical Xpres」の記事です。

  • 新型コロナ治療の新たな武器は「ウンコ」?

    2021-09-14

    糞便移植療法が、新型コロナの治療に有効かもしれません。新型コロナに感染している19歳と80歳のポーランド人の男性が、クロストリジウム・ディフィシル腸炎を治療するために糞便移植をしました。2人はそれぞれ、コロナの重症化リスクを高める要因である免疫不全と肺炎を患っていましたが、症状が悪化することはなく数日で熱は治まり、再発もしなかったといいます。研究者は、糞便移植がコロナに対する免疫を強化する可能性があるとみています。「ScienceAlert」の記事です。

  • 飲酒習慣が若者の動脈硬化を促進

    2021-09-14

    若い時の飲酒は動脈硬化を促進するようです。英国の研究チームが、若者1,655人を対象に17歳と24歳時点の飲酒・喫煙習慣と動脈硬化の進行を調査。飲酒量が多い人ほど、この期間内に動脈硬化が進行したそうです。喫煙に関しては、1日に10本以上タバコを吸う女性にのみ有意な関連が認められたとのこと。動脈硬化は心臓病や脳卒中につながる可能性があります。研究者は若い時の行動に注意するよう呼び掛けています。EurekAlert!の記事です。

  • 「超加工食品」を多く摂取する人、心血管疾患リスク高く

    2021-09-14

    インスタント麺やスナック菓子などの「超加工食品」をたくさん食べる人は、心血管疾患になりやすいようです。ギリシャの研究チームが、平均年齢45歳の心血管疾患のない成人2,020人を10年間調査。超加工食品の摂取が週に1回増えるごとに、10年以内に心血管疾患を発症するリスクが10%増加することが分かったそうです。超加工食品の例としては、再構成肉や甘い炭酸飲料、大量生産のパンなども挙げられています。Medical Xpressに紹介されています。

  • 今冬インフルとコロナの同時流行に警戒 「早めのワクチン接種を」/米

    2021-09-13

    米国でインフルエンザと新型コロナの同時流行に対する警戒が高まっているようです。昨冬インフルエンザは流行しませんでしたが、今冬は学校が再開していることなどから感染拡大が懸念されています。専門家は、マスクの着用、手指衛生、旅行の制限などでウイルスのまん延を防ぐよう呼び掛けています。また、米疾病対策センター(CDC)は10月末までにインフルエンザワクチンを接種するよう提言しているそうです。CNNの記事です。

  • 1日8時間以上座っている人、脳卒中リスク高く

    2021-09-13

    1日8時間以上座って過ごしている人は注意が必要です。カナダの研究チームが、40歳以上で脳卒中既往歴のない143,000人を平均9.4年間調査。座っている時間が1日8時間以上で身体活動をあまりしない人は、座っている時間が4時間未満で10分以上運動をする人に比べて脳卒中リスクが7倍高かったそうです。報告された脳卒中は2965件で、動脈が詰まって脳に十分な血液が届かなくなる虚血性脳卒中が9割を占めたとのこと。CNNの記事です。

  • 妊娠中の肥満、子どもの成人後の大腸がんリスク上昇に関連

    2021-09-13

    母親が妊娠中に太っていると、子どもの大腸がんリスクが高まるようです。研究者らが米国の母子18,000組を抽出し、子どもを60年にわたり追跡。母親が妊娠中に「太り過ぎ(BMI25~29.9)」「肥満(BMI30以上)」だった子どもは、母親が「正常(BMI18.5~24.9)」「痩せ気味(BMI18.5未満)」だった子どもに比べて成人後の大腸がんリスクが倍増したそうです。胎内で受け取った栄養素やさらされたホルモンの量がリスクと関係している可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • コロナには効かない?イベルメクチンについて知っておくべきこと

    2021-09-12

    新型コロナに対する効果を巡り物議を醸している抗寄生虫薬「イベルメクチン」について、注意点がまとめられています。この薬はヒトや家畜の寄生虫症治療に使われ、コロナへの有効性を示す科学的証拠は不十分です。米疾病対策センター(CDC)によると、過剰摂取によって神経障害やけいれんなどの有害事象が起こることがあり、死亡する危険もあります。米国や豪州はコロナ治療薬としての使用に警鐘を鳴らしているそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 低中所得国で有用 安価でシンプルなコロナ患者用呼吸補助装置

    2021-09-10

    英国の研究チームが、新型コロナ患者の治療に使う呼吸補助装置を開発したそうです。この装置の製造にかかる費用は150ポンド(約22,700円)と安価。電子機器の冷却ファンを使って空気の流れを作る簡単な仕組みです。酸素ボンベや酸素供給システムの使えない低中所得国での活用が期待されています。10人の健康な人に対する試験では有害事象は報告されず、患者を対象にした治験が9月にウガンダで実施される予定とのこと。EurekAlert!の記事です。

  • 妊娠中の抗精神病薬服用、出産や子どもへの悪影響認められず

    2021-09-10

    妊娠中に抗精神病薬を服用しても、出産や子どもに悪影響はないようです。英国のチームが香港で出産した数十万人を15年以上追跡。妊娠中の抗精神病薬服用と、子どもが自閉症スペクトラム(ASD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)などを持つリスクの間に関連性は認められなかったそうです。早産や赤ちゃんの低体重との関連性を示す証拠も得られなかったとのこと。研究者は「抗精神病薬による治療を中止すべきではない」としています。ScienceAlertの記事です。

  • ミュー株とは?WHOが「注目すべき変異株」に位置付け

    2021-09-09

    世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株」に位置付けた新型コロナウイルス「ミュー株」についての情報です。ミュー株は2021年1月にコロンビアで最初に発見され、8月下旬までに39カ国で確認されているそうです。ウイルスが細胞に侵入する時に使うスパイクタンパク質に変異を起こしている可能性があるといいます。ワクチンはスパイクタンパク質を標的にしているので、ワクチンの効果の低下が懸念されているとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • サラミや生ハムが原因?米複数州でサルモネラ菌食中毒が発生

    2021-09-09

    米国の複数州でサルモネラ菌による食中毒が発生したようです。米疾病対策センター(CDC)によると、8月26日現在で患者は合わせて36人。2種類のサルモネラ菌株が検出されたそうです。患者は発症前にサラミや生ハムなどの加工肉製品を食べていたことが分かっています。CDCは「原因が特定されるまで、これらの食品は内部が約74℃になるまで加熱して食べるように」と注意を呼びかけています。CNNの記事です。

  • ファイザー製コロナワクチンの安全性を実世界でも確認/最大規模の調査

    2021-09-08

    ファイザー製の新型コロナワクチンの安全性を裏付ける研究結果が出たようです。イスラエルなどの研究チームが同国の数百万人分の健康記録を分析。ワクチン接種後の有害事象については、心筋炎、リンパ節の腫れ、虫垂炎、帯状疱疹のリスクが上昇することが分かりました。一方で未接種者がコロナに感染すると、心膜炎や肺塞栓症、脳卒中などのリスクが大幅に上がることが明らかになったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ヒトミルクオリゴ糖、B群連鎖球菌の感染を抑制/マウスで確認

    2021-09-07

    母乳中に多く含まれるヒトミルクオリゴ糖(HMO)がB群溶血性連鎖球菌(GBS)感染の抑制に有効かもしれません。GBSは膣などの常在菌で、出産の時に赤ちゃんに感染して重大な病気を引き起こすことがあります。米国の研究チームが、HMOが胎盤免疫細胞などのGBS増殖を阻害することを発見したそうです。また、妊娠中のGBS感染マウスをHMOで治療したところ、生殖器の5カ所でGBS感染が有意に抑制されたとのこと。News-Medicalの記事です。

  • 貧困層の子ども、特定の大脳皮質下領域の体積小さく

    2021-09-07

    幼少期を貧困の中で過ごすと、脳の発達が妨げられるようです。米国の研究チームが、3~5歳の子ども216人を17年間調査。未就学時代に貧困状態にあった子どもは、情報伝達に関わる皮質下領域、記憶や学習に関わる海馬、感覚情報の中継点となる視床などの体積が小さく、その後もあまり大きくならなかったそうです。これが認知機能の低さや行動面での問題につながる可能性があるとのこと。News-Medicalの記事です。

  • 生殖期間延長も可能?女性の生殖寿命に影響する300の遺伝子を特定

    2021-09-06

    女性の生殖可能年齢に影響を与える遺伝子が新たに見つかったそうです。国際的な研究チームが何十万人もの女性のデータを分析。これまで、生殖可能年齢に関連する遺伝子変異は56個が知られていました。今回の新発見で計290個が特定されたことになるといいます。さらに、「CHEK2遺伝子を不活性化」または「CHEK1遺伝子を過剰発現」させると、マウスの生殖可能期間が25%延長することも新たに分かったそうです。ScienceDailyの記事です。

  • ジカウイルス関連の小頭症、脳内のNAD減少が原因か/マウスで確認

    2021-09-06

    ジカウイルス(ZIKV)感染症に関連する新生児小頭症の原因が判明したようです。治療法開発につながるかもしれません。中国の研究チームが、ZIKVに感染させたマウスの脳内で、エネルギー産生に関わる物質「ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)」のレベルが劇的に低下していることを発見。子どものZIKV感染マウスにNADを注射で投与したところ、神経細胞死を抑え、脳重量の減少を防ぐことができたそうです。Medical Xpressの記事です。

  • がんワクチンで、リンチ症候群マウスの生存率が改善

    2021-09-05

    がんワクチンで、遺伝性大腸がん「リンチ症候群」のマウスの生存率を改善させることに成功したそうです。米国などの研究チームが、リンチ症候群モデルマウスを使って、ワクチンの標的にすべきネオアンチゲン(がん細胞に発現するタンパク質)4種を同定。この4種のネオアンチゲンを組み入れたワクチンをモデルマウスに投与したところ、強力な免疫反応が誘導され、生存率が改善したそうです。News-Medicalの記事です。

  • 脳卒中生存者、1日30分歩くと早期死亡リスクが半減

    2021-09-05

    脳卒中患者にとって運動は、早期死亡リスクを下げるための有効な手段になるようです。カナダの研究チームが、脳卒中既往歴のある895人(平均72歳)と既往歴のない人97,805人(平均63歳)を平均4.5年間調査。脳卒中後に週3~4時間(1日約30分)のウォーキングに相当する運動を行った人は、そうでない人に比べて全死因死亡リスクが54%低かったそうです。週6~7時間の運動はさらに効果があるとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 回復期血漿療法、コロナ外来患者の症状悪化を防ぐ効果なく

    2021-09-03

    新型コロナから回復した人の血漿を使う回復期血漿療法は、軽症の「コロナ外来患者」の症状悪化を防ぐことはできないようです。米国の研究チームがコロナ感染後1週間以内に軽症で外来を受診した患者511人を調査。患者はみな肥満や高血圧、糖尿病、心臓病などがあり、重症化リスクの高い人々です。回復期血漿で治療をした群もそうでない群も、症状が悪化した人の割合は変わらなかったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • ADHDの子どもの9割に成人後も何らかの症状が残存

    2021-09-03

    注意欠陥多動性障害(ADHD)の人の約半数は、大人になると症状がなくなると考えられてきました。しかし実態は全く違うようです。米国などの研究チームがADHDの子ども558人を8歳から25歳まで調査。このうち90%が大人になっても何らかのADHD症状を経験していたといいます。ほとんどの場合、症状の断続的な寛解期間があるとのこと。再発時に自分に合った対処法を持っていないと、悪化する可能性があるそうです。News-Medicalの記事です。

  • 抗凝固薬ヘパリン、新型コロナ中等症患者の生存率を改善

    2021-09-02

    抗凝固薬「ヘパリン」が新型コロナの中等症患者の治療に有効かもしれません。米国などの研究チームが、新型コロナで入院している中等症患者2,200人を調査。ヘパリンで治療された患者は、通常の治療を受けた患者と比べ、挿管などを行うことなく回復して退院する可能性が4%高かったそうです。ただし別の研究で、重症患者にはヘパリン治療は効果がないことが明らかになっているようです。ScienceDailyに紹介されています。

  • タンパク質ラクトフェリンが新型コロナ感染を防ぐ可能性

    2021-09-02

    新型コロナに有効な化合物が見つかったようです。米国の研究チームが、米食品医薬品局(FDA)の承認済みの化合物1,400種類について調査しました。それらの化合物が、コロナウイルスに感染したヒト細胞にどのような影響を与えるのかをAIを使って画像分析しました。その結果、栄養補助食品「ラクトフェリン」が感染を防ぐのに有効であることが分かったそうです。近く臨床試験を実施予定とのこと。Medical Xpressの記事です。

  • モデルナ社のHIVに対するmRNAワクチン、第1相臨床試験開始

    2021-09-01

    モデルナ社がヒト免疫不全ウイルス(HIV)ワクチンの第1相臨床試験を開始したようです。この治験はHIVに感染していない18~50歳の健康な成人56人が対象です。10カ月間かけて、安全性と基本的な免疫反応を確認するそうです。このワクチンは、同社の新型コロナワクチンで成功を収めているmRNAの技術を利用しているとのこと。HIVのmRNAワクチンについてヒトで臨床試験を行うのは、世界で初めてです。ScienceAlertの記事です。

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