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主要な男性ホルモンである「テストステロン」の値が上昇すると、男性の性的欲求が高まるといわれています。しかしこの説は、しっかりとした検証に基づいたものではないそうです。米国の研究チームがこの真偽を確かめる実験を行い、科学誌Proceedings of the Royal Society Bに論文を発表しました。
チームは、成人男性41人を対象に31日間の調査を実施しました。参加者は毎日、テストステロン値を測定するために使う唾液を採取し、性的欲求レベルの記録を行ったといいます。テストステロン値は、疲労の度合いや食事内容の影響を受けて変動するため、チームはそれを考慮してデータを分析したそうです。
その結果、日々のテストステロン値と性的欲求レベルに関連は認められないことが分かったといいます。その代わり、パートナーがいないシングル男性においては、テストステロン値が高い日に、交際につなげるための努力が増える傾向があったそうです。テストステロンは、性的欲求よりもむしろパートナー探しの原動力になる可能性が示されました。