マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
東京都では都立神経病院で対応の脳・神経系難病や、都立多摩総合医療センターで対応する免疫系難病を集約させた「多摩メディカル・キャンパス整備基本計画」案を発表しました。完成すれば、都立の3病院、がん検診施設、重症心身障害児療育施設、看護学校が集まる一大医療拠点となります。

東京都は19日、「多摩メディカル・キャンパス整備基本計画」の案を公表した。都立神経病院で対応しているパーキンソン病などの脳・神経系難病、都立多摩総合医療センターで対応しているリウマチ・膠原病などの免疫系難病を集約し、ほぼ全ての脳・神経系、免疫系の難病患者に対して「高度で包括的な医療」を実施する方向性を示している。【新井哉】
多摩メディカル・キャンパスは、都立3病院、がん検診施設、重症心身障害児療育施設、看護学校が集まる「医療拠点」となっている。計画案によると、老朽化している神経病院をキャンパス内で移転・改築し「難病医療センター」(仮称、地下1階地上6階程度)を整備。都の難病拠点として、検査・診断や治療だけでなく、地域での療養支援を含めた「総合的な難病医療」を提供する。
メインの出入り口付近に車寄せを設け、タクシーの乗降がしやすいように配慮するほか、大規模地震発生時でも病棟の入院患者への対応に支障が出ることなく、医療機能を最大限発揮できるようにするため、地震の揺れを低減する免震構造を検討する。
多摩総合医療センターに関しては、免疫系の難病部門を「難病医療センター」に移行させた後は、がん対応病床として活用する。また、別館として「外来がん検査・治療センター」(仮称、地下1階地上3階程度)を整備し、がん診療連携拠点病院として高度ながん医療を提供する。「外来がん検査・治療センター」は2025年度ごろ、「難病医療センター」は30年度ごろの開設を目指し、準備を進めるという。
出典:医療介護CBニュース