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多くの女性が月経前に、乳房に軽度の圧痛(ある部位を押したときに感じる痛み)や張りを感じる経験をしているといいます。カナダの研究チームが、こうした圧痛や張りが自然な現象であることを示す研究成果を、科学誌PLOS ONEに発表しました。
チームは、20〜41歳の健康な女性53人に、1年間にわたり月経周期とともに日々の乳房の状態を記録してもらい、計720周期を分析しました。
乳房の圧痛を0〜4(0:なし、1:軽度、2:中等度、3:やや強い、4:非常に強い)の5段階で評価したところ、中央値は1.4でした。乳房のサイズについては、1〜5(1:大幅に減少、2:やや減少、3:通常、4:やや増加、5:大幅に増加)の5段階で評価し、中央値は4だったといいます。
また、基礎体温のデータから排卵の状態を確認できた694周期のうち、71%が正常な排卵、26%が黄体機能不全の疑い(排卵後から月経までの黄体期が通常の14日間より短い10日未満)、3%が無排卵でした。
さらに、正常な排卵が確認された女性は、黄体期が短い女性や無排卵の女性に比べて、月経前に乳房の圧痛やサイズの変化をより多く経験する傾向があることが明らかになりました。