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地方独立行政法人佐賀県医療センター好生館
好生館では、佐賀県と協働して、地域医療支援のためにMLOから「唐津市民病院きたはた」へ医師を派遣し、外来診療の一部を担っています(週2枠/全日)。MLOの医師が勤務する間に、派遣先の常勤医が訪問診療などに従事してもらうことが目的です。そんな院外業務の1日をご紹介します。
1987年九州大学医学部卒。広島赤十字・原爆病院、九州大学医学部附属病院、東京大学医科学研究所附属病院を経て、佐賀県立病院好生館(現・佐賀県医療センター好生館)入職。2021年4月より現職。47都道府県すべてを訪れたことがある。趣味は旅、読書、映画。
常勤医からの申し送りを確認し、地域の外来患者さんを丁寧に診察
唐津市民病院きたはたは佐賀市から車で約1時間。登院後、同院の常勤医たちとミーティングを行い、入院患者さんの状況や夜間外来の状況を確認します。8時40分頃から診察開始。患者は1日30~40人程度。8割は高齢者(65歳以上)の方、6割は後期高齢者(75歳以上)の方です。軽症患者さんがメインです。暑い季節に虫刺されなどの症状で来院する患者さんが目立つのは、中山間地域の病院の特徴かもしれません。
好きな本を読んで過ごすか、常勤医の先生方と情報交換するか
常勤医の先生方が戻られていれば情報交換をすることが多いです。医学情報、医療行政情報、好生館の医療内容などですが、定年後はどうするかなどの話題も提供します。常勤医の先生が戻られていなければ本を読むか、昼食を軽く取るか。病院の隣にスーパーがあるので、買い物の点では困りません。
ワクチン接種や健診にも対応
午後の診療ではワクチン接種や健診が入ってきます(数件)。また緊急の発熱外来などにも対応します。16時30分に外来受付が終了し、その時点で患者さんがいない場合は、残務を片付けて早い時間に帰ることができます。
常勤医への申し送りを記入した後は、直帰
常勤医への申し送りが必要な患者さんについては、申し送りの資料を作ります。間違いが起きないように、「○○先生へ」としっかり常勤医の名前を書くことに留意しています。残務を済ませて帰宅の途へ。好生館に戻る必要はなく、そのまま直帰します。その他、必要な事項があれば、業務用SNSで連絡を取り合います。
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