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ニュージーランド特産の蜂蜜「マヌカハニー」で、乳がんの70~80%を占める「エストロゲン受容体(ER)陽性乳がん」の増殖を抑制できるかもしれません。
米国の研究チームがER陽性乳がんマウスにマヌカハニーを経口投与したところ、腫瘍の増殖が84%抑制されることが明らかになりました。正常な乳房細胞が影響を受けたり、重大な副作用が起きたりすることはなかったといいます。ヒトの細胞を使った実験でも、マヌカハニーが正常な細胞に影響を与えることなく、ER陽性乳がん細胞の増殖を抑制することが示されました。
マヌカハニーによって、腫瘍の増殖に関与する情報シグナル伝達が阻害され、乳がんの細胞死が誘導されることも分かったそうです。ER陽性乳がん治療に一般的に使われる「タモキシフェン」などの抗エストロゲン薬の効果は、マヌカハニーと併用することで高まる可能性があるとのことです。
チームは科学誌Nutrientsに論文を発表しました。