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前立腺肥大症の治療に一般的に使われる既存薬で、「レビー小体型認知症(DLB)」の発症リスクを抑制できるかもしれません。DLBはアルツハイマー病に次いで2番目に多い認知症で、レビー小体というタンパク質が脳に異常に蓄積して神経細胞が減少する病気です。米国の研究チームが、前立腺肥大症治療薬の「テラゾシン」「ドキサゾシン」「アルフゾシン」が脳細胞のエネルギー産生に必要な酵素を活性化することで細胞死を阻害する可能性があることに着目。3薬のいずれかを使用する男性12万6313人を、別のタイプの薬(タムスロシン、5α還元酵素阻害剤)を使用する人と比較しました。その結果、テラゾシンなどの3薬を使用する群は3年以内のDLB発症リスクが、タムスロシンの群と比べて40%、5α還元酵素阻害剤の群と比べて37%、それぞれ低いことが明らかになったといいます。医学誌Neurologyに発表した論文です。