非公開の医師求人情報を
ご紹介いたします!
マイナビDOCTORでは、医師専任のキャリアパートナーが
あなたの転職活動をサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。
ザクロやイチゴなどに含まれる物質が、アルツハイマー病(AD)の進行を遅らせる可能性があるそうです。デンマークの研究チームが着目したのは、これらの果物に含まれるエラグ酸の腸内代謝物「ウロリチンA」です。チームがADマウスにウロリチンAを長期にわたって投与したところ、ADマウスの学習能力や記憶力、嗅覚が向上することが明らかになりました。ADなどの神経変性疾患は、損傷したミトコンドリアの蓄積が原因の一つと考えられているといいます。AD患者の脳は、炎症に関連するタンパク質「カテプシンZ」が過剰に活性化しており、これが損傷ミトコンドリアを除去する細胞の機能を妨げているとみられます。ウロリチンAは、カテプシンZの産生を抑制するといいます。医学誌Alzheimer’s & Dementiaに発表した論文です。