自殺未遂などの救急患者、医療機関の対応力強化 東京都が専門研修事業を開始へ|業界ニュース

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

自殺未遂などの救急患者、医療機関の対応力強化
東京都が専門研修事業を開始へ

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
東京都が3月24日から研修スタートする「救急医等専門研修事業」の目的は精神疾患と身体疾患を併せ持った救急患者を受け入れる環境の整備です。自殺未遂者や過量服薬などへの対応には、その両方への対応力が問われます。研修は2020年度までに計7回行われる見通しです。

東京都は、「救急医等専門研修事業」を始める。精神疾患と身体疾患を併せ持った救急患者を受け入れる環境を整えることが目的で、医師や看護師、救急隊員などを対象にした研修を3月24日に開催する。救急告示医療機関における自殺未遂者や過量服薬などへの対応力の強化を図りたい考えだ。【新井哉】

精神疾患を併せ持った救急患者の搬送をめぐっては、ケースによっては精神科医による対応が必要になるため、患者の受け入れが可能な医療機関を探すのに時間がかかっているのが実情だ。

特に精神科のない救急告示医療機関に患者が搬送された場合、精神疾患の知識がほとんどない救急医が単独で対応せざるを得ない。自傷行為の部位の縫合などの処置ができたとしても、退院後の精神科外来の通院に関する助言といったフォローアップができない恐れがある。

こうした状況などを踏まえ、都は、精神疾患と身体疾患を併せ持った救急患者を受け入れる際、▽標準的な初期治療を提供するために必要な医学的知識▽接遇法▽入院管理▽外来フォローアップへのつなぎ方―などを救急告示医療機関の医師らが身に付ける必要があると判断した。

研修では講義とグループワークを行う予定で、精神科医療機関の医師や看護師、精神保健福祉士がアドバイザーとして参加する。2020年度までに計7回の研修が行われる見通し。

出典:医療介護CBニュース

RECENTLY ENTRY最新記事

RECOMMEND ARTICLEおすすめ記事

CATEGORY記事カテゴリ

医師転職ナレッジ
意外と知らない医師の転職市場。ここでは、医師の転職市場全体の動向や、診療科目別のトレンドなど希望のキャリアを実現するナレッジを紹介いたします。
医師の現場と働き方
このコンテンツでは、勤める環境によって、医師がどんな働き方になるのかをデータや現場レポートを交えて紹介いたします。
DOCTORY(ドクトリー)
「Doctor=医師」+「Story=物語」+「Victory=成功、喜び」から成る造語です。第一線で活躍される先生方のキャリアや生き方に関するお話をうかがい、若き医師たちの指針となるようなメッセージをお届けします。
スペシャルコラム
最新の医療関連情報はもちろん「開業」のヒントや「お金」の話など、医師のライフスタイルを豊かにする情報満載。
世界の医療NEWS
世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

求人検索

まずは【勤務形態】を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください