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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • アルツハイマー病のイライラや不安は脳の炎症が原因か

    2023-11-30

    アルツハイマー病(AD)患者によく見られる怒りっぽさや興奮、不安、抑うつなどの精神神経症状は、脳内の神経炎症に起因するようです。米国の研究チームが高齢者109人について、神経炎症、ADに関連するタンパク質のアミロイドβとタウのレベルを脳画像から測定し、精神神経症状の重症度と比較。その結果、脳の免疫細胞である「ミクログリア」の活性が、さまざまな精神症状に最も強く関連していることが分かったといいます。アミロイドβやタウのレベルも関連がありますが、神経炎症による影響が大きいと考えられるそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 健康で長生きしたければ、あるアミノ酸を控えるといい?

    2023-11-30

    卵や乳製品、大豆、肉などに含まれる必須アミノ酸「イソロイシン」の摂取を控えれば、寿命が延びるかもしれません。米国のチームが生後6カ月(ヒトの30歳に相当)のマウスについて、①20種類のアミノ酸を含む餌②20種類のアミノ酸の量を2/3に減らした餌③イソロイシンの量を2/3に減らした餌――を与えた3群で比較したといいます。その結果、①に比べて③のマウスの生存期間はオスが33%、メスが7%、それぞれ延びたそうです。さらに③のマウスは、筋力や持久力、血糖値、脱毛などの健康に関するスコアも良好だったといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 生まれたての赤ちゃんは、母親の母語に反応する

    2023-11-29

    胎児がお腹の中で聞いた声や音は、脳の神経発達に影響を与えている可能性があるそうです。イタリアなどの研究チームが、新生児33人とその母親を調査しました。母親はみなフランス語が母語だったそうです。寝ている新生児に、同じ絵本をさまざまな言語で読んだ音声を聞かせ、脳波を測ったといいます。その結果、フランス語で絵本を読んでいる音声を聞かせると、他の言語に比べて言語知覚や言語処理に関連する脳活動が増加したそうです。また、脳の神経反応についても、フランス語を聞いている時がもっとも強かったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 本物の医師と同じレベルの医学文書を作成する生成AI

    2023-11-29

    人工知能(AI)は症例記録まで書けてしまうそうです。米国の研究チームが、生成AI「ChatGPT」に似た機能をもつ「GatorTronGPT」に820億の医学用語を含む2770億語を学習させ、医師が書いたような文章を作成できるよう訓練したといいます。そして、本物の医師が書いた症例記録とこのAIが書いた症例記録を医師2人に評価してもらったそうです。その結果、人間とAIのどちらが書いた文章かを正確に特定できる確率は、たった49%だったといいます。AIが医療従事者の文書作成作業をサポートしてくれる時代が来るかもしれません。Medical Xpressの記事です。

  • 腰痛の軽減に役立つ正しい枕の選び方

    2023-11-28

    背中や腰の痛みを軽減するには、どのような枕を選ぶといいのでしょうか。英国の専門家がポイントを解説しています。まず、首と背骨の自然なカーブを適切にサポートする枕を選ぶことが重要だそうです。頭の形にフィットする低反発枕や、高さ・硬さを調節できる枕が良いとのこと。特に腰痛がひどい場合には、横向きで寝る時に膝の間に抱き枕を挟むことも有効だといいます。古くなった枕はサポート力がなくなるため、数年に一度、新しいものに交換するのがおすすめだそうです。基本的にうつぶせ寝は避けたほうがいいとのこと。BBC Science Focusの記事です。

  • 新たな変異株か? 米で奇妙な「眼梅毒」のクラスター発生

    2023-11-28

    米疾病対策センター(CDC)は、梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマの新たな変異株が発生している可能性があるとの報告書を発表したそうです。2022年3~5月にかけて40~60歳の女性5人が梅毒の症状が目に現れる珍しい「眼梅毒」を発症し、医療機関を受診。女性たちはみな、同じ1人の男性を性交渉のパートナーとして挙げたといいます。この男性を調べたところ、症状のない潜伏梅毒だったそうです。ある1人と性交渉したことで眼梅毒のクラスター(感染者集団)が起こったという記録はなく、CDCは細菌の突然変異を懸念しているようです。Science Alertの記事です。

  • 中国で何が起きているのか 子どもの肺炎が急増

    2023-11-27

    中国北部で10月以降、子どもの呼吸器疾患や肺炎が急増しているそうです。世界保健機関(WHO)が中国に詳細なデータの提供を公式に求め、同国当局からは「通常とは異なる、または新規の病原体は検出されていない」との報告があったといいます。中国によると、新型コロナ対策の規制解除を背景に、細菌やRSウイルス、インフルエンザウイルスなどによる感染症の子どもの入院が増加しているとのこと。他国の専門家の反応は分かれており、中国の説明に理解を示す人もいれば、「新たな病気」を疑う人もいるようです。AP通信の記事です。

  • 麻酔薬ケタミン、PTSDやうつ症状に即効?

    2023-11-27

    投与からたった1日で心的外傷後ストレス障害(PTSD)やうつ病の症状が軽減する治療薬があるそうです。米国の研究チームが、中等~重度のPTSD患者259人が参加した六つの研究のデータを分析した結果です。麻酔薬「ケタミン」を注射で投与された人は、1日後と1週間後の両方の時点で症状が25%軽減したことが分かったそうです。ただし、4週間にわたり複数回投与を受けると、症状の軽減は12%にとどまったといいます。うつ症状の緩和にも、わずかながら有意な効果が認められたとのことです。The Conversationの記事です。

  • 体に刺すと柔らかくなる針 痛み少なく高い安全性

    2023-11-22

    薬剤を点滴で静脈内に投与するとき、現在はステンレスやプラスチックなどの硬い素材で出来た針を使っています。そのため、組織損傷や炎症を引き起こすことがあるといいます。韓国の研究チームが、患者の体に刺すと体温で柔らかくなる針を開発。この針は液体金属のガリウムで構成され、超軟性のシリコンで包んでいるそうです。組織を傷つけるリスクも針を刺した部位の痛みも軽減できるといいます。さらに、一度使うと柔らかい状態が維持されるため、針刺し事故や針の再利用を防ぐこともできるとのことです。Science Dailyの記事です。

  • 深く眠れないと急激に高まる認知症リスク 鍵は「徐波睡眠」

    2023-11-22

    睡眠周期の中で最も深い段階の「徐波睡眠」が、認知症リスクと関連しているそうです。徐波睡眠は脳波と心拍数、血圧が低下した最もくつろいだ状態で、1サイクル90分の睡眠の中で20~40分続くといいます。豪州などの研究チームが、平均5年の間隔をあけて睡眠検査を受けた非認知症の346人を17年にわたり調査。徐波睡眠は60歳以降に減少する傾向にあり、割合が年間1%減るだけで認知症発症リスクが27%高まる可能性が示されたといいます。アルツハイマー病に限ると、リスクは32%上昇したとのこと。Science Alertの記事です。

  • 「説得力のある」医療デマを作る生成AIの脅威

    2023-11-21

    文章や画像を自動作成する「生成AI」が医療分野の偽情報を拡散させる危険があるとして、専門科が早急な対応の必要性を訴えています。豪州の研究チームが、米新興企業オープンAI社の生成AI「GPT Playground」を使って、電子たばこやワクチンに関するデマを作成したそうです。その結果、たった65分で、誤解を招くデマのブログ記事が102本も生成されたといいます。さらにAIアバター技術などを使うと、専門家がワクチンに関するデマを広めている「説得力のある」フェイク動画が5分以内に完成したとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 高級な赤ワインほど頭痛を引き起こす?

    2023-11-21

    赤ワインを飲むと頭が痛くなりませんか? 米国の研究チームがその理由を解明したかもしれません。チームは赤ぶどうに含まれるポリフェノール(フラバノール)の一種「ケルセチン」に着目。アルコールを摂取すると体内で有害物質のアセトアルデヒドが発生し、頭痛などの原因になります。ケルセチンはアセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2」の働きを間接的に阻害することが明らかになったそうです。日光をたくさん浴びた赤ぶどうほどケルセチンを多く含むといい、高級な赤ワインの方が頭痛が起きやすくなる可能性があるとのこと。BBCの記事です。

  • 胎児は生まれる前から母親の腸内細菌に親しんでいる

    2023-11-20

    細胞から分泌される「細胞外小胞(EV)」と呼ばれるナノ粒子が、母親の腸内細菌叢と胎児をつなぐ鍵になるようです。EVにはタンパク質やDNA、RNAなどが含まれます。フィンランドなどの研究チームが、帝王切開で出産した母親25人を調査。母親の便から検出された腸内細菌由来のEVが、羊水に存在することが分かったそうです。EVは感染症を引き起こさないため、胎児が出生前に母親の腸内細菌に慣れ親しむことができるといいます。EVの羊水への移動が、胎児の免疫系の発達に重要な役割を果たす可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 2022年の麻疹による死者、世界で40%増加

    2023-11-20

    世界保健機関(WHO)と米疾病対策センター(CDC)は、2022年に世界の麻疹(はしか)の症例数や死者が急増したと発表しました。21年にはしかの大流行が起きたのは22カ国だったのに対し、22年は37カ国に増加。22年の感染者は20%近く増の900万人で、死者は40%以上増の13万6000人だったそうです。新型コロナのパンデミック以降、はしかワクチンの接種率が世界的に低下していることが影響したとみられています。特に低所得国のワクチン接種率は66%にとどまっているとのことです。AP通信の記事です。

  • 「孤独や孤立」は「差し迫った健康上の脅威」/WHO

    2023-11-17

    心身の健康に大きな悪影響を与える孤独や孤立が急増し、世界的に社会問題になっています。世界保健機関(WHO)は15日、この「差し迫った健康上の脅威」に対処するため、「社会的つながりを育む委員会」を新設すると発表しました。委員会は向こう3年間、人々の社会的つながりが深まるよう支援していく予定。社会的なつながりの欠如はメンタルヘルスへの影響はもちろん、早死に、免疫機能の低下、心血管疾患、脳卒中や認知症のリスク上昇との関係が指摘されています。CNNの記事です。

  • CRISPR遺伝子治療 英が世界に先駆け初承認

    2023-11-17

    英医薬品医療製品規制庁(MHRA)は、ゲノム編集技術「CRISPR」を使った治療法を世界で初めて承認したそうです。承認された「Casgevy(旧exa-cel)」は遺伝性血液疾患の「鎌状赤血球症」と「サラセミア」向けの治療法です。対象となるのは12歳以上の患者だといいます。患者本人の骨髄から取り出した幹細胞をゲノム編集し、その細胞を体に戻すことで、永久的な治療効果が期待できるそうです。Casgevyは現在、米食品医薬品局(FDA)でも審査されているとのことです。AP通信の記事です。

     

  • パキロビッド使用のコロナ患者、予想以上のリバウンド率

    2023-11-16

    新型コロナウイルス感染症治療薬「パキロビッド」を服用すると、感染後一度陰性になったにもかかわらず、再度陽性になる「リバウンド(再陽性)」現象が起きる可能性が予想以上に高いようです。米国の研究チームが、コロナ患者142人について調査を行ったそうです。その結果、パキロビッドを5日間服用した患者のうち、20.8%がリバウンドを経験したことが分かったといいます。一方、パキロビッドを服用しなかった患者でリバウンドを経験したのはわずか1.8%だったことが明らかになったそうです。ScienceDailyの記事です。

  • CAR-T細胞療法がヒトヘルペスウイルスを再活性化させる?

    2023-11-16

    患者自身のT細胞を遺伝子改変して体内に注入する「CAR-T細胞療法(キメラ抗原受容体T細胞療法)」で、子どもの頃に感染して潜伏していた「ヒトヘルペスウイルス6型 (HHV-6)」が再活性化する可能性があるそうです。米国の研究チームが、B細胞リンパ腫や白血病の治療でCAR-T細胞療法を受けた患者のデータを分析。患者の体に注入する前のCAR-T細胞からはHHV-6の転写産物は検出されなかったにもかかわらず、注入後の検体からはHHV-6が増殖したCAR-T細胞が見つかったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • トキソプラズマ感染が高齢者の心身の衰えに影響か

    2023-11-15

    生肉やネコの排泄物などからヒトに感染する寄生虫(原虫)「トキソプラズマ」が、加齢によって心身が衰える状態「フレイル」の一因かもしれません。米国などの研究チームが、65歳を超える高齢者601人の血液を分析したそうです。その結果、トキソプラズマに感染したことがある人の中で、この寄生虫への抗体価が高かった人は、フレイルの兆候を示す傾向が強いことが分かったそうです。トキソプラズマへの激しい免疫応答とフレイルに何らかの関係がある可能性が示されたといいます。Science Alertの記事です。

  • 実は「高血圧」ではないかもしれません

    2023-11-15

    血圧を測る際に、「両足が床につく椅子に座って背もたれにもたれ、測定する腕を心臓の高さにする」を守っているでしょうか。これは米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)のガイドラインが定めた姿勢です。米国の研究チームが成人150人を調査。高さが固定された診察台で血圧を測ると、ガイドラインに従って測定した場合に比べて平均で収縮期血圧が7mmHg、拡張期血圧が4.5mmHg高くなったそうです。不正確な測定値で、高血圧に誤分類される人が多くいる可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 疑っています? 塩分を控えることの降圧効果

    2023-11-14

    ティースプーン1杯分の塩分を控えるだけで、ほとんどの人の血圧が下がるかもしれません。米国の研究チームが、50~70代の中高年213人を調査。1週間にわたって1日のナトリウム摂取量を500mg(米国心臓協会は1500mg未満を推奨)に抑えると、通常の食事を取った場合に比べて収縮期血圧(上の血圧)が6mmHg低くなったそうです。全体として、塩分を控えた人の72%で収縮期血圧の低下がみられたといいます。この効果は、高血圧症の有無や服薬の有無と関係なく認められたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 肺移植を待つ男性の命を救ったのは「豊胸インプラント」

    2023-11-14

    薬剤耐性菌が肺に感染して重症化し、肺移植が必要になった男性(34)が、豊胸技術によって死の淵から生還したそうです。男性は重度の感染症のために、すぐには肺移植を受けられませんでした。米国の研究チームは、まず男性の両肺を切除。肺機能は機械で代替できるものの、肺移植が行われるまでの間、胸部に生じた空洞を何かで埋める必要がありました。そこでチームは豊胸に使われるインプラントを一時的にこの空洞に留置。2日後にはインプラントを取り除き、無事にドナーの肺を移植したそうです。ScienceAlertの記事です。

  • 減量薬「ウゴービ」が心血管疾患のリスクを低減か

    2023-11-13

    ノボ ノルディスク社の人気の肥満治療薬「Wegovy(ウゴービ)」(一般名セマグルチド)が、重篤な心血管疾患のリスクを下げる可能性があるそうです。米国の研究チームが、41カ国から心血管疾患の既往がある非糖尿病患者1万7500 人を集め、平均3年間の調査を実施。患者はみな45歳以上で、BMIは27以上だったそうです。通常の心血管疾患治療薬に加えてウゴービを週1回投与された人は、プラセボを追加された人に比べて心臓発作や脳卒中、心血管死のリスクが20%低くなったといいます。AP通信の記事です。

  • 幼児期の記憶を持ち続けることは可能

    2023-11-13

    ほとんどの人は幼児期のことを覚えていません。この「幼児期健忘」は予防できる可能性があるそうです。母親が妊娠中に感染症にかかったときに起こる免疫応答が、子どもの自閉症に関連することが知られています。アイルランドの研究チームが、妊娠中のマウスでこの免疫応答を誘発したところ、子マウスの記憶細胞がこれに影響を受け、幼児期健忘が防げることが明らかになったそうです。なお、幼児期の記憶は大人になっても保持されている可能性があることも分かったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 世界初の眼球移植 視力が戻る可能性も

    2023-11-13

    米ニューヨーク大学が、高圧電線事故で顔の左半分を大きく損傷した男性に、眼球と顔面の一部を移植していたことを発表したそうです。手術は5月27日に行われました。眼球全体を移植するのは世界初の試みだといいます。手術から5カ月経過した時点では左目に視力はないものの、角膜は正常で、網膜に血液が流れていることも確認されているそうです。神経の成長には時間がかかるため、移植した目の視神経が男性の脳と接続して、視力が戻る可能性も残されているといいます。USA TODAYの記事です。

  • 米FDAが新たな肥満治療薬を承認

    2023-11-10

    米食品医薬品局(FDA)は8日、米製薬大手イーライ・リリーの「Zepbound(ゼップバウンド)」(一般名・チルゼパチド)を肥満治療薬として承認したと発表しました。糖尿病治療薬として承認されている「Mounjaro(マンジャロ)」の新バージョンです。近年はマンジャロが肥満治療に適応外使用される例が増えていたそうです。同薬は肥満患者の体重を19~27kg減らす可能性があるといいます。その効果は、ノボノルディスク社の肥満治療薬ウゴービ(一般名・セマグルチド)を上回るとのこと。AP通信の記事です。

  • ワサビを食べると認知機能が改善する

    2023-11-09

    ワサビの成分「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)」が、高齢の人の記憶力向上に役立つようです。東北大学などの研究チームが、60歳以上の健康な72人を対象に12週間の調査を実施。1日1回ワサビの錠剤を飲んだ人は、プラセボ群に比べて認知機能テストで、過去の出来事を思い出す「エピソード記憶」と情報を一時的に保つ「ワーキングメモリ」が向上したそうです。論理的思考や注意力、処理速度の分野では有意な改善は見られなかったといいます。Science Alertの記事です。

  • 米国で、新生児の梅毒が10年で10倍に

    2023-11-09

    米疾病対策センター(CDC)が、胎盤を通して梅毒が母子感染する「先天梅毒」が2012~22年で10倍に急増したとして、医療機関に緊急措置を求めたそうです。先天梅毒は死産や乳児死亡、失明や難聴などが生じる可能性があります。22年は3761人の報告があり、200人以上が死亡。妊娠中に陽性だった場合、抗菌薬で治療すれば10人中9人の先天梅毒を防げるそうです。しかし22年は、先天梅毒児の半数以上の母親が検査で陽性だったのに、適切な治療を受けていなかったとのこと。ABC Newsの記事です。

  • いつまでも若く、長生きしたい人が守るべき八つのこと

    2023-11-08

    米国の研究チームが成人6500人を対象に、米国心臓協会(AHA)の「健康促進のための8項目(Life’s Essential 8)」を使って、心血管の健康状態を評価したそうです。その結果、心血管の健康状態がよいと評価された人は、生物学的年齢が実年齢より6歳若いことが明らかになったといいます。「健康促進のための8項目」とは、健康な食生活▽適度な身体活動▽禁煙▽よい睡眠▽体重の管理▽コレステロール値の管理▽血糖値の管理▽血圧の管理――が含まれるそうです。CBS Newsの記事です。

  • なぜ、パーキンソン病患者が6kmの散歩を楽しめるように?

    2023-11-08

    パーキンソン病(PD)の影響で歩行困難だった63歳の男性が、6kmの散歩を楽しめるまでに改善したようです。スイスとフランスの研究チームが、脊髄に固定する電気刺激装置を開発したとのことです。この装置で神経を刺激することで脚の筋肉に電気信号が送られ、スムーズな歩行が可能になるといいます。男性はPD患者として初めてこの装置を埋め込む手術を受け、数週間のリハビリで歩けるようになったそうです。次は、別の6人がこの装置を試す予定とのことです。BBCの記事です。

  • 2050年には死者が12倍に 動物からうつる感染症の恐怖

    2023-11-07

    動物からヒトにうつる感染症が、これまで以上に広がる可能性があるようです。米国の研究チームが、1963~2019年に起きた▽フィロウイルス(エボラウイルスやマールブルグウイルス)▽ SARSコロナウイルス(SARS-CoV-1)▽ニパウイルス▽マチュポウイルス――の3150の流行について分析。毎年、動物から人への感染拡大が5%、その死者が9%、それぞれ増えていることが分かったそうです。気候変動や森林伐採の影響で、2050年には死者が20年の12倍になる恐れがあるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 過去20年で最大の上昇 2022年の米国の乳児死亡率

    2023-11-07

    米疾病対策センター(CDC)が、米国における2022年の1歳未満の乳児死亡率が1000人当たり5.6人となり、前年から3%上昇したと発表したそうです。過去20年で最大の上昇率だといいます。白人やネイティブ・アメリカンの子ども▽男児▽妊娠37週以下で生まれた乳児――の死亡率が特に高くなったとのこと。死亡の原因としては、細菌性髄膜炎と母体の合併症が急増したといいます。パンデミック明けの昨秋は、RSウイルス感染症やインフルエンザが大流行し、その影響もあるとのことです。AP通信の記事です。

  • 知っていますか? 喫煙がなぜ肺がんを引き起こすのか

    2023-11-06

    喫煙が肺がんを引き起こすメカニズムの一端が明らかになったようです。カナダの研究チームが、1万2000以上のがんゲノムを分析した結果です。喫煙によって、特定のタンパク質の産生を止めるよう指示を出す「ストップゲイン変異」が起きてしまう可能性があるのだそうです。異常細胞(がん)の成長は、がん抑制遺伝子が作るタンパク質によって阻害されるといいます。しかし、喫煙はがん抑制遺伝子でストップゲイン変異を引き起こしてしまい、がんが発生しやすくなるとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • CRISPR遺伝子治療を米FDAが初承認か 対象は鎌状赤血球症

    2023-11-06

    ゲノム編集技術「CRISPR」を用いた遺伝子療法が、米食品医薬品局(FDA)に初めて承認されるかもしれません。米 Vertex Pharmaceuticals社とスイス CRISPR Therapeutics社が、鎌状赤血球症に対する遺伝子療法「exa-cel」を開発。慢性貧血を特徴とし死に至ることもある遺伝性疾患です。exa-celは、患者自身の幹細胞を改変したものを一度投与するだけで完了するそうです。FDAは長期的な安全性などに関する独立諮問委員会の見解を参考にしながら、12月8日までに承認の判断をするといいます。CNNの記事です。

  • ブタの心臓移植 2例目の患者が死亡

    2023-11-02

    米メリーランド大学は1日、遺伝子操作したブタの心臓を移植する手術を受けた58歳の男性が術後6週間で死亡したと発表しました。ブタの心臓のヒトへの移植は世界で2例目で、男性は9月20日に手術を受けました。初めの1カ月は順調に回復しましたが、最近になって拒絶反応の兆候が出始め、10月30日に死亡したそうです。昨年同様の手術を受けた1例目の患者の心臓からは、死後の調査でブタウイルスの痕跡が見つかったため、今回は移植前に念入りな検査が行われていたといいます。NBC Newsの記事です。

  • 良い人は、よく眠る…?

    2023-11-02

    慈悲深い人はよく眠るようです。フィンランドの研究チームが、3~18歳の3596人のデータを分析しました。その結果、慈悲深さを調べる評価で高レベルだった人は、睡眠不足や睡眠障害が少ないことが判明。このような人は11年たった後も睡眠問題が少なかったといいます。ただし、慈悲深さが睡眠問題と直接関連しているのではないようです。参加者のうつ症状を考慮に入れて調べたところ、慈悲深さでうつ症状が減り、それによって睡眠問題が抑えられる可能性が示されたといいます。PsyPostの記事です。

  • 新発見! 耳と認知症リスクの深い関係

    2023-11-01

    聴力低下が認知症リスクに関連することは、これまでの研究で明らかになっています。韓国の研究チームが、耳と認知症の新たな関係を明らかにしたそうです。研究チームは、同国の40~80歳の234万7610人を調査。その結果、平衡感覚をつかさどる内耳の「前庭」の機能低下も認知症に影響を及ぼす可能性があることが分かったそうです。調査した人のうち認知症と診断されたのは、聴力低下も前庭機能低下もない人の5.9%、聴力低下がある人の11.4%、前庭機能低下がある人の12.7%だったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • リモート会議で眠くなる? 仕事への情熱が足りないからです

    2023-11-01

    オンラインで行うリモート会議で眠くなることはありませんか。フィンランドの研究チームが、その理由を明らかにしたそうです。チームは、知識労働者44人が400近くの会議に参加した際の心拍変動を分析。仕事に熱心に取り組んでいる人は、対面会議でもリモート会議でも活動的な状態を保っていたといいます。一方、仕事への関与度合いが小さく、あまり熱心ではない人は、リモート会議を退屈に感じていることが判明。特にカメラがオフになっていると、刺激不足になるとのことです。ScienceDailyの記事です。

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