マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
11月17日、厚労省は「第106回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価」を公表しました。それによると、新規感染者数は全国的に増加が継続しており、今後の感染状況は「今夏のような感染拡大となる可能性もある」と指摘しています。
厚生労働省が17日に公表した第106回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、新規感染者数について「全国的に増加が継続しており、ほぼすべての地域で今週先週比が1を上回っている」と指摘している。【新井哉】
現在の感染状況については、「地域差がみられ、その差が拡大している」と説明。北海道では今夏の感染拡大のピークを超えて過去最多を更新しているという。
全国の年代別の新規感染者数に関しては、人口当たりでは若い世代ほど多くなっていると指摘。高齢者の新規感染者数も増加し、重症者数と死亡者数も増加傾向にあるという。
今後の感染状況については、「大都市において短期的には、地域差や不確実性はあるものの、増加が予測されており、今夏のような感染拡大となる可能性もある」としている。
出典:医療介護CBニュース