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好意を抱いている相手の前では「瞳孔が開く」とされ、性的興奮を示すともいわれます。実際はどうなのでしょうか。オーストラリアの解剖学の専門家による解説が科学メディアThe Conversationに掲載されています。
瞳孔は光を網膜に導く役割があり、明るい場所では2~4mm、暗い場所では4~8mmになります。瞳孔が開くのには二つのメカニズムがあるそうです。
一つは、闘争、逃走、摂食、性交、違法薬物への欲求が引き金とり、交感神経が直接刺激される経路。もう一つは、瞳孔を縮める括約筋への副交感神経の信号が抑制されることで拡大する経路で、集中したいという気持ちが引き金になるといいます。
また、性別や性的思考によって瞳孔の反応は異なるそうです。異性愛者や同性愛者などの1000人以上を対象にした調査結果があります。
それによると、男性は自身の性的指向に応じて瞳孔が開く一方で、レズビアンの女性は男性の性的な画像に、異性愛女性は男性と女性の両方の性的な画像に対して、それぞれ瞳孔が開いたといいます。
さらに、メモを取りながら注意深く話を聞いているとき、好きな音楽を聴いているとき、感情的な葛藤を処理しているとき、不安や痛みを感じたときにも瞳孔は拡大するといいます。
専門家は「瞳孔の拡大が自動的に相手への好意を意味するわけではない」と指摘しています。