オンライン資格確認来年度義務化は困難~日医会長 「物理的に間に合わない」【日本医師会】|業界ニュース

医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

オンライン資格確認来年度義務化は困難
~日医会長 「物理的に間に合わない」【日本医師会】

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
日本医師会は、オンライン資格確認への対応について、2023年4月以降に医療機関や薬局に原則として義務付けるのはスケジュール的に困難との認識を6月15日の定例会見で示しました。日医の中川会長は、オンライン資格確認システムへの対応を進めること自体には前向きに受け止めているとしつつ、2023年4月以降の原則義務化は「物理的に間に合わない」と指摘し、医療現場や患者さんが混乱しないよう政府に配慮を求めています。

日本医師会の中川俊男会長は15日の定例記者会見で、オンライン資格確認への対応を2023年4月以降、医療機関や薬局に原則として義務付けるのはスケジュール的に困難だとの認識を示し、医療現場や患者が混乱しないよう政府に配慮を求めた。【兼松昭夫】

オンライン資格確認は、マイナンバーカードの健康保険証を使う患者の医療保険の資格を確認できる仕組み。23年1月に運用が始まる電子処方箋システムなど「データヘルス集中改革」の基盤となる。

政府が7日に閣議決定した骨太方針2022では、23 年4月以降、オンライン資格確認システムへの対応を医療機関と薬局に原則として義務付け、将来的に保険証の廃止を目指す方向性を打ち出した。

中川会長は会見で、オンライン資格確認システムへの対応を進めること自体には前向きな受け止め方を示したが、23年4月以降の原則義務化は「物理的に間に合わない」と指摘した。

オンライン資格確認システムへの対応に必要な顔認証付きカードリーダーの供給不足が解消されていないなど課題があるためで、医療機関への財政支援など環境整備の必要性を指摘した。

保険証の原則廃止で医療を受けにくくなる患者が出ることへの懸念も表明し、オンライン資格確認システムへの対応が完全に達成されてからの課題に位置付けるよう求めた。

出典:医療介護CBニュース

RECENTLY ENTRY最新記事

RECOMMEND ARTICLEおすすめ記事

CATEGORY記事カテゴリ

医師転職ナレッジ
意外と知らない医師の転職市場。ここでは、医師の転職市場全体の動向や、診療科目別のトレンドなど希望のキャリアを実現するナレッジを紹介いたします。
医師の現場と働き方
このコンテンツでは、勤める環境によって、医師がどんな働き方になるのかをデータや現場レポートを交えて紹介いたします。
DOCTORY(ドクトリー)
「Doctor=医師」+「Story=物語」+「Victory=成功、喜び」から成る造語です。第一線で活躍される先生方のキャリアや生き方に関するお話をうかがい、若き医師たちの指針となるようなメッセージをお届けします。
スペシャルコラム
最新の医療関連情報はもちろん「開業」のヒントや「お金」の話など、医師のライフスタイルを豊かにする情報満載。
世界の医療NEWS
世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

求人検索

まずは【勤務形態】を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください