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「顔面移植」の結果は長期的に良好であることが明らかになったそうです。フィンランドの研究チームが、世界でこれまでに実施された全ての顔面移植に関するデータを分析し、医学誌JAMA Surgeryに発表しました。
顔面移植は2005年に初めて実施され、それ以降、世界11カ国(北米、欧州、中国、ロシア)で患者48人対して計50件が行われました。このうち52%が顔全体の移植で、48%は部分的な移植だったといいます。
顔面移植を受けた患者の5年生存率は85%、10年生存率は74%だそうです。移植そのものに関連する死亡に限ると、5年生存率は96%、10年生存率は83%に上がるといいます。
肝臓移植の10年生存率が61%、心臓移植の10年生存率が65%であるといい、チームは顔面移植の生存率の高さが浮き彫りになったとしています。失敗したとみられる顔面移植6件のうち4件は、拒絶反応が原因だったとのことです。