鎮咳薬アスベリンと不整脈治療薬アスペノンの取り違え防止を喚起|業界ニュース

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鎮咳薬アスベリンと不整脈治療薬アスペノンの取り違え防止を喚起

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
医薬品取り違えの原因のひとつに「名称の類似」があります。販売名が類似している鎮咳薬「アスベリン錠」と不整脈治療薬「アスペノンカプセル」の取り違えにより誤処方した事例がこれまで年1件程度で推移してきましたが、2018年以降22件まで急増しており、販売元であるニプロESファーマとバイエル薬品は注意喚起を行っています。取り違えは重大な健康被害を引き起こすリスクがあるため、販売名と効能・効果を確認するなど取り違え防止の徹底が求められます。

ニプロESファーマの鎮咳薬「アスベリン錠」(一般名:チペピジンヒベンズ酸塩)とバイエル薬品の不整脈治療薬「アスペノンカプセル」(同:アプリンジン塩酸塩)について、販売名類似による取り違え処方が急増しているとして、両社はこのほど医療関係者に「処方誤りは健康被害を引き起こすリスクがある」として注意喚起を始めた。医薬品医療機器総合機構(PMDA)も9月2日にホームページなどで情報提供を行った。

日本医療機能評価機構の集計によると、販売名が類似している両剤を取り違えて誤処方した事例は年1件程度で推移してきたが、2018年以降は22件(19年8月5日時点)まで急増している。「かぜ薬の処方の中にアスペノンの処方がなされていた」「咳が出ておらず不整脈のある患者にアスベリンが処方されていた」などの取り違え事例が報告されており、疑義照会で誤処方が判明している。

両社は、処方・調剤誤りの防止策として、▶販売名と効能・効果を確認する、▶薬剤オーダリングシステム等を使用している場合は薬剤名の前に薬効分類名を記載する―などの実施を推奨している。

出典:Web医事新報

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