重症化しやすいデルタ株による感染者も検出~厚労省がコロナアドバイザリーボードの分析公表|業界ニュース

重症化しやすいデルタ株による感染者も検出
~厚労省がコロナアドバイザリーボードの分析公表

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
2月2日、厚労省が第70回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表。オミクロン株への置き換わりが進んでいますが「より重症化しやすいデルタ株による感染者も検出されている」と指摘しています。今後の見通しについて、一部地域で減少傾向や上げ止まりの状況であり、増加速度の鈍化傾向も見られるとしながらも、「オミクロン株の特性やPCR検査陽性率などの推移から、今後も全国で増加速度は鈍化しつつも感染拡大が継続すると考えられ、オミクロン株の特性や現在の感染状況を踏まえた対策を迅速に実施する必要がある」としています。

厚生労働省は2日、第70回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。オミクロン株への置き換わりが進んでいるが、「より重症化しやすいデルタ株による感染者も検出されている」と指摘。オミクロン株については、感染拡大が先行した沖縄県では若年層で感染者数が減少しているが、「70代で増加が継続するとともに、入院例も増加し続けている」との見解を示している。【新井哉】

厚労省によると、1月26日時点の全国の入院者数は1万6,802人で、1週間前と比べて5,917人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は39.4%(1週間前は26.2%)で、都道府県別では、和歌山(89.5%)が最も高く、以下は、奈良(65.1%)、沖縄(65.0%)、山梨(61.4%)、熊本(59.4%)、群馬(56.1%)、山口(55.1%)、岐阜(55.0%)、兵庫(54.5%)、石川(53.9%)、大阪(50.5%)などの順だった。

全国の重症者数(1月26日時点)は、1週間前と比べて441人多い1,126人となっている。都道府県別では、東京(492人)が最も多かった。2番目に多かったのは大阪(433人)だった。

今後の見通しについては、一部の地域で減少傾向や上げ止まりの状況であり、増加速度の鈍化傾向も見られるとしながらも、「オミクロン株の特性やPCR検査陽性率などの推移から、今後も全国で増加速度は鈍化しつつも感染拡大が継続すると考えられ、オミクロン株の特性や現在の感染状況を踏まえた対策を迅速に実施する必要がある」としている。

出典: 医療介護CBニュース

RECENTLY ENTRY最新記事

RECOMMEND ARTICLEおすすめ記事

CATEGORY記事カテゴリ

医師転職ナレッジ
意外と知らない医師の転職市場。ここでは、医師の転職市場全体の動向や、診療科目別のトレンドなど希望のキャリアを実現するナレッジを紹介いたします。
医師の現場と働き方
このコンテンツでは、勤める環境によって、医師がどんな働き方になるのかをデータや現場レポートを交えて紹介いたします。
DOCTORY(ドクトリー)
「Doctor=医師」+「Story=物語」+「Victory=成功、喜び」から成る造語です。第一線で活躍される先生方のキャリアや生き方に関するお話をうかがい、若き医師たちの指針となるようなメッセージをお届けします。
スペシャルコラム
最新の医療関連情報はもちろん「開業」のヒントや「お金」の話など、医師のライフスタイルを豊かにする情報満載。
世界の医療NEWS
世界の医療ニュースの中から、厳選した記事をギュッと凝縮して紹介します。1日数本を1分で、サクッと読むことができます。日々の情報収集、話のネタ探しにお役立てください。

求人検索

まずは【勤務形態】を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

※都道府県は3つまで選択可能です。

条件を選択してください

※市区町村は5つまで選択可能です。

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください

条件を選択してください