マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
今年3月、39年間にもわたる鹿児島県の下甑島(しもこしきじま)でも診療所勤務生活を終えた“Dr.コトー”こと瀬戸上健二郎先生(76)が、この10月にオーストラリア・メルボルンで開催された『へき地医療学会』(Rural Medicine Australia17=RMA17)に参加しました。
日程は10月19~21日。瀬戸上先生は愛弟子である齋藤学先生とともに、長きにわたり世界のへき地医療をリードしてきたオーストラリア大陸に上陸。
39年もの間、日本の離島でへき地医療に尽力、その生き方がコミック化、映画化、ドラマ化されるなど絶大な知名度を持つ“Dr.コトー”の正体・瀬戸上先生の名は、現地のへき地医療界でも知れ渡っており、多くの方が瀬戸上先生に笑顔で話しかけ、記念撮影を求める光景が見受けられました。
壇上でスピーチ(冒頭のみ英語、途中から日本語)を行った瀬戸上先生は、自らの歩みを写真でスライドを利用して説明。
「英語を使う必要はないと思ってたんだけど、やっぱり必要がありました(笑)。ちょっと遅いけど、今から少し英語の勉強を始めようと思います。『Dr.コトー』もね、シリーズがまた始まっているし、これから英語を勉強する場面も出てくるんじゃないかと思っています」とスピーチし、へき地医療学会に集った聴衆を笑わせていました。
「RMA17」による瀬戸上先生の公式インタビュー映像
https://youtu.be/H3W1nUGqc90?t=19