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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • 健康な男性に突如として起きたけいれん 脳の寄生虫が原因と判明

    2021-11-30

    3年前、米ボストンに住む38歳の健康な男性が、未明に突然けいれんを起こしたそうです。病院でさまざまな検査を行った結果、脳スキャン画像に3カ所の石灰化病変を発見。寄生虫「有鉤(こう)条虫」の幼虫によって形成される嚢胞で、男性は神経嚢虫症と診断されました。主に幼虫や卵を持つ豚肉を食べることで感染します。男性はこの疾患が多い中南米グアテマラから20年前に移住してきたそうです。米国の研究チームの成果が、ScienceAlertに紹介されています。

  • ワクチンは効く?新型コロナ「オミクロン株」とは何か

    2021-11-30

    新たに見つかった新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」。WHO(世界保健機関)が11月26日に「懸念される変異株」に指定しました。全部で50カ所もの変異が確認されており、32カ所はウイルスが細胞に侵入する際に必要な「スパイクタンパク質」で見つかっているそうです。ワクチンはこのタンパク質を標的にしているため、専門家は既存のワクチンの効果が弱まる可能性について懸念を示しています。BBCの記事をマイナビDOCTORで紹介します。

  • コロナワクチン、2回目接種から90日経過で効果が徐々に低下

    2021-11-29

    ファイザー製の新型コロナワクチンの2回目接種から90日が経過すると、ワクチン接種済みでも感染する「ブレイクスルー感染」のリスクが徐々に高まるようです。イスラエルの研究チームが、コロナ感染歴がなく、2回目接種から3週間以上経過後にPCR検査を受けた成人8万57人のデータを分析。感染リスクは、「2回目接種~90日未満」と比べて▽90~119日後は2.37倍▽120~149日後は2.66倍▽150~179日後と180日以上経過は2.82倍――だったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 腫瘍に薬剤を送達する魚型マイクロロボット

    2021-11-29

    魚やカニの形をしたマイクロロボットが、腫瘍に到達すると口やはさみを開いて薬剤を放出するという新たな技術が開発されたそうです。中国などの研究チームが、ヒドロゲルを使ってpHに反応するマイクロロボットを設計し、これを磁化。体外から磁石を使ってこのロボットを腫瘍まで誘導すると、腫瘍の酸性環境に刺激されて薬剤が放出されるそうです。これまでのところ、ペトリ皿内の人工血管を使った実験で成功が確認されているとのこと。Medgadgetの記事です。

  • 膵臓がんの初期兆候 喉の渇きと暗色尿を新たに追加

    2021-11-26

    膵臓がんの早期発見に役立つ初期兆候が明らかになったようです。英国の研究チームが、2000~17年に膵臓がんと診断された患者2万4236人のデータを分析。膵管腺がん(PDAC)の兆候として23の症状、膵神経内分泌腫瘍(PNEN)の兆候として9の症状が特定されたそうです。喉の渇きと暗色尿が、初めてPDACの初期兆候に追加されたといいます。ほとんどの症状は膵臓がんに特異的ではないものの、診断の1年前にはいくつかの症状を経験する可能性が高いとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 慢性骨髄性白血病治療薬「ダサチニブ」が糖尿病に有効か

    2021-11-26

    2型糖尿病の新たな治療薬候補が見つかったそうです。米国の研究チームが25年にわたる930万人分のデータを分析。慢性骨髄性白血病などの治療に使われる「ダサチニブ」には、2型糖尿病を持つ患者の血糖値を下げる効果があることが確認されたそうです。メトホルミンなどの一般的な糖尿病治療薬を服用した場合に匹敵するそうです。ダサチニブが老化細胞を標的とするセノリティック薬であることが関連している可能性があるといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 米研究施設で見つかった「天然痘」の小瓶、中身はワクチン用のウイルス

    2021-11-26

    先日米ペンシルバニア州のワクチン研究施設で見つかった「天然痘」と書かれた小瓶に関する続報です。米疾病対策センター(CDC)は、瓶の中に入っていたのは天然痘ワクチンに使われる「ワクシニアウイルス」だったと報告しました。天然痘を引き起こすバリオラウイルスが瓶の中に含まれているという証拠は見つからなかったそうです。ワクシニアウイルスはバリオラウイルスと同属です。天然痘ワクチンはワクシニアウイルスを弱毒化して作ります。CNNの記事です。

  • 栄養が多く配合された乳児用ミルク、学業成績にメリットなし

    2021-11-25

    栄養成分が強化されたミルクは認知発達に好影響をもたらすのでしょうか。英国の研究チームが、1993~2001年に同国の5カ所の病院で実施された栄養調整乳に関する七つのランダム化試験の結果を分析。対象者は計1763人だったそうです。2018年に、このうち1607人の11歳と16歳時における全国統一テスト(GCSE)の成績を調べたところ、通常のミルクを飲んだ子どもに比べ、栄養成分強化ミルクの子どもの成績が良くなるという証拠は見つからなかったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病にも「効果あり」? がん治療薬2種を特定

    2021-11-25

    がん治療のための薬をアルツハイマー病(AD)治療に転用できるかもしれません。米国の研究チームが、若者や高齢者の病理解剖した脳を使って、ADの危険因子であるAPOE4 遺伝子に関連するタンパク質の変化を特定。既存薬の中で、慢性骨髄性白血病治療薬「ダサチニブ」と肝臓がんの実験薬がこのタンパク質に作用することが分かったそうです。さらに、この二つの薬は細胞培養の実験で、ADの原因とされるタンパク質の分泌や変化を抑えたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • コーヒーや紅茶の摂取、脳卒中や認知症リスク低下に関連

    2021-11-24

    コーヒーや紅茶を適度な量飲む人は、脳卒中や認知症のリスクが低くなるそうです。中国の研究チームが、英国バイオバンクのデータを使って50~74歳の健康な中高年36万人を10~14年間調査。1日に「コーヒーを2~3杯」「紅茶を3~5杯」「コーヒーと紅茶を計4~6杯」飲むと報告した人は、脳卒中や認知症を発症するリスクが最も低かったそうです。コーヒーや紅茶の摂取量については自己申告だったという点に注意が必要とのこと。CNNの記事です。

  • 新型コロナによる呼吸不全リスクが倍増? 英チームが関連遺伝子を特定

    2021-11-24

    新型コロナによる呼吸不全のリスクを倍増させる遺伝子が特定されたようです。英国の研究チームが、AIなどを使って全身の細胞の遺伝子データを解析し、明らかにしました。「LZTFL1」という遺伝子に「高リスク型」があり、この型を持っていると、新型コロナウイルスに対して肺や気道の細胞が取るべき適切な防御反応が妨げられる可能性があるのだそうです。南アジア系の人の60%、ヨーロッパ系の人の15%がこの遺伝子型を持っているといいます。Medical Xpressの記事です。

  • アルツハイマー病ワクチンの臨床試験、ボストンの病院で開始

    2021-11-22

    アルツハイマー病の予防や進行抑制の効果が期待される経鼻ワクチンの第1相試験が始まるようです。米国のブリガム・アンド・ウィメンズ病院が、アルツハイマー病の初期症状がある60~85歳の高齢者16人を対象に治験を実施。ワクチンは1週間間隔で2回投与されるそうです。ワクチンには免疫系を刺激するプロトリンと呼ばれる物質が使われ、病気の原因と考えられているタンパク質アミロイドβを除去するように設計されているといいます。CBS Newsの記事です。

  • 「天然痘」と書かれた小瓶、米研究施設で見つかる

    2021-11-22

    米ペンシルバニア州にあるワクチン研究施設の冷凍庫で、「天然痘」と書かれた小瓶が5本見つかったそうです。冷凍庫を整理していた職員が偶然発見。瓶は冷凍された状態で、誰かが触れた形跡はなかったそうです。極めて危険なウイルスで、既に根絶した天然痘ウイルスのサンプル保管を許されているのは、アトランタにある米疾病対策センター(CDC)の研究所とロシアの研究所の2カ所のみです。米連邦捜査局(FBI)とCDCが詳細を調査中とのこと。Live Scienceの記事です。

  • HIV感染女性が治療なしで完治か 世界で2例目

    2021-11-19

    HIV感染者の女性が、特別な治療を受けずに治癒したようです。アルゼンチンに住むこの女性は、2013年にHIV-1に感染していることが判明。治療は、妊娠中(2019~20年)に通常の抗レトロウイルス療法を受けたのみ。診断から8年たった現在、体内から複製可能なウイルスは見つからなかったそうです。このようなケースは世界で2例目。HIV感染については他に、幹細胞移植で治癒した人が世界に2人います。ブエノスアイレス大学などによる報告がScienceAlertに紹介されています。

  • コロナワクチン3回目接種 40歳以上の人に対象を拡大/英

    2021-11-19

    英国で40~49歳の全ての人が新たに新型コロナワクチン3回目接種の対象になるそうです。英国では50歳以上の人や重症化リスクの高い人、医療従事者などを対象に既に3回目接種を開始。これまでに1260万人が3回目のワクチンを接種したそうです。今回のブースター接種はファイザー製かモデルナ製が対象で、2回目の接種から6カ月以上経過していることが条件だといいます。3回目接種により、コロナへの感染リスクは93%以上減少するとのこと。BBCの記事です。

  • 抗うつ薬SSRI、コロナによる死亡リスクを低減する可能性

    2021-11-19

    抗うつ薬を飲んでいる人は、新型コロナで死亡するリスクが低くなるかもしれません。米国の研究チームが、昨年同国で新型コロナに感染した患者8万3584人のデータを分析。選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を飲んでいた人の死亡率が14.6%だったのに対し、そうでない人は16.3%だったそうです。SSRIは、ウイルスが細胞に感染する際に必要な酸性スフィンゴミエリナーゼ(ASM)という酵素を阻害する作用があり、感染抑制につながる可能性があるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • モデルナ製コロナワクチン接種者の心筋炎 10万人に1人以下の割合

    2021-11-19

    モデルナ社が、同社の新型コロナワクチンを接種した人に心筋炎・心膜炎が起こる割合を調査したようです。同社のデータベースを使って、2億7500万回分の接種データを分析。1400件の心筋炎・心膜炎が確認されたそうです。ほとんどが米国や欧州からの報告で、78%が男性、61%が18~29歳だったといいます。症例が報告された割合は10万人あたり0.95例だったとのことです。ワクチンのメリットが心筋炎・心膜炎のリスクを上回ると結論付けられています。News-Medical.Netの記事です。

  • 「腸内細菌が自閉症を引き起こす」は間違い

    2021-11-18

    「腸内細菌叢の組成が自閉症を引き起こす」との説が覆されたかもしれません。豪州の研究チームが、自閉スペクトラム症の子ども99人と、その兄弟51人を含む非自閉症児148人の便から微生物のDNAを調査。総じて腸内細菌叢と自閉症の関連を示す証拠は見つからなかったそうです。代わりに、自閉症児は偏食の傾向が強いことが判明したといいます。偏食の結果、腸内細菌の種類が少なくなり、便がゆるくなる可能性も示唆されたとのことです。ScienceAlertの記事です。

  • 好きな音楽を繰り返し聞くことで、初期アルツハイマー病が改善

    2021-11-18

    個人的に思い入れのある音楽を聞くと、アルツハイマー病患者の脳の性質に有益な効果がもたらされるようです。カナダの研究チームが、認知機能低下の初期段階にある14人を調査。このうち6人は音楽家だったそうです。3週間にわたって、1日1時間それぞれにとってなじみ深い音楽を聞いてもらったところ、特に思考などを担う前頭前野の神経経路に構造的・機能的変化が確認されたといいます。全参加者で認知機能の改善がみられたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • コロナ関連プラスチックごみ、すでに2.8万トンが海へ

    2021-11-17

    新型コロナウイルス感染拡大が、海洋環境に深刻な影響を及ぼす懸念があるようです。米中の研究者によると、コロナ下でマスクや手袋などのプラスチックごみが急増。2021年8月半ばまでに193カ国で計920万トンのコロナ関連プラスチックごみが排出されたそうです。その87.4%は病院からのもの。8月23日時点で、すでに2万8550トンが海へ流出したと推定されるといいます。発展途上国における医療プラスチックごみの廃棄方法の改善が必要とのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 母乳にコロナ中和抗体 ワクチン接種や感染歴ある母親から検出

    2021-11-17

    母乳から新型コロナウイルスに対する中和抗体が見つかったそうです。米国の研究チームが、コロナの感染歴がある母親47人、mRNAワクチンを接種済みの母親30人を調査。感染歴のある母親の母乳からはIgA抗体、ワクチン接種済みの母親の母乳からはIgG抗体が多く検出されたそうです。抗体は共に新型コロナウイルスを中和する作用があったといいます。ただし研究者は「母乳を飲んだ子どもに保護効果がもたらされるかは未確認」と強調しています。Medical Xpressの記事です。

  • 男性医師は男性外科医を好む?外科医紹介の際に男女格差/カナダ

    2021-11-15

    男性医師は患者に、女性の外科医を紹介したがらない傾向があるようです。カナダの研究チームが、同国オンタリオ州で1997~2016年に、医師が患者に外科医を紹介した際のデータ4000万件を分析。紹介を受けた外科医は5660人で、このうち男性の割合は77.5%だったそうです。それにも関わらず、患者に男性外科医を紹介した割合は「男性医師で87%」「女性医師で79%」だったといいます。男性医師が女性外科医に偏見を持っている可能性が示唆されたとのこと。EurekAlert!の記事です。

  • はしかが新たな脅威に コロナ下、2200万人がワクチン未接種

    2021-11-15

    新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界的にはしか流行の脅威が高まっているそうです。米疾病対策センター(CDC)は、コロナ下で2200万人以上の乳児が1回目のはしかワクチンを未接種だと指摘しています。2019年と比べて300万人増えたといいます。20年のはしか発生数に増加はみられなかったものの、今後の大流行が懸念されるそうです。コロナの影響でおろそかになっている定期予防接種を強化する対策が必要とのこと。CNNに紹介されています。

  • 2022年、注射器が最大20億本不足する恐れ WHOが警告

    2021-11-12

    世界的に注射器が不足し、各種ワクチン接種ができなくなる懸念があるそうです。世界保健機関(WHO)は、2022年に予防接種用の注射器が最大20億本不足する恐れがあると警告。新型コロナワクチンの接種が進むにつれて、注射器の供給が追いつかなくなるといいます。これまでにコロナワクチンは世界で72億5000万回以上接種されており、この数は定期予防接種の2倍に上るそうです。WHOは必要な注射器の量を計画的に確保するよう各国に要請したとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 注目のがん治療薬の標的「SHP2」 阻害すると逆にがん悪化か

    2021-11-12

    近年、脱リン酸化酵素「SHP2」を標的とした薬の開発が注目されています。しかし、この方法はがん治療においては逆効果になる可能性があるようです。米国の研究チームが、遺伝子操作したマウスを使ってSHP2が肝細胞がんの成長を促進することを確認。ただし、SHP2を肝細胞から除去すると、がん遺伝子「Myc」ががんの成長を劇的に加速させることも分かったそうです。SHP2を阻害することで、予期せぬ複雑な免疫抑制環境が引き起こされたとのこと。News-Medical.Netの記事です。

  • HPVワクチンで子宮頸がんリスクが87%減少 英の大規模調査

    2021-11-12

    ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンが、子宮頸がんリスクを大幅に減少させることを示す報告です。英国の研究チームが、同国における2006~19年のがん登録データを調査。12~13歳でHPVワクチンを接種した人は、そうでない人に比べて子宮頸がん発症リスクが87%低かったそうです。14~16歳で接種した人は、同リスクが62%低かったとのこと。調査対象になった女性は2価ワクチン「サーバリックス」を接種した世代だといいます。CNNの記事です。

  • 用量や副反応は?専門家に聞く「子どものコロナワクチン接種」

    2021-11-11

    米国でファイザー製新型コロナワクチンの5~11歳向け接種が始まる中、よくある質問に専門家が答えています。5~11歳の子どもは、通常の1/3の量を大人同様21日以上の間隔をあけて2回接種します。接種部位の痛みや頭痛、倦怠感、発熱などの副反応が起こることもありますが、大人と比べてそのリスクは低いといいます。若者にまれにみられる心筋炎の副反応は、臨床試験では確認されませんでした。感染歴のある子どもも接種すべきだそうです。CNNの記事です。

  • ファイザーのコロナ経口薬、高リスク患者の入院・死亡を9割低減

    2021-11-11

    米ファイザー社の新型コロナ経口薬「パクスロビド」が、高リスク成人患者の入院・死亡リスクを89%減らしたそうです。ウイルスの複製に必要な酵素の働きを阻害する薬です。重症化リスクの高い新型コロナ患者1,219人を対象にした臨床試験の中間結果が公表されました。発症から3日以内にこの薬を投与された患者で入院が必要になったのは0.8%で、死者はいなかったそうです。一方、プラセボを投与された患者は7%が入院し、7人が死亡したとのこと。BBCの記事です。

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