マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
国立がん研究センターは、今年新たにがんと診断される人が昨年比で約2万8000人増えて約101万人になるとの予測を発表しました。
がんの死亡者数の予測も合わせて増加し、約37万4000人で、こちらも過去最高になる見込みです。がんによる死亡は約22万300人、女性が約15万3700人と、大幅に男性が多い予測となっています。
国立がん研究センター(国がん、中釜斉理事長)のがん対策情報センターは15日、2016年のがん罹患数が、前年予測に比べ2万8100例増えて101万200例に達するとの予測を公表した。16年のがん死亡数が37万4000人になるとの予測も同時に発表した。【君塚靖】
男女合計の部位別の罹患数では、大腸(14万7200例)、胃(13万3900例)、肺(13万3800例)、前立腺(9万2600例)、乳房(9万例)の順となる。
がん死亡数については、前年予測に比べ約3000人増加。男女別では、男性が22万300人、女性が15万3700人。男女合計の部位別では、肺(7万7300人)、大腸(5万1600人)、胃(4万8500人)、膵臓(3万3700人)、肝臓(2万8100人)の順となり、前年と変化はない。
出典:医療介護CBニュース