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依存症専門医療機関で家族向け回復プログラム実施~千葉県がギャンブル等依存症対策推進計画案を公表

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント

2月17日、千葉県が「千葉県ギャンブル等依存症対策推進計画」(2022-27年度)案を公表。依存症専門医療機関における治療支援については、依存症治療プログラムや家族向け回復プログラムを実施し、早期回復への支援に取り組みます。具体的施策に関しては、治療・回復プログラムの実施に加え、依存症治療拠点機関で医療従事者を対象とした研修を実施するなど、依存症医療の均てん化や関係機関とのネットワーク化に取り組む方向性を提示しています。

千葉県は17日、「千葉県ギャンブル等依存症対策推進計画」(2022-27年度)の案を公表した。依存症専門医療機関における治療支援については、依存症治療プログラムや家族向け回復プログラムを実施し、早期回復への支援に取り組む。【新井哉】

計画案によると、過去1年以内にギャンブルなどの経験のある「ギャンブル等依存が疑われる者」は県内で約3万5,000人いると推計。同県におけるギャンブル等依存症の診断名による外来患者数は15人(17年度の精神保健福祉資料)となっていることに触れ、「ギャンブル等依存症が疑われる人のうち医療が必要な人の大多数が、治療を受けていない現状」が考えられるという。

治療支援の現状と課題については、専門医療機関や専門医師の不足などから、依存症患者が必要な支援を受けられていない状況があると指摘。このため、「依存症に対応することができる医療機関を確保することが必要」としている。

具体的な施策に関しては、治療・回復プログラムの実施に加え、依存症治療拠点機関で医療従事者を対象とした研修を実施するなど、依存症医療の均てん化や関係機関とのネットワーク化に取り組む方向性を示している。

出典: 医療介護CBニュース

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