マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
近未来の国内医療問題を考えた場合、「地域医療」は、欠かせないキーワードとなりますが、このたび日本専門医機構がホームページ上に総合診療専門医要請用の「総合診療専門研修プログラム」に関する要望を掲載しています。その中身は基幹施設がプログラムを作成する際、地域医療に配慮したうえで、へき地などの専門研修をプログラムに含むことを求めたものです。
日本専門医機構(吉村博邦理事長)は、総合診療専門医を養成する「総合診療専門研修プログラム」に関する要望をホームページに掲載した。基幹施設がプログラムを作成する際、地域医療に配慮するよう求めている。【新井哉】
同機構によると、総合診療専門医の研修内容は、内科(1年以上)、救急と小児科(いずれも3カ月以上)、病院総合診療部門、総合診療1、同2(それぞれ6カ月以上)。外科については、臨床研修で選択していない場合、「外科研修を組み込むことを推奨する」としている。
大学病院などの基幹施設が作成する総合診療専門研修プログラムについては、今月21日まで申請を受け付けており、同機構は、地域医療に配慮し、へき地などの専門研修(1年以上)をプログラムに含めるよう促している。
出典:医療介護CBニュース