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サクッと1分!世界の医療NEWS

世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。
1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

  • 幹細胞治療で、心不全患者の発作リスクが低下

    2023-02-28

    幹細胞治療で、心不全患者の心臓発作や脳卒中のリスクを低減できる可能性があるようです。米国などの研究チームが、心筋が弱り薬物療法を受ける心不全患者565人を調査。健康なドナーの骨髄から採取した抗炎症作用のある間葉系前駆細胞を心臓に単回投与された人は、プラセボ群に比べて心臓発作や脳卒中のリスクが58%低くなったそうです。この効果は平均2.5年間持続したといいます。体内の炎症レベルが高い患者では、リスクが75%低下したとのこと。CNNの記事です。

  • 「コロナは中国の研究所から流出」米エネルギー省が見解

    2023-02-28

    米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が新型コロナの発生源について、「米エネルギー省が中国の研究所から偶発的に流出した可能性が最も高いと結論付けた」と報じました。同省がホワイトハウスに提出した機密報告書の内容だそうです。新型コロナの発生源をめぐっては、市場で動物から人間に感染したとする説もあり、米国の複数の情報機関の間でも見解が分かれているといいます。しかし、どちらの説も決定的な証拠は見つかっていないとのこと。USA TODAYの記事です。

  • 朝食抜くと免疫機能が損なわれる可能性

    2023-02-27

    朝食を抜くと免疫機能が低下するようです。米国の研究チームが、マウスを「朝食をとる群」と「朝食を抜く群(断食群)」に分けて調査。起床から4時間後、白血球の一種「単球」の血液中における数が断食群で大幅に減少したといいます。断食による脳のストレス反応で、血液中の単球が骨髄に移動して「冬眠」してしまうのだそうです。断食後に食事をすると、単球が一気に血液中に戻り、感染を防ぐ代わりに不要な炎症を起こしてしまうとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 英保健当局、鳥インフルに関する緊急時の対応計画を作成

    2023-02-27

    英保健当局は、鳥インフルエンザウイルスH5N1型がヒトのあいだで大流行するという最悪の事態を想定し、緊急時の対応計画を作成しているそうです。鳥インフルは感染した鳥に直接接触した場合にヒトにうつり、ヒトからヒトに感染するとの証拠は示されていません。しかしウイルスは絶えず進化します。ヒトにおける感染爆発に備えて、専門家は想定される感染者数や重症化の可能性、検査体制、危険な変異に関する情報を取りまとめているとのこと。BBCの記事です。

  • 鳥インフルエンザで11歳少女が死亡/カンボジア

    2023-02-24

    カンボジアで、2014年以来初めてとなる鳥インフルエンザウイルスH5N1型のヒトへの感染が確認されたそうです。患者は同国南東部のプレイベン州に住む11歳の少女です。39度の発熱に加えて、咳やのどの痛みの症状があったといいます。少女は首都プノンペンの病院に運ばれましたが、鳥インフルと診断されて間もなく死亡したとのことです。同国の保健当局は、少女の自宅近くで見つかった野鳥の死骸からウイルスを採取したと発表したそうです。AP通信の記事です。

  • 鼻炎薬の一般的な成分が痙攣や脳卒中を引き起こす可能性

    2023-02-24

    脳の血流が悪くなる可能性があるとして、プソイドエフェドリンを含有する鼻炎薬の安全性に関する再調査が行われるようです。一般的な鼻炎薬や風邪薬に含まれる成分で、鼻の血管に作用することで鼻づまりを改善します。しかし最近、フランスの規制当局がこの薬によるまれな脳への副作用について注意を呼びかけたといいます。英規制当局も、同薬使用に伴う可逆性後頭葉白質脳症(PRES)と可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)について調査を開始するとのこと。BBCの記事です。

  • 腸内細菌叢がカギ 多発性硬化症治療の新たな標的が判明

    2023-02-22

    多発性硬化症(MS)の原因となる慢性炎症を抑える方法が見つかったそうです。米国の研究チームが、腸などのバリア組織に存在する転写調節因子「芳香族炭化水素受容体(AhR)」に着目。MSマウスの実験で、免疫細胞T細胞のAhRの活性を阻害したところ、腸内細菌叢における胆汁酸などの代謝物産生に大変化が起こり、炎症が抑制されたそうです。その結果、マウスはMSから回復。AhRが腸内細菌の炎症促進作用を調整している可能性が示唆されたとのことです。Medical Xpressの記事です。

  • 幹細胞移植を受けたHIV患者、10年近く寛解状態 世界で3例目

    2023-02-22

    白血病治療のために幹細胞移植を受けたドイツの男性(53)が、エイズウイルス(HIV)感染から治癒したそうです。このような症例は世界で3例目。「デュッセルドルフの患者」と呼ばれるこの男性は2008年にHIV感染が判明し、10年に抗レトロウイルス療法を受けたといいます。翌年、男性は白血病と診断され、13年にHIV耐性の遺伝子変異をもつドナーから幹細胞の提供を受けたそうです。9年以上経過した現在も男性のHIV感染は寛解状態にあるとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 65歳以上の乳がん患者への放射線治療、生存率向上には効果なし

    2023-02-21

    65歳以上の乳がん患者は、ホルモン療法を受けていれば術後の放射線治療は不要かもしれません。英国の研究チームが、3cm以下のホルモン受容体陽性乳がんの65歳以上の患者1326人を調査しました。患者はみな手術とホルモン療法を受けていたそうです。術後に放射線治療を受けた人は、受けなかった人に比べて局所再発リスクが低かったといいます。しかし10年後の全生存率は、放射線治療群で80.7%、非放射線治療群で80.8%とほぼ同じだったとのこと。CNNの記事です。

  • 脳卒中で麻痺した手、新脊髄刺激療法で動かせるように

    2023-02-21

    22歳の時に脳卒中を発症し、後遺症で10年近く左半身不随(片麻痺)だった米国人女性が、新たな脊髄刺激療法で左手を動かせるようになったそうです。米国の研究チームが、首の脊髄の表面に金属電極を移植して特定の領域を刺激し、脊髄内の神経細胞を活性化させました。すると弱っていた筋肉の働きが強化され、女性は左の手や腕の動きをコントロールできるようになったそうです。数週間後には、装置がなくても左手が動くようになったとのこと。CNNの記事です。

  • 中国で19歳のアルツハイマー病患者見つかる 世界最年少症例で発症原因は謎

    2023-02-20

    10代の若者でもアルツハイマー病(AD)を発症することがあるそうです。中国の神経内科医が19歳の男性をADと診断。これまでに世界で報告されたAD患者としては最年少だといいます。この患者は17歳ごろから記憶力の低下がみられ、数年間で認知機能障害が悪化したそうです。この患者には、30歳未満のAD発症者のほとんどに見られる遺伝子変異が認められなかったといいます。また、認知機能低下につながる疾患や頭部外傷、家族のAD既往歴もないとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • コロナ感染後10カ月間は再感染・重症化のリスクが低い

    2023-02-20

    新型コロナウイルスの感染によってできる免疫には、予想以上の防御効果があるようです。米国の研究チームが、19カ国で実施された65研究を分析しました。その結果、コロナ感染から少なくとも10カ月間は、どの変異株に対しても良好な感染防御効果が発揮されることが分かったそうです。特に重症化や死亡のリスクについては約90%の抑制効果があるといいます。ただし、今回の調査には現在米国で主流のXBB系統に対するデータは含まれていないとのこと。CNNの記事です。

  • 耐性菌を生まない抗菌薬を発見 米陸軍開発の化合物

    2023-02-18

    耐性菌発生の心配がいらない革新的な「抗菌薬」が存在するそうです。それは、米陸軍が兵士の携帯電話充電用に開発した微生物燃料電池用の化合物。米国の研究チームがその化合物をマウスに投与したところ、治療不可能とされる細菌感染症が治ったそうです。また、検証した全ての細菌に有効な上、細菌はこの化合物に耐性を持つことができなかったといいます。この化合物は細菌の細胞膜に作用し、複数の細胞機能を同時に破壊できるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 新たな光免疫療法 がん細胞と共有結合する抗体を開発

    2023-02-18

    より正確に腫瘍のみを攻撃する「次世代」の光免疫療法が実現するかもしれません。英国の研究チームが、特定の波長の紫外線(UV)を照射するとがん細胞と「共有結合」を形成する抗体を開発。共有結合は結合力が強いため、薬剤分子が永久に腫瘍に固定されるそうです。腫瘍近くに埋め込んだライトのスイッチを入れると、抗体ががん細胞に結合し攻撃を始めるといいます。最先端の免疫療法よりも、健康な細胞に治療の影響を与えずに済むとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • ピオグリタゾンが2型糖尿病患者の認知症発症リスクを抑制か

    2023-02-16

    2型糖尿病患者にとって、血糖降下薬「ピオグリタゾン」は認知症予防にも有効な可能性があるようです。韓国の研究チームが、同国で新たに2型糖尿病と診断された非認知症患者9万1218人を平均10年間追跡調査。ピオグリタゾンを服用した人は、そうでない人に比べて認知症の発症リスクが16%低いことが明らかに。既往歴がある人ほど効果が高く、虚血性心疾患の人は54%、脳卒中の人は43%、それぞれ服用者の方が認知症リスクが低かったそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 開発中の男性用経口避妊薬で、精子の動きが一時的に停止/マウス実験

    2023-02-16

    非ホルモン性の男性用経口避妊薬(ピル)ができるかもしれません。米国の研究チームが、酵素「可溶性アデニリルシクラーゼ(sAC)」に着目。sACは、精子の泳ぎを活性化させるスイッチの役割を果たします。sACを阻害する化合物をマウスに投与したところ、30分~1時間で精子の動きが止まったといいます。そして最初の2時間は100%の避妊効果がみられたそうです。24時間後には精子の動きは普段通りに戻り、副作用も認められなかったとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 服用期間は2週間 即効性ある抗うつ薬候補に期待高まる

    2023-02-15

    うつ病治療が変革期を迎えているようです。米セージ・セラピューティクス社が、米バイオジェン社と共同でうつ病を短期間で改善する治療薬「zuranolone」を開発。臨床試験では、大うつ病性障害や産後うつの症状を改善する効果がみられたといいます。既存の抗うつ薬は長期間の服用が必要ですが、zuranoloneは1日1回の服用を2週間だけ続ければいいそうです。米食品医薬品局(FDA)は、同薬を承認するかどうかを今年8月5日までに決める予定とのことです。INSIDERの記事です。

  • 電子たばこによる健康リスク、紙巻きたばこと変わらず

    2023-02-15

    液体を加熱して蒸気を吸う「電子たばこ」は紙巻きたばこより健康被害が小さいとの考えは間違っているようです。米国の研究チームが、健康な成人72人から採取した口腔内の上皮細胞を調査。たばこ類を吸ったことがない人と比べたDNA損傷レベルは、紙巻きたばこを吸ったことがない電子たばこ愛用者が2.6倍、電子たばこを吸ったことがない紙巻きたばこ愛用者は2.2倍だったそうです。口腔上皮細胞のDNA損傷は慢性疾患リスクに関連するといいます。EurekAlert!の記事です。

  • 真っ赤な野菜「ビーツ」に運動能力を向上させる効果

    2023-02-14

    運動前にビートルート(ビーツ)を摂取すると、良い成績を残せるそうです。ビーツは硝酸塩を多く含有する真っ赤な色をした根菜です。硝酸塩が体内に取り込まれると血管が拡張し、エネルギー燃焼に使われる酸素が筋肉に迅速に運ばれ、疲れにくくなるといいます。大規模な統計的レビューでも、ビーツの摂取で長距離走やサイクリングのパフォーマンスが向上するとの結果が示されたとのこと。ビーツは運動の2~3時間前に取るのがいいようです。ScienceAlertの記事です。

  • 果糖がアルツハイマー病の発症に重要な役割を果たす可能性

    2023-02-14

    古代人が生き残るために必要だった脳内の反応が、現代のアルツハイマー病(AD)を理解するヒントになる――。米国のチームが、そんな研究成果を発表しました。チームによると、フルクトース(果糖)の働きで一部の脳領域の血流が抑制されると、飢餓に備えるための採食行動が促されるのだそうです。食べ過ぎなどで果糖の過剰生成が起き、脳血流が抑制されて脳代謝の低下が慢性的になると、ADの特徴である脳萎縮やニューロン喪失が生じるといいます。Medical Xpressの記事です。

  • 血管内血栓回収療法、広範囲脳梗塞患者の予後も大幅に改善

    2023-02-13

    器材を使って血管内で治療を行う「血管内血栓回収療法」は、広範囲な脳梗塞を起こした患者にはリスクが大きいとして避けられてきました。しかし、米国のチームが世界の31医療施設で大動脈閉塞による広範囲脳梗塞を起こした患者352人を2群に分けて調査したところ、「常識」と異なる結果が出たそうです。通常と変わりない日常生活を送れる状態に改善した患者は、血栓回収療法を受けた人の20%、内科的な治療のみを受けた人の7%だったとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • キノコの成分に記憶力を高める効果 認知症の予防・治療に役立つ可能性

    2023-02-13

    古くから漢方薬として重宝されてきたキノコの「ヤマブシタケ」が、神経細胞の成長を促進するそうです。豪州の研究チームが、培養した脳細胞を用いて前臨床試験を実施。ヤマブシタケの抽出成分が、神経細胞の成長をコントロールする成長円錐を増大させ、神経細胞間の接続を促すことが分かったそうです。これが記憶力の向上につながるといいます。今回の発見は、アルツハイマー病などの認知機能障害の治療や予防に役立つ可能性があるとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • 薬剤性難聴リスクのある新生児を迅速検査で特定/英

    2023-02-11

    一般的な抗菌薬「ゲンタマイシン」の投与によって、まれに聴力を失う新生児がいることを知っていますか。ゲンタマイシンが、音の振動を電気信号に変換する内耳の有毛細胞が傷つけてしまうのだそうです。英国民保健サービス(NHS)は、新たな遺伝子検査キットを使って薬剤性難聴リスクのある新生児を抗菌薬投与前に素早く特定する試みを開始。このキットで口腔内粘膜を検査すれば、わずか26分で難聴リスクの有無が判明するそうです。BBCの記事です。

  • 慢性的な便秘を改善 経口投与の振動カプセル

    2023-02-10

    薬剤以外の方法で慢性便秘症を改善できるそうです。イスラエルのVibrant Gastro社が、大腸を振動で刺激して排便を促す経口カプセル「Vibrant」を開発。昨年8月に米食品医薬品局(FDA)が承認し、このほど米国で本格的に医師の処方が可能になりました。1日1回寝る前に服用すると、腸内の特殊な神経細胞が刺激され、便を押し出す蠕動(ぜんどう)運動が起こるといいます。Vibrantは便と一緒に体外に排出されるそうです。治験では下痢の副作用も少なかったとのこと。CNNの記事です。

  • 臓器と引き換えに囚人の刑期を短縮? 米の法案が物議

    2023-02-10

    臓器提供に応じた受刑者の刑期短縮を可能にする法案が米マサチューセッツ州議会に提出され、物議を醸しています。法案には、受刑者が骨髄か臓器を提供することを条件に、刑期を60日~1年短縮するのを許可する内容が盛り込まれているといいます。しかしこのような措置は非倫理的であるだけでなく、臓器を売買したり報酬と交換したりすることを禁じる米連邦法に抵触する可能性もあります。なお、この法案は議会で否決される見通しとのこと。AP通信の記事です。

  • 中国の研究者が「コロナの新変異株検出されず」と発表 調査方法に疑問の声も

    2023-02-10

    中国の研究チームが、「ゼロコロナ政策」の撤廃から少なくとも最初の数週間は、懸念されていた新型コロナウイルスの新たな変異株は発生しなかったと発表しました。昨年11月14日~12月20日に北京で413の検体を解析。90%以上が既存のオミクロン株の亜型で、新たな変異株発生の証拠はなかったとしています。これに対し、調査の時期が早すぎることや検査数の少なさ、調査地が北京に限定されていることを指摘する専門家もいるようです。Medical Xpressの記事です。

  • ナイジェリアの政治家が臓器売買に関与か 英で裁判

    2023-02-09

    西アフリカのナイジェリアの有力な政治家が臓器の不当な入手を画策したとして、英ロンドンで裁判にかけられているそうです。政治家とその妻は、病気の娘のために腎臓のドナーを探していたとみられます。夫妻はナイジェリアの露天商の男性をロンドンに連れ出し、数千ポンドと引き換えに腎臓を提供させようとしたとされています。男性は仕事のためにロンドンに連れてこられたと信じていたそうです。臓器売買は英国でも犯罪です。AP通信の記事です。

  • 1日1~2杯のアルコール摂取は認知症リスクを低下させる

    2023-02-09

    適度な飲酒は認知症リスクを抑制する可能性があるようです。韓国の研究チームが、2009年と11年に同国で集められた40歳以上の400万人のデータを分析。酒を1日1杯 (純アルコール14g、缶ビール1本相当)程度飲む習慣があると答えた人は、飲酒しないと答えた人に比べて7~8年後に認知症を発症するリスクが21%低かったそうです。認知症の発症リスクは、飲酒量が1日2杯の人は17%低下したものの、3杯以上になると逆に上昇したとのこと。CNNの記事です。

  • アリが尿の臭いを嗅ぎ分けて、がんを検出/マウス実験

    2023-02-07

    アリを使って安価にがんを検出できるようになるかもしれません。フランスの研究チームが、マウスの尿の臭いから腫瘍の有無を識別できるようにアリ70匹を訓練したそうです。すると、アリは尿の臭いを嗅ぎ分けて、ヒトの乳がんを移植されたマウスか否かを正確に特定できるようになったといいます。腫瘍が小さいと尿の臭いはあまり変化しないそうですが、小さな腫瘍を持つマウスも大きな腫瘍を持つものと変わらない精度で検出できたとのこと。ScienceAlertの記事です。

  • 医師免許試験にも合格?「ChatGPT」は医療分野にどんな影響を与えるのか

    2023-02-07

    質問を入力すると自然な文章で回答する「ChatGPT」という対話型のAI(人工知能)が話題になっています。米国では、医療分野におけるChatGPTの有益や欠点を調べるため、タスクフォースが発足しているそうです。あるチームが、三つのステップから成る米国の医師免許試験のサンプル問題を解かせたところ、ChatGPTは専門的な訓練を受けることなく全ステップで合格または合格に近い成績を残したとのこと。病期の診断や論文執筆ができるとの報告もあるそうです。CNNの記事です。

  • シナモンが認知機能低下の抑制に効く?

    2023-02-06

    シナモンに認知機能の低下を抑える効果があるかもしれません。イランの研究チームが、シナモンと脳の関係を調べた、二つの臨床研究を含む40研究を分析。概してシナモンやその成分が記憶と認知機能に好影響を及ぼす可能性が示されたといいます。ただし、全ての人に効果があるわけではないようです。臨床研究のうち一つは前糖尿病段階にある60歳以下の成人を対象にしたもので、シナモンの効果は確認できなかったと結論づけられているそうです。Medical Xpressの記事です。

  • 豪州、うつとPTSDの治療にマジックマッシュルーム成分とMDMAの使用を許可

    2023-02-06

    豪州は、合成麻薬「MDMA」とマジックマッシュルームに含まれる幻覚成分「シロシビン」を世界で初めて医薬品として正式に認めることを決めたようです。7月から、認可を受けた精神科医が心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療にMDMAを、治療抵抗性うつ病の治療にシロシビンをそれぞれ処方することが許可される予定。これらを使用することの長期的な影響に関するデータが不足しているなどの理由から、この決定に慎重な姿勢を示す専門家もいるといいます。ABC Newsの記事です。

  • 高脂肪食の摂取、脳のカロリー摂取量調節能力を損なう可能性

    2023-02-04

    脂質の摂取は、やはり控えた方がいいようです。米国の研究チームが、高脂肪・高カロリーの食事を与え続けたラットを調べたところ、脳と胃腸間のシグナル伝達経路が阻害され、脳が本来持つカロリー摂取量調節能力が損なわれることが分かったそうです。そしてこの調節能力には、脳内のアストロサイト(星状膠細胞)が関与しているといいます。高脂肪食を10~14日間食べ続けたラットは、アストロサイトの反応が鈍くなったとのことです。ScienceAlertの記事です。

  • 超音波のトルネードで、脳の血栓を素早く破壊する装置

    2023-02-04

    米国の研究チームが、脳静脈が血栓で閉塞する「脳静脈洞血栓症(CVST)」を迅速に治療する装置を開発したそうです。この装置は超音波トランスデューサ(変換器)といい、カテーテルに内蔵して血管を通して血栓まで到達させ、そこで超音波のトルネード(らせん状の渦)を作り出して血栓を破壊するといいます。薬剤による血栓の溶解には平均29時間かかるとのことですが、試験管内の実験では、装置を使うと血栓を破壊するのに30分かからなかったそうです。Medgadgetの記事です。

  • 関節リウマチ治療薬で、造血システムが若返る/マウス実験

    2023-02-02

    既存の薬で、高齢者の血液を若返らせることができるかもしれません。米国の研究チームが、血液細胞を作り出す造血幹細胞が存在する骨髄を調査。年を取るにつれて骨髄でサイトカインの一種インターロイキン(IL)-1βが関与する炎症が起こり、造血幹細胞の機能が低下することが分かったそうです。そこでIL阻害薬で関節リウマチ治療薬の「アナキンラ」をマウスに投与したところ、加齢の影響を受けた造血幹細胞が若く健康な状態に戻ったといいます。Medical Xpressの記事です。

  • オランダで狂牛病の牛1頭を確認

    2023-02-02

    オランダ政府が、同国の農場で死んだメス牛1頭が牛海綿状脳症(BSE)の検査で陽性だったと発表したそうです。BSEは狂牛病とも呼ばれるまれな牛の伝染病。人が感染牛を食べると、致命的な脳症を発症する可能性があります。今回感染が確認された牛は8歳で、肉骨粉などの飼料を介して感染する「定型BSE」ではなく、孤発的に発生する「非定型BSE」だったそうです。当局が、死んだ牛の子や同じ飼料を食べて育った牛の追跡調査を行っているとのこと。AP通信の記事です。

  • 肥満の人の脳萎縮、アルツハイマー病に類似

    2023-02-01

    肥満の人の脳は、アルツハイマー病(AD)患者と同様の変化(神経変性)が起こる可能性があるそうです。カナダの研究チームが1300人の脳を調査。AD患者と健康な人、肥満者と非肥満者をそれぞれ比較し、脳内で情報処理の中心を担う灰白質の萎縮パターンを解析したといいます。その結果、肥満者とAD患者の灰白質が同じようなパターンで薄くなることが明らかになったそうです。ただし、減量によってこのリスクを抑制できる可能性も示唆されたとのこと。Medical Xpressの記事です。

  • カナダBC州、少量のコカインやヘロイン所持を合法化

    2023-02-01

    カナダのブリティッシュコロンビア州で、コカインやヘロインなどの中毒性が高い麻薬の所持が部分的に合法化されたそうです。これらの麻薬を成人が所持していた場合、2.5gまでであれば罪には問われず、代わりに薬物中毒治療に関する情報が提供されるといいます。同州ではオピオイドなどの麻薬の過剰摂取が社会問題になっています。今回の政策転換はその対策で、薬物依存が犯罪ではなく「健康問題」であるという認識を広めるためとのこと。CBS Newsの記事です。

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