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米食品医薬品局(FDA)は9日、重篤なアレルギー反応「アナフィラキシー」に対処するためのエピネフリン点鼻スプレーを承認したそうです。
米CNNによると、承認されたのは米ARS Pharmaceuticals社が開発した「Neffy」という薬です。体重30kg以上の成人及び子どもが対象で、片方の鼻孔からスプレーを噴霧して投与するといいます。アナフィラキシーの一般的な補助治療剤である「エピペン(エピネフリン自己注射薬)」などと同じく、必要に応じて2回目の投与もできるそうです。
健康な成人175人を対象とした臨床試験では、Neffyを使用した場合とエピネフリンを注射で投与した場合で、血中のエピネフリン濃度が同等であることが示されたといいます。
注射針を使わずにエピネフリンを投与できるため、注射を怖がる子どもにとって使用のハードルが下がることが期待されます。ARS社は、9月末までに体重15~30kgの小児用Neffyの承認も申請する予定とのことです。