日病・相澤会長、病院の入院患者減に危機感~コロナ前から病床利用率低下、原因調査へ|業界ニュース

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

日病・相澤会長、病院の入院患者減に危機感
~コロナ前から病床利用率低下、原因調査へ

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
7月25日、日病の相澤会長が病院に入院する患者がコロナ禍前に比べて減少しているとの認識を示し、病院経営に危機感を表明しました。特に予定入院の減少が目立つとする声があるといい、日病では、どのような症例で入院が減っているのか、患者の流れが地域でどう変わったかなどを調査する方針です。

日本病院会の相澤孝夫会長は25日の定例記者会見で、病院に入院する患者がコロナ禍の前に比べて減少しているとの認識を示し、危機感を表明した。特に予定入院の減少が目立つとする声があるといい、日病では、どのような症例で入院が減っているのか、患者の流れが地域でどう変わったかなどを調査する方針。【兼松昭夫】

相澤氏は会見で「入院患者が減り始めるのは2030年以降だといわれていたが、2023年に既に始まっているのなら、病院の経営や地域の医療提供体制を含めてどう考えるのか、しっかり議論しなくてはならない」などと述べた。

相澤氏によると、日病が22日に開いた常任理事会で入院患者の減少を指摘する声が相次いだ。

そこで、厚生労働省が毎月集計している調査で病院の病床利用率を確認すると、23年4月は全病床ベースで71.9 %、一般病床ベースで65.1%。これに対し、コロナ前の19年4月は全病床ベースで76.3%、一般病床ベースで69.5%だった。23年4月には、いずれも4.4ポイント低下したことになる。

ただ、この間に平均在院日数は大きく変化しておらず、相澤氏は「実質の患者数が減っているのだろう」と述べた。常任理事会では、予定入院の減少が特に目立つという声があったという。

相澤氏は、病院の病床利用率について「5-6年前は85%くらいないと経営が苦しいといわれていたが、今は80%を維持できず、70%当たりを前後している」とも述べた。

日病では、どのような病気や年代の患者が減っているのか、入院・退院患者の流れが地域でどう変わったかなどを調査する方針。

出典: 医療介護CBニュース

オンライン診療の非公開求人
をご紹介いたします。

先生の希望条件をぜひマイナビDOCTORの
キャリアパートナーにご相談ください。

RECENTLY ENTRY最新記事

RECOMMEND ARTICLEおすすめ記事

CATEGORY記事カテゴリ

医師転職ナレッジ
意外と知らない医師の転職市場。ここでは、医師の転職市場全体の動向や、診療科目別のトレンドなど希望のキャリアを実現するナレッジを紹介いたします。
医師の現場と働き方
このコンテンツでは、勤める環境によって、医師がどんな働き方になるのかをデータや現場レポートを交えて紹介いたします。
DOCTORY(ドクトリー)
「Doctor=医師」+「Story=物語」+「Victory=成功、喜び」から成る造語です。第一線で活躍される先生方のキャリアや生き方に関するお話をうかがい、若き医師たちの指針となるようなメッセージをお届けします。
スペシャルコラム
最新の医療関連情報はもちろん「開業」のヒントや「お金」の話など、医師のライフスタイルを豊かにする情報満載。
世界の医療NEWS
世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

求人検索

まずは【勤務形態】を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください