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米食品医薬品局(FDA)が7月29日、ガーダントヘルス社が開発した血液による大腸がん検査「Shield」を承認したそうです。米NBC Newsなどが報じました。Shieldは腫瘍から血液中に放出される特有のDNAを測定することで大腸がんを検出します。
米国の研究チームが今年3月、米医学誌New England Journal of Medicineに、約8000人を対象に行ったShieldの研究結果を発表しています。それによると、Shieldの大腸がん検出の感度は約83%だそうです。
ただ、腫瘍由来のDNAは進行した大腸がんから多く放出されるため、Shieldが最も効果を発揮するのはその段階のがんの検出だといいます。実際、3月に発表された研究結果でも、初期ポリープは13%しか検出されなかったとのこと。
なお、Shieldの結果だけでは大腸がんの診断はできず、陽性が出た場合は内視鏡による精密検査が推奨されるそうです。