同院は金沢市の西エリアに位置し、急性期、回復期、療養期の病棟をもつケアミックス型病院です。入院機能は急性期病棟40床、回復期病棟25床、療養病棟40床の全105床。1日の平均外来患者数は80〜90人。複数の医療機能をもつ病棟があり、約180人のスタッフは様々な部署で働き、多職種が連携して適切な医療を提供しています。

現在６人の常勤医と、金沢大、金沢医科大から専門医を派遣していただき、幅広い層の患者さんに応える診療科を展開。当院の医師は少数精鋭で医師同士の距離が近く、医局会は和やかな雰囲気で行われています。他科の医師への相談やコンサルも頻繁に行っています。現職医師は様々な医療機関から入職しているため、自然と協力し合う体制ができています。

最新式超伝導MRI、64列マルチスライスCT、脳血管撮影装置(3D-DSA)、頸動脈超音波装置など、検査に必要な医療機器は一通り完備。判断が難しい症例は、金沢大学附属病院をはじめとする近隣病院と密接な連携があり、万全なフォロー体制が整っています。そのなかで、自分の専門分野で経験を積みあげていくことができます。

常勤医の当直は月２～３回程度。常勤医は、月曜、金曜、日曜の当直を担当していましたが、2024年から日曜は非常勤医が担当。土日はしっかりと休んでいただけます。夜間の救急車取扱件数は１日１〜２件。また、これまで夜間の看取りは、常勤医（主治医）が対応していましたが、2023年から当直医が行うよう就業規則を変更しました。

脳神経外科病院として開設した同院は、主に外科領域の実績を持つ病院でしたが、2022年に呼吸器内科医・一般内科医が常勤となり、外科系と内科系の医師が協力して幅広く治療にあたっています。今後も診療領域を広げ、複合疾患を抱えるニーズに的確に応える病院体制を整え、それぞれの医師の診療をサポートしていきます。