ノババックス製ワクチン1.5億回分供給で厚労省と武田薬品が契約|業界ニュース

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ノババックス製ワクチン1.5億回分供給で厚労省と武田薬品が契約締結

マイナビDOCTOR 編集部からのコメント
米ノババックス社からの技術移転を受け、武田薬品工業が国内で開発・生産を行っている新型コロナワクチン「TAK-019」について、厚労省は9月7日、日本での薬事承認を前提に、早ければ2022年初頭から概ね1年間で1億5000万回接種分の供給を受ける契約を武田薬品と締結したと発表。同ワクチンは、ファイザーやモデルナのmRNAワクチン、アストラゼネカのウイルスベクターワクチンとは異なる組換えタンパクワクチン。武田薬品は2022年初頭の供給スタートを目指し、国内自社工場でTAK-019の生産能力整備を進めています。

厚生労働省は9月7日、米ノババックス社からの技術移転を受けて武田薬品工業が国内で開発・生産を行う新型コロナワクチン「TAK-019」(海外での開発コード:NVX-CoV2373)について、日本での薬事承認を前提に、早ければ2022年初頭から概ね1年間で1億5000万回接種分の供給を受ける契約を武田薬品と締結したと発表した。

ノババックス社と武田薬品が開発中の新型コロナワクチンは、ファイザーやモデルナのmRNAワクチン、アストラゼネカのウイルスベクターワクチンと異なる組換えタンパクワクチン。2020年9月から英国で1.5万人規模の第3相試験、同年12月から米国などで3万人規模の第3相試験が実施され、国内治験も武田薬品主導で2021年2月から進められている。

武田薬品は2022年初頭の供給開始を目指し、国内の自社工場でTAK-019の生産能力の整備を進めている。

■変異株に対応した追加接種用ワクチンも開発

厚労省によると、ノババックス社と武田薬品は、変異株への対応も含め追加接種への使用も想定したワクチンの開発も進めており、開発に成功した場合、同ワクチンの供給も受けられるという。

出典: Web医事新報

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