医師がWEB面接で転職を成功させるポイント|医師転職ナレッジ

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医師がWEB面接で転職を成功させるポイント

採用面接をオンラインで行う医療機関が急速に増えていますが、初めてのWEB面接となれば戸惑うことも多いのではないでしょうか。そこで、シリーズ「医師の転職 WEB面接のマナー」では3回にわたり、WEB面接の基本知識を解説。#1【心がまえ編】#2【準備編】につづき、今回は面接本番で気を付けるべきポイントについて解説します。

<この記事のまとめ>
・WEB面接開始時は時間に余裕をもってスタンバイ。先方の接続直後は挨拶を忘れずに。
・明るい表情で口角を上げ、目線が下がらないよう気を付ける。はっきりと発音する。
・面接中に接続が中断したら、あわてずに電話やメールなどで先方と連絡をとりつつ、再接続を試みる。

1.WEB面接を開始する時のマナー

WEB面接の当日までに行うことは、#2【準備編】で解説しました。WEB面接当日は面接時間の10~15分前にはツールやアプリを立ち上げ、スタンバイしておきましょう。

スタンバイ中でも姿勢や表情に気を付けてください。ツールによっては(あるいは、ツールの誤操作により)、待機中の映像が先方に届いていることがあります。本番中と同じ姿勢や表情でいる必要はありませんが、カメラの前で過度に気を抜いたような態度は取らないほうが無難です。

面接開始時間となり、面接官側が映し出されるといよいよ面接の開始です。接続直後は面接官と音声や画像の確認をすることから始まるため、つい挨拶を忘れてしまいがちですが、「本日はお時間を作っていただきありがとうございます。▲▲▲▲(フルネーム)と申します。よろしくお願いいたします」としっかりと挨拶をしましょう。

その後は対面面接と同様ですが、オンラインだからこそ気を付けるべきポイントについて次項から詳しく見ていきましょう。

2.WEB面接での表情のコツ

対面面接と同様、WEB面接でも「第一印象」は非常に重要です。健康的で清潔感のある印象を先方に与えられるかが大事です。顔色の明るさは#2【準備編】で解説したように事前リハーサルで見え方を確認しておき、デスクライトを使用するなど工夫することをおすすめします。当日は表情に気を配りましょう。常に明るい表情を意識し、口角は不自然にならない程度に上げ、目は大きく開き、笑顔はややオーバーにするくらいでちょうどいいかもしれません。

3.WEB面接での話し方のコツ

WEB面接では面接官の雰囲気もつかみにくいものです。つい早口になってしまいがちですが、面接官に伝えたいことが伝わらない可能性もあります。WEB面接では、できるだけ「ゆっくりと」「ハキハキと」「落ち着いて」話すようにしましょう。また、音声はマイクからスピーカーまたはイヤホンを通して伝わるため、対面面接よりもハッキリと伝わりにくいもの。話すスピードを抑え、通常より明瞭に発音することを心がけましょう。

また面接官が話している時のあいづちにも注意が必要です。面接官がひと呼吸置いてから再び話し出すまでの間にマイクを通して大きなあいづちを打つと、面接官は話の腰を折られたように感じてしまうこともあります。この点も含めて、マイクを通すとどのような伝わり方をするのか事前にチェックしておくといいでしょう。デバイスやツールにより伝わり方が異なることもあるので、やや暗め・低めに声が伝わる場合は、不自然にならない程度に声のトーンを上げて話すと明るい印象になります。

4.WEB面接では姿勢にも注意

WEB面接でモニターに映し出されるのは顔と上半身のみです。そのため、姿勢の良し悪しに注意が向きにくいかもしれませんが、椅子にもたれかかったり、机に肘をついたりする姿勢は傲慢な印象、だらしない印象を与えてしまいます。WEB面接でも対面面接と同じように、しっかりと背筋を伸ばして椅子に腰かけるようにしましょう。足元は映りませんが、脚を組んだり投げ出すように座ったりすると不自然な姿勢に映ります。全体的に美しい姿勢を作り出すためには、モニターに映るかどうかにかかわらず下半身の体勢も整えることが大切です。

また、前のめりになってカメラに近付きすぎると、面接官側のモニターで顔面がアップで映し出され不自然な印象です。カメラから少し離れた位置で姿勢を正し、カメラに目線を合わせて話すと好印象を与えることができるでしょう。手元にカンペや履歴書のコピーなどを置いておくのは問題ありませんが、それを見るためにずっと視線を下げていると「面接に集中していないのでは?」とあらぬ誤解を与える可能性があるので注意してください。

5.WEB面接中にトラブルが起きたらどうする?

WEB面接の間に通信が途切れてしまった場合は、まずは電話やメールなど別の手段で連絡を取りつつ、再接続を試みてください。連絡なしに再接続を試みると、うまくいかない場合は先方を待たせてしまうことになります。想定外の事態にあわててしまうかもしれませんが、先方も通信面のトラブルは想定しながら面接をしています。過度に心配しすぎず、落ち着いて対処しましょう。

6.WEB面接直後も油断しない

WEB面接が終了したら、お礼を伝え、「退室ボタン」をクリックすると通信終了です。電話のマナーと同じように、相手の退室を確認してから自身も退室するようにしましょう。相手よりも先に退室すると、「一刻も早く面接を終わらせたい」と考えているかのような印象を与えてしまう可能性があります。

#1【心構え編】#2【準備編】と3回にわたりWEB面接のマナーを確認してきました。事前の準備やリハーサルを丁寧に行うほど好印象を与えることができ、また安心して話す内容に集中できることがおわかりいただけたのではないでしょうか。WEB面接の予定がある方は、友人や家族、転職エージェントの協力を得てリハーサルを行い、万全の体制で面接本番を迎えましょう。

PROFILE

執筆/成田 亜希子(なりた・あきこ) 
 
医師・ライター。2011年に医師免許取得後、臨床研修を経て一般内科医として勤務。その後、国立保健医療科学院や結核研究所での研修を修了し、保健所勤務の経験もあり。公衆衛生や感染症を中心として、介護行政、母子保健、精神福祉など幅広い分野に詳しい。日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。

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