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子宮頸がんなどの原因となる「ヒトパピローマウイルス(HPV)」が、男性の生殖能力に影響を及ぼす可能性があるようです。アルゼンチンの研究チームが、HPVワクチン未接種の18歳以上の男性205人の精液サンプルを分析し、その結果を科学誌Frontiers in Cellular and Infection Microbiologyに発表しました。
参加者の男性のうち19%に当たる39人がHPV検査で陽性となり、20人の男性がHPVの中でも子宮頸がん、肛門がん、中咽頭がんなどの悪性腫瘍を引き起こす可能性が高い「高リスク株」の感染者だったといいます。
これらの男性は、HPVに感染してない男性に比べて、精液中に死んだ精子の割合が高いことが分かったそうです。また、精子の損傷やDNAの変化につながる白血球の減少、活性酸素種の増加も認められたといいます。一方で、「低リスク株」が感染していた男性については、同様の関連は認められなかったとのことです。