非公開の医師求人情報を
ご紹介いたします!
マイナビDOCTORでは、医師専任のキャリアパートナーが
あなたの転職活動をサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。
米疾病対策センター(CDC)は27日、キューバから帰国した21人が「オロプーシェ熱」を発症したと発表しました。また、医師らに対し、中南米への渡航歴がある人については、感染の可能性を考慮するよう注意を呼びかけています。
オロプーシェ熱の原因となるオロプーシェウイルスは、ヌカカ(ハエ目の微小昆虫)や蚊を介してヒトに感染します。中南米では今年に入り、既知の流行地だけでなく新たな地域でも感染者が見つかり、ボリビア、ブラジル、コロンビア、キューバ、ペルーで8000人以上の患者が報告されています。
主な症状は発熱や頭痛、筋肉痛で、下痢や嘔吐、発疹がみられることもあるそうです。命にかかわることはまれですが、ブラジルでは最近、健康な若者2人が死亡したといいます。妊婦から胎児に感染したとみられるケースも確認されています。
ワクチンや治療薬はありません。CDCはキューバを訪れる全旅行者に対し、虫除け対策を講じることを推奨しています。