マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部では、12月4日付で各都道府県、保健所設置市、特別区に「死後のケア」の具体的な院内感染対策などを追記した新型コロナウイルス感染症診療の手引き第4版に関する事務連絡を出しました。9月に事務連絡した第3版を改訂されたもので「死後のケア」について、直接的なケアを行う人は、▽フェイスシールド（またはゴーグル）▽長袖ガウン▽手袋▽サージカルマスクなどの「個人防護具を着用する」と明記されています。また納体袋の表面に関しては、「60％以上のアルコール、あるいは0.05％の次亜塩素酸ナトリウムで清拭消毒を行い、医療施設内で納棺後に搬送することが望ましい」としています。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、「死後のケア」の具体的な院内感染対策などを追記した新型コロナウイルス感染症診療の手引き第4版に関する事務連絡（4日付）を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。9月に事務連絡した第3版を改訂したもので、関係各所へ周知するよう求めている。【新井哉】
第4版では、「死後のケア」について、直接的なケアを行う人は、▽フェイスシールド（またはゴーグル）▽長袖ガウン▽手袋▽サージカルマスク－などの「個人防護具を着用する」と明記している。
納体袋の表面に関しては、「60％以上のアルコール、あるいは0.05％の次亜塩素酸ナトリウムで清拭消毒を行い、医療施設内で納棺後に搬送することが望ましい」としている。
また、故人の尊厳に十分配慮しながら、「それぞれの場面で適切な感染対策を実施することが重要である」と記載。「適切に感染対策を行いながら、病室で別れの時間を設けることもできる」との見解も示している。
出典： 医療介護CBニュース
