マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
7月12日、総務省消防庁は、熱中症の1週間の救急搬送状況(7月4日-10日)の速報値を公表しました。全国の搬送者数は前週比8,609人減の5,744人で、年齢別では高齢者が全体の56.7%を占めました。初診時の傷病の程度別をみると、死亡が8人、重症が106人となり、猛暑による今後の搬送者数も懸念されます。
総務省消防庁は12日、熱中症の1週間の救急搬送状況(4-10日)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週比8,609人減の5,744人だった。初診時の傷病程度別では、死亡が8人、重症が106人いた。【新井哉】
都道府県別の搬送者数は、東京が419人で最も多く、以下は大阪(377人)、福岡(340人)、埼玉、兵庫(共に281人)、愛知(257人)、北海道、神奈川(共に250人)、千葉(181人)、鹿児島(152人)、広島、熊本(共に131人)、沖縄(125人)、京都(123人)などの順だった。
年齢別では、65歳以上の高齢者(3,259人)が全体の56.7%を占めた。熱中症の発生場所に関しては、住居(2,764人)が最も多かった。
出典:医療介護CBニュース