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植物由来の成分を配合するサプリメントは、過剰に摂取すると肝障害につながる可能性があるそうです。米国の成人の約5%がそういった危険性のあるサプリを使用していることが分かったと、米国の研究チームが医学誌JAMA Network Open に発表しました。
ウコン、緑茶、アシュワガンダ、ガルシニア・カンボジア、紅麹、ブラックコホシュの6種類のサプリが肝臓に負担をかける可能性があるといいます。チームが、米国の成人9685人のデータを分析したところ、4.7%がこのうち一つ以上を摂取していることが判明。
最も多かったのはウコンのサプリで、関節痛などを和らげるために推定1100万人以上が定期的に摂取しているとみられるそうです。同じ目的で非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を使用しているのは1480万人おり、あまり変わらない数だといいます。
薬物性肝障害のうち、こうしたサプリの過剰摂取などによる症例の割合は、2004~05年の7%から13~14年は3倍近い20%に増加しているとのことです。