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WHO(世界保健機関)のアメリカ地域事務局である汎米保健機構(PAHO)は2日、ブラジルで「オロプーシェ熱」によって若い女性2人が死亡したとみられることなどを受けて、疫学的警告を出しました。
オロプーシェ熱は、ヌカカ(ハエ目の微小昆虫)や蚊に刺されることで「オロプーシェウイルス」に感染して発症する熱性疾患です。米疾病対策センター(CDC)によると、症状はデング熱に似ており、発熱、頭痛、筋肉痛などが生じます。妊婦が感染すると、ジカウイルス感染症でもみられる胎児の「小頭症」や死産につながる可能性もあるそうです。ワクチンや特効薬はありません。
NBC Newsによると、中南米では今年に入り、少なくとも8078件のオロプーシェ症例が報告されています。このうち約90%(7284件)はブラジルで確認されており、昨年1年間の832件から急増しているそうです。