マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
7月9日、総務省消防庁は、熱中症の1週間の救急搬送状況(8月1日-7日)の速報値を公表しました。全国の搬送者数は前週比102人増の7,218人で3週連続で増加、年齢別では高齢者が全体の55.2%を占めました。初診時の傷病程度別をみると、死亡が5人、重症が231人となり、連日の猛暑による搬送者数も懸念されます。
総務省消防庁は9日、熱中症の1週間の救急搬送状況(1-7日)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週比102人増の7,218人で、3週連続で増加した。初診時の傷病程度別では、死亡が5人、重症が231人いた。【新井哉】
都道府県別の搬送者数は、東京が645人で最も多く、以下は埼玉(488人)、愛知(447人)、大阪(427人)、神奈川(391人)、千葉(386人)、兵庫(336人)、福岡(323人)、茨城(244人)、静岡(193人)などの順だった。
年齢別では、65歳以上の高齢者(3,982人)が全体の55.2%を占めた。熱中症の発生場所に関しては、住居(2,889人)が最も多かった。
出典:医療介護CBニュース