同院では、19名の看護職員が、投薬や検査、経管栄養や喀痰吸引など、必要な医療処置を行っています。また、施設内にある「府中みのりクリニック」や、系列の医療機関である「寺岡記念病院」と連携し、急変などの緊急時にも万全態勢を取っています。

長期療養生活になる方も多く、入所者の方やご家族の意思をできるだけ尊重し、プライバシーに配慮したサービスを提供しています。看取りを行う際も、ご家族と何度も話合い、本人及び家族の思いを尊重した看取り介護を行っています。

感染予防、褥瘡予防、介護事故予防、身体拘束適正化・高齢者虐待防止などさまざまな委員会を組織し、入所者のリスクを軽減できるよう体制を整えています。また、自然災害や新型コロナウイルス感染症の発生を想定した業務継続計画を策定し、有事に備えています。

ベッドに装着し寝返りや呼吸、心拍、睡眠状態などを測定する見守りセンサーを導入し、入所者の方の状態に合わせたケアを行なっています。特に夜勤時の職員の負担が軽減され、職員に時間的・精神的余裕が生まれ、ケアの質の向上に繋がっています。さらに、入浴介助装置やアシストスーツなどを積極的に導入し、職員の負担軽減や業務の効率化に取組んでいます。

夏祭り、運動会、クリスマス会、正月など季節ごとに行事を行っています。2023年の夏祭りはコロナ禍以降、初めてご家族と一緒に行う行事であったため、とても喜ばれました。また、生け花クラブの活動や折り紙をちぎった作品づくりなどのレクリエーションも計画的に行っています。