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人工甘味料の「エリスリトール」は、心臓発作や脳卒中の一因となる血栓のリスクを高めるそうです。米国の研究チームが、研究成果を医学誌Arteriosclerosis, Thrombosis and Vascular Biologyに発表しました。
エリスリトールはトウモロコシを原料とする糖アルコールで、「ゼロカロリー」や「糖質ゼロ」の商品に使われています。チームは、健康な中年男女20人を対象に調査を実施。参加者は一晩の絶食後、30gのエリスリトールまたは砂糖(グルコース)が入った甘い水を飲んだといいます。
甘い水を飲む前と飲んだ30分後の血液を比較したところ、グルコース入りの水を飲んでも血中グルコースレベル(血糖値)の上昇はわずかだったのに対し、エリスリトール入りの水を飲むと血中エリスリトールレベルが1000倍に上昇したといいます。そして、エリスリトール群でのみ、血栓につながる「血小板凝集」が増加することが分かったそうです。