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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • マスクは結局、新型コロナの感染対策として有効なのか?

    2023-10-31

    マスクは新型コロナの感染対策として「非常に役に立つものである」と、米バージニア工科大学の専門家が話しています。マスクはウイルスを運ぶ微小粒子と同じ大きさの物をブロックするため、人が吸い込むウイルス量が抑制されるそうです。この専門家は、マスクの表面に付着したウイルスに触れることで感染するとの説も否定しています。ウイルスを付着させたマスクからヒトの皮膚に、感染力のあるウイルスは移らないことが実験から明らかになっているそうです。CBS Newsの記事です。

  • 妊娠中のフェンタニル使用で、赤ちゃんに共通の異常発生

    2023-10-31

    合成オピオイド「フェンタニル」を母親が妊娠中に使用すると、生まれた赤ちゃんの顔や筋骨格に共通の異常が出る可能性があるそうです。米国の研究チームが、生後すぐに哺乳困難を起こした赤ちゃんに「小頭症」「低身長」「独特な顔面」などの共通の特徴があることを発見。同じ特徴を持つ赤ちゃん10人を調査したところ、母親は全員妊娠中にフェンタニルを使用していたといいます。フェンタニルは胎盤を通過して先天異常を発生させるリスクがあることが知られています。Medical Xpressの記事です。

  • 太極拳で、パーキンソン病の進行が抑制される可能性

    2023-10-30

    中国武術の一つ「太極拳」が、パーキンソン病(PD)の運動症状と非運動症状の両方の進行抑制に有効なようです。中国の研究チームが、PD患者を2群に分けて5年以上追跡調査。143人は1時間の太極拳レッスンを週2回受け、対照群の187人は標準治療のみを継続したそうです。太極拳群は、動きやバランスをはじめとする症状の進行が総じて緩やかで、治療薬の投薬量が増えた人も対照群より少なかったといいます。ジスキネジアやジストニアなどの合併症状も抑制されたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • プロバイオティクスで高血圧の治療が可能になる?

    2023-10-30

    プロバイオティクスで、高血圧を治療できるようになるかもしれません。米国の研究チームが注目したのは「ACE2」という、血圧を上昇させるホルモン「アンジオテンシンⅡ」を分解するタンパク質です。遺伝子操作でACE2を産生できる善玉菌「ラクトバチルス・パラカゼイ」を作り、ACE2を産生できなくした高血圧ラットに投与したそうです。その結果、腸内のアンジオテンシンⅡが減少し、血圧が下がったといいます。ただし、血圧降下の効果がみられたのはメスのラットだけだったとのこと。ScienceDailyの記事です。

  • 有酸素運動、ED改善にバイアグラと同程度の効果

    2023-10-29

    有酸素運動によって、勃起不全(ED)を克服できるかもしれません。米国の研究チームが、EDと運動に関する11の研究から計1100人のデータを分析。30~60分の有酸素運動を週3~5回行った600人と、500人の対照群を比べたそうです。その結果、有酸素運動はED治療薬であるバイアグラやシアリスと同程度の効果があることが判明。EDの重症度が高いほど、運動による大幅な改善が見られたといいます。また、テストステロンの投与は運動や薬よりも効果がないことも分かったようです。Medical Xpressの記事です。

  • 週2食以上の赤肉で、2型糖尿病リスク高まる可能性

    2023-10-28

    米国の研究チームが、赤肉(牛・豚・羊などの赤色の肉)を週に2食(未加工の場合は85gが1食分)以上食べると、2型糖尿病のリスクが高まる可能性があるとの研究成果を発表したそうです。チームは、21万6695人を数十年間にわたって追跡して得られた、健康状態や食事内容のデータを分析。赤肉の摂取量が最も多い群は、最も少ない群に比べて2型糖尿病の発症リスクが62%高いことが分かったといいます。赤肉にはインスリンの感受性や生成機能を低下させる成分が含まれているとのこと。CNNの記事です。

  • ヒト胚研究の14日ルールを「28日」に 英で議論

    2023-10-27

    英国の科学者の多くが、ヒト胚を受精後14日以降培養してはならないとする「14日ルール」を「28日」に緩和するよう求めているようです。14日ルールが撤廃されれば、不妊や流産、先天性異常に関する研究の飛躍的進歩につながる可能性があるといいます。現在は研究が許可されていないため14日を過ぎた後に何が起こるのかは正確には分かっていないそうです。しかし、28日目までに心臓が作られて動き始めるといいます。中枢神経は機能していないので痛みは感じないとのこと。BBCの記事です。

  • ガザ地区で深刻な水不足、腸管感染症のまん延リスク高まる

    2023-10-27

    10月7日にイスラム組織ハマスがイスラエルを攻撃した後、イスラエルは報復としてパレスチナ自治区ガザ地区への水や電気の供給をストップしているそうです。その結果、ガザでは深刻な水不足が発生。安全な水の確保が難しくなった住民は、飲料水や料理に汚水を使うことを余儀なくされているそうです。こうした環境で、赤痢やコレラなどの腸管感染症のまん延リスクが上昇。コレラの場合、特に子どもは大人よりも脱水症状を早く起こす可能性があり、死亡リスクも高いといいます。NBC Newsの記事です。

  • ホットヨガで、うつ病患者の症状が大幅に軽減

    2023-10-26

    40度の環境でヨガを行う「ホットヨガ」が、うつ病の治療に有効かもしれません。米国の研究チームが、中等~重度の成人うつ病患者を対象に8週間の調査を実施。参加者のうち33人が90分間のホットヨガクラスを平均10.3回受講し、別の32人はヨガをしなかったそうです。その結果、うつ症状が50%以上改善したのは、ヨガをした群が59.3%だったのに対し、ヨガをしなかった群は6.3%だったといいます。さらに、ヨガをした群の44%は寛解状態を達成したとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 米生殖医学会、不妊の定義を改訂へ 同性カップルにも拡大

    2023-10-26

    米生殖医学会(ASRM)の実務委員会は不妊の定義を改訂するそうです。新たな定義には、全ての人が生殖医療に平等にアクセスする権利を持つとの考えを反映。異性カップルに対する定義(治療などをしても1年以内に妊娠できない35歳未満の女性、または半年以内に妊娠できない35歳以上の女性)という従来の定義に加えて、「パートナーの有無にかかわらず、妊娠のために医学的介入が必要な全ての人」も対象になるそうです。シングルの人や同性カップルが念頭に置かれているとのこと。CNNの記事です。

  • ウイルスの変異を予測するAI ワクチンへの活用に期待

    2023-10-25

    このAIがあれば、新型コロナウイルスの変異も正確に予測できたそうです。英オックスフォード大学と米ハーバード大学が、ウイルスの変異の仕方を予測する人工知能(AI)ツール「EVEscape」を開発したといいます。ウイルスの進化のモデルに、ウイルスの構造的な情報などを組み合わせたとのこと。EVEscapeは、ウイルスの変異が進むに連れてどの抗体治療が効かなくなるかの予見もできるそうです。流行が見込まれる変異株に対する予防策やワクチン開発への活用が期待されています。BBCの記事です。

  • 1日1杯コーヒーを多く飲むと、体重増加が抑制される

    2023-10-25

    さまざまな疾患リスクの低減など、コーヒーが健康に良い影響を与えることはよく知られています。では、加齢と共に毎年少しずつ増加する体重の変化も防げるのでしょうか。米国の研究チームが、過去に行われた三つの大規模な研究のデータを分析。コーヒーを1日1杯多く飲んだ人は、コーヒーの摂取量を増やさなかった人に比べて体重の増加が4年間で予想より0.12kg少ないことが判明しました。しかしスプーン1杯分の砂糖を加えると、体重は予想より0.09 kg増えたとのこと。The Conversationの記事です。

  • 「話し方」から2型糖尿病を診断できるAI

    2023-10-23

    数行のフレーズを話してスマートフォンのアプリに記録するだけで、2型糖尿病の診断ができるようになるかもしれません。カナダのKlick Labs社が、糖尿病患者と糖尿病ではない人の計267人に1日6回、2週間にわたってアプリに特定のフレーズを録音してもらったそうです。このうち1万8465の録音データから高低や強弱など14種類の声の特徴を抽出し、2型糖尿病を検出する人工知能(AI)を開発。AIによる2型糖尿病の診断の精度は、女性で89%、男性で86%だったとのことです。ScienceAlertの記事です。

  • ブタの心臓の移植から1カ月 リハビリに励む患者男性

    2023-10-23

    米メリーランド大学が遺伝子操作したブタの心臓を58歳の男性に移植してから1カ月が経過しました。大学は、男性が回復に向けて懸命にリハビリに励む様子を撮影し、その映像を公開しました。今のところ拒絶反応の兆候はなく、心臓は自力で機能しているそうです。男性はすでに立てるようになっており、現在は歩くのに必要な体力の回復に努めているとのことです。ブタの心臓をヒトに移植したのは今回で2例目。1例目の男性は移植から2か月後に死亡しています。AP通信の記事です。

  • なぜ、睡眠不足が続くと心血管疾患につながるのか

    2023-10-20

    慢性的な睡眠不足は心血管疾患の発症リスクを高めるといわれています。そのメカニズムが明らかになったようです。米国の研究チームが、普段7~8時間の睡眠をとる健康な女性35人を調査。参加者は初めの6週間はいつも通り睡眠を取り、次の6週間は普段より1時間半遅く寝たそうです。血管内皮細胞を取って調べたところ、睡眠が短くなると炎症の原因となる酸化ストレスが増大することが判明。これを除去するための抗酸化応答もうまく機能しなかったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 目覚ましの「スヌーズ機能」が健康に与える影響とは

    2023-10-20

    寝過ごし防止のために使う、目覚まし時計のスヌーズ機能。これを使っている間の睡眠は、質が低くて健康に悪いような気がしませんか。スウェーデンの研究チームが、スヌーズ機能を習慣的に使っている成人31人を調査したそうです。機能を30分間使うと睡眠が6分ほど減るものの、ストレスホルモンレベルや朝の疲労感、睡眠の質に影響はなかったそうです。むしろスヌーズ機能を使ったほうが、すぐに起きるよりも起床後の認知機能が向上した人もいたといいます。CBS Newsの記事です。

  • 米アマゾン、処方薬をドローン配送 注文から1時間で自宅に

    2023-10-19

    米国の一部地域で、急性疾患にも素早く対応できる医薬品の宅配サービスが導入されるようです。ネット通販大手「アマゾン」は、ドローンを使った処方薬の自宅配送をテキサス州カレッジステーションで開始すると発表したそうです。このサービスを使えば、注文から1時間以内に、ドローンが処方薬を自宅の玄関先まで届けてくれるといいます。対象となる医薬品は500種類以上で、一般的なインフルエンザや肺炎の薬も含まれるそうです。規制薬物は対象外とのこと。AP通信の記事です。

  • 女性は要注意!脳卒中の見過ごされやすい7兆候

    2023-10-19

    女性の脳卒中には見過ごされやすいサインがあるそうです。一般的に脳卒中の後遺症を防ぐには、「BE FAST」に対する注意が鍵になるといわれています。バランス(Balance)感覚の喪失、目(Eye)の見え方の変化、顔(Face)のゆがみ、腕(Arm)のまひ、言葉(Speech)の障害、発症の時間(Time)――といった症状などの頭文字を取った合言葉です。これに加えて女性の場合は、激しい頭痛▽脱力感▽倦怠感▽息切れや胸痛▽吐き気や嘔吐▽ブレインフォグ(頭の中のもや)▽しゃっくり――もサインになるといいます。CNNの記事です。

  • 歯肉炎は、離れた場所の健康な組織にも炎症を引き起こす

    2023-10-18

    歯周病の初期段階である限局性歯肉炎は、口腔内の離れた健康な組織にも炎症を引き起こす可能性があるそうです。米国などの研究チームが、18~35歳の健康な成人21人を調査。一部の歯をアクリル製のカバーで覆い、それ以外の歯は歯磨きで清潔を保ったといいます。しばらくすると、カバーをした部分で歯肉炎が発生し、それと同様の炎症が反対側の歯磨きで清潔にしていた組織でも起きたそうです。炎症の激しさや発生のタイミングには、個人差があったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • しこりだけではない! 乳がんの危険がある5兆候

    2023-10-18

    「しこり」以外の乳がんの兆候を知っていますか。まず、乳頭が陥没したり垂れ下がったりする場合は注意が必要だといいます。その他、腕を上げると乳房にしわが寄る▽乳房の一部で感覚がなくなる▽乳房の皮膚が厚くなる▽乳頭から分泌物が出る――が乳がんのサインとして挙げられるそうです。米国で成人1000人以上に対して行った調査では、93%がしこりを乳がんの兆候として認識していた一方で、他の五つの兆候について知っていたのは31~51%だったとのことです。CNNの記事です。

  • 血液脳関門の問題を解決 薬剤を脳組織に直送する装置

    2023-10-17

    米国の医療技術会社CraniUSが、血液脳関門(BBB:Blood Brain Barrier)の問題を解決する装置「NeuroPASS」を開発したそうです。脳に薬剤を送っても、血液脳関門によってその効果の95%以上が阻害されてしまうといいます。この装置は、頭蓋骨に埋め込むタイプで、カテーテルを通して薬剤を脳組織に直送することができるそうです。充電もワイヤレスで行え、薬剤の注入管理や補充も可能だといいます。ブタを使った実験では、有望な結果が示されているとのこと。Medgadgetの記事です。

  • 米FDA、縮毛矯正製品の禁止を提唱へ がんリスク上昇の恐れ

    2023-10-17

    米食品医薬品局(FDA)は、髪をストレートにするための縮毛矯正剤やリラクサーを一部禁止するよう提唱することを決めたようです。対象となるのは「ホルムアルデヒド」やホルムアルデヒドを発する「メチレン」などを含むストレートヘアにするための製品だといいます。専門家の間では、以前からこうした製品が子宮がんや卵巣がん、乳がんなどのホルモン関連がんのリスクを上昇させると考えられていたとのことです。実際にそれを裏付ける研究報告も出ているそうです。CNNの記事です。

  • 遺伝子編集したブタの腎臓を移植 サルが2年以上生存

    2023-10-16

    深刻な臓器提供者(ドナー)不足を動物の臓器で解消しようとする異種移植の取り組みが進んでいます。米eGenesis社が、ブタの腎臓を20匹以上のサルに移植する実験を実施したそうです。ブタには、拒絶反応のリスクを減らすために七つのヒト遺伝子を組み込むなどの遺伝子編集を施したといいます。その結果、サルを長生きさせる3種類の遺伝子編集の組み合せが明らかになったそうです。免疫抑制剤を使用して、移植から2年以上生存したサルもいたとのことです。CNNの記事です。

  • 新型コロナに感染しても乳幼児が軽症で済む理由

    2023-10-16

    新型コロナウイルスに感染しても、子どもの方が大人よりも軽症で済みます。その理由が明らかになったようです。米国の研究チームが、乳幼児81人(感染者54人)の鼻腔ぬぐい液と血液を定期的に採取し、母親や大人の感染者と比較。乳幼児がコロナに感染すると鼻腔内の炎症性サイトカインレベルが上昇し、ウイルスが排除されやすくなることが分かったそうです。大人の患者は血液中でこのサイトカインが増加し、重症化や死亡リスクの上昇につながるといいます。USA TODAYの記事です。

  • オメガ3脂肪酸、魚を食べてもサプリを飲んでも効果は同じ?

    2023-10-13

    オメガ3脂肪酸は、心臓の健康維持や認知症リスクの低下、関節リウマチの改善に効果があることが分かっています。その効果は摂取方法によって異なるのでしょうか。主なオメガ3脂肪酸は魚介由来のDHAとEPA、植物由来のALAの3種類。このうちDHAとEPAについては、魚を食べてもサプリを飲んでも体内で増加するDHAやEPAの量が同じだったという研究報告があるそうです。ただ、関節リウマチに効果のある量を食事から取るのは難しく、サプリメントの使用が勧められています。The Conversationの記事です。

  • ガムを飲み込んだら、健康にどんな害があるのか

    2023-10-13

    チューインガムを誤って飲み込んでしまうと、7年間胃の中にとどまる――。これは迷信だそうです。英オックスフォード大学の専門家によると、ガムを誤飲してもそのまま排泄されるので心配ないといいます。1日3個以上飲み込まない限り、人体に有害な影響を及ぼすことはないそうです。ただし、クローン病など消化管に異常がある場合や手術で胃が小さくなっている場合などは注意が必要とのこと。消化管が狭くなっていると、ガムが詰まって異常が生じる恐れがあるといいます。CNNの記事です。

  • 第6の味覚を発見? 北欧のお菓子の「塩化アンモニウム味」

    2023-10-12

    甘味、塩味、苦味、酸味、うま味に続く「第6の味覚」が見つかったかもしれません。米国の研究チームが、北欧のお菓子「サルミアッキ」などの味付けに使われ、舌に触れると苦味と塩味と少しの酸味を感じる「塩化アンモニウム」に着目。培養ヒト細胞を塩化アンモニウムにさらしたところ、酸味を感知するOTOP1受容体が反応することが分かったそうです。舌の受容体が反応する新たな経路が特定されたため、これが新しい味覚として加えられる可能性があるといいます。ScienceAlertの記事です。

  • うつや不安は「多発性硬化症」の前触れの可能性

    2023-10-12

    精神疾患は、自己免疫疾患の一種「多発性硬化症(MS)」の初期兆候の可能性があるそうです。カナダの研究チームが、MS患者6863人とMSではない3万1865人のデータを比較。一般的なMSの症状が医学的に確認されるまでの5年間を対象期間とし、患者のメンタルヘルスの状態を調査したそうです。その結果、うつ病や不安障害などの精神疾患を経験する割合は、MS患者が28.0%、MSではない人が14.9%だったといいます。MSの発症時期に近づくほど精神疾患リスクが高まったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • カンボジアで2人が鳥インフルで死亡 今年3例目

    2023-10-11

    カンボジアで今週、鳥インフルエンザH5N1の感染によって2人が死亡したそうです。1人は南東部のプレイベン州に住む2歳の女の子で、咳や高熱などの症状が悪化したため首都の小児病院に運ばれたものの、死亡しました。女の子の村や自宅では9月下旬から、複数のニワトリが死んでいたといいます。女の子は庭で遊んでいた際に感染したようです。もう1人は隣のスバイリエン州に住む50歳の男性とのこと。同国内では今年、計3人が鳥インフルで死亡しています。ABC Newsの記事です。

  • 夜間に光多く浴びる人、精神疾患リスク高く

    2023-10-11

    夜間に光を浴び過ぎると、メンタルヘルスに悪影響があるようです。豪州の研究チームが、英国バイオバンクの8万6772人のデータを分析したといいます。その結果、夜に光を多く浴びる人は、うつ病リスクが30%上昇することが分かったそうです。逆に、昼間に光を多く浴びる人のうつ病リスクは20%低くなったといいます。自傷行為、精神症、双極性障害、全般性不安障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)のリスクについても、同様のパターンが見られたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 減量で注目のGLP-1受容体作動薬に注意 消化器障害のリスクが上昇

    2023-10-10

    血糖値を下げるホルモン「GLP-1」を補う減量薬(GLP-1受容体作動薬)は、さまざまな消化器障害を起こすようです。カナダの研究チームが、糖尿病でない肥満患者5411人のデータを分析。この薬を使った人は別の減量薬を使った人に比べて、膵炎や胃不全まひ、腸閉塞などの消化器障害を起こすリスクが高かったそうです。例えば腸閉塞の発症率については、GLP-1薬「サクセンダ」使用者が0.8%だったのに対し、非GLP-1薬「コントレイブ」使用者は0.17%だったといいます。Science Alertの記事です。

  • 新型コロナだけじゃない? 呼吸器感染症の後の長引く「後遺症」

    2023-10-10

    新型コロナの後遺症と同じように、風邪やインフルエンザ、肺炎などにかかった後に何らかの症状が長引く人がいるそうです。英国の研究チームが、2021年1~2月に同国の成人1万171人から集めたアンケートデータを分析。新型コロナの検査で陰性だった急性呼吸器感染症患者の中には、感染から少なくとも4週間は咳や腹痛、下痢などの症状が長引く人がいることが分かったといいます。以前に同じ感染症にかかったことがあると、症状が重くなる傾向があるとのこと。CBS Newsの記事です。

  • メントールで、アルツハイマー病マウスの認知機能が改善

    2023-10-06

    メントールがアルツハイマー病(AD)の治療に役立つかもしれません。スペインの研究チームがADマウスで調査。メントールの香りを短時間嗅がせる治療を6カ月間行ったところ、認知機能や記憶力の低下が抑制されたそうです。ADの症状には炎症反応が関係していると考えられます。メントールによって、炎症反応に関わるタンパク質「インターロイキン-1β」が正常値まで下がる可能性があるとのこと。同様の実験で、若い健康なマウスの認知機能も改善されたといいます。ScienceAlertの記事です。

  • 善玉コレステロール値、「高い方が健康」ではない

    2023-10-06

    善玉コレステロール(HDLコレステロール)の値が高い方が健康状態は良いと思っていませんか? それは間違っているようです。米国の研究チームが、平均年齢70歳の認知症ではない18万4000人を約13年間追跡調査。参加者はHDL値に応じて3群に分けられたそうです。HDL値が最も高い群(65mg/dL以上)は、値が標準的な群に比べて認知症を発症するリスクが15%高くなることが分かったといいます。HDL値が最も低い群(11~41mg/dL)のリスクも標準的な群に比べて7%高くなったとのこと。NBC Newsの記事です。

  • 注射が不要に? 薬剤を頬の内側から吸収させる「吸着カップ」

    2023-10-05

    スイスの研究チームが、ペプチドなどの大きな分子から成る薬剤を、頬内側の粘膜から吸収させることができる吸着カップを開発したそうです。大きな分子の薬剤は、糖尿病や前立腺がんなどの疾患の治療に用いられ、注射以外の投与方法はないといいます。このカップは真空状態を作り出すことで、薬剤が高密度な頬の組織を浸透しやすくするそうです。薬剤の浸透を促す物質の助けも借りるといいます。イヌやヒトの実験では有望な結果が示されているとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 五輪控えたパリで「トコジラミ」の目撃情報が増加

    2023-10-05

    フランスのパリなどの都市で、トコジラミの目撃報告がここ数週間で増加しているそうです。パリは2024年のオリンピックの開催予定地であり、期間中の健康と安全が保たれるのか疑問の声が上がっているようです。トコジラミは人の移動に伴って広がるため、毎年夏の終わりに目撃数が急増するといいます。その数は年々増えており、最近は映画館や電車での目撃情報が、SNSなどで拡散されているそうです。トコジラミにかまれたときの基本的な症状は激しいかゆみです。BBCの記事です。

  • 妊娠糖尿病の治療に2型糖尿病治療薬「メトホルミン」が有効な可能性

    2023-10-04

    母親と赤ちゃんの健康リスクを高める恐れがある「妊娠糖尿病」の安全かつ効果的な治療法が見つかったようです。アイルランドの研究チームが、妊娠糖尿病の妊婦535人を対象に調査を実施した結果です。2型糖尿病の治療に使われる「メトホルミン」を投与された群は、プラセボ群に比べてインスリンが必要になる可能性が25%低かったそうです。メトホルミン群の早産リスクが高まることはなかったといいます。また、巨大児が生まれるリスクも低くなったとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • プロバイオティクスを与えられた早産児が死亡 米FDAが医療機関に警告

    2023-10-04

    健康に良い影響を与える生きた微生物「プロバイオティクス」の液体製品を与えられた早産児が、敗血症を起こして死亡したそうです。Infinant Health社が病院向けに製造している「Evivo」という製品で、MCTオイルを含有するタイプだそうです。ゲノム解析の結果、敗血症を引き起こした細菌がEvivoに含まれているものと一致することが分かったといいます。これを受けて米食品医薬品局(FDA)は、早産児に対するプロバイオティクスの使用について、医療機関に警告を出したとのことです。CNNの記事です。

  • mRNA研究者にノーベル生理学・医学賞 コロナワクチン開発に貢献

    2023-10-03

    2023年のノーベル生理学・医学賞は、ハンガリー出身のカタリン・カリコ氏と米国出身のドリュー・ワイスマン氏が受賞しました。両氏は米ペンシルベニア大学で、遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」に関する技術を研究。mRNAに対する炎症反応がワクチン開発の障壁になっていましたが、2人はmRNAの一部の化学物質を置き換えることでそれが抑制できることを発見したといいます。15年以上前に発表されたこの研究成果が、新型コロナのmRNAワクチンの実現に大きく貢献しました。nprの記事です。

  • ノーベル賞受賞のmRNA技術 がんなどへの幅広い活用に期待

    2023-10-03

    2023年のノーベル生理学・医学賞を受賞した「mRNA技術」は、新型コロナウイルスワクチン以外では何に活用できるのでしょうか。多くの研究者が、季節性インフルエンザや狂犬病、ジカウイルスなどを標的としたmRNAワクチン開発に取り組んでいるといいます。ワクチンが効かないマラリアやAIDS(後天性免疫不全症候群)のmRNAワクチンの研究も進められているそうです。さらに、がん患者の腫瘍から採取したタンパク質を使った個別化mRNA療法の試験も始まっているといいます。Medical Xpressの記事です。

  • AIを使った安全な脳手術、2年以内に実現する可能性

    2023-10-02

    英国の研究チームが脳内の小さな腫瘍や脳深部の重要な構造を正確に示す人工知能(AI)を開発し、これを活用した脳手術が2年以内に実現する可能性があるそうです。脳の手術は、中心部にある下垂体を傷つけないように進めることが極めて重要だといいます。AIに下垂体腫瘍摘出術のビデオを200本以上分析させたところ、たった10カ月で外科医が10年かけて獲得する経験レベルに到達。手術時にこのAIを使うと、次に行うべき手順や何が起きるのかを知ることができるそうです。BBCの記事です。

  • ニンニク食べた後の不快な臭いはヨーグルトで消せる?

    2023-10-02

    ニンニクを食べた後の臭いを消すよい方法はあるのでしょうか。米国の研究チームが、ヨーグルトの「乳脂肪」と「乳タンパク質」が有効なことを発見したそうです。スライスした生のニンニクが入った瓶にヨーグルトを加えたところ、臭いの元である硫黄ガスが99%減ったそうです。揚げたニンニクを使った実験でも、硫黄ガスは94%減少。乳タンパク質が特に重要な役割を果たすようです。これまでに、りんごやミントの酸、牛乳の脂肪が有効なことが分かっています。Science Alertの記事です。

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