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米国で「百日咳」の流行が拡大しているそうです。米疾病対策センター(CDC)は17日、今年の百日咳(ぜき)の患者が10月12日時点で1万8506件確認されたと発表しました。昨年同時期の報告数は3382件で、その約5倍に上ります。
百日咳は百日咳菌に感染することで起こる気道感染症です。鼻水、微熱、咳などの症状から始まり、1~2週間後には嘔吐や肋骨(ろっこつ)の骨折を伴うことがあるほど咳が悪化し、息を吸う時には「ヒュー」という音がします。
発症の初期には抗菌薬が有効ですが、咳が激しくなる頃に使用してもあまり効き目はなく、その場合は水分補給を十分に行いながら安静にするしかないといいます。1歳未満の乳児の感染は特にリスクが高く、咳が出ずに呼吸困難に陥ることもあるそうです。
予防にはワクチンが有効で、米国では三種混合(ジフテリア、破傷風、百日咳のワクチン)ワクチンの接種が推奨されており、日本ではこれにポリオを加えた四種混合ワクチンが定期接種の対象になっています。