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「乳幼児突然死症候群(SIDS)」のリスクの予測は、現状ではできません。しかし米国の研究チームが、既存の検査(新生児マススクリーニング検査)の項目に含まれる代謝産物を調べることで、そのリスク予想が可能になるかもしれないとの研究成果を、医学誌JAMA Pediatricsに発表しました。
新生児マススクリーニング検査は、新生児のかかとから血液を採取し、先天性疾患の有無を調べるもので、米国では全ての州で実施が義務付けられているといいます。チームは、SIDSで死亡した乳児354人とSIDSを発症しなかった乳児1416人について、この検査のデータを比較したそうです。
その結果、SIDSのリスク上昇に関連する8種類の代謝産物が特定されたそうです。この代謝産物から予測した「SIDS高リスク児」は、「SIDS低リスク児」に比べてSIDSを発症する確率が14倍高くなることが分かったといいます。高リスク児は、糖や脂肪の使用や分解に困難を抱えている可能性があるとのことです。