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米国のトランプ次期大統領は22日、感染症対策や予防接種の指針に関して中心的な役割を果たす米疾病対策センター(CDC)の所長に、元下院議員で医師のデーブ・ウェルドン氏を起用すると発表しました。
NBC Newsによると、ウェルドン氏はCDCのワクチンプログラムに対する辛口の批評家として知られ、ワクチンに含まれる防腐剤が自閉症に関連するなどといった誤った主張を展開したこともあるそうです。
上院に承認されれば、同じくワクチン懐疑論者で、次期厚生(保健福祉省:HHS)長官に指名されているロバート・ケネディ・ジュニア氏とともに、米国のワクチン政策に大きな影響力を持つことになります。CDC所長は、外部の諮問委員会によるワクチン使用の可否に関する勧告に従うのが通例ですが、この勧告を拒否する権限も持つそうです。さらに、この諮問委員会のメンバーはHHS長官が任命できるといいます。
鳥インフルエンザや百日ぜき、麻疹(はしか)などさまざまな感染症に対する脅威が高まる中で、両氏がワクチンに関する主導権を握ることになります。