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米国のトランプ次期大統領が厚生(保健福祉省:HHS)長官に指名したロバート・ケネディ・ジュニア氏の顧問弁護士であるアロン・シリ氏が、2022年に米食品医薬品局(FDA)に対し、安全性の調査が不十分だとしてポリオワクチンの承認取り消しの申し立てを行っていたことが明らかになりました。米国の各メディアが報じています。
米ABC Newsによると、シリ氏は自身のクライアントの代理人としてこの申し立てに関与したそうです。ポリオはウイルスによる感染症で、重症化すると手足にまひが残ったり、死亡したりします。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では乳幼児に対するポリオワクチンの定期接種が実施されており、3回接種で99%の予防効果が得られます。副反応は通常軽度で、ポリオワクチンが深刻な問題を引き起こすとの報告はありません。
シリ氏はポリオ以外にもB型肝炎ワクチンなどの供給停止を求める請願書の提出にも関与しているそうです。またシリ氏はHHSの幹部選びにも関わっているといい、ケネディ氏に対し、ワクチン問題に関する自身の立場を明らかにするべきとの声が上がっているとのことです。