マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの報告数(3月17-23日分=国立健康危機管理研究機構が4月1日に発表)が前週比18.6%減の9.04人となりました。過去4年の同時期の平均値は3.46人です。例年は1月にピークを迎え減少しますが、3月3-9日に2025年最多の11.39人になるなど、3月以降も高い数値となっています。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)が1日に発表したデータによると、第12週(3月17-23日)の感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの報告数は、前週比18.6%減の9.04人となった。3週ぶりの1桁台だが、同週の過去4年平均に比べ2.6倍と高水準が続いている。
過去4年(2021-24年)の第12週の平均値は3.46人。1月に例年はピークを迎え減少するが、第10週(3月3-9日)に25年で最多の11.39人になるなど、3月以降も高い数値となっている。
第12週の感染者数は前週比18.8%減の2万8,141人だった。
定点当たり報告数が最も多い都道府県は、大分の19.14人。次いで愛媛(16.83人)、宮崎(15.92人)、鹿児島(15.16人)と続いた。
出典: 医療介護CBニュース