WEB面接成功のコツ|STEP.3

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STEP.3 面接対策

医師がWEB面接を成功させるには?メリット・デメリットやWEB面接中の注意点

この記事は約 7 分で読むことができます。

新型コロナウイルス感染症をきっかけに、医師の転職活動におけるWEB面接も一般的になってきました。ですが、いざWEB面接をすることになった時に、経験がなければ戸惑ってしまうものです。今回は、WEB面接の基本知識とメリット・デメリット、気を付けるべきポイントを詳しく解説します。

この記事のまとめ

  • 転職活動でWEB面接対応可の医療機関が増えている。WEB面接は移動の負担がなくなる、遠方の医療機関の面接を受けやすいメリットがある。
  • WEB面接では、対面の面接以上に表情やリアクションを大きくすること、ゆっくりはっきりと話すといった工夫が大切。
  • WEB面接を成功させるには、事前リハーサルがおすすめ。声の聞き取りやすさ、話し方、照明の明るさ、背景などを第三者に見てもらいアドバイスをもらうのが早道。

1.WEB面接とは?

WEB面接とは、ビデオ会議ツールやアプリケーションを用いてインターネット経由で行う面接のことです(「オンライン面接」「遠隔面接」などと呼ばれることもあります)。カメラ・マイク機能が付いた情報通信機器(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)とインターネット回線があれば、世界中どこにいても面接を受けることができます。

当然ながら、直接対面して行う面接とは異なり、応募者が面接官のもとを訪れる必要がありません。そのため、新型コロナウイルス感染症の感染予防策が重要になるなかで、採用面接をWEB面接に切り替える法人が増えています。

医師の転職活動においても、WEB面接を実施する医療機関が増えてきました。対面からWEBへと変わっても、転職活動における面接の重要度は変わりません。WEB面接でも自身の経験やアピールポイントをしっかりと伝えられるよう準備して臨みましょう。

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2.WEB面接と対面面接の違い

WEB面接と対面面接の最大の違いは、当然ですが、「面接する側」と「面接される側」が同じ空間で直接対面するかどうかです。WEB面接ではビデオ会議ツールやアプリケーションを通じて、それぞれの端末のモニター越しに質疑応答を行います。

医療機関側からの質問内容は対面面接とWEB面接で変わるところはないと考えられますが、内容に違いはないとわかっていてもビデオ通話に慣れていない人は会話のしにくさを感じてしまうかもしれません。モニター越しでは相手の音声が聞き取りづらい、表情を判別しにくいと感じることもあるでしょう。

またWEB面接では、通信機器の準備、通信環境の設定、面接に臨む環境づくりなど、対面面接では必要のなかった事前準備が必要となります。

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3.WEB面接のメリットとデメリット

医師の転職活動ではWEB面接ならではのメリットとデメリットがあります。WEB面接の特性を理解してメリットはうまく活用し、デメリットは最小限になるように対策をしておきましょう。

3-1.WEB面接のメリット

WEB面接の最大のメリットは、面接会場まで足を運ぶ必要がないことです。医療機関側としては面接会場のセッティングなどの手間が省けるほか、感染症対策にもつながります。

応募者側にとっても面接会場まで移動する必要がないため、移動による時間や手間のロスをなくすことができます。これは育児や介護をしながら転職活動をする医師や、居住している地域からやや離れた医療機関に応募したい医師にとって大きなメリットといえるでしょう。

さらに、面接に対しての苦手意識も多少緩和されるかもしれません。WEB面接では自宅など慣れ親しんだ環境で行えるうえ、モニターに映し出されるのは上半身がメインであるため、対面よりもリラックスして面接に臨めるのではないでしょうか。目線や視線に気を付ける必要はありますが、手元にカンペを用意しておくこともできます。ビデオ会議ツールやアプリケーションは簡単に使えるものが多いので、情報通信機器の取り扱いに苦手意識がある方でも、事前にリハーサルをして慣れておけば本番時もスムーズです。

3-2.WEB面接のデメリット

WEB面接にはデメリットもあります。モニターを通じた映像や音声でのみこちらの情報が伝わることになるため、対面で話した場合とは異なる印象を与えてしまう可能性があります。

また、面接担当者の表情の変化を把握しづらく質問の意図が読めなかったり、面接担当者と同時に話し出してしまい声が重なってしまったりすることもしばしば起こります。こうした意思疎通の難しさから、しっかりとアピールができないまま面接が終わってしまう可能性があります。

ただ、こうしたコミュニケーションの難しさは医療機関側もある程度想定しています。そのうえで面接担当者は応募者の経歴や実績、所持資格などを把握しようとしてくれますので、過度に心配せずにリラックスして面接に臨みましょう。

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4.医師がWEB面接中に気を付けるポイント

WEB面接では「モニターを通して見た応募者の印象」で第一印象が判断されることになります。それをふまえておさえるべきポイントを紹介します。

4-1.リアクションは大きめに

対面の面接に比べてリアクションが伝わりにくいため、笑顔やあいづちはいつもよりもややオーバーにするのがおすすめです。またややオーバーに身ぶり手ぶりをすると熱意が伝わりやすくなります。対面の面接と同様、第一印象が非常に重要なので、常に明るい表情を意識しましょう。

4-2.ゆっくり話す

面接では緊張や焦りからつい早口になってしまうこともあると思います。通信状態やアプリケーションによっては音声が聞き取りづらい場合もあります。そのため、WEB面接ではいつも以上にゆっくりと、落ち着いて、はっきりと話すことを意識することをおすすめします。伝えたいポイントほどゆっくり話すようにすると、伝わりやすくなります。

4-3.あいづちはタイミングを見て

面接官が話している間のあいづちにも注意が必要です。面接官がひと呼吸置いて、再び話し始めるまでの間に大きなあいづちを打つと、面接官が話の腰を折られたように感じることもあります。対面の面接以上に、話の流れや区切りに気を配って話をよく聞くことをおすすめします。

4-4.スタンバイは早く、退出は遅く

対面の面接と同様、面接時間を厳守します。当日は面接時間の10~15分前にはWEB面接のアプリケーションを立ち上げ、スタンバイをしておきましょう。接続をしたら「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。△△△△と申します。よろしくお願いいたします」と挨拶をしましょう。また面接終了時は、相手の退室を確認してから退室をしましょう

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5.医師がWEB面接を成功させるポイント

WEB面接成功のポイントはリハーサルです。家族や友人などに協力してもらい、面接本番と同じビデオ会議ツールやアプリケーションを使用し、面接時と同じ環境で会話してみましょう。相手のモニターでは自分がどのように映っているのか、どのように声が伝わるのかを確認してもらい、事前に改善できれば安心です。具体的には、声の聞き取りやすさ、顔の明るさ、背景の見え方、通信環境が安定しているか、などです。もしもモニターの映像が暗い場合には、卓上ライトなどを活用して、できるだけ明るい雰囲気を作り出すことをおすすめします。

このように、WEB面接では適切な面接環境づくりや面接中の話し方・表情に配慮する必要がありますが、面接で話す内容は対面の場合と違いはありません。これまでの略歴や経験・症例・スキル、志望動機や転職理由といった定番の質問にはスムーズに答えられるよう準備しておきましょう。

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6.WEB面接対応可の医療機関の探し方

WEB面接は医療機関側・応募者側の双方にメリットの大きい採用方法です。遠方にある医療機関であっても「WEB面接であれば受けてみたい」という方はぜひWEB面接に対応している医療機関を探してみましょう。

日々の業務で忙しくWEB面接可の求人を探す時間がないという医師の方は、医師専門の転職エージェントに問い合わせてみるのもひとつの方法です。

転職エージェントにお願いすれば、自分の希望する勤務エリアでWEB面接対応可能な医療機関をリストアップしてもらうことができます。さらに、医療機関と交渉をしてWEB面接で対応してもらえるよう働きかけてくれる場合もあります。

PROFILE

執筆/成田亜希子(なりた・あきこ)

医師・ライター。2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。その後、国立保健医療科学院や結核研究所での研修を修了し、保健所勤務の経験もあり。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。

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